毎年この時期になると、家のポストに上の写真にある封筒が入ります。

封筒の裏には

夏は暑気のため、ともすると心身ともに緩みが生じます。

その心の隙に乗じて、伝染病が流行ったり、心身衰惰の結果、職場で思わぬケガや災害等に襲われます。また、お子様の海水浴など、毎年水の犠牲も少なくありません。こういう事は全て一括して神道では穢(けがれ)の現れと申しております。

この穢を祓うために神に詣でて、ご守護を願うのが夏越の祓、または夏越の祭りといい、後に略して夏祭りと言うようになりました。

この袋の中に入れてある人形(ひとがた)は、私どもの身代わりとして、知らず知らずに犯した罪や穢を払い清々しい心身に清めてくれる「呪符」の役目を果たしてくれるものですありますから、来る7月9日、10日の輪くぐり夏越し祭りに、当日この人形に年齢、姓名を書いて、神社へご持参ください。

また、古来の慣例に依り社頭には芽の輪が作ってありますから、これをくぐってこの夏を無病息災に過ごしてください。

とあります。

面白い風習です。

この人形に自分の身体についた穢れをあちこちを撫でて移し、最後に息を吹きかけて、心の穢れと合わせて自分の身代わりになってもらう。

段々こういったことも、真剣に信じるようになってきました。

そして、こちらの神社にも「茅の輪」も設置してくれています。

これをくぐれば心身ともにキレイになると同時に、悪霊退散・疫病退散といった効果がある

とのことです。

「茅(ちがや)」はイネ科の植物で、葉先が尖っていて「茅」に似ているため、茅は悪霊を取り除くとされていたことが背景にあるそうです。

尖っているものとしては、鍼灸で使う鍼もまさしく尖っているものの何者でもありません。

今日はちょうど日曜日なので、参拝できそうです。

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