血液の運搬は心のポンプ作用が中心になって行われていますが、
全身くまなく運ぶために脾、肺、肝が関与している。

脾は水穀の精微から生成された営気と津液とで血を生成し、
脾気の統血作用によって血が循行中に漏れ出ないようにしている。
肺は血脈を集め管理、調節し宣発作用により推動させる。
呼気で血を推し出し、吸気によって血が流れ込みます。
肝は血液の循環量を調節し、疏泄作用によって循環をスムーズにする。
蔵血作用により血液が失われても補充できるよう血の貯蔵も行う。

まとめ
脾と腎で生成された血は心の働きを中心として運搬され、百脈を朝じる肺に集合し、
肺の宣発作用によってさらに推動され
肝の疏泄作用によってスムーズに全身へと巡っていきます。
肝は血を貯蔵し全身の血液量の調節も行っている。

吉田

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