皆さまこんにちは、イワイです。

前回の続きです。

〝後天の精〟とは生まれ持った〝先天の精〟とは別に
飲食物から補います。この後天の精の全身へのルートをみてみますと、

後天の精

別名 水穀の精微といわれる

一部は気、血に化生→全身の組織、器官に行き渡る

残りの一部は 腎 に収まる

となっています。

次は〝精〟の作用についてです。①〜③

①生殖
②滋養→人体の組織、器官に滋養する
詳しくみてみると、
精は必要に応じて、血へ変化。

血も旺盛、正常に各組織、器官を滋養。

精は気へ化生。

人体の新陳代謝を推動、抑制し生命活動を維持する。

精は人体を構成する基本物質と捉えられており、
東洋医学では精が充足していると、
生理機能は正常に働くと考えられています。

③神の維持
神:広義では、生命活動の総称であり、精が充足することで、神の機能が保たれる。
狭義では、精神、意識 、思惟活動を主るもの。

ここからは、勉強した感想です。

飲食物を食べることで、西洋医学的に考えるとエネルギー源となるということ、一方で東洋医学的に考えると、エネルギー源という役割と五臓六腑が正しい働きを出来るようにしていたり、精神活動も主ることになるので、幅広い意味で捉えることが出来ることに気づきました。

日にあたる猫
日にあたる猫

【参考文献】
『新版 東洋医学概論 』東洋療法学校協会

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