レストランのメニューなどで見かける美味しそうな写真、新鮮な肉や野菜の色をした写真を「シズル感」といいます。

以前の仕事では、「本物を観て美味しそうな色は記憶しておきなさい!」と教わり、何百枚もの写真を「シズル感」のある写真に仕上げてきました。

鍼灸学校に入ってしまってからそんなことすっかり忘れていました

健全な舌は「淡紅色」という教科書的な表現も、共通言語的なものかもしれませんが、色名というのは国や人によって曖昧なものです。

以前、寺子屋メンバーで舌の色を話していた時に「好感度のある色」「好感度がない色」と表現していましたが、とても感覚的なものでした。

それって、「美味しそう」と「不味そう」に当てはまらないかなと思いました。

スーパーの生鮮コーナーでも「あ、これ買わんとこう…」って思う物って、青みがかっていたり、褪せていたり、黒ずんでいたり、くすんでいたり。

文字を追ってばかりだと忘れてしまいます。

澤田健先生も仰っておられました。

「書物は死物なり. 死物の古典を以て生ける人体を読むべし.」

日々の生活にヒントは沢山あるので、もう少しシンプルに、素直に物を捉えていかないとなぁ、といつも気付かされます。

 

引用 「鍼灸真髄」代田文誌 著

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