「舌正中溝のみに溝があるものは正常、舌正中溝以外の部位に溝や裂け目が見られる際に裂紋舌とする。」

と教科書にある。

では、正中上に一部分、ビリっと破けたような、正中溝より横幅が大きいものはどう見立てたらよいのだろうか。

教科書的には裂紋舌と呼ばないが、「溝」より「裂」の表現に近いと思う。

舌診の本では、裂紋舌の写真は、亀裂が無数に走る物が掲載されていることが多いが、そればかりではないのかもしれない。

 

 

■ 文献引用『新版 東洋医学概論』第6版 p.208,公益社団法人 東洋療法学校協会 編,教科書検討小委員会

 

 

シェア
前の記事臓腑と感情
次の記事逆子の灸

返事を書く

Please enter your comment!
Please enter your name here