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東洋医学・鍼灸医学の研究用ブログです。

最近感じている事

主体性と他力 遠くを感じるためには真っ直ぐそこに向き合わないと到達できない。 また、真っ直ぐになれたとしてもどこまでいけるか? 最終的な主体は自分だけども、自分だけの力では限界がありそうな気がする。 人は個体としていきなり出来上がったわけではなく、天地の交流から生まれた。 生きている間も色んなものを頂いている。 足元が浮ついていれば交流も途絶える気がします。 足の裏の勇泉、掌の労宮。 何かあるのかと気になります。 木が育っていくためには根が必要なのと一緒なのかな。 それにしても桜が散った後の新緑は元気です。 勢いを感じます。   先読み 歩行者を見ていて、あの人今からあの方向に行くのかなとか観察して勉強。 遠めの人の方が分かりやすい現象も勉強になります。   縮こまる 知識に捉われると大きな動きが出来なくなる。 溶け込むことが大切だなと思います。 自分も大きな流れの中の一部といった認識でいることにしてみました。   入浴 最近風呂に入る時電気を消して入っています。 静かさが増すのでとても良い感じです。 周りのザワつきは単純に騒がしい事もあるけど、自分が騒がしい事もある。   春の空気 浮ついているというか、フワフワしてる気がします。 今年は花粉がスゴイらしいのですが、例年に比べてそういった部分はどうなんだろうと気になっています。   歩くテンポ 現代人は急ぎすぎている。 早歩きしている時とゆっくり歩く自分の差も勉強になってます。 ゆっくりするからノロマになる訳でもないと思います。  

手で感じたこと

手の感覚について。 人によってそれを捉えた時の表現方法が違うと言ったお話は聞いていた。 自身で湿邪を感じた時の感覚は「ゾワっとして気持ち悪い」だった。 他のその感覚の時、別の人が言っていた感覚も何となく分かる気がした。 でも同じ湿邪でも部位によって感じる感覚が違うと思うところも正直ある。 色々疑って検証していきたい。
苔を育成中

胖大にて白苔の舌を観察します。

【舌診(09)】 こんにちは稲垣です。 患者さんのHさんに舌の研究の為にご協力頂きました。 学術の為にご協力頂き感謝いたします! 《令和3年1月22日》 表は白苔が強く水泛しているように思います。 嫰であり、胖大。 湿に覆われているように思います。 表と裏の違いが謙虚。 舌下静脈が中央に近い形でストレートに伸びている。   《令和3年1月27日》 表は全苔より苔の剥離が診られ、 溢れていた水が引き始めているように思います。 胖大はやや狭まりつつあるように思いますが、 22日よりも白苔は強く感じます。 裏は舌下静脈の形は変わりませんが、色が薄くなっています。 舌裏全体の色が淡くなっていますが、 左前に舌瘡のようなものが出来ています。   《令和3年1月30日》 苔全体が薄くなっているのが顕著。 剥離され舌体がみえるところと苔との境目が緩やか。 全体的に赤みを帯びてきたように感じます。 全体的に水が引いた状態と共に 歯痕も少なくなってきたように思います。 舌裏の色合いがかなり薄くなってきており、 舌下静脈も姿が薄くなってきたように思います。   苔が少なくなる経過には、 一時的に苔が強くみえる現象があるのかもしれないと感じました。 これは苔だけの現象ではないのかもしない、と感じております。 来院と来院の間に何があったのか、 舌の情報だけでは足りないところです。 皮膚の肌荒れも、おさまりつつあるように感じています。

猛暑

患者さん 前回寺子屋で患者さんのお身体を借りる際、極力相手がそのままの自分でいられる様に、こちらの雰囲気に引っ張らないようにと意識しました。 相手の雰囲気に溶け込んでいくように意識。 先生の患者さんへのワンクッション挟む様な挨拶なども聞いていて参考になります。   映画 映画、サウンドオブメタルを見ました。 色んな視点や主人公の感情変化が上手く描かれたとても良い作品でした。 内容は突発的に聴力を失った人の話です。 失ったことで生じる世間とのギャップ。 その中でどうにか聞こえるように、元の生活に戻れる様にと試行錯誤しますが、どうも幸せにはなれない。 結局最後のシーンでは色んなものが破綻して喪失、見方によっては悲惨なものでしたが、その中でも主人公が帰る場所を見つかって良かったと感じました。 自分の生活でも聞こえる、聞こえない関係なく帰るべき場所は必要だと思います。 バガボンドの「おっさん穴」が思い返される。   訓練 最近溶け込む訓練として色んな人と会う様にしています。 やはり考えている事は違う事がほとんどで、話していてもやはり人間なので違いはある。 でもその人にはその人の物語があるので合わせる訓練にはなる。 その為には尊重が必要。 昔この先生の考え方好きだな〜と思った人がいて、大体の内容として 「みんな何かしらの夢を見てるんだからその夢に付き合うのも優しさ」 と仰っていた。 優しさというと少し誤解を受けそうなニュアンスに聞こえますが、仰っている意味はわかる。 主観はそれぞれ違う。 相手の物語に寄り添って初めて答えてくれるものなんだと感じています。 きちんと相手を大切にしなければいけない。   ルーティーン 最近は一鍼堂に行く前に難波神社で拝礼してから向かう様にしています。 何を願う訳でもないのですが、そこからが入りやすいので気に入っています。   猛暑 この時期暑くなり、水分摂取が多くなる。 そういった人の話を最近よく聞く。   同じ条件を作ってみるために、自分も長時間運動時して普段よりも水を大量に飲むようにしてみた。 現れた症状は口渇は病まず、胃部の不快感と倦怠感。   先々週みさせて頂いた患者さんも陽明のある部分に熱を持っていたことが思い返される。   激しい運動時、胃にも熱が生まれ、口渇が起こる。 その熱をさまそうと冷たいものを欲する。 胃熱を覚ます意味では一定の冷たいものは正解だと思う。 しかし多くは冷たい水やスポーツドリンクなどをチョイスし、そこに水分も多くなる。 脾が対処できなくなり、湿を溜め込む。   ここで熱+湿という条件が揃った舌を見てみる。   面白いことに表面に泡が貼っていた。 自身の体質的に酒を飲んだ時に出るこの泡。   熱と湿が中焦で発生した時に生まれるもの?   最近モデル患者さんで確認されるお腹の状態にも近づいた。   水分を摂取しすぎることなく、どうにかして胃熱への対処を行う事が必要か。 そういえば西瓜が昔からこう言った時に使われていて、天然の白虎湯とも呼ばれている事を思い出した。   瓜科の植物は熱を覚ましつつ利尿するものが多いのでこの時期は重宝しそうです。   他に自分の体の現象として勉強になった事が尿量の減少。 そこで気になった事が、果たしてよくトイレに行く患者さんが本当に利尿しているか?という疑問。   水をたくさん飲むから出さなきゃと思ってトイレに行くとしても、もしかしたら少量しか出ていないかもしれない。   相手の行動の色眼鏡を抜く訓練にもなり良かったです。   そう思うとその人の行動が自分の思っている通りの状態でない事も考えられるので、四診と結びつかない情報に意味がないと改めて実感しました。

5月のこと

◯寺子屋 毎回必死ですが、少しずつ慣れてきました。 寺子屋では多くの患者さんの 問診と切経をさせてもらいました。 初めは2〜3人でもヘトヘトでした。 7〜8人の問診にようやく耐えられるように なってきましたが、こなすことで精一杯です。 考察できる余白スペースを増やしていきたいです。 同じ方を毎週診させていただくことで、 患者さんの変化を蓄積しています。 今年は5月から梅雨入りして台風もありました。 天候の変化、季節の流れも鑑みて 性別、年齢、体格、様々な体を診させてもらい 観察し得た感触を蓄積していきます。     ○刺鍼 初めてモデル患者さんに刺鍼をしました。 上手く刺さるかな? 押し手の形はこうやっけ? 痛くないのかな? 落ちたらどうしよう。 集中より不安の比重が多く、 刺すことに気を取られ、 刺さらなかったら慌てふためきます。 咄嗟の出来事に対応できず パニックになってしまうのは 私の悪い癖です。 もう少し冷静にならないといけません。   右太渓への刺鍼が難しい… 「どんな体勢からでも診れるように」 刺鍼を始めて、より下野先生の言葉が 響くようになりました。 切経、脈診、腹診、全てに繋がります。 切経の時にペンで反応点に印をつけます。 刺鍼の方向、体勢、押手の場所を意識しながら ペンで印を打つと予行演習にイイですね。     ○切経 脈、お腹、背中…切経で何を主軸に診るのか。 院長と下野先生の言葉をひとつひとつ繋ぎながら 切経を追うようになりました。 書籍のやり方では、 数多ある現象をとめどなく収集すると 情報過多になり、時間を費やします。 邪があちこちに移動したり、変化していくのであれば、主語を変えてみる。 世界観やが変わり、目の前が開けたように 感じました。 色んな見方があっても良いし、 遠回りして気付くことも大切だと思います。 何を主軸に置くか、 モードの切替えがあるということを 教えていただけたので、 追試して行こうと思います。     ○先輩からの助言 決断に迫られた時、 何かすがりたくなるほど不安になります。 私なりに考察してみましたが、 果たしてどうなるのか… 自分の不安に飲まれそうになった時、 白石先生からアドバイスをいただき、 腹を括ることができました。 不安だから、もう一穴足したくなる。 それでも、今日は踏みとどまって 患者さんに出来ることを精一杯やってみようと 試みました。 来週経過を追いながら考察します。  

大宇陀町。

店先のワゴンで販売されている処分品をよく目にします。 商店街を歩いていると、目に飛び込んで来たのは、 古本屋のワゴンの中に居た『大宇陀町史(資料編 第3巻)』。 こういった書物は、町役場や図書館などでめにする事はあっても、市中では珍しいのではないでしょうか。 思わず買ってしまいました。 鍼灸学生時代の探索の一つに、奈良県の宇陀市にある薬草園に行った事がありました。 ここには、日本最古の薬草園である『森野旧薬園』や 藤沢薬品工業(現アステラル製薬)の創業者:細川友吉の生家であり、 現在は資料館としての『薬の館』などがあります。 この地の薬草に関しての ”地の利” が大変興味深いです。 以前に探索した際に撮影した画像をご紹介します。 別の機会に各所を個別にご紹介できたらと思います。 【参考文献】 『大宇陀町史 資料篇 第三巻 近代』臨川書店

フットサル・イチロー・歩き方

フットサル 週末あたりに時間を見てフットサルをする事が多いです。 その時に勉強になる事が体の確認と駆け引き。 知らず知らず走るフォームが崩れていると非常に疲れやすくなる。 どういった動き方がいいのか確認出来ます。 疲れにくい時の走り方の感覚としては、物凄い重いものを力を使わずに持っている感覚です。 そういった時は地面と一体感がある。 これを普段の歩き方にも反映させよう。 不動明王みたいなドッシリさが欲しいところです。   もう一点、駆け引きの部分。 初心者が相手DFの時は全く通じないのですが、ある程度の経験者が相手になると出方を伺う読み合いになってくる。 読み合っている中、相手に一番通じるフェイントが空気感を出すこと。 行くぞ!といった空気感を出すフェイントと動作だけのフェイントは引っ掛かり方が全く違う。 鍼を打つとき、これがいい感覚なのかむしろ邪魔になるものなのか。 試してみない事には分かりませんが、こういった事を鍼にも落とし込んでみたいと思います。   イチロー262のメッセージを読んで とても勉強になる本でした。 イチローさんの遊び心も見えて楽しかったです。 考え方だけでなく体の使い方でも参考になる部分は多く P207 「腕の振りは、前後だよ。 体が伝わる、体の中で振る。 中心線の中で力が伝わるよう、 そこから、外れてはならない。」 といった内容も勉強になりました。   包む感覚 人の体を触らせていただくときに大切になる感覚じゃないのかと感じています。 こう触った方が相手が答えてくれている気がします。   仙骨 ナンバ歩きとモデルのウォーキングの映像を見ました。 どちらにも共通する事は腰の落とし方と上半身の連動。 ただ感覚として掴めないのでお尻歩きで訓練中してみます。 ベッドに座る姿勢に繋げる、体幹の強化、上半身と下半身の動きの連動、体の左右のズレの矯正が狙いです。   新鮮な感覚 起きたてに自分に鍼を刺してみた。 いつもと違った感覚で新鮮で、手が運ばれた気がする。   参考書籍 自己を変革するイチロー262のメッセージ  「自己を変革するイチロー262のメッセージ」編集委員会 ぴあ株式会社

どこに核?

体のどこで受けるか。 昔何気なく、不意に先生から物を投げてどの様な受け取り方をされるか見られた事がありました。 その時の感覚とリンクするものがある。 そうなんだよな、自分は受け手なんだよなと再認識。 その感覚を掴めたら歩行、しゃがむ動き、足を踏む感覚など日常生活で訓練できる事なんていくらでもあって、その感覚をもったまま色々試す。 掴んだ瞬間はどこまでもいける感覚がある。 これも道なのか? 本当に気の合う人と接していてもある種の似た感覚に陥る事がある。 身体操作に限らない話だと思います。 老子「載營魄一、能無離乎。専氣致柔、能嬰児乎。…」 老子は読んでると色んな事を書いてる。 でも意外と内容は共通していて多くはなく、感覚を掴めるのか、継続できるのかと言ったところに一つの価値があると思う。 楽しんでいこう。

天気・指の受けた感覚

  重さ 梅雨に入って雨の日も多くなってきました。   外を歩くと空気が重たいだけでなく、中にも冷たさを含んだ日もあります。   雨の日の登校時に香る独特な匂いは何なのか気になります。   月曜日は人を見ると月曜日の学校で一定数のクラスメイトが空気的にも重くなっている印象でした。   人によっては学校に来てもしんどそうで、なかなか起きられなかった人もいました。   普段より猫背がちになっている人もいました。   翌日の火曜日は晴れていて、空気的にもそんなに湿度を感じない。   前日体調が悪そうな人は前日よりは目に輝きが戻っている印象でした。   気になった事が、一定数体調が良さそうに見える人もいる事。   実際に本人に体調を聞いた訳ではありませんが、普段より落ち着いて見える感じがあります。   何でも天気に結びつけても良くないと思いますが、この重さが+に働く人もいるのか。   観察を続けようと思います。     切経 寺子屋で切経させてもらった。   脈の関部に力が無かった。   当たる指にゾワッと感があったのですが、ああいった感覚も集めていくべきか。   むしろ長く置きすぎだからそう言ったことになるのか。   自分が感じた時、相手も感じていたのか。   後になってその時何か感じたか聞いたらよかったなと後悔。   舌・腹とは一定の相関関係が見られたと思いました。   また、人を触る時も相手の呼吸を感じながら行う方がいいなと思いました。   土曜日 勤務中でお金を頂いている立場にも関わらずとても有難いお話をして下さいました。 ここで教わった内容を書く事は憚れますが、少しだけ書かせて頂くと名前を変える事は自分にとってとても良い方法だと感じました。 その心づもりで仕事にも取り組んでみたいと思います。  

膩苔が強い舌を観察します。

こんにちは稲垣です。 舌診について研究を重ねてまいります。 【前】 舌体は紫舌で、 舌尖から舌辺にかけての歯痕の部分に 赤みが強く感じらます。 舌尖に点刺が多く、舌尖より舌根にかけての 中央部分に黄膩苔が強い。 潤いが少ないように思います。 舌裏に関しては舌下静脈がハッキリと見え、 両側が暗く血の滞りを感じます。 【後】 今回は、刺鍼中もコミュニケーションをとりながらでしたので、 ゆっくりと休んで頂く形ではありませんでした。 舌面に関しては、変化は少ないですが 舌尖あたりの苔が少し引いて 舌体の色が見やすくなったように感じます。 舌裏の色調が明るくなったように感じるのと 両側の暗さが少し明るくなっていうように思います。   舌面の黄苔や潤いの少なさより 熱が強く津が焼かれているように感じます。 その熱の所在が重要に思いますが、 舌尖の点刺との共通点が気になります。 以前より練習として診させて頂いており ひどい時は紫舌と膩苔が極めて強くなります。 化火をどのように抑えるのかが課題と思いますが、 舌裏からみえる瘀血が下焦を滞らせ、 気機を上昇させてる要因と考えております。 熱化させずに自身でセーブできる力を持つ事 を長期的に考えて施療を行っております。 経過を観察していきます。