心の血不足によって血脈が空虚になり、身体を滋養することができなくなる。

心血が不足すれば「神」にも影響が出る。

思慮過多、心労過多、目の使い過ぎ、血の生成不足(脾胃の失調からくる)などが原因。

心悸、怔忡、胸悶、眩暈、健忘、不眠多夢、顔面蒼白などの症状が現れる。

心血虚が痩せやすいのは、脾胃からの影響を受けて血の生成不足が起こり、

身体が栄養を吸収できないため。(舌もやせてくる)

心血が不足し、神を滋養できなくなると落ち着かなくなり、不安になる、心悸怔忡がおこる。

(眩暈や健忘が現れるのは血が少なくなり、髄海を養えないため)

 

– – – – – – – – –  – – – – – – – – – – – – – – – – – – –

 

この春は久しぶりに沢山本を読んで過ごしました。

自分自身も血虚気味なのかな、と感じたので心血虚について考えました。

目の使い過ぎによって血不足になるというのはどういったところからなのか。

なんとなく目、ときたら肝!みたいになってしまっているので一瞬考えてしまいましたが

目を使いすぎることで目に意識が集中し、頭を使うことで脳の血も使っていると

考えるとなんとなく納得がいくような気もします。

順番としては心病が肝に波及する、という感じなのでしょうか。

考えすぎや、精神的な疲れが原因で血虚が起こるのも同じ理由なのか。

気が血を作るので、思い悩むことで気が滞ったり少なくなることで、血虚を起こす。

悪い状態が長く続くことで気、血の両方が損傷されることで気血両虚が起こる。

心は血に滋養されることで神の役割を果たす。

血が足りなくなることで神はどうしていいかわからなくなるから

不安になったりいなくなってしまう。目に元気がなくなってくる。

【memo】

心血というのは全身の血脈全体のことなのか、それとも1つの場所にあるものなのか?

心血虚の度合い、程度による症状の違いはどのようなものがあるか

血瘀との関連

不眠の種類

返事を書く

Please enter your comment!
Please enter your name here