患者さんの体を診せてもらい、
脈診で『やや数』として報告したところ、
「脈が細いからそう感じるかもしれないが速くはない」
と聞き、そのあとすぐ、実感を伴ってそれを知る。

処置後、テンポは同じで、脈幅が広がった。
指腹を通して受ける印象がガラリと変わる。
先程の言葉の意味をここで知る。
気血の流れを滞らせていた邪が動く様しむけた、
と説明を受けた。
こういう変化の仕方のときには、
調子が上向くことを予感させるものがある。
できるなら、明日や明後日の脈をみてみたい。

2 コメント

  1. 「脈が細いから・・・・」ではなく、
    あの時指摘したのは
    「滑脈で且つ脈幅がない為・・・」ですね。

  2. 見直してみて、言われる通りでした。
    あの場面でそう伝えてもらったところに、
    ここで書くにあたり、自分の主観が入っていた様です。
    なぜその主観が入ったのかにも、心当たりが見つかりました。
    コメントありがとうございます。

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