東洋医学を学んでいると、易経の八卦の話が出てくることが、度々あります。それは東洋医学の陰陽五行の考え方が易経の陰陽の考え方をベースに発展してきた理論があるからです。

八卦にはそれぞれ象徴となるマークがあり、

「卦名」と「正象」
乾(けん)=天(てん)→金
兌(だ)=沢(たく)→金
離(り)=火(か)→火
震(しん)=雷(らい)→木
巽(そん)=風(ふう)→木
坎(かん)=水(すい)→水
艮(ごん)=山(さん)→土
坤(こん)=地(ち)→土

以上の関係性で結ばれています。

ずいぶん以前に初心者のための易経の入門書を勧められて購入したことがあり、それはある勉強会でそれを題材に講義をうけるためでした。その時パラパラと主要なところを開いて線を引いただけで、全体を読むこともなく、それ以降ずっと私の本棚に眠っていました。

今回こちらで学習をする自由な時間をいただいたこともあり、何年かぶりに本を開いて初めから最後まで一読したところ、少し興味を持つことができました。

つづく

 

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