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東洋医学・鍼灸医学の研究用ブログです。

診病奇侅(01)

中脘 脾部中脘塞り、中脘水分に動あり、 又脾塞り、水分に動ありても、中脘に動なきは、食にあらず、 《私議》 中脘と水分について感じるところあり、考察を深めたいと思います。 【参考文献】 『診病奇侅』医道の日本社

脾胃湿熱の「湿熱」について

東洋医学概論の教科書にあった脾胃湿熱でしたが、湿熱とは 食べ過ぎ・飲みすぎが原因で体内に入ったままになっている「水」が 熱の影響で湿気?のようになっているものなのか? ヒントを探して中医弁証学を読んでみましたが、今日はハテナが多いです。 湿は重濁性と粘滞性をもっていて、湿邪による病は長引きやすく、進行が緩慢 粘滞性があるために長引きやすいような感じがしますが、 病の進行が緩慢というのはいいことなんでしょうか? それともわかりにくい?ということなのでしょうか。。 気機を阻滞させやすく清陽(?)に影響しやすい。 湿気の多い環境や居住地の場合、湿邪は外から皮毛に入る。 また、脾胃虚弱や水分の取りすぎ、過食などは湿の内生をまねく。 湿の病は内外の湿が合わさって発生することが多い。 私自身が雨の多い土地で生まれましたが、どれくらいの期間その環境で過ごすか、というのも関係があるのでしょうか。 (それによって湿邪に対して耐性ができるみたいなことはあるのか?そもそも邪に対して耐性ってなんだろう…) (大阪は日本の中でも湿度が高い土地柄から、梅雨の時期になると湿邪による症状が起きやすい、と授業の時に聞いたことがあり、根拠を調べてみましたが思うような答えは出てきませんでした…)

学生・東洋医学を学ぶ者の為のプロジェクトを設置。

これからも勉強会や企画を 展開していきますが、 参加して頂いても、 なかなか単発でその場では 触発されて気持ちが盛り上がる ものの、 結局、それが日常にはならないといった問題が 発生します。 これが根本問題だと思います。 そこで、 一鍼堂の方から一つ、新しい サイトを作り、 勉強したいと思う有志にそれぞれ アカウントを発行して、 勉強した内容や疑問などを日記調に書き記して いってもらって、 それを僕らの方で見させてもらって、 アドバイス出来るものはするといった ものを考えています。 エントリーしたい人はまた、挙手お願いします。

相手

  リアルタイム 腹がリアルタイムで変化を表す場所だという事が実感できました。 場所的に当たり前ですが、逆にそこまで臓腑との結びつきが強い場所であれば腹診時は少し怖いものがあります。 気をつけたいと思います。 また、先日学校の授業で神門へ灸を受けたのですが、似たような場所の腹の変化が見られました。 脈も心の原穴にやられたからと言って寸に反応が出る訳ではない現象も見られて勉強になりました。   脈 お腹も変化していましたが、あの時脈はどう変わったのか。 今まで似た体質のお二人を見せて頂いたので、整理して治療のイメージができればなと思います。   労宮 ここでみる様にしていたのですが、この前の当て方はきちんと当たっていないというか、自分が良いなと思っていた時に感じた当て方とズレていました。 手で探る様な仕草に近づいている印象があったので改善します。 また、右手の方が感度が低いので普段から合掌して変化しないかやってみます。   案内 最初に先生に案内の仕方を教わった時、患者さんの歩くペースに合わせる事を教わりました。 意識はしていたのですが、そこの意識が甘い事に気付かされました。 改善します。     鍼灸師 きちんと人を治せる様になるために足りないものが多すぎる。 できていないことだらけですが、頑張って出来る様になりたいと思います。 相手があっての事ですが、最終的には全て自己責任。 変わるも変わらないも崩れないも自分次第。 全部受けとり、向き合い、幅広く合わせられる様に努力します。 また、本に全てを頼る訳ではありませんが、必要性を感じたので論語の勉強もやっていきます。 変わらなければいけないきっかけにまた遭遇できて本当に良かったなと思います。 気を引き締めて頑張ろう!

舌診(01)

舌の研究 修行生のSさんと勉強をします。 「左腕の外転について難あり。」との主訴により 刺鍼を行いました。 〈前〉 〈後〉 上逆し易い体質と考え、 上がらない重しをしっかりとさせる事を 長期的な目標としております。 主訴を受け、 気血の巡りをよくしたいと思い その阻害要因が中焦より下焦へと続く 舌の苔に診られる通りの邪熱かと考えます。 刺鍼後、 左腕の外転にやや改善が診られた事で好転反応はあり。 舌苔が面積も厚さも少なくなってる事、 舌体より気虚症状の減少が診られる事などから ある程度の効果があったのかと推測されます。 経過を観察をしていきます。  

6月のこと

モデル患者さんが来てくださるおかげで 臨床に出る機会が増えて、 毎回新たな発見と気付き、失敗、課題にと 毎度ボリューム満載で 実りのある時間を過ごしています。 何事も経験であり、積み重ねしかありません。 自分の意識の在り様は鍼に伝わるし 悪い方にも出てしまう。 それは経穴の所為ではないことも。 一鍼同体なんだと思い知りました。 自分は横に置いて、と言い聞かせてる間は コントロールできていないことだと思う。 無意識のレベルに達するまで 何度も練習していかねばなりません。 沢山思いはありますが、 この心境を言葉に表すことが今も難しく、 ブログを中々書けずにいました。

穴の名前、実技での体験など

テスト前で暗記の時期に入りました。 経穴丸暗記は面白くないので、少しですが付随する情報を書いて認識を深めたいと思います。   腎経 ①湧泉 (井木穴、子穴だが腎なので瀉法厳禁)、回陽九鍼穴 足背、足屈曲時、足底の最陥凹部 まんが経穴入門P184 由来「足の少陰腎経の木穴に属し、腎経の脈気が湧き出る」 五兪穴では(井・滎・輸・経・穴)があり、陽経には原が加わる。 霊枢:九鍼十二原では気血の巡りを自然界の水の流れで例えた。 井穴は水源。   ②然谷 (滎火穴) 足内側、舟状骨粗面の下方、赤白肉際 まんが経穴入門P184 由来「別名、※龍淵 火が深いところで燃え盛り、水の相剋を受け付けない」 ※考察 龍の火のイメージが符合しているのか。   ③太谿(原穴、兪土穴) 足関節後内側、内果尖とアキレス腱の間の陥凹部 まんが経穴入門P185 由来「内踝の真後ろの深い陥凹部にあるため、湧泉から出て然谷を通った腎水の流れがここで一つにまとまる」 診断でも使える穴な事がよく分かります。     気になること 最近絡穴が気になっています。 豊隆の調べ物をしている時になぜ豊隆は化痰作用があるのか。 それは絡穴で脾と連絡しているからだという内容に触れたので、穴性を学ぶ時もこういう事も意識していきたいと思います。   実技で 実技の授業である穴に置鍼5分くらいされた。 その時恐らく肝がやられて季肋部あたりが痛み始めた。 この時に何で左何だろうと不思議になった。 理論的には 中薬の配合 P 78 「左右者、陰陽之道路也」とあるように、肝気は左から上昇することで、木気は行き渡り(条達)、肺気が右から下降することで、金気は正常に運行(粛降)します。   とありました。 五行でも左に属するのでその辺もあるのでしょうか。 逆に肝気虚と呼ばれる状態にこの治療をしたらどうなるのか。 気になりました。 本では存在している肝気虚も、実際は肝は剛臓なので中々ないとは思いますが…     プライベート 先週から1ヶ月間だけ兵庫県に住むことになりました。 引っ越し中々大変でしたがやっと落ち着いてきました。 テストが終わったら武庫川にでもゆっくり散歩に行こうと思います。   気持ちの面 後期試験が終われば2回生になります。 色々自分に対して思うことがありますが、極力無心でやれることを黙々とやりたいと思います。   参考資料 まんが経穴入門 周春才編著 土屋憲明訳 医道の日本社 中薬の配合 丁光迪編著 小金井信宏訳 東洋学術出版社

ホップ

豊中に行って業務終わりくらいに先生が受付さんに話をしていた。 横で話を聞かせて頂く。 その話と単語から連想するイメージ。 トーン、雰囲気もあるのかな。 心が軽くなった。 その時の感情を食材で表現したくてスーパーへ行く。 今回はホップで試してみたけど、少し違うな… でも、ホップが含まれるものを採ると眠くなると言うのは収穫でした。 もちろんノンアルコールです。  

中国の思想(02)

老子 八章 水にまなべ 上善若水。 水善利万物而不争、処衆人之所悪。 故幾於道。 居善地、心善渕、与善仁、言善信、正善治、事善能、動善時。 夫唯不争、故無尤。 上善は水のごとし。 水はよく万物を利して争わず、衆人は悪なる所におる。 故に道にちかし。 居は地に善し、心は渕に善し、与は仁に善し、言は信に善し、正は治に善し、事は能に善し、動は時に善し。 夫れただ争わず、故にとが無し。 上善は水のごとし 「水は方円の器に随う」といい、「行雲流水」という。 いずれも水の流動してやまぬところをひいてのたとえだが、 老子は水にダイナミックな「不争の徳」を象徴させた。流動するからこそ力をもつのである。 (引用:『中国の思想[Ⅳ]老子・列子』P42) 【参考文献】 『中国の思想[Ⅵ]老子・列子』徳間書店

舌診(08)

治療家のT先生に舌の研究の為にご協力頂きました。 舌を撮影させて頂く時は、 念のために表だけで2枚、裏だけで2枚撮影します。 色調の違いを考えて今回はこの画像を選択しました。 表 裏 舌質 淡白舌 嫰・点刺・歯痕 舌苔 白苔 全体・薄苔 仕事終わりに撮影をさせて頂こうかと思っておりましたが、 時間がありましたので、業務の前に撮らせて頂きました。 舌尖の紅が痛々しいですが、”朝” というのも要因の一つかと思います。 裂紋が出来てからかなりの時間が経過しているのかと思います。 T先生の舌は昨年より診させていただいておりますが、 瘀斑の境目が緩やかに感じます。 状況により変化があるのでしょうが、 安定している好転反応を感じます。