初めて投稿します。北山です。よろしくお願いいたします。お正月、実家でひたすら食べ物が出現する状況でしたので、飲食について調べてみました。

飲食物の摂取については、適量を維持することが最も重要であり、食べ過ぎたり(過飽)、食べる量が十分でない状態(過飢)はどちらも脾胃の機能を損傷させる、とありました。

バランス良く食べる事は大切ですし、食べ過ぎてしまうことが身体に良くないことはなんとなく体感としてわかるように思います。しかし身体は食物を摂取することで気血を生成するため、当然適切な量を食べないと気血は衰弱、減少する。気血が減少すれば正気が不足し、外邪の侵入を防げなくなってしまう。考えたら当たり前なのかもしれませんが、食べないことによるダメージは実感としてわかりにくいため(個人差?病のような状態になるまで時間がかかるから?でしょうか?)、食べ過ぎることと、食べなさ過ぎることが同じくらい脾胃にダメージを与えてしまうとは思っていなかったので驚きました。もう少し調べてみたいと思います。

【memo】

脾胃:

飲食物の栄養を運搬吸収する主要な器官

五味:

酸苦辛甘咸、食物成分、飲食物の総称

「五味口に入りて、もって五気を養う」(素問  六節臓象論篇)

 

2 コメント

  1. あまり思案している最中に、
    上から答えやヒントを与えすぎるのは
    良くないと思いますが、
    初投稿を記念して少し書こうと思います。

    仰る状況では、
    脾胃の損傷であれば、
    過食によるものを考えれば良いと思います。
    では、何故、
    食べなくても損傷が起こるのか。
    それは、頭で立体的に考える必要があります。
    単純に、少し食べないぐらいであれば
    損傷は起こりませんが、
    確かに、あまりに小食が続くと脾胃が弱くなります。
    それは、脾胃で作られる生気が
    臓腑で働く工員そのものとなるからです。
    つまり、脾胃を含めあらゆる臓腑で実際に動くのは、
    生気を基にしたものであるので、
    例えて言うと、
    脾胃で“人”が作られる。
    その人によって、色んな防衛や各所で働くといったことが担われ、
    人としての営み、臓腑としての働きが成されるものです。
    つまり、脾胃に水穀が入らないと言う事は、
    それによって、生気が精製されず、
    色んなところで働くはずの“人”そのものが形成されないためです。
    人の出入りしない工場は、
    弱りますよね?
    稼動もしないし、修理、掃除する人そのものも存在しないわけですから。
    そういう理由で脾胃はやがて虧損していくのです。
    ヒントになったでしょうか。
    割と素直で大事な疑問です。
    悪くないです。
    問い続けて下さい。
    それが本当の学びの始まりです。

    正月で酒が入っています。
    内容に不備があったかもしれません。
    その場合は、お詫びしますが、
    恐らく逸脱したようなことは書いていないと思います。
    がんばりましょうね。
    学ぶ事は楽しいですから。

  2. コメントありがとうございます。

    調べているときに、私自身どちらかと言えば過食の方が身体に良くないという考えがありました。
    同じだけ脾胃を痛めてしまうという考えがなく、食べなさすぎる事に関しては適量を食べない状態が習慣になる→その状態が標準になる→適量の量が減った状態が標準になっていく、というような感覚でした。

    お腹が空いているのに食べない状態が続く→適切な量の水穀が入って来ないことで工員がいなくなり工場の運営が上手くいかなくなる→ずっと人手不足な状況だと仕事も回らず工員自体も病んでくる→最終的に工場自体が立ちいかなくなる…と考えて行くと極端かもしれませんが確かにすごく良くない事のように思えてきました…

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