体表観察で
2021/03/31
練習で先輩の体をみせてもらった
腹部、手、足と順にみせてもらう中
両足で足部外側、踵から第5指にかけて(膀胱経の走行と一致)
著しく冷えている状態を観察した(はじめて観察した所見)
足底の一部、足首(アキレス腱のあたり)にも
冷えは感じられたけど、こちらは、もやりと感じる程度の柔らかい冷え
足の外側のラインの冷えは、触れる手が痛い、
「固い」冷え方、というか
短期的に生じたものでないものに思われた
昨日観察した内容を振り返るなかで、
2つは、冷えとして括ることはできても種類が異なるものといま、考える
なぜあんなに風に冷たくなるのか
仮に足首から下をしばらく冷水に曝しても、あんな冷え方はしない
流れ、道筋における不良があるためとするのが妥当か?
他の可能性は?
その時には、
別の所見で唇が乾燥していること、自覚症状に喉が渇きがあること
などもあわせて注目していたが
そもそも経絡の疎通に問題があるだけで、あの様な固さと伴う冷え方を
体は呈すものなのか?
鍼を打たせてもらった後にも、その部分の所見に変化は見られなかった
この後、どのように変化していくのか
生活癖
甘いものがやめられない。
それにジャンキーなものも・・・。
食べると確実に体調が悪くなるだろうと分かっているのに食べてしまう。
いったい何何でしょうか?
分かっているのにやめられない。
世の中にもそう言う人は多いのではないでしょうか。お酒やタバコもその代表かと思います。
私の場合はそう言う気分になるのは決まって夜です。
朝や昼間はそういうものを見ても何とも思わないのですが、夜になると無性に食べたくなってきます。そしてそんな時は必ず食べすぎてしまいます。
今、色々分析してみると、朝は睡眠から目覚め、身も心もリフレッシュしていて一番健全な状態なように思います。そんな時は気分も落ち着いていて穏やかで心に余裕があります。
昼間の活動時間になると、仕事モードに入り、自分の外のことに終始注意を払って集中している状態です。きっとこの時にかなりのエネルギー(気)を変に(正しくない方法で)消耗しているんだと思います。
そして夜になると何か昼間に失ったものを解消、穴埋めしたい気分になっているように思います。それが反動となって強刺激な甘いものやジャンキーな食べ物の欲に転化しているのではとの分析です。
東洋医学的に考えてみると
人の体は均衡を保とうとします。
昼間に陽気が旺盛になって、夜に陰分が充実する。
気は陰から転化してできる。
私の場合は、本能的に昼間に失った陽気を取り戻そうと夜に過食して(間違った方法)陰分を増やそうとしているのでしょうか? もともと陽気不足なもので。。
睡眠が陰分を増やす行為なら、過食するより早く寝た方が賢明ですね。
そしたら翌朝になって充電され、また心穏やかな朝に戻れるはず。
舌の考察 2023/11/29
12月に入り、最近はぐっと気温も下がってきて、ようやく冬らしくなってきた様に感じます。その寒さのせいか、周りでも体調を崩している人が目立つ様になってきました。
子供の間ではインフルエンザが冬季前から流行し続け、学級閉鎖を繰り返しているようです。これもコロナ後の影響が言われ、新型コロナの流行が始まったころはとにかく、マスクの着用や手洗い、ソーシャルディスタンスの確保などの感染予防が徹底されてきたせいで、子供達がその間、ウイルスや細菌との日常的にさらされる機会や量がかなり減ってしまったことにより、免疫が賦活化されず、脆弱になってしまったせいだとか言われています
それとは別ですが、最近職場のお子さんが川崎病を発症して入院されることがありました。
3歳になる男の子ですが、かなりの高熱が続き、舌が真っ赤になり、鼻血が出たり、首のリンパが瘤状に膨れたいたそうです。まさに血熱妄行状態で重篤でした。今は無事に退院されましたが、本人はまだ小さいのに大変なつらい経験をして、そのご両親も心配でさぞかし心を痛められたことだろうと思うとこちらも辛くなります。
この川崎病の原因は今のところ不明ですが、ある仮説の一つに微生物が引き金になっているのではないかと言われています。
川崎病にかかりやすい何らかの素因を持った人が、ウイルスや細菌などの微生物にさらされたことが引き金となり、過剰な免疫反応を起こして発症すると言う仮説です。
実際、この新型コロナのパンデミック以降、川崎病の患者数が従来より3分の2に激減したとの報告が上がっているそうです。
新たな切り口から解明できることに期待したいです。
さて今週の舌診ですが、
以前の写真と比べると、舌辺の歯形が深くついており、嫰感が強く、気虚が深くなかった印象です。いつもより舌奥に苔が厚いと見せてくれました。舌辺は赤く、舌裏も赤白のコントラストが強く、白抜け感が目立つように見えます。
脈 浮〜中で緩
問診では先週末に発熱を伴った風邪を引いていたと伺いました。その名残が舌にも残っているのかなと思いました。
舌先が禿げているそうです。
忙しかったのですか?と言われて、そういえばその週は通常より1名少ない人員で仕事をしていたせいでしょうか。あまり自覚していなかったですが、潜在意識や肉体には影響しているみたいです。相変わらず苔が分厚いです。この頃はずっと下腹部がシコリのような停滞感があって、腸が固まって動いてないせいなのか、直腸に栓をした感じで気持ち悪かったです。
脈診の勉強を通して
1年性のとき、学校の先輩に脈を診てもらったときのこと。
「(臓腑の)○○が弱ってる•••その上○○で○○やからこれはしんどいな」
現在と比べても、更にちんぷんかんぷんだった中医学の理論を
ペラペラと展開されて、体調を心配してくれている様だったけど
何かこう「決めつけ」「レッテル貼り」をされたように感じて
ムッとした記憶があります。
つい先日、学校の授業中あるベテランの先生に脈を診てもらったときに
「脾も弱いけど食べる力はあるね」などの言葉に
そんなことまで分かるものなんだなあとの感想を抱く。
似た様な状況なのに、受け取ったものが全然違ったことに気がついた。
そして今回、1年性の時の感情には、自分よりも知識を持っている
先輩に対する嫉妬の様なものがあったのだと見返すきっかけに。
脈診の勉強はなかなか思うようには進展しなくて、
初学者の仲間とはいつも頭を抱えていますが、
経験不足で分からないなりに少しずつ見えているものも
あるのかも知れないと思えました。ありがたいです。
実験、公孫など
珈琲
私はコーヒーが合いません。
香りや苦味が好きなんですが、身体に合わない。
自分の感覚として体感しているのは肝の暴走。
散々書籍にあることなので発見でも何でもないのですが、体感としても感じます。
じゃあ、それを思いっきり飲んだらどうなるか。
ボトルコーヒーを一本一気飲みしてみた。
自分の体の反応と術者としての感覚を飲む前、飲んだ後と比較してみました。
術者として
普段から鋭くない感覚が更に鈍くなる。
全く相手を感じる事ができない。
身体を触らせて頂く時に頭に言葉が多くなる。
体感として
自意識が強くなる。
ナポレオンはコーヒーを勇気の出る飲み物として愛用していたらしいのですが、鈍感になっただけじゃないのか。と思った。
また、時間差があるので直後には出ない。
ただ影響がマックスになった時、酒で酔った感覚になる。
調べるとコーヒー酔いというものもあるらしいです。
気逆を起こすと気が大きくなる?
脈の寸には影響があった気がします。
頭には色んな言葉が浮かぶ様に。
エゴが強くなった感覚?
いつも以上に自分の世界だけで全てを完結させている気がしました。
家に帰って自分の肝経の経穴に鍼をしてある程度は和らぎましたが、躁鬱状態ってこんな感じなのかなと思いました。
手に受ける感覚
何か違和感を感じたとして、それぞれ種類が違ってくる。
細分化して言語化できればいいなと思いました。
体感として一つ重い感覚はあったので、まずはそれについて考えていく。
切経
術者と患者が合った時、そこに囚われ過ぎるのは良くないと思いました。
ベタベタ触ると段々反応も薄れ、よく分からなくなってくる。
即時即決、一回でどれだけ情報を頂けるか。
患者とどの様な意識で向き合うか、模索します。
深さも意識したい。
公孫
この穴の認識を深めたい。
奇経八脈考、症例から学ぶ中医婦人科などを中心に調べているのですが、まだイメージが掴めていません。
引き続き調べて行きます。
楽しむこと
表面的なものではなくて、この本質って何なんだろう。
考える事で遠のいていっているかもしれないけど、一旦はこの工程を踏みたいと思います。
舌の考察 2023/12/6
もう、気がついたら今年も残りわずかになってしまいました。また一年が過ぎようとしています。
この一年は毎日、やるべきことはやって、行くべきところに行き、家に帰ったら、家での作業をこなし、寝る。というルーティンを守って生活していた印象です。
もう少し余白の時間も作れればと思っていますが、来年の課題になるでしょうか。
点刺はありますが、前回ほどは舌先の密集度は低下した?かなと思います。でも舌辺に広がったようにも見えます。苔の色が黄色に傾いてきました。胃の停滞もありますが、下焦の停滞間の方が強く感じます。最近は便が硬い状態が続いています。
舌裏の怒張が濃くなっています。血の停滞が見られます。
院での治療直後です。
前回の舌の写真より舌全体に膨らみが増し、ふっくらした状態で、気血の巡りが良くなった様に感じます。色味も明るくなりました。舌の苔も程よくついています。通常のベースはこのような舌なのかなと思いました。
でもこの日に急な鼻水が湧き起こる現象が見られ、頻繁に鼻をかんでいたのが気にかかりました。本人曰く、風邪からでは無く、学校での実技でお灸を中脘に10壮をしたせいだと思うとのことでした。そのせいで気逆を起こし鼻水として上に溢れたようです。
そういうこともあるのですね。
祖母への鍼灸ケア:温灸器
祖母(94歳。認知症あり。要介護4。脳梗塞後遺症あり。)
に対する、スモークレス温灸器の動作テスト。
不定愁訴は便秘。
使用経穴は督脈の腰陽関と霊台あたり。
経穴は使わないと覚えられん……
※7月14日に行いました。
肺陰虚証を勉強していて思った事
授業で肺陰虚証について勉強したので、その時に思った事を書いていきます。
陰虚:乾燥/内熱
1.発熱→乾燥→陰虚
燥熱
2.五志の化火→乾燥→陰虚
体内で熱が生じ、次第に乾燥して、陰虚になっていく。日本では湿熱が多いですが、
砂漠のような地域には燥熱が多い。
五志の化生は、情緒、感情から生じる熱
というような話だったかと思います。
私は1は外因の影響で、熱証になり、2は内因の影響によるもので、
燥熱は気化熱みたいなものなのかと思い、燥熱の意味?を調べてみると
"燥邪を受けて津液が消耗しておこる病証。内熱と合わさることで更に消耗する"とありました。
気化熱は、感覚として身体についた水分がすぐに蒸発し、体感的には涼しくなる感覚でいましたが、
気化熱についても改めて言葉で見てみると
"1モルまたは1グラムの液体を、同温度の気体にするのに必要な熱量。液体が気体になる際に周囲から吸収する熱のこと。"とあり、
話の流れから受け取った雰囲気とは少し違いました。
情緒、感情から熱が生じることで乾燥し陰虚になるというのは、ぱっと思いついたのは、
怒りの感情が、肺や頭の方へ上昇していくイメージでした。
ただ五志には怒だけではなく喜笑、思、憂悲、恐驚があり、他のものが原因だとどうなのか、と考えました。
考え過ぎると気は滞り、それに伴って何かが熱に変わるのか。
驚いたときには心が消耗してバランスが崩れてどこかで熱が生まれるのか。
喜は…小さい子どもが遊びに行くのを楽しみにしていた日に熱を出すこと、は関係があるのか。その場合は何が熱化したといえるのか。
小さい子は脾が未熟であることから涎が出やすい、と習いましたが、大人と比べて
身体が未成熟なために五志の化生が起こりやすいことはあるのか。
肺・大腸
9/26
大腸兪に1cm刺入するという授業があった。
そこまで刺すとやはりどうしても強刺激になりやすく、自身の体には負荷が大きい。
ただ良くなるだけが勉強ではないと思ったし、その時の変化を追うにはいい穴なんだろうなと思ったので状態を探ってみた。
まずはざっくり感じた変化は左半身。
左だけ2回刺入したという事もあるし、ビン!といった感覚を覚えたのも左だったからか左半身に反応が出る。
左扶突、天鼎あたりにスッと清涼感がきて自汗があった。
仕事終わり院でバイトだったので、到着して汗が引いたくらいのタイミングで左右触ってみるが左のみ汗が引きにくい。
左膝がバキ!と音がなったがあれが何を指すのかはまだ分からない。
原穴を探ってみると合谷が冷えて左の方が発汗が強い。
また大腸経を一連の流れで広く探ると合谷あたりに出やすいが、そこに限った話でもないんだなと感じた。
力のない咳が数回でるといった症状もあった。
表裏関係にある肺にきたのかと思って太淵を探ると同じような感じでした。
また、気虚症状も伴い、倦怠感も発生。
精神変化としては、憂が近い感じがする。
とりあえずフ〜といった感じで、少なくともいつもに比べて元気な精神!って感じではない。
じゃあ帰宅して自身に鍼でカバーと行きたいところだけれども、その技術もないし明日治療して頂ける日なのでそこは触らなかった。
ただこういった時は冬虫夏草と黄耆を使えばある程度良くなる事は患者さんで経験した事があるので、
自宅にある冬虫夏草と黄耆建中湯(メーカーの考え?で膠飴の入っていないもの)を使うと幾分かマシになりました。
9/27
大腸の反応が昨日より広がっている気がする。
朝から泄瀉で少し口渇がある。
大腸の穴埋めをしないといけないな。
右足の上巨虚にひんやり感があるのだけど使えるんだろうか。
生薬では止瀉薬である山薬や肉荳蔲を使うシーンな気がする。
初めまして。
大阪の鍼灸学生で稲垣といます。宜しくお願いします。
もうすぐ後期単位認定試験が始まります。
試験勉強をしていると、食事が少量になってきます。
お腹いっぱいになって眠くなってしまうのも困りますし、運動不足もあったり、体重を増やしたくないのもあり。。。
そんな生活の中、年をめされた方で食欲が旺盛な方を拝見する機会がありました。年齢を重ねると食は細くなっていくものだろうと思っていましたが。
『養生訓』には老人の食に関しての注意喚起を目にします。
例えば、
「第二章 飲食 (23 老人は食を少なめに)」
”胃腸虚弱の人、ことに老人は、飲食に傷められやすい。味わいのよい飲食物に向かうときは、我慢をすべきである。節度を越えてはならない。心弱くては欲には克てない。心強くして欲に克つべし。”
僕が目にしたその方を考えるに、単純に”食い意地が張ってる”と、判断するには寂しく感じます。
もしかしたら、水穀の精微を得んが為の必死な姿なのかもしれない。
悩み(主訴)を発する途中なのかもしれないのでは。
それを鍼灸にて治療を考えると腎を補する法なのか・・心の障害を瀉する法なのか・・
もしかしたら、主訴を解消しても、それが最終ではないように感じます。
出典
『口語 養生訓』貝原益軒(日本評論社)
















