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東洋医学・鍼灸医学の研究用ブログです。

澤田流鍼灸術に正式入門。

澤田流聞書、鍼灸真髄。 学校の先生からオススメされて、図書室で細々と読んでましたが、自分や家族の治療で頻繁に参照するので、思い切って買いました。 …… P143「古道研究の態度」より引用。 ある時、私は先生より、 「あなたは和漢三才図会を読んだことがありますか。」 と聞かれ、何気なく「読みました」と答えたところ、非常に叱られた。 その際、先生はこう仰っしゃられた。 【今の人間は本の数だけ沢山よめばそれで良いと思っているが、それでは本当のことはわからん。三才図会のような良い本になると、一通りや二通り読んだだけでは駄目です。百ぺんでも二百ぺんでも読んで、生きた人間に当て嵌めて診て、わからん処のなくなるまで読まねばなりません。あなた方の、読んだ、というのは、それは本当に読んだのではない。ただ眼で見ただけにすぎない。】 こう言われ、私の軽率な態度を戒められた。 (中略) 古医学を学ばんとするものは、まず現代の医学的知識を【一応】投げ捨てて、我見を去り、無私なる虚心に帰ることが必要である。 (後略) …… この本は、鍼灸専門学校一年修了(経絡経穴・東洋医学概論・灸術)ぐらいの実力で、そこそこの?治療ができるレベルにまで導いてくださる上に、伝統鍼灸術における学習の仕方まで叩き込んでくれます。 おかげで、母や弟の治療に役立ってます。 …… 澤田先生の檄を胸に、もっかい、気合、入れ直そう。 ロックンロール。

五行大義(06)

天皇陛下は、5月に皇居内の生物学研究所脇の水田にて、田植えをされます。 皇后陛下は、5月に蚕に桑の葉を与える御給桑(ごきゅうそう)をされます。 五行大義の水の性のところ、 「天子は耕に親しみ・・、王后は蚕に親しみ・・」とある。 我が国の文化の一端を知ることができ、興味深く思います。 潤下 水曰潤下。潤下者、水流濕就汗下也。 北方至陰、宗廟祭祀之象。 冬陽之所始、陰之所終。終始者、綱紀時也。 死者魂氣上天爲神、魄氣下降爲鬼。 精氣散在於外而不反。故爲之宗廟、以収散也。 易曰、渙亨、王假有廟、此之謂也、夫聖人之德、又何以加於孝乎。 故天子親耕、以供粢盛、王后親蠶、以供祭服、敬之至也。 敬之至、則鬼神報之、以介福。此順水氣。 水氣順、則如其性。如其性、則源泉通流、以利民用。 若人君廢祭祀、漫鬼神、逆天時、則水失其性、水暴出、漂溢没溺、壊城邑、爲人之害。 故曰水不潤下也。 水に潤下という。潤下なるもの、水 湿に流れ、汗に就れ下るなり。 北方は陰に至り、宗廟・祭祀の象なり。 冬 陽の始まるところ、陰の終わるところ。終始なるも、綱紀の時なり。 死なるもの、魂氣 天に上がり神となし、魄氣 下降して鬼となす。 精氣 散りて外に在りてかえらず。故に此を宗廟となりて散ずるを収るなり。 易にいわく、渙は亨り、王は有廟にいたると、これこれというなり、それ聖人の徳、また何をもって孝と加えるか。 故に天子は耕に親しみ、もって粢盛を供し、王后は蚕に親しみ、もって祭服に供し、敬これに至るなり。 敬 これに至れば、すなわち鬼神はこれに報いて、介福をもってす。これ水氣の順なり。 水氣の順、則その性の如く。その性ごとくは、すなわち源泉・通流し、もって民用に利する。 若い人君は祭祀を廃し、鬼神をあなどり、天時をかえし、すなわち水のその性を失い、水にわかに出て、漂溢・没溺し、城邑を壊し、人の害をなす。 ゆえに水、潤下ならずという。 【参考文献】 『五行大義』明德出版社 『易経』徳間書店 『安岡正篤 易経講座』致知出版社

天気・指の受けた感覚

  重さ 梅雨に入って雨の日も多くなってきました。   外を歩くと空気が重たいだけでなく、中にも冷たさを含んだ日もあります。   雨の日の登校時に香る独特な匂いは何なのか気になります。   月曜日は人を見ると月曜日の学校で一定数のクラスメイトが空気的にも重くなっている印象でした。   人によっては学校に来てもしんどそうで、なかなか起きられなかった人もいました。   普段より猫背がちになっている人もいました。   翌日の火曜日は晴れていて、空気的にもそんなに湿度を感じない。   前日体調が悪そうな人は前日よりは目に輝きが戻っている印象でした。   気になった事が、一定数体調が良さそうに見える人もいる事。   実際に本人に体調を聞いた訳ではありませんが、普段より落ち着いて見える感じがあります。   何でも天気に結びつけても良くないと思いますが、この重さが+に働く人もいるのか。   観察を続けようと思います。     切経 寺子屋で切経させてもらった。   脈の関部に力が無かった。   当たる指にゾワッと感があったのですが、ああいった感覚も集めていくべきか。   むしろ長く置きすぎだからそう言ったことになるのか。   自分が感じた時、相手も感じていたのか。   後になってその時何か感じたか聞いたらよかったなと後悔。   舌・腹とは一定の相関関係が見られたと思いました。   また、人を触る時も相手の呼吸を感じながら行う方がいいなと思いました。   土曜日 勤務中でお金を頂いている立場にも関わらずとても有難いお話をして下さいました。 ここで教わった内容を書く事は憚れますが、少しだけ書かせて頂くと名前を変える事は自分にとってとても良い方法だと感じました。 その心づもりで仕事にも取り組んでみたいと思います。  

異名同穴への一考察。

稲垣さんが 以前に異名同穴①という記事を作ってくれた。 こういった勉強はやはり重要であり、 今後の為には必ずなると思う。 そういった訳で、僕も考察を挙げてみよと思う。 経穴は元々孔穴と呼ばれており、 『素問』以前の古代では 臓腑との関連性と言うものはほぼ分かっていなかったようだが、 それが『黄帝内経』(ここではこう記しておきましょう)の編纂により、 中国医学の基礎ができ、 それ以後『難経』や『傷寒論』へと続いたと考えられている。 それに合わせ経穴の研究も始まり、 夫々 名前がつけられたのだと。 これが、現在の基本的な考え方だと僕は思う。 ただ稲垣さんが記したように、 経穴には様々な名前(原文には一名●●と記す)があり、 これに関しては、 単純に様々な流派が存在したと考える。 これは真柳誠氏の書籍等も含め考えたのだが、 一例として『黄帝内経』を基礎とした”黄帝流派”、 そして鍼の名医であった”扁鵲流派”があったのだと思う。 流派が違うというのは、 現代の鍼灸流派で言うと、考え方、捉え方の違いくらいだと思うが、 当時は実際に『黄帝内経』だけでなく、 様々な治療集団があり(元々 統一されてない国であったし)、 全て根底から異なっていたのではないか。 そうなると、 治療に使う経穴名というものも全然変わり、 それを後世の医家達が『明堂』のような書物を編纂する際に 色々な書籍を参考にした結果、 こういうものになったのであろうと。 で、『黄帝内経』を基礎とした書物が遺っていたから これを基軸に経穴名もつくられたのでは?と考えた。 まぁ、どこにも確証がないので、 一意見として。

四診(1)

四診とは、望診・聞診・問診・切診からなる4つの診察法の総称である。 四診法 ①望診(神技):術者の視覚を通じて病態を診察する方法 ②聞診(聖技):術者の術者の聴覚・嗅覚を通じて病態を診察する方法 ③問診(工技):患者との対話を通じて病態を診察する方法 ④切診(巧技):術者の触覚を通じて病態を診察する方法 望診  望診は、視覚的に観察することにより心身の状態を知る診察法である。患者の神・色・形・態の観察を基本とし、身体全体や局所の状態、分泌物・排泄物や舌象などを視覚的に観察する。 望診は、患者に対する第一印象から始まり、問診や切診の際にもあわせて行われる。 聞診   聞診は、聴覚と臭覚により患者の身体から発する音と臭いを聞き、心身の状態を知る診察法である。 患者から聞く音として発語時の音声、呼吸音やその他異常音がある。そのうち、音声を聞くことで診察することを声診という。 臭いには体臭、口臭、排泄物・分泌物の臭いなどがあり、臭いのことを気味という。 聞診は問診を行なっている際にあわせて行われ、術者が直接確認できないものは問診により患者に尋ねて確認する。 問診  問診は患者やその付き添いの者に質問し、対話によって得られた情報から心身の状態を知る診察法であり、弁証に必要な情報を収集するために行うものである。 問診では、まず患者の主訴について確認し、それに関連する事項を掘り下げながら質問し、情報を集める。 東洋医学では各種病因により気血津液・経絡・臓腑に虚実・寒熱といった変動が起こり、その結果、各種の愁訴が発生したものと考えるため、各種愁訴を全身的な病態と関連づけて推察することが重要である。そこで患者本人が主訴と関連のないように思っている全身症状や生活状況などについても確認する。 東洋医学的な問診の内容をまとめたものに、『景岳全書』(張介賓、1640年)の「十問歌」がある。この「十問歌」を参考に各項目について問診を行なう。 問診において、受容・共感的態度、傾聴的態度は患者との良好な信頼関係の構築に重要であり、信頼関係が得られているか否かは治療効果や患者の治療継続の意思などに影響する。 問診時には、状況に応じて患者の表情や仕草、動作などの望診、音声や口臭などの聞診、脈診などの切診もあわせて行う。 切診  切診は、手指や手掌を直接患者の身体各部に触れ、術者の触覚や患者が術者に触れられた際に感じた感覚により心身の状態を診る診察法で、腹診、切診、経穴診、脈診などが含まれる。 切診は、触れる、撫でる、擦る、押す、摘まむなどして得られる反応を病態推察の材料とし、反応点を治療点としても考慮する。   ★ 先輩の先生と共に、病室に入らせてもらい、患者さんとの四診の場を共有させて頂いております。 実際に患者さんが発する情報をメモし、病証把握や仮想の治療を考えたりしておりますが、自分でも緩いところが多いと痛感しております。 そんな中でも、鍼を打った後から暫くし、先生が「いかがですか?」と患者さんの様子を伺う際に、微妙に変化を感じれる時があり、貴重な時間を頂いております。診療に来られた時と帰る際との変化、顔色や目の表情、舌の様子、声色・・ 患者さんの変化を頭の中で情報処理にはまだまだ時間を要しますが、前進して参りたいと思います。 【参考文献】 『新版 東洋医学概論』医道の日本社

欲しかった本入手

  以前から欲しかった意訳黄帝内経太素が安値で売られていたので手に入れる事ができました。   まだ読み始めたところですが自身が内経を読んで疑問に思っていたところがハッキリ書かれていたりして勉強になります。   今回は勉強用のブログとして、書籍から学んだ事を書いていこうと思います。   本一辺倒にならない様に、モードを切り替えながら生活していこうと思います。   まだパラパラ読み始めたところですが、気になった部分の一部を書いていきます。   意訳黄帝内経太素 P131 五臓命分 「志・意と者(は)精・神を御し魂・魄を収め、寒・温を適え喜・怒を和す所以者也。」 P132 「志・意が和す則(と)精・神は専直(すなお)となり魂・魄は散ぜ不、悔・怒も至ら不、五臓が邪気を受けることは不矣(ない)」   ここでは志・意が切り離されていない点も気になる。   現代語訳 黄帝内経霊枢 上巻P161 本神篇 「物を任うゆえんの者これを心と謂う。意の存する所これを意と謂う。意の存する所これを志と謂う。」 全訳 内経講義 P201 「李中梓の注「意がすでに決まり、堅固になったものが志である。」」   記憶などで例えられた場合、意は短期記憶力で志は長期的記憶力と説明されていました。 (意の在する所これを志と謂う。)   医学三蔵弁解 P151 帰脾湯 「人参は心気を補い、遠志は腎中の志気を補います。心腎の二気がよく交通すると、脾気がその昇降の間を保ち、三臓の気が自然と充実してきます。」   帰脾湯は心脾両虚の薬ですが、心神不交も兼ねる。 しかし帰脾湯の物忘れの特徴的な現れ方は「直前の記憶がない」という点。 さっきまで何をしていたのか分からなくなる。(意病) でも、意志は切り離せるものではなく、実際に遠志という生薬で腎気(志気)を心に届ける過程で脾気(意)を巻き込んで治している。 この後のストーリーとして意志が安定して魂・魄なども安定、喜・怒も過剰なものが無くなればいいなと思いました。   参考書籍 意訳黄帝内経太素 第一巻 築地書店 小曽戸丈夫著 現代語訳 黄帝内経霊枢 東洋学術出版社 南京中医薬大学著 全訳 内経講義 たにぐち書店 田久和義隆訳 医学三蔵弁解 たにぐち書店 伴尚志 現代語訳

原因不明の動悸の症例

症例報告です。

おばあちゃん(95歳)と鍼 ②

先日、祖母に会いに行ったことをきっかけに、 拘縮や認知症について知識が乏しいと痛感しました。 学校に行き仲良しの司書さんに相談しました。 「私も介護をしていて、 認知症や介護の本をたくさん揃えたのよ! でも中々見てくれる人が少ないんよ」 と話してました。 1時間ほど司書さんと本を吟味して 拘縮ケアや認知症の行動心理学の本を 借りました。 拘縮を防ぐタオルの位置や 介護時の声の掛け方など とても参考になりました。   今日祖母に会いに行ってきました。 午前中、按摩師さんに施術をしてもらっていました。 日によって差がありますが、 顔色も良く、傾眠もほとんどありませんでした。 眉間の皺がないことに一安心。 それでも、腕はきつく抱きしめたて 膝頭が隙間のないくらいひっついていました。 硬い手すりに腕が食い込んでいました。 「もうあきませんわ…」と祖母は弱気でした。 「ほな、鍼しましょうか」と言うと 昔鍼治療によく通っていた祖母は軽く頷きました。 車椅子に乗ったまま4箇所に鍼をしました。 足を2箇所した後、体を前屈できるようになり、 前回できなかった背中にも鍼をすることができました。 1mmも刺していませんが、 動きが予測できないので置鍼は少しヒヤヒヤしますね。 てい鍼があれば安心かもしれません。 背もたれに当たらないようにタオルを挟み 前屈姿勢を介助してもらいながらの置鍼でした。 5分ほどの置鍼した後、脇に隙間ができて 握り締めていた指が徐々に解けてきました。 痛がる場合があるので、 声かけしながら指を動かしていきます。 拘縮した手の中は汗ばみ 菌が繁殖するのでとても臭いです。 爪が食い込み、それだけでも痛いだろなと。 看護師さんに握り締めた指の解き方を教わり、 鷲手のようになった隙に爪切りをしました。 腕を膝上に降ろせるようになったので、 袖をめくって脈を見ようとしました。 拘縮の姿勢でクロスして両腕が当たっていた部分は内出血していて、加わる力の強さに驚きました。     タオルを摘んだり、コップを持ったり 自分の意思で動かせるから祖母はご機嫌そうでした。 祖母は孫のことをわかっているのかな。 私の名前を言うとニコリと笑って頷きました。 私が今日全身真っ白の出立ちだったので、 時たま「先生、ここが痛いんですわ」 話してくれました。 「指があかんようになってあきませんわ」 「お団子が食べたいですわ」 「ありがとうさん」 今日は傾眠することなく、 話はチグハグだけど、ゆっくりゆっくり 色んなことを話してくれました。 「本人が言いたいこと、伝えたいことを話せるようにしてあげたらいいんですよ」 と祖母のことを相談した時に お爺さんに治療された経験談を交えて 下野先生がお話してくれました。 鍼で延命、なんていうことは考えていません。 残された時間を祖母が穏やかに 過ごせればと思います。 鍼をする前。 腕は拘縮し、体が傾き肘置きに腕が食い込む。 昔よく握手をしていたので、 「握手して」というと手を差し出してくれました。 上腕は動かない。 足の鍼施術後、腕が解けて軽度の前屈が可能に。 背中と肘に空間ができたのでタオルを入れて 姿勢を安定させる。 背中に5分置鍼、腰は鍼が無理なので軽擦。 車椅子のステップから足を降ろしたり、 自分の意思で少し動かせるように。 脇に空間ができて、 肘置きに腕を置けるように。 動かす時は、方向や位置を 知らせた後に動かしています。 タオルを摘んで畳む動作をする。

自分の確認手段など

週末 先週の週末くらいですが、学校での様子をみると全体的にイライラしている様子の人が多かった気がします。 こちらから話を振る訳でもなく、久しぶりに昔出ていた症状が出てきたなど会話で出てきた。 そういう時期だったのかなと勉強になりました。 肝火の人は目と喋り方が爆発的な特徴を持つ気がします。   自分の確認手段 最近自分のどんな状態が良くて、どんな状態が良くないか前よりは実感できる様になってきた気がします。 良くない状態を作ってしまっている時、現実に存在する音、匂いなどに対する取りこぼしが多く、みるものの視点が近い。 その状態になっている時を確認すると変な没頭の仕方をしてしまっている事が多い。 改善方法としては、今に集中したら状態は良くなる。 もっと受動的に。 要らないものが多すぎる。 もっと自分と周りの環境を一致させたいな。   場所によって 小腸経の切経を行う時、相手の顔近くに手を置いてもらうやり方で労宮でみようとすると物理的に距離感が近くなりやすい。 最近は手の指でもみれたらいいなと思い、指先でも軽く触れるよう色々指先で触る訓練中です。   流れ   細かい部分を見るのはいいけども、そこに囚われた瞬間他の情報との関連を切ってしまっているので別物になる。 診断時、そうならないためにもサッパリ生きなきゃなと思います。

病因について(2)

ようやく、一年生も終わりに近づいてきました。 この冬は、解剖学・生理学・栄養学で共通する機能を 多方面より勉強する時間を過ごしていました。 解剖学では腎臓そのものの構造。 生理学(動物)では蓄尿・排尿のメカニズム。 生理学(植物)では腎蔵に関係する内分泌(バゾプレッシン・アルデステロン)。 栄養学では高血圧とそれに対応する栄養素(塩分を控える)。 腎機能のフルコースでした。 東洋医学の病因について~ 【外因】 ・六淫(風、寒、暑、湿、燥、火) ・疫癘 人体が影響を受ける要素の一つについて黄帝内経の一節に出会いました。 特に外因と関係深い、地域の特徴や風俗習慣について。 『素問』異法方宜論篇 第十二 黄帝問曰.醫之治病也.一病而治各不同.皆愈何也. 岐伯對曰.地勢使然也. 故東方之域.天地之所始生也.魚鹽之地.海濱傍水.其民食魚而嗜鹹.皆安其處.美其食. 魚者使人熱中.鹽者勝血.故其民皆黒色疏理.其病皆爲癰瘍.其治宜砭石.故砭石者.亦從東方來. 黄帝問いて曰く、 医の病を治するや、一病にして治 各々同じからざるに、皆癒ゆるは何ぞや? 岐伯答えて曰く、 地勢の然らしむるなり。 故に東方の域、天地の始めて生ずる所なり。魚塩の地、海浜にして水に傍う。 魚を食して鹹を噛む。皆其の処に安じ、其の食を美とす。 魚なる者は人をして熱中たらしめ、塩なる者は血に勝つ、故に其の民 皆黒色にして疏理なり。 其の病 皆癰瘍となる。其の治 砭石に宜し。故に砭石なる者は、亦た東方より来る。 また腎?かと・・ 【五行】 ・五味  酸、苦、甘 、辛、鹹 ・五蔵  肝、心、脾 、肺、腎 ・五時  春、夏、長夏、秋、冬 冬だから腎を勉強しろ。という事だったのでしょうか??(笑) 参考文献 『中医病因病機学』東洋学術出版社 『現代語訳 黄帝内経素問』東洋学術出版社 『新版 東洋医学概論』医道の日本社 稲垣英伸