桜も終わりかけの頃、
普段通らない川沿いを自転車でひた走っていた時、
川面を見てあらっと思わず自転車を停めて撮影しました。

川を堰き止めて川面は花びらで埋め尽くされています。

古い桜は徐々に褐色と化し、
グラデーションになっています。

もう、見ていてゾワゾワ〜っとしました。
(悪い意味で)

「人の気道はうまく通じるのにこしたことはない。
うまく通じれば津液は流通し
まず痰飲の病が起きることはない。
しかし一旦不調になれば
気道は塞がり、膈の上に集まって痰をつくる」

これだけ溜まった桜の花びらが
逆流したり、四方八方に飛散していけば
小さな穴や細い通常に
容易く入り込んで塞いで
またまた不通を起こして
大変なことになりますね。

水面の桜は流れているから良いんです。

 

参考文献
「中医病因病機学」  東洋学術出版

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