肝腎陰虚

これらを解釈する際、
肝と腎の関係性が重要となる。

腎精の不足や、腎陰が欠損すると、
肝にも波及し、肝陰や肝血の不足へつながる。
その逆もしかりである。

肝血は腎精から化し、腎精は肝血によって補うというように、
相互に助け合っている
この関係が崩れることで、肝腎の陰虚を呈する。

さらに、
肝腎の陰分が不足する事で肝の陽気を制御出来なくなる
肝陽上亢」の状態へと発展することもある。

また、
肝腎ともに「相火」を統括するが、
肝腎の陰分が不足すれば、
相火を制御出来ず、火の勢いは強くなり、
熱傾向が顕著となる。


参考文献:
『黄帝内経素問』
『黄帝内経霊枢』
『中医基本用語辞典』 東洋学術出版社
『基礎中医学』 神戸中医学研究会
『中国医学辞典』 たにぐち書店
『臓腑経絡学』 アルテミシア
『鍼灸医学事典』 医道の日本社

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