気の生理作用について。

気には推動・温煦・防御・固摂・気化の5種類の生理作用があると授業で教わった。

その時は特に疑問を持つこともなかったが、中医学の本に、

温煦作用は陰陽の「陽」の機能であり、「気」の機能ではない」と書かれていた。

”「陽」は温煦を主り「陰」は涼潤を主る。陽は温煦すなわち温熱性を主り五臓六腑・組織器官および気・血・津液・精を温暖にし、陰は涼潤すなわち寒冷と滋潤性を備え、陽の温熱性を抑制・調節し陽と共同協調して体温を一定に保っている。”

(『新装版 中医学入門』神戸中医学研究所より抜粋)

一方で、

”温煦作用は気の作用で、気は熱源として働き、気によって産生された熱により組織器官を温めすべての生理機能がスムーズに行われるようにする。”

(『新板 東洋医学概論』 医道の日本社より抜粋)

温煦作用は陰陽?気?結局どっちなのだろう

読んでも答えはわからないので、疑問のままおいておくことにします。

 

 

 

 

 

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