今回は10月25日の勉強会でのまとめを書いていこうと思います。

モデルとなっていただいた患者さんは、「心腎不交」「肝の疏泄不良」「瘀血」を主な病証として考えました。

四診の結果、腎の弱りを背景に瘀血が生じ、そこから生じた熱が心に影響を及ぼしている可能性があると弁証しました。

問診では、仕事中やストレスがかかっている時よりも、仕事を終えてホッと一息ついた時に症状が強くなるとのことや、背部には腰椎部の落ち込みや色褪せが認めらるなど、問診内容や体表所見から、腎の弱りが深くあると考えました。

まず三陰交に鍼をしましたが、脈・腹・舌に大きな変化が見られなかったため、腎を補う目的で太谿に置鍼しました。すると、脈に幅が出て、季肋部の締まりが緩み、下腹部の硬結は柔らぎ充実感が現れました。患者さんからも、呼吸がしやすくなり、身体がスーッと楽になったとの感想がありました。

今回の施術を通して、腎を補うことで身体の状態が整い、結果として瘀血を含む病理的な状態にも変化が生じ症状の改善につながった可能性があると考えます。

返事を書く

Please enter your comment!
Please enter your name here