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東洋医学・鍼灸医学の研究用ブログです。

冬休みに入りました!

こんにちは高山です。 冬休みに入りました。 今は東洋医学の病因と病機について勉強しています。 聞いたこともない物質や構造を学び、そこからさらに深掘りしていく、理解するのがむずかしいことが書いてあったり、量も多いです でも、病気がなぜ起こってしまったか、やその病気の症候などが記されていて、治療する上で、きっと大切になることが、書かれています。ちょうど冬休みですし、じっくり時間をかけて勉強しています。 まだ僕は一年生で、脈診や舌の色、腹診などの仕方や、 感触は全然知りませんが、いずれ学ぶ時が来ると思いますので、今はまだ机上の知識ですが、どんどん吸収していきたいと思います。 患者さんをしっかりと治療できて、喜ばれる日を夢見て日々前に進み続けます。

初めまして。

大阪の鍼灸学生で稲垣といます。宜しくお願いします。 もうすぐ後期単位認定試験が始まります。 試験勉強をしていると、食事が少量になってきます。 お腹いっぱいになって眠くなってしまうのも困りますし、運動不足もあったり、体重を増やしたくないのもあり。。。 そんな生活の中、年をめされた方で食欲が旺盛な方を拝見する機会がありました。年齢を重ねると食は細くなっていくものだろうと思っていましたが。 『養生訓』には老人の食に関しての注意喚起を目にします。 例えば、 「第二章 飲食 (23 老人は食を少なめに)」 ”胃腸虚弱の人、ことに老人は、飲食に傷められやすい。味わいのよい飲食物に向かうときは、我慢をすべきである。節度を越えてはならない。心弱くては欲には克てない。心強くして欲に克つべし。” 僕が目にしたその方を考えるに、単純に”食い意地が張ってる”と、判断するには寂しく感じます。 もしかしたら、水穀の精微を得んが為の必死な姿なのかもしれない。 悩み(主訴)を発する途中なのかもしれないのでは。 それを鍼灸にて治療を考えると腎を補する法なのか・・心の障害を瀉する法なのか・・ もしかしたら、主訴を解消しても、それが最終ではないように感じます。 出典 『口語 養生訓』貝原益軒(日本評論社)

【学生向け勉強会】「はじめから素問を読もう!」のお知らせ(4月10日(火)19時〜)

こんにちは、一鍼堂の大原です。 鍼灸学生の皆さんへお知らせです。 下記の通り、黄帝内経 素問の勉強会を開催いたします! こんな人にオススメです↓↓ 「黄帝内経を読んだ方が良いと言われたけれど、どうやって読んだら良いか分からない」 「自分一人では勉強がなかなか続かない」 「将来は、東洋医学の伝統的な考えに基づく鍼灸治療を行っていきたい」 「土日は忙しくて勉強会に参加できない」 概要は以下の通りです。 <「はじめから素問を読もう!」勉強会> 【日時】:2018年4月10日(火)19時〜 (1時間半〜2時間程度) 【場所】:一鍼堂 大阪本院内(「緑地公園」駅から徒歩3分ほど) 【対象】:鍼灸学生の方 【内容】:黄帝内経 素問を読んでいきます。 具体的には ・素問の歴史や、漢文の文法について ・上古天真論篇(第1) ・四気調神大論篇(第2) (内容は、時間の都合等で変更になる場合もございます。御了承ください) 今回の内容は、 現在進行中の「素問を読もう!」勉強会の、 これまで行ってきた内容と同じです。 ですので ○今までの講座に参加できなかったという方 ○この4月から勉強を開始したいという方 は、この機会を逃さず、ぜひエントリーください!! (現在進行中の「素問を読もう!」の告知はこちら→https://toyoken.org/504/) 【参加費用】一回につき2,500円 参加希望・お問い合わせはこちらへ↓ 学生向け勉強会フォーム ↑「エントリーしたい議題」の欄に、「4月10日素問」とご記入ください。 --------------------------------------------------------------------------------- 今回だけでなく、その後も週1回ペースで 素問を読んでいくことで、 半年後には漢文を読めるようになることを 目標にしたいと思います。 興味がありましたらぜひお問い合わせください! エントリーされる方はこちらへ↓ 学生向け勉強会フォーム ↑「エントリーしたい議題」の欄に、「4月10日素問」とご記入ください。 ------------------------------------------------------------------------- 【最後に】 新2、3年生の鍼灸学生さんは 色々な技術を習得していく中で、 将来自分が進むべき道というのが 少しずつ見えて来たかも知れません。 また新たに鍼灸学生さんになる方は 夢を持ってこの業界に進もうと 思っておられると思います。 ですが、伝統的な鍼灸をやってみたいが 古典を学ぶ場所が無いという声を聞きます。 そんな皆さんの為に、継続して学習していく 勉強会を開催することとなりました。 このような週1ペースの勉強会は初の試みですので 正直どのようになるか分かりませんが、 参加者の方と一緒に勉強させていただく気持ちを忘れず、 共に学んでいけたらと思います。 一定数に達した場合は 定員とさせていただきますので、 ご容赦下さいませ。 (前日までに人数が集まらない場合は 中止とさせて頂きますので ご了承くださいますようお願いします。) 【講師】一鍼堂 大原 学生向け勉強会フォーム ↑「エントリーしたい議題」の欄に、「4月10日素問」とご記入ください。 一鍼堂

突発性難聴、受付

  突発性難聴 先日突発性難聴になりました。   最初は何か辺だな?程度のものがいきなり詰まり、耳が塞がった。   片耳でしたがこの間オススメ頂いた映画の通りの体験で、トンネルの中に列車が入った時の耳の詰まりがずっと続く感じでした。   西洋医学的な原因を調べていくと早めの処置を行わないとずっと聞こえない様になる可能性もあるとの記事が多く、患者の視点に立つとこれは怖いことだと感じました。   同時に自身が施術者になった際は全て自己責任で行わなければいけないので、 「もし知識不足により患者の聴力を失わらせてしまったら…」と怖くもなった。   知っておかないと怖いことが沢山ある。   東洋医学一辺倒だとその辺の責任が取れない事もあるのでしっかり勉強しないとなと再認識させられる出来事でした。   東洋的に考えると脈も沈んでおり、臓腑の弱りから生まれた邪気が下焦に蓄積して清竅への気血を送れない様にしていると思いました。   治療していただいて面白いなと思った変化が 翌日、鏡で舌を確認した時、色が少し暗めだった。 確認後5分程度で急に唾液が溢れ出した感覚があったので急いで鏡をみると色が赤みを帯びてきたと同時に表面以外にも色の変化が見られた。   治り方としては一気に治るという訳ではなく、耳が抜けたと思ったら耳鳴りに変わった。   湿邪は取れにくいので、一定の残存は見られるのだと思う。   また、施術も状況に応じて変えていく必要性も感じました。   受付 対人関係でもお互いが尊重できていないと治療にならないと言った事を最近感じる。 素直な人は鍼も薬も効きやすいと聞いた事もあり、自身でもそれを感じる事がある。   受付の仕事としては先生の治療しやすい環境作りが主になるものだと思いますが、 案内する前の患者さんを治療の受けやすい状態で送り出す事も将来的な自身の治療に繋がると感じました。   一般的に正解とされる様な対応を一様に全ての人にとっていてもそれが下準備として正解になる訳ではない。   どの様に相手に映るかも考えていかないといけないと思います。   色んな人の空気、態度、言葉遣いが勉強になります。

六經病機(02)

太 (01)はなはだしい。 (02)とおる。 (03)おおきい。 (04)尊稱に用いる。→太后、太君など (05)秦・大に通ず。 (06)夳に同じ。 (07)姓。 明 (01)あきらか。あかるい。 (02)あきらかにする。 (03)あきらかに。はっきりと。 (04)あける。夜がしらむ。 (05)よあけ。あけがた。 (06)あけて。つぎ。 (07)ひる。日中。 (08)あかるみ。 (09)おもて。そと。うわべ。 (10)ほがらか。 (11)おこる。ひらく。 (12)大きい。 (13)さかん。 (14)陽。陰の對。 (15)雄。雌の對。 (16)有形。 (17)この世。現世。 (18)かみ。神靈。 (19)日。月。星。 (20)天。 (21)賢人の述作をいう。 (22)よく治まる。ひらけた國。 (23)視力。 (24)たぐふ。 (25)水道。水の流れみち。 (26)ちかう。盟に通ず。 (27)萌に通ず。 (28)孟に通ず。 (29)猛に通ず。 (30)望に通ず。 (31)朝代の名。朱元璋が元を滅ぼし建てた國。 (32)諡。 (33)姓。 (34)眞言の異名。 少 (01)すくない。すこし。 (02)すこしく。わずか。やや。 (03)すくなしとする。不足に思う。 (04)そしる。かろんずる。 (05)しばらく。しばらくする。 (06)おとる。 (07)かすか。おとろえる。 (08)へる。 (09)かく。 厥 (01)石を発掘する。 (02)ほる。 (03)つくす。つきる。 (04)つく。突きたてる。 (05)病名。のぼせ。足が冷え、頭がのぼせる。 (06)その。それ。 (07)の。 (08)句調を調へる助辭。 (09)みじかい。又、尾の短い犬。 (10)石の名。 (11)ゆれ動くさま。 (12)蹶に通ず。 (13)橛に通ず。 (14)古は氒につくる。 (15)姓。 【参考文献】 『大漢和辭典』大修館書店 (太:第三巻763頁、明:第五巻763頁、少:第四巻89頁、厥:第二巻659頁) 『中医病因病機学』東洋学術出版社

真夜中のドン

昨日の事。 寝る前に鍼の事を考えて就寝。 夜中に目が覚める。 うつらうつらしてる。   ふと足を切経する。 寝る前も気になっていたが、薄暗くこの様な状況だと顕著。 明らかに形態もおかしく崩れていて、奥行きを感じる。 ここに置きたいと感じた。   幸い枕元に鍼を置いていたので一連の流れは崩れずに済んだ。   置く直前に東洋医学考で読んだ四肢の経穴を使う時の刺法が浮かんだ。 暗いので鍼先なども見えないけど、刺法だけ注意して後は何となく感覚で照海に置く。   ドンっといった重低音に近い感覚があった。   後の反応を追う前から分かる良い感覚。 しばらくするとこの前教えて頂いた2箇所に変化が現れる。 自分に対してだと今までで一番良い鍼ができた気がして嬉しくなった。   六味丸を使った感覚と少し似てる。   参考資料 東洋医学考 星雲社 一鍼堂出版 

自分の確認手段など

週末 先週の週末くらいですが、学校での様子をみると全体的にイライラしている様子の人が多かった気がします。 こちらから話を振る訳でもなく、久しぶりに昔出ていた症状が出てきたなど会話で出てきた。 そういう時期だったのかなと勉強になりました。 肝火の人は目と喋り方が爆発的な特徴を持つ気がします。   自分の確認手段 最近自分のどんな状態が良くて、どんな状態が良くないか前よりは実感できる様になってきた気がします。 良くない状態を作ってしまっている時、現実に存在する音、匂いなどに対する取りこぼしが多く、みるものの視点が近い。 その状態になっている時を確認すると変な没頭の仕方をしてしまっている事が多い。 改善方法としては、今に集中したら状態は良くなる。 もっと受動的に。 要らないものが多すぎる。 もっと自分と周りの環境を一致させたいな。   場所によって 小腸経の切経を行う時、相手の顔近くに手を置いてもらうやり方で労宮でみようとすると物理的に距離感が近くなりやすい。 最近は手の指でもみれたらいいなと思い、指先でも軽く触れるよう色々指先で触る訓練中です。   流れ   細かい部分を見るのはいいけども、そこに囚われた瞬間他の情報との関連を切ってしまっているので別物になる。 診断時、そうならないためにもサッパリ生きなきゃなと思います。

痰飲(1)

痰飲について、『中医病因病機学(主編:宋 鷺冰、翻訳: 柴崎 瑛子)』の第9章 「内生要因」より、古典からの引用部分を抜き出す。 「千金方衍義」 その根源が不足すれば、日がたつにつれ水の精華は混濁してゆき、ついには痰飲が出来る。 そして必ず先ず呼吸した大気が及ばないところに集まるので、腸から脇、そして四肢へと達し、 しだいに胸膈へと浸蝕していき、ますます乱れていく。 つまり痰飲の病で胃から始まらないものはない。 「儒問事親」 飲ができるためには原因が五つある。それは憤慨を抑えたことによるもの、疲労によるもの、 思慮が過ぎたためのもの、飲痛によるもの、そして発熱に冷えに損傷されたためのものである。 「医碥」 痰自体は自分の津液であり、・・その静粛機能を失って加熱すれば、 津液が火に煮詰められ、粘っこい濁物に変わる。 また温が失われて寒が過剰になれば、津液が寒のために停滞し、次第に凝結して痰ができる。 「三因方」 飲食過多で道楽にふけり、大声を張り上げてひどく疲れ、運動が適当でなければ、 津液が巡らず、集まって痰飲になる。これは不内外因に属する。 「直指方」 水と飲と起源が同じだが名前が異なる。 人は脾土が欠損しているだけで飲んだ水がいつまでも転化できなかったり心下に停滞したり、 脇間に集まったり、経絡に入ったり、膀胱に溢れたりし、そのために病気になることがよくある。 「本草綱目」 痰涎などは気に従って上下し、入り込めないところはない。 心に入れば竅を惑わせて癲癇・うわ言・幻視などをひき起こす。 【参考文献】 「やさしい中医学入門」東洋学術出版社 「中医病因病機学」東洋学術出版社
鎮守の森に足を踏み入れる

【用語集】肝血虚

肝血虚 肝の機能の一つとして、 血を貯蔵し、血流量を調整する「蔵血作用」がある。 具体的な例として 日中など身体を動かす際には、 全身に(気)血がめぐり滋養される。 一方、安静時や就眠時は一部の血は肝に帰り蔵される。 肝が血の滋養を得られないと 肝血虚となるが、 その原因として、 出血過多や病気を長く患うことにより 気血が消耗することがあげられる。 また、血自体が生成されにくい状況も原因となりうる。 『黄帝内経霊枢』 決気篇には、 “焦受気取汁、変化而赤、是謂血。” →中焦で気を受け汁を取り、変化して赤し。これを血という。 とあり、中焦の脾胃が水穀の精微を血へ変化させるが、 脾胃の働きが悪くなると血の生成にも影響が現れる。 腎との関わりでいえば、 肝血は腎精から化し、腎精は肝血によって補うというように、 相互に助け合っているが、それらのバランスが崩れると肝血の不足となる。 肝血虚が進行すると 「心」や「腎」に影響が及ぶ。 心は血を主るといわれ、 心が血虚となると、 「心悸」(しんき:動悸がして不安を伴う状態) 「怔忡」(せいちゅう:心臓が激しく動悸する症状) などがあらわれる。 肝腎は同源であり、 精と血も互いに転化する関係性にあるが、 肝血の不足が長期化すると、 生殖機能の低下や小児の発達遅滞など腎精不足の症状があらわれる。 参考文献: 『黄帝内経素問』 『黄帝内経霊枢』 『中医基本用語辞典』 東洋学術出版社 『基礎中医学』 神戸中医学研究会 『中国医学辞典』 たにぐち書店 『臓腑経絡学』 アルテミシア 『鍼灸医学事典』 医道の日本社

しゃべる訓練など

  しゃべる訓練 しゃべる訓練として自分語りをします。   先日一鍼堂で「なぜ鍼灸師になろうと思ったのか」と言った話を先生とした。   その時にお伝えした内容ですが、それよりもっと前になぜ医療をやりたいのかと言った問答が自分の中にあった。   大学生一回生の時、情報基礎倫理の授業で 「グラスに入った水が半分残っています。 これをどう考えますか?」   と言ったテーマで講師が話していた。   その問いに対して 「残り半分もある」 「残り半分しかない」   どう捉えましたか? と言った内容だった。   話を聞いていて、ふと陰陽の考え方がよぎった。   グラスには水の入った部分もあれば空の部分もある。   全てには逆の側面がある。   もちろんその先もあるが、ほとんどの事象はそう。   世間一般の良いや悪いの評価に対して 何でお前らに決められなあかんねん、と疑問を抱いていた中で出会ったそんな考え方。   自分の中にドカーン!と言った感覚があって、その日の学校の帰りは見るもの全ての逆の側面を見るようにしていた。   東洋医学の中にある考えの一つに触れ、それが何なのか知ってみたくなった。   何となくですが、その先に自分みたいなしんどい人が救われる未来があるのかなと医療人を目指したような気がします。   過去に囚われるのは良くありませんし、そこに縛られている訳でもありませんが、先へ進む為にもいい振り返り方はありかなと感じた。     カフェにて 老子を読んでいて、ボーッとしながらふと周りの景色が入ってきた。   その時に大きく飾られていた世界地図を見た。   ありきたりな感想ですが、   「日本って小さいなぁ」   そう思いました。   この狭い国の中でさらに狭いコミュニティに縛られる必要はない。   もっと広く、大きなものを。   世界地図だって宇宙を含めたらまだまだ狭い。   どこまでも伸び伸びと。   思い浮かんだ逍遥という言葉。   単語としては一番好きかもしれません。     何も抱かない   何か不満が募る。   そこは出した方がいいかもしれない。   でも、そこを抱かない事が一番大切。   最初からなければ何も生まれない。   何に焦点を当てて生きていくか。   スッキリした人間でありたい。     腹部と経穴 習った腹部のエリアと経穴を一致させるために、心経の穴のみをを軽く刺した。   刺した後に感じる腹部の変化。   変化を感じる事ができて良かったです。