最近感じている事
主体性と他力
遠くを感じるためには真っ直ぐそこに向き合わないと到達できない。
また、真っ直ぐになれたとしてもどこまでいけるか?
最終的な主体は自分だけども、自分だけの力では限界がありそうな気がする。
人は個体としていきなり出来上がったわけではなく、天地の交流から生まれた。
生きている間も色んなものを頂いている。
足元が浮ついていれば交流も途絶える気がします。
足の裏の勇泉、掌の労宮。
何かあるのかと気になります。
木が育っていくためには根が必要なのと一緒なのかな。
それにしても桜が散った後の新緑は元気です。
勢いを感じます。
先読み
歩行者を見ていて、あの人今からあの方向に行くのかなとか観察して勉強。
遠めの人の方が分かりやすい現象も勉強になります。
縮こまる
知識に捉われると大きな動きが出来なくなる。
溶け込むことが大切だなと思います。
自分も大きな流れの中の一部といった認識でいることにしてみました。
入浴
最近風呂に入る時電気を消して入っています。
静かさが増すのでとても良い感じです。
周りのザワつきは単純に騒がしい事もあるけど、自分が騒がしい事もある。
春の空気
浮ついているというか、フワフワしてる気がします。
今年は花粉がスゴイらしいのですが、例年に比べてそういった部分はどうなんだろうと気になっています。
歩くテンポ
現代人は急ぎすぎている。
早歩きしている時とゆっくり歩く自分の差も勉強になってます。
ゆっくりするからノロマになる訳でもないと思います。
舌の経緯
寺子屋である患者さんの舌診をさせていただきました。
西洋医学的に同じ診断をされた別の方の舌を以前写真に撮っていたので比較してみました。
舌型は異なりますが、どちらも舌色や苔の配置などが特徴的でバランスが極端になっている事に気付きました。
今日見させてもらった舌や、以前写真におさめた舌も断片的で、どのような変化が起きるのかまだ想像ができません。
そこで、症状が悪化した時、快癒に向かった時、舌がどうなるか、患者さんの生活環境や職業、発症しやすい時期など、症状が悪化するまでの経緯も先生に聞いてみました。
「またこの症状が出たらどうしよう…」と不安に思う気持ちが更にプレッシャーを与え症状を悪化させる要因になるという先生の言葉が印象的でした。
舌の考察 2023/12/20
先日、職場の薬局での出来事。
窓口でのやり取りの際、「処方箋に頼んでたお薬が記載されていない。先生が書き忘れている」と、患者様が言われました。
そのお薬の名前を尋ねると、「レイボー」だと言われるが、全く初めて聞く名前だったので、なかなか聴き取れませんでした。
当然薬局の在庫にはないお薬なので、処方医に問い合わせて追加処方してもらい取り寄せという形になりましたが、後で調べたところレイボーなるお薬は偏頭痛のお薬でした。2022年6月8日発売されたばかりの新しいタイプのようです。
今までのトリプタン系の偏頭痛薬とは異なった作用機序で、セロトニン1F受容体に結合して脳の神経に働き痛みを起こす物質の放出を抑えるとありました。
果たしてこの患者さんに効果があるのか。
もうすでに飲んでおられる様で、1錠では効かなかったとのこと。今回からは1回に2錠に増量してみるようです。
結局のところ、偏頭痛の原因や作用機序はまだはっきりわかっていないのが現状なので、あくまでもセロトニン仮説もその一つの考えであるため、その患者さんにフィットするかは未知数なのは必至でしょう。
偏頭痛もなかなか難しい症状です。それでいて結構多くの人が悩まされている頭痛の一つです。
そんな偏頭痛に対して鍼灸はかなり効果があることで知られていますが、実際受ける人はまだまだ少ないのかもしれません。
今週の舌です。
今週もお疲れの様子です。
色味も薄くて気血が足りてない感じです。気の不足により停滞感が見られ、むくんでいます。
脈は浮大滑 やや中空
苔はしっかりついていますが、通常に比べてば、まだまだ薄い方です。写真の写り方にもよりますが、色味はいつもより淡い様に見えます。生理後でやや淡白なのか。
そういえば最近は目が乾燥して疲れやすいです。スマホを見ると悪化します。
脾と胃の病証
脾と胃は表裏関係にあり、経脈を通じて関連しているため生理的にも病理的にも相互に影響を及ぼす。
脾は臓(陰)に属し、陰が旺盛で喜燥悪湿
胃は腑(陽)に属し、陽が旺盛で喜湿悪燥
脾は胃が熱化しないように胃に陰液の一部を供給し、胃は脾が冷えないように脾に陽気の一部を供給していて、これらの協調関係が正常な脾胃の機能を発揮させている。
脾胃湿熱(内生した湿熱が脾胃に影響を及ぼす病証)
症状:上腹部の膨満感、食欲不振、嘔吐、口苦、口粘、尿黄、舌苔黄膩
本証は虚実挟雑(虚証と実証が同一時期に出現している証のこと)だが、主に湿熱(実証)の症状が顕著である場合が多い。
a.中焦の気機(気の働き)が滞る
湿熱が中焦の気機を滞らせると、上腹部の膨満感が起こり、熱により上逆すると嘔吐が起こる。
中焦の気が滞るため食欲不振が起こる。
b.湿熱が鬱滞する
痰湿が存在すると、口は粘り(口粘)、乾燥するが多く飲めない(口乾)という特徴がある。
実熱により津液を損傷すると、口苦や尿黄などが起こる。
c.運化が失調する
湿熱の影響で脾気虚になると、運化が失調するため食欲不振となり、水液を吸収できないと下痢になる。下痢は湿熱の影響を受けると粘稠になり、臭いも強くなる。
d.舌脈所見
痰湿により舌苔膩になり、脈滑となる。内熱により舌苔黄となり、脈は速く(脈数)なる。
a-dは特徴的な臨床所見?
上腹部(胃脘部)の膨満感や食欲不振は、湿邪が引き起こし、もともと津液が、水がいっぱいになっているもので胃熱との違いは、食欲不振があるかないか
粘→湿、乾・苦→熱。2つが引き起こす状態が1度に出る。
夢魇
知人が金縛りになったきっかけで昨年から金縛りについて調べています。
不眠の類と考えましたが、病因病機が見つけられず、ようやく金縛りについて書かれた書籍を見つけました。
「夢魇」とは、悪夢のこと。
例えば何かに押し潰されるなどして、驚いて目が醒めることが多い。
いわゆる金縛り状態になることもある。
心火熾盛を原因とすることが多い。
(針灸二穴の効能 呂景山著)
心火熾盛とは、心神が内擾すると心神不寧となる。
心は舌に開竅し心火上炎だと口舌に瘡が生じる。
(中医針灸学の治法と処方 : 弁証と論治をつなぐ邱茂良, 孔昭遐, 邱仙霊 編著 p.225)
「夢魇」というキーワードを見つけたものの、書籍を見つけられずネット検索してみました。
中医认为梦魇发生是患者体质虚弱、贫血,疲劳过度、及抑郁、生气、发怒等情志因素导致气血不和,神明失调所致。
(中医では、夢魇は患者の虚弱体質、貧血、過度な疲労、抑鬱、怒り、怒りなどの情緒的な要因が、気血不和、神明失調によるものだと考えている。)
【弁証】
肝胆鬱熱、肝胆上亢、心肝血虚、心虚胆怯、痰熱内擾、気血凝滞
(鬼压床的中医辨证及临床验方より 李士懋氏による臨床験治から抜粋)
ちなみに、「夢魇」は中国の俗語では「鬼圧床」ともいうそうです。
先日、知人を診せていただきました。
【現病歴】
長年不眠。2年前にインフルエンザに罹患して以来、間欠的に金縛りの症状が出現した。
強いストレスや過労の後は頻繁に起こる。
睡眠薬を服用しないと眠れない。
【問診】
考えて思い悩むことが多い、情志抑鬱、繰り返す悪夢、入眠困難、眠りが浅い、心悸、耳鳴、頭痛、咽頭痛、のぼせ、頸部の脹痛、倦怠無力、手汗、勝手に手を握る、歯を食い縛る、視力減退
【切経】
褪紅舌 歯痕舌 黄膩苔
舌裏は細脈が多く舌下静脈怒張 脈 細 数?
心窩部の詰まり
太渓穴の左右差、左霊道穴上方1寸に虚、合谷穴と太衝穴の圧痛、神道穴の詰まり、膈兪穴の隆起
顔色不華、頬紅潮、上肢の熱感、掌は汗をかくが冷たい、爪甲不栄、仰臥位で下肢の外転が強く小指がつく
収集がつかなくなってきたので、書籍から幾つかのヒントを得ました。
不寐証は病であるが一様ではない。ただ邪生の二字で知りつくすことができる。(中略)不寐の病は主として気血や臓腑失調のものである。(中略)気血を調和させ臓腑の機能を正常にさせることが主な原則となる。
長期に渡って鎮静安眠薬を服用している患者は、薬の関係で精神不振、倦怠、無力感(中略)といった虚に類似した証候が出現する場合がある。弁証を行う場合には、こういった証候を弁証ほ根拠とすべきではない。
(中医鍼灸臨床発揮 李世珍...
裂紋舌の深浅
裂紋舌の深浅について考えてみた。
舌診を覚える時、水田に例えたりしていた。
水分量を表す裂紋舌は水分や養分のない干からびた土と似ている思う。
昔、真冬の田んぼに落ちたことがあるが、表面は地割れして硬かったが、まだ中に水分が残って下の層はほんの少し柔らかかった。ただ、キメがなく、酸欠状態の土だった。
そのまま放っておけば、やがて休耕田のようにカラカラに乾燥し、深く亀裂の入った硬い地面に変わる。
裂紋舌の深浅や舌質の剛柔は、水分量や病の進行具合を示す指標になるのではないのかと思う。
外界への扉
皮膚は外界と内界を隔ててくれる人体最大の臓器です。
(膈といえば、いろんな邪が停滞して潜んでいそうなイメージが湧きます)
また皮膚は肺のように呼吸をしているといいますし、また体内の老廃物を汗として分泌排泄しているというのですから、五臓でいうと肺と大腸ということになります。
一方で「皮膚は内臓の鏡」とも言いますので、肺・大腸に限定するものでもなく、五臓全体と関わっている臓器ともいえます。
体表観察をしていると皮膚はいろんな情報を発信しているのを診てとれます。
●肌の色、ツヤ感
くすんでいる、青ずんだ、焦げた、赤らんでいる、血の気が引いたなど
●毛穴の状態・肌目
ザラザラ、ゴワゴワ、ラップのような、シワシワなど
●肌の温度
冷えている、あったかい、熱いなど
●発汗具合
サラサラ、つるつる、カサカサ、しっとり、ベタベタなど
●肌の弾力・緊張・弛緩・膨隆・陥没
ブヨブヨ、ふっくら、もちもち、カチカチ、パンパンなど
●肌感覚
くすぐったい、ゾワゾワする、気持ちがいい、苦しい、チクチクする、痛いなど
これらの情報が具体的にどういう状態を表しているのか、どの臓腑経絡からのメッセージなのかを読み取るのはまだまだ難しい部分も多いですが、今後、舌や脈、腹診などともっと紐付けできるようにしていけたらと思います。
背候診
ただ今、チンプンカンプン、迷子中です。
やっぱり私は触覚が鈍いのです。
とりあえず、背候診では何を診ているのか?
まずは自分なりに整理をして、一つずつ分かることを増やしていきたいと思います。
①寒熱
背中のどのあたりが冷えているのか、逆に熱いのか。それは何を意味しているのか。
②毛穴の状態、肌目
毛穴が開いているのと閉じている時の肌の触感はどのような違いがあるのか?
③発汗の状態
サラサラ、ツルツル、ベタベタ、
シットリ、ジットリ
カサカサ、ガサガサなど
具体的にどういう状態を表している?
④肌の弾力
緊張、弛緩
ブヨブヨ、ふっくら、モチモチ
カチカチ、パンパン、ガチガチ
隆起、膨隆、陥没など
それらの意味するところは。
⑤圧痛の有無
喜按
拒按
痺れ、麻痺
⑥肌色
暗い、青い、赤い、黄色い
色褪せた、くすんだ、黒ずんだ、白抜けしているなど
⑦肌ツヤ
⑧できもの
⑨椎間の形・大きさ・位置
⑩詰まっている?
どういう意味で言っているのか、そしてどういう感覚を表しているのか?
まだまだ観察すべきことは沢山あると思いますが、先ずは自分で思い当たる項目を挙げてみました。
コーヒー
先日勉強会で、寺子屋メンバーが
コーヒー(約350ml)を飲む前と飲んだ後で
身体がどう変わるか実験をしてた。
(ブログにあるので、参照ください。)
以前、接客業をしていた時、
テンションがもたないので
コーラ、コーヒー、エナジードリンクを
飲んでる人がとても多かった。
覚醒作用があり、一時的に気の流れも良くなるのだとか。
私はコーヒーや炭酸を飲むと
胸が痛くなったり、痞えたり動悸がする。
嗚咽したり、吐きそうになることも。
よっぽどのことがない限り飲まないです。
タンブラーに入れてコーヒーを飲む人がカッコよくて羨ましいのですが…
コーヒーは安寧作用があり、
温性で昇発と利尿作用がある。
それを知って、私は日頃から逆上せやすく
気が上りやすいため、
コーヒーを飲むと動悸が起きることに納得しました。
温性なので身体を潤す成分もなくなってしまいます。
便秘がちで乾燥肌の私にはよろしくありませんね。
下野先生曰く、日常から飲んでいると
脾が弱くても麻痺してくるそうです。
キンキンに冷えたアルコールを
飲むうちに慣れてくると
同じような感覚だそうです。
【脾胃の病因病機 一部抜粋】
外邪の侵入、情志的な要因、食生活の乱れ、労倦などの要因も
直接的・間接的に脾胃の疾患をもたらす原因となる。
また体内にある病理産物、痰飲、水湿、瘀濁なども脾胃の病変を続発させたり悪化させたりする内在要因となる。
【胃失和降】
胃腸の伝導機能の失調という症状と胃気上逆とあう症状の2種類が現れる。
○ 胃腸の伝導機能の失調
便秘、脘腹脹満して痛む
○ 胃気上逆
悪心、嘔吐、げっぷ、胃酸過多、しゃっくり
[原因]
外邪の侵入、食生活の不節制、思いどおりに事が運ばない、痰飲の停滞、脾胃虚弱、大小便の閉塞など
もう、どっからでも脾と胃を傷める可能性がある。
体質的に脾胃虚弱な人が抑鬱で肝胃不和となり、飲食不摂で辛い物、肉、酒、味の濃いものばかり食べたり、温補剤を飲みすぎたりする
コーヒーも温補剤になるのかな?
こんなケースもあり得そう。
ひどくなれば経に沿って頭痛や逆流性食道炎、清竅にまつわる症状が現れるのでは…
と思いました。
参考図書
○ 最新カラー図解 東洋医学 基本としくみ
○ 中医病因病機学
テレビにおける鍼特集の直近の予定、と個人的な感想。
2018年12月31日 9時~13時 『YOUは何しに日本へ?』の再放送にて、YNSA(山元式新頭鍼療法)の紹介。
https://juku.teppennohari.info/post-7160/
以下、東京大学付属病院に勤務しておられる、粕谷大智先生の公開Facebookページより。
2019年1月4日、NHKあさイチにて、鍼の特集あり。
https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=128705171477506&id=100030140710901
1月23日および2月13日、NHKためしてガッテンにて、鍼の特集あり。
https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=122722288742461&id=100030140710901
https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=128705171477506&id=100030140710901
また、上記文章から、詳細は不明ながらも、2018年にNHKであった「東洋医学 ホントのチカラ」の続編も企画中?らしい?
……
僕、個人的には、正直、怖くなってきました。
2019年以降における、日本の鍼灸および東洋医学の扱われ方、受け止められ方に。
特に、NHKで鍼灸の特集なんて、長年の鍼灸患者からしたら、驚天動地の出来事です。
国が、公共放送を使って、鍼灸をプロパガンダしている……
それは日本医師会も黙認している……
と個人的に受け止めてます。
国の予算が100兆円を越え、医療費が42.2兆円と、常軌を逸した予算配分になっており、
厚生労働省「平成29年度 医療費の動向」について
https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000177609.html
また、柔道整復師の保険請求も、去年9月から非常に厳しくなり、整骨院・接骨院のハシゴ受診が非常に煩雑になったり。
(事実上のハシゴ受診不能。)
ほぼ同時期に、はり師きゅう師の広告制限も非常に厳しくなったり。
「これらの動きの背後にある、思想・背景って、なんだろう?」
と、僕なりに推理すれば、乱暴な言い方をすれば、もはや、
「医者で治らない疼痛とか難病とか、もう知らん!!こっちはもう金がないんじゃ!!お前ら自由診療でなんとかせえ!」
という遠回しのメッセージにも感じられます。
当然、ターゲットとなる患者層は、今の若者よりお金を持っている「富裕層の老人たち」…ってところでしょうか。
国が勝手に、鍼灸の宣伝をしてくれるのであれば、なおのこと、今まで以上に、鍼灸で出来ることと出来ないことの線引き・リテラシーなどをしっかり確立しておかないと、患者さんから速攻で不信感を持たれかねませんね。
……
それは恐怖と不安の身震いか。
それとも……鍼灸医術に対する武者震いか……
単に寒いだけで「ふるえ産熱」しているだけか……
……
それより、落としてる科目の単位認定試験、頑張ります。















