学生・研究生によるブログ

学生・研究生による学びと発見のブログです。

易経 その2

つづき この易経ですが、一般的には「当たるも八卦、当たらぬも八卦」の占いのイメージがつよいですが、本を読んでみてそれだけではないことがわかりました。 易経には大昔の人が、世の中の仕組みや人生においての法則があって、その法則には一定のルールがあり、それを64種類の物語にして教えてくれているらしいのです。 その法則を理解して身につければ、もはや占う必要性もなくなり世の中の森羅万象、物事の道理、そしてその先行きが見通せるようにもなるというのです。 そう聞くと更に興味が湧き、是非理解を深め、その智慧の恩恵に与りたいと思うのも必至です。 そんな易経ですが、いつの時代に出来上がった考え方なのかと調べてみると、今、日本で一般的に使われている「易」は「周易」と言って周王朝時代に確立したそうです。 その周王朝時代の日本は何時代か見ると、縄文時代でした。 恐るべし中国史です。 そんな昔から世の中の道理が解明されていたのにびっくりです。 東洋医学といい、易経といい太古の先人に感謝します。

今の状態

頭でっかちの石頭でありのままを受け入れることができない大馬鹿者。   そんな表現が今の自分に相応しい。   起きた現象に対して拾って集めた記憶にあるものを当てはめて喜んで…   そんな状態でそこに先入観無しで向き合えるのか。   そもそもそんな状態でありのまま受け取れているとでも思っているのか。   都合のいい部分だけ捉えて形を変えて頭に入れていないか。   こんな事をやっていたら全ての現象に申し訳ない気持ちになる。   人に対してもそう。   向き合うための準備が出来ていない。   もっと素直に、正直に生きたい。   こんなんじゃ薄っぺらい言葉しか吐けないし、行き着く先は量産型の人間。   変えないと話にならない。   今のところ対策として、朝起きた時に今起きている現象をそのまま受けとることを意識して(意識せず)、感じたことをノートに書き留めてみています。

易経 その1

東洋医学を学んでいると、易経の八卦の話が出てくることが、度々あります。それは東洋医学の陰陽五行の考え方が易経の陰陽の考え方をベースに発展してきた理論があるからです。 八卦にはそれぞれ象徴となるマークがあり、 「卦名」と「正象」 ☰乾(けん)=天(てん)→金 ☱兌(だ)=沢(たく)→金 ☲離(り)=火(か)→火 ☳震(しん)=雷(らい)→木 ☴巽(そん)=風(ふう)→木 ☵坎(かん)=水(すい)→水 ☶艮(ごん)=山(さん)→土 ☶坤(こん)=地(ち)→土 以上の関係性で結ばれています。 ずいぶん以前に初心者のための易経の入門書を勧められて購入したことがあり、それはある勉強会でそれを題材に講義をうけるためでした。その時パラパラと主要なところを開いて線を引いただけで、全体を読むこともなく、それ以降ずっと私の本棚に眠っていました。 今回こちらで学習をする自由な時間をいただいたこともあり、何年かぶりに本を開いて初めから最後まで一読したところ、少し興味を持つことができました。 つづく  

楽しんでみる

最後の定期試験が終わりました。 寝不足と焦りと詰め込み作業で極限状態に追い込まれると友達同士で、目がヤバイな、顔がやつれたなぁ、痩せたなぁ、発狂しそうやなぁ、イライラが止まらんなぁ、下痢が止まらんなぁ… と話しながらお互い疲労困憊ムードに笑い合う。 お互い助け合い励ましながら、どうにか国試も頑張っていこうねと結束力も出てきたことが嬉しい。 客観的に見たら、クラスメイト全員がグロッキー状態でそれはもう尋常じゃない様子だったんだろうなと思う。(俯瞰して見てみたかったなぁ…) 私もテスト2週間前までは元気だったが、次第に心窩部が詰まり始め、背中の痛みから胃の不調が現れて、腹部の膨満感でワンサイズほどウエストが太くなったのではないかと思った直後に下痢をした。 困ったことに、こういう時と重なっていつも自宅の猫が調子も悪くなる。 私が変なモードに入って構ってもらえず影響するのか。 湿気を嫌う体質で季節的な原因もあるのか。 今まではストレスやな、嫌やな、とネガティブな考えしかなかったけれども、それはそれで体の反応というのは面白いなぁと思い、しんどいなりに一時的なものとして異常な状態を楽しんでみようと思った。 テスト明けに体調が悪くなるか心配ばかりしていたけれど、こんな風に考えられるようになったのも治療を重ねて元気になってきたからかもしれない。 やることがある、目標がある、規則正しくリズムがあるということは、心身にとって良いことだ。 体調を崩しすぎない程度に程々に。

ぬたあん

試験期間なのでどうしても勉強しなければいけない。   全てではないけども、機械的に詰め込むものが多くつまらない。   詰め込む量が増えるとそれ以上は頭に入らなくなる。   そんな時は気持ちもいっぱいになっている。   だからちょっと休憩を挟む。   休憩中は両手にゴルフボールを二個ずつ持って内回し、外回しを行う。   肩で息をする様ないっぱいいっぱいの状況ではうまく回せない。   うまく回す為には   意識はどこに置くのか。   身体はどんな状態であるのか。   自由上肢の骨は本当に自由なのか。   うまく回せる様になると心が和らいでいる。   食事を摂る時にもその状態にする。   味を感じる。   感じる心は空っぽでなければいけないのだろうな。   老子にある知恵によって起こる煩わしさからの解放とはこれか。   バガボンドの宮本武蔵と吉岡伝七郎の対峙するシーンみたいだな。   変な無理はしない。   我が身が後回しになるからかえって先になる。   発見があったから嬉しい気持ちになった。   もっともっと広げていきたいけど、明後日から試験なので勉強しなければ…   一発胸を叩いとこう。

石

  院長に保全林にお招き頂いた時のことを思い返す。 上流の石は大きい事を教えて頂いた。 川底の石も大きく、何故こうなるのか考えてみた。 これは川の掃流力でも流されなかった石。 そこに居座るだけの質量がある。   これが人体でも起きればどうなるのか。 それをどかす為には掃流力を増やすしかない。 しかし、瀉法の様に水を無理やり引っ張ってくると水が枯渇して川が干上がるかもしれない。 水源にも気を配る必要があると思う。   黄帝内経を読む時も水に関連する内容が頻繁に出てくるので、しっかりイメージして読んでみたいと思う。

汗を絞りすぎない

肝陽上亢 肝陰虚のため陽気を抑えることができず、陽気が上昇し、主に上半身に動きがある熱性症状が出現した病態。陰虚の結果の陽気亢進であり、下部(肝)は陰証、上部は実証となる。めまい、耳鳴、頭痛、顔面紅潮、焦燥感、不眠、動悸、腰部下肢脱力感、紅色舌、弦細脈などを呈する。 実践漢薬学 三浦於菟 東洋学術出版社 p381 私的に肝陽上亢は前回の肝火上炎と混同しやすいです。 そうそう、肝陽上亢は肝陽上亢に似ているけれどもベースに陰虚あるのでした。 人間の身体はほとんどが水でできているとよく言われます。成人で体重の60%が水だとか。でも子供だと70%と多く、お年寄りだと50%に減ってしまうのだとか。 この身体の構成成分である水は、東洋医学でいう気血水の水であることは間違いないでしょう。水は陰陽に分けると、陰の性質のもの。それが加齢とともに減っていくということは、陰虚体質になっていくということ。 私はホットヨガに8年ぐらい通っていました。普段の生活ではほとんど汗をかくようなことはないので、デトックスにもなって身体にもいいと思っていました。そんなに頻繁に通った訳ではないですが、夏でも冬でも季節を問わず一年を通して汗をかき続けていました。 そうするうちに冷え性だった足が、冷えの感じがなくなってあったかく感じるようになっていいように感じられ、体質が変わったのだと喜んでいたのですが、どうやら良くない方向の陰虚体質になってたみたいです。その頃から寝汗をよくかくようになったり、生理が早まるようになっていました。(さすがに肝陽上亢の症状にまではなってませんが) なので気虚や血虚など虚証体質の人はホットヨガに気をつけてください。どんどん身体の潤いを失って陰虚体質になって老化が進んでしまうかも知れません。特に40歳以上の方は更年期が早まったり、更年期症状が悪化しやすくなるかもしれませんので注意をしたほうがいいと思います。

どうなんだろう

勉強で母親の身体を診させてもらった。   特に気になる点は左少腹急結・左少腹部や股関節あたりの色が黒くなっている・中脘あたりが緊張・舌は腐膩があり、全体的に紫舌・舌下脈絡の特に左側の怒張・脈は渋・左のみ深く沈めると脈が確認出来なくなる・左太渓の顕著な陥没と発汗・足先は冷えている。   以前脈を取らせてもらった時は疲れると脈が7回に一回飛んでいた。   問診はせずに症状で気になる点を後で確認すると左腰に違和感があり、まれに左少腹部に張った感じが起こるとの事。   根本は腎の弱りなのか。   瘀血を取るにしても正気を立て直す必要があると感じた。   よくゲップが出る人なのですが、この胃の働きの低下にも腎虛・瘀血が関係してそうな気がする。   治療穴としては左太渓で腎の立て直しを行うシーンかなと想像。   また、活血も組み合わせる必要があるのかと思った。   左の三陰交を抑えると軽い圧痛があるとの事だったのでここも治療穴に含めることができるのか。   色々考えてみたものの分からない点だらけで難しい。

発汗

学校の実技にて。 施術中、パートナーの膈兪穴を刺した直後、ドバッと首から背中にかけて発汗しました。 (膈兪穴の前に太渓穴を置鍼していました。) 数分後、自然と汗は止みました。 パートナーは施術後に「は〜スッキリした!」と言っていました。 施術前のパートナーの第一声は「今日は調子が良い!手首が痛いくらいかな」 切経では、肌肉がモチモチとつきたてのお餅みたいで、気になるのは下腿がラップに巻かれたようで浮腫がありました。 上肢や下肢が熱く、指先だけが冷えていました。百会に直接触れなくても熱感がありました。 脈幅があり、柔らかく、 舌診は、舌裏共に褪せた紫寄りの淡紅舌。舌苔が薄く一面にあり、やや胖大舌。 施術後、舌は綺麗な淡紅舌になっていました。   汗法を目的に施術したわけではなく、心配になったのは、発汗したことで正気の漏れがなかったかどうかということです。 翌日と2日後にパートナーに体調を確認しましたが、健康状態に問題はなかったそうです。 汗をかいたということは、 湿が出たとポジティブに考えてよいのか… 私も治療で足裏から汗をかいたことがあります。先生にこの現象は何か聞いてみると、それだけ湿を溜めていたと言う事だそうです。   汗証について調べましたが、自汗、盗汗などネガティブな汗しかありません。 施術後汗が出るという文献もなく困り果てました。 膈兪穴の穴性にもそれらしきことはありません。 けれども、上焦と中焦を隔てる膈兪穴というのは面白いな〜と染み染み思いました。 下野先生に伺ってみると、 「湿というのは表層にあるものと、奥にあるものがある」 モチモチの肌は湿が表にあったもの。 カサカサの浮腫んだ肌は湿が深層にあるもの。 湿のありかも様々で、古い湿は深層に入っていくものなのか、これについてはまた考察していきたいです。 下野先生:「ダメな発汗は体がむしろ冷えてしまう。ポジティブな汗は運動後の発汗と同じ」 ということで、腑に落ちました。 サウナと水風呂3セットすると、直後はスッキリするのですが、1〜2時間すると体の芯から冷たくなり、コタツに全身入れても寒くて寒くて震えていたことがありました。 発汗によって祛邪するのが目的であるが、過度に発汗させると津液を消耗し、甚だしいときは虚脱を招くということが考えられると思います。  

怒るエネルギー

肝火上炎 肝気鬱結や他の熱(火)邪などにより、肝の火が燃え上がったもの。めまい、耳鳴り、頭痛、顔面紅潮、焦燥易怒感、動悸、不眠などの上部熱症状や口苦、季肋部、出血、過多月経、黄色小便などを呈する。虚実錯雑証の肝陽上亢とは異なり、実熱証であり腰部下肢脱力などの虚熱症状は呈さない。 実践漢薬学 三浦於菟 p379 日頃から好きでよく韓国ドラマを観るのですが、何せストーリーの展開が劇的で劇中に俳優さんが怒りに震えて眩暈を起こして倒れたり、急に心臓が苦しくなって病院に運ばれたりするシーンがよくあります。日本だとそこまで怒りに任せて爆発するようなことはしないのだと思いますが、お国柄もあるのでしょうが、反応がストレートでわかりやすい。なので第三者としてテレビの前で観ているいち視聴者としてはある種爽快なのでしょう。 怒りを爆発させるのにも相当なエネルギーが必要だと思います。私は元々がエネルギー不足なので怒るのが面倒くさいです。面倒くさくて怒りの沸点まで上昇させることができません。なので、ある意味怒りを爆発、発散できる人を羨ましく思います。いつか体質を改善してエネルギーが満たされた人間なったら爆発させてみたいです(笑) お国柄とありますが、日本は世界的にみても穏やかな民族であることは間違いないと思います。怒りの原動力はエネルギーだと思いますので、そのエネルギーは陰気ではなくて陽気になるでしょう。日本食は鮮度を生かして生の食材が多かったり、本来の食材の味を生かして薄味にしたりと、どちらかというと精進料理的な食事が多いと思います。陽気は少なそうです。 それに比べて中華や韓国料理は肉食も多く辛い香辛料もふんだんに使った料理が多く、みるからにエネルギーに満ちた食事に見えます。そういった食事を常にしているのもお国柄を作る要因の一つではないかと思います。 しかし現代はその和食文化も相当変わってきているので、このまま何十年何百年と進んでいくうちに、日本人の気質も変化していくのだと思います。