突発性難聴の方に柴苓湯が使われていたので調べてみます。

柴苓湯 (中医臨床のための方剤学/東洋医学出版社 P.106より抜粋)

組成:小柴胡湯合五苓散

効能:和解半表半裏(通調少陽枢機)・利水

主治:半表半裏証あるいは少陽枢機不利で、浮腫、水様便などの水湿停滞が顕著なもの。
   淡滲利水の五苓散を合方し、水湿の除去をつよめる。

 
少陽枢機不利とは何なのか?

枢機:肝心かなめの大切なところ。
枢⇒戸の開閉装置のくるる 機⇒石弓の引き金

扉の開閉がうまくいかず水が停滞している状態のことかな?と考えました。

ただ、2週間程度服用していたが症状改善には至っていない様子なので、
漢方変更するなら何になるのか、引き続き考えてみます。
 
参考文献
中医臨床のための方剤学/東洋医学出版社

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