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東洋医学・鍼灸医学の研究用ブログです。

桜

食べることについて①

皆さま、初めまして。 受付をしております、鍼灸学生のイワイです。 ここでは、日々の学習のことやそこで生じた疑問など様々なことについて、学生なりに書いていきます。 どうぞよろしくお願いします。 早速ですが、新年度になりました。 桜が満開で見頃を迎えてますね! 春といえば、「新しいこと」を始めるのに適した季節だというわれています。新しいチャレンジや生活など、楽しみな気持ちと新しいことに取り組む不安もあると思います。 私達の身体は何か取り組むとき必ずエネルギー、気力、体力が必要になります。 そこで、新しいことに向き合うために、日々の生活の中で欠かすことのできない〝食事〟について勉強し、食べることで身体へどういう影響がでるのか、西洋医学と東洋医学での、それぞれの概念について勉強しました。 西洋医学的には、私達が食事した際、口から入った食べ物は 口→食道→胃→小腸→大腸→肛門 という順ではいって、外で便として出て行きます。この過程の中で、体内に栄養素を取り込み、身体に必要な物資に再合成し、吸収されています。 では、東洋医学的にはどういう概念でしょうか? 東洋医学的に考えると、まず人体の構成や生命活動を維持するのに最も基本的な物資のことを〝精〟といいます。 この〝精〟には、父母から受け継いだ〝先天の精〟と飲食物を摂取することにより得られる〝後天の精〟の2つから成り立ちます。先天の精の量は生まれたときから決まっていますが、後天の精は飲食物を摂取することで絶えず補充されています。 次回は、後天の精について勉強したことを書いていきたいと思います。 ————————————————————— 【参考文献】 「生理学 第3版 」東洋療法学校協会 編 「新版 東洋医学概論」東洋療法学校協会 編

視点

学校の帰りに人と喋りながら帰る。 難しい話ではなく、その人が今何を見ているものを教えてくれた。 自分とは違う視点。 そこに照準を合わせると今まで見えていなかった別のものが目に入る。 新しい発見があった。 何に合わせるか。 改めてとても大切な事だと思いました。 一緒に帰って良かった。 行動は大切!  

原因不明の動悸の症例

症例報告です。

淡々

菜根譚を読んでいると色々ヒントが散らばっていると感じる。   「醸肥辛甘非真味、真味只是淡。神奇卓異非至人、至人只是常。」   神農本草経を読んでいても、神農はあくまで1人ではないと思いますが、その人達はこういった感覚も持っていたように感じる。 もしくは美食に溢れた現代人だからこう思うのか。 また、それをどの様に表現したか。   切経を行う時も同じことだと思う。 何かをやろうとするではなく、無駄を削ぎ落として純粋でありたい。 雑音なんて知らない。 患者さんとの一対一。 一つ一つが淡々とした真剣勝負。 そういった気持ちで望みたい。   参考書籍 座右版 菜根譚  講談社 久須本文雄

妊婦さん

妊娠すると陰血は胎児を養うために使われるため妊婦の体は陰血が虚し、陽気偏亢という生理状態になる。 のぼせや眩暈、頭痛などの症状がでてくることがある。 胎児が大きくなると、気機を閉塞して昇降機能が失調する。 息切れ、動悸、不整脈が出てくることがある。 胎児を育むのに自分の精気が負けると不正出血が起きることがある。 安胎法は補腎培脾を主とする。 補腎は個胎を行う。 培脾は血の源を益し、血が充実することにより胎児は安定する。

客氣の”客”

景岳全書 伝忠録 夏月伏陰續論 『主氣と異なるものとして、客氣がある。天は五氣を周らし、地は六氣を備えている。・・ ・・この客氣は冬であろうと夏であろうと、その季節とは異なる氣を引き起こして、人々を病気にさせる氣である。・・』 『夏期になると陰気は伏して内にある。これは本来、天地の間における陰陽消長の理である。・・』 の冒頭から始まるこの篇ですが、 朱丹溪との陰陽の考え方の違いを解説し、張景岳の持論を展開している章になります。 この章を咀嚼した内容は別の機会に上げさせて頂くとして、 ときおり出てくる”客”が気になりましたので、調べてみる事としました。 【客氣(かくき)】 1⃣一時のから元気。血氣の勇。假(仮)勇。 2⃣其の歳の運を動かす外部から來る運気。主気に對(対)していふ。 客 ①よせる。よる。身を寄せる。 ②まらうど(客人)。主の對。 ③上客。一座の尊敬する人。 ④かかり人。 ⑤外來人。 ⑥あひて。 ⑦たびびと。 ⑧たび。 ⑨居處(いどころ)の定まらない者。 ⑩人。士。 ⑪とくい。得意。顧客。 ⑫來しかた(過ぎ去った時)。過去 ⑬姓。 この夏月伏陰續論の客氣に関していえば、主たる氣とは別の 「病をもたらす得体の知れない氣」といったところでしょうか。 景岳全書の後の章、「命門余義」の中には 『・・三焦の客熱として邪火がある場合も火が原因となっているのであり、・・』 とあります。この客熱もまた、主体の火化とは異質の火に感じられます。 經穴では、 小陽胆経の經穴で上関穴を別名:客主人といいますが、この場合は 「頬骨弓を挟んだ、下関穴の相手方」という意味として、鍼灸学校で教えて頂きました。 その意味合いだけなのかどうか、今後の新たな発見を目指したいと思います。 【参考文献】 『大漢和辞典』大修館書店 『新版 経絡経穴概論』医道の日本社 『現代語訳 景岳全書 伝忠録』たにぐち書店

はじめました

初めて投稿します。北山です。よろしくお願いいたします。お正月、実家でひたすら食べ物が出現する状況でしたので、飲食について調べてみました。 飲食物の摂取については、適量を維持することが最も重要であり、食べ過ぎたり(過飽)、食べる量が十分でない状態(過飢)はどちらも脾胃の機能を損傷させる、とありました。 バランス良く食べる事は大切ですし、食べ過ぎてしまうことが身体に良くないことはなんとなく体感としてわかるように思います。しかし身体は食物を摂取することで気血を生成するため、当然適切な量を食べないと気血は衰弱、減少する。気血が減少すれば正気が不足し、外邪の侵入を防げなくなってしまう。考えたら当たり前なのかもしれませんが、食べないことによるダメージは実感としてわかりにくいため(個人差?病のような状態になるまで時間がかかるから?でしょうか?)、食べ過ぎることと、食べなさ過ぎることが同じくらい脾胃にダメージを与えてしまうとは思っていなかったので驚きました。もう少し調べてみたいと思います。 【memo】 脾胃: 飲食物の栄養を運搬吸収する主要な器官 五味: 酸苦辛甘咸、食物成分、飲食物の総称 「五味口に入りて、もって五気を養う」(素問  六節臓象論篇)  

心血虚証

心の血不足によって血脈が空虚になり、身体を滋養することができなくなる。 心血が不足すれば「神」にも影響が出る。 思慮過多、心労過多、目の使い過ぎ、血の生成不足(脾胃の失調からくる)などが原因。 心悸、怔忡、胸悶、眩暈、健忘、不眠多夢、顔面蒼白などの症状が現れる。 心血虚が痩せやすいのは、脾胃からの影響を受けて血の生成不足が起こり、 身体が栄養を吸収できないため。(舌もやせてくる) 心血が不足し、神を滋養できなくなると落ち着かなくなり、不安になる、心悸怔忡がおこる。 (眩暈や健忘が現れるのは血が少なくなり、髄海を養えないため)   - - - - - - - - -  - - - - - - - - - -...

イライラ

情志の生理的機能は、気機の反応によって支えられている。そこで情志が激昂すれば気機の昇降出入を失調させ精気血津液の代謝を乱し、疾病を発生させる。 怒は肝に属します。肝の主な作用は疏泄を主り、血を蔵す。 イライラすると気が鬱滞し、すぐに発散できなければ熱を生み上炎してしまいます。 肝の疏泄作用は脾胃の受納運化機能を調節するので、肝気不疏になれば脾の運化機能や、胃の和降機能が失調する。 また肝気鬱が火に変化し上炎すると心にまで影響をおよぼします。その他にも津液が焼かれ痰が生み出されたり、陰が焼かれ陰虚の病証があらわれる。 主な症状としては、頭痛、眩暈、目の充血、耳鳴り、口苦。 心に影響した場合は、心悸、不眠、多夢などの 不調が起こる。

できる事だらけ

体の使い方でずっと指導して頂いている事を強く意識する。 方向性。 土台を固めた上で預けて脈をみる。 鍼を行うときにもその感覚が活きる気がする。 押手などでしっかり固定化した上でどこに届けるのか。 人に練習させてもらって、この意識で置いたらいい感覚だった。 この先に微細な調整などもあるんだろうな。 指の使い方なんかも少し馴染んできて良い感じです。 生まれた感覚を大切に、ブラッシュアップしていきます。     寺子屋時に学びの姿勢に関して受けた言葉に対して思うところ。 結局のところ、それを生業とするプロとしての責任感を持った上で、楽しんで学びを進めれるかというところに帰ってくると思う。 伝えて頂いた学び方なら、何事にも答えや正解といった枠を作らないので限界がないし、やれる事は無限に広がっていく。 先に患者さんの治療があるならこれ以上の事はないよなと思う。