澤田流聞書、鍼灸真髄。

学校の先生からオススメされて、図書室で細々と読んでましたが、自分や家族の治療で頻繁に参照するので、思い切って買いました。

……

P143「古道研究の態度」より引用。

ある時、私は先生より、
「あなたは和漢三才図会を読んだことがありますか。」
と聞かれ、何気なく「読みました」と答えたところ、非常に叱られた。
その際、先生はこう仰っしゃられた。

【今の人間は本の数だけ沢山よめばそれで良いと思っているが、それでは本当のことはわからん。三才図会のような良い本になると、一通りや二通り読んだだけでは駄目です。百ぺんでも二百ぺんでも読んで、生きた人間に当て嵌めて診て、わからん処のなくなるまで読まねばなりません。あなた方の、読んだ、というのは、それは本当に読んだのではない。ただ眼で見ただけにすぎない。】

こう言われ、私の軽率な態度を戒められた。
(中略)
古医学を学ばんとするものは、まず現代の医学的知識を【一応】投げ捨てて、我見を去り、無私なる虚心に帰ることが必要である。
(後略)

……

この本は、鍼灸専門学校一年修了(経絡経穴・東洋医学概論・灸術)ぐらいの実力で、そこそこの?治療ができるレベルにまで導いてくださる上に、伝統鍼灸術における学習の仕方まで叩き込んでくれます。

おかげで、母や弟の治療に役立ってます。

……

澤田先生の檄を胸に、もっかい、気合、入れ直そう。

ロックンロール。

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鍼灸医術の修行をしながら、94歳で脳梗塞による要介護度4の祖母・胃癌による胃全摘術済みの母・高機能自閉症およびアレルギー性白内障の弟、12歳の雌猫への介護対応・鍼灸ケアも少しずつ。 家族の終末期医療および終活に特化しつつ、精神・発達障害者福祉の視点を持つ鍼灸師になるのを目標にしてます。 人生、七転八倒からの七転び八起きです。 社会福祉や精神保健福祉、さらには音楽療法などなども、ゆるりと趣味レベルでチェック中 。 目指せ、"鍼灸福祉士"

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