教科書の読み方を考える
傷寒の邪が人に中る場合、一般に浅い部分から徐々に深い部分に入っていくとされる。
あくまで基本の型として教科書的な説明として受けとめ理解したら良いとは分かりつつも、引っかかる。
鍼灸学校1年の冬、日暮れ時に学校を出たところで激しい悪寒戦慄に見舞われたことがあったが、
からだは反射的に手腕に力を込めて項に緊張状態を作り出そうとしているようで、
ガタガタと震える体は自分の意思で全く抑えが効かず、
やばい、やばい と声も漏らしながら多分まっすぐ歩くこともできていなかったはずで、
その時のことを思い返すと、自分の経験と「徐々に入ってくる」と表される様相は印象がかけ離れている。
太陽病の説明として、正気と邪気が体表において抗争する病証とのまとめは綺麗すぎてよく分からなくなる。
今後、この点についてどのような見方をもつようになるのか。
現状として記録
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【参考文献】
新版 東洋医学概論/医道の日本社
施術日記(03)
T.I 先生との治療練習3回目です。
週ごとに、同じ経脈上に刺鍼する事で変化をとります。
舌診の鍛錬
【目的】
① 一週間前と同穴にて、鍼の番号を変えて違いを診る。
② このシリーズは今回で3回目。
鍼の ”前後” という短期的にできる変化とは違う、中期的な変化を探す。
舌の中央の苔・裂紋には長い歴史を感じるので、
この変化を狙うのは、
長期的に考えなくてはならないのかもしれません。
舌尖と舌辺の赤みは、ぼんやりといつものようにある。
舌の出し方に、強張った感じはみられない。
陰陵泉(右):0番鍼にて置鍼(5分)
一段と力が抜けたように感じる。
刺鍼後には舌尖と舌辺の赤みは、淡く穏やかになるのはいつもの通り。
舌の水分量の違いが、事前事後で間違いなく変化する。
2週間前は・・
この2週間前に舌診した際、
舌の出し方が右へ傾いていたのが特徴的でした。
舌尖の尖がり具合や舌の周辺の赤みは現在もありますが、
現在は少しマイルドになっているように感じます。
ご自身で治療をされているのもあり、
このシリーズでの正確なエビデンスという訳ではありませんが、
変化は感じられます。
赤い宝石
先日、奈良でいちご狩りを堪能してきました。
私は奈良のブランドいちごの「あすかルビー」の大ファンです。
2年前から春になりオンシーズンになると、あるルートから毎週注文して「あすかルビー」を堪能していましたが、今年からは手に入れるルートがなくなってしまい残念に思っていました。
ところが今年は運良く現地に行く機会に恵まれて、思いっきり堪能できたのです。
もう何個食べたかわかりません(笑)
真っ赤な大きく膨らんだ苺は見るだけでテンションが上がって最高ですね。
赤い宝石と言われますが、全くその通りです。
そうそう、最後に勉強にも繋げないと。
薬膳 いちご
体に必要な水分を補充し、体の組織や器官を潤す働きがあります。食薬として滋陰類に分類されます。(※肝経・胃経・肺経の経絡に強く作用)
潤肺生津
肺に潤いを与え、体に不足した水分を増やす。
滋陰補血
体に必要な潤い(水分)や血液を養う。
清熱解毒
体にこもった熱を冷まして取り除くと同時に、毒素を体外に排出する。
利尿
体に滞った余分な水分を、尿として排泄する。
健脾和胃
脾を強くし、胃の調子を整える。
SATOYAMA 食薬図鑑
https://www.satoyama.bio/databook/fruits/strawberry/
確かにお腹いっぱいいちごを食べた後、身体が冷えて、しばらくしたら利尿効果が半端なくトイレばっかり行っていました。
今回は食べ放題だったので、必要以上に食べてしまったのが悪かったんだと思います。でも2時間ほどしたら、あんなにたくさん食べたのにかかわらず、お腹がペコペコになって胃がスッキリしていました。
ちなみに、ちょうどその日はWBCの日本vsメキシコの日で、隣のビニールハウスから「やったー!、日本逆転や! 勝った!!勝った!!」と1人のおじさんが叫ぶと、ビニールハウス中が一気に歓喜に包まれました。みんな苺を摘みながらも、日本の勝敗が気になって仕方なかったんですね。とってもよい思い出になりました。
診病奇侅(01)
中脘
脾部中脘塞り、中脘水分に動あり、
又脾塞り、水分に動ありても、中脘に動なきは、食にあらず、
《私議》
中脘と水分について感じるところあり、考察を深めたいと思います。
【参考文献】
『診病奇侅』医道の日本社
外反母趾
寺子屋で施術をみさせていただきました。
患者さんの外反母趾が目に止まり、そういえば学校の実技の時にクラスメイトにも外反母趾が気になる人がいて、
何か共通する点がないかなと考えていました。
足の内側に症状がでているから脾経に問題があるのか?
ちょっと探ってみようと思います。
臓腑生理の学習
皆さまこんにちは、鍼灸学生のイワイです。
東洋医学概論の臓腑生理について復習している中で、分からなかった問題について調べてみました。
【問題】情報伝達に関与する働きを持つのは、どの臓腑によるものか?
これに関して、当初は心の働きだと思っていましたが、どうやら心ではなく、奇恒の腑の一つである「脈」の働きだったようです。
(寄り道しての復習です↓)
奇恒の腑とは?
水穀と直に接することない密閉した中腔器官であるとともに、精気を蔵するという機能も持っている。
胆、脳、脈、骨、髄、女子胞
話を戻しますと、脈は奇恒の腑の中でも心と関係があるというわれており、
脈は血脈、血府ともいわれ、生理物質が運行する通路であり、全身に分布し、臓腑と直接連絡しています。
脈の主な機能は、
①生理物質の運行 ②情報の伝達 です。
ここでは、上記の問に対して
②情報の伝達 について学んだことを記します。
【生理】脈は、臓腑の機能や病態を反映するため、気血などは生理物質を通じて、情報の伝達に関与している。
また、脈は経絡の概念に内包された組織、器官であり、経絡の機能である情報伝達に関与する。
奇恒の腑の働きについて触れることが少なかったので、この機会に学べて良かったです。
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【参考文献】
「新版 東洋医学概論」東洋療法学校協会 編
美しさ。
東洋医学で言うと、
一般的にブラックボックス化されているイメージでした。
しかし、
林先生の治療をみて、それが改めて覆されました。
先生の治療はブラックボックス化させるのではなく、外部で症状として出ているものを、内部の原理や構造を理解し、それをわかりやすく伝える。
そしてそれに合った配穴する。
その治療に感動し、そして、美しさを感じました。
これが自分の目指す治療だなと。
生意気ですが、将来、自分にも治療ができるという根拠のない自信が湧いてきます。
想像すると、鳥肌が立つように心躍ります。
好きな人ができたような感覚で笑
好奇心と情熱を持って東洋医学に向き合いたいと思います。
手を作る
近頃、切経を学んでいると、
高校でやっていたことに似ているなと思う。
デッサンでひたすら軽く腕を動かし、
極々白に近い灰色を描く練習をしていた。
ティッシュ、木、石、レンガ、瓶、おたま、布、長靴、林檎、ハンマー、フランスパン…
描きながらモチーフを執拗なくらい触って
寒熱燥湿軽重硬柔、形状や密度、奥行きを
手に染み込ませた。
なぜその形になったのか、
なぜそんな手触りなのか、
考えながら描いていた。
デッサンなんか修行みたいで好かんと思っていたけれど、段々と瞑想チックな面白いゾーンになってくる。
意識の持っていき方が
望経や切経もよく似ているのかもしれない。
でも、人体デッサンでは、モデルさんの身体に直接触れることは御法度だった。
鍼灸学校に入学するまで人体の感触は未知のゾーン。
鍼灸学校に入学した頃、
ある先生が「手を作りなさい」と仰った。
身体を切経していると色んな感触に出会う。
「あなたの肌肉は硬いね」
とある先生が仰り、初めて自分の肌は硬いのかぁと自覚した。
他の先生は、
「キメが細かいからあなたは感受性が高いね」「乾燥しているね」
と仰った。
なぜ、そんな風になるのか、
東洋医学を勉強し始めてから少し見えてきたと思う。
〇〇さんはプラスチックみたいやなぁ
〇〇さんは部分的に紙みたいなところがあるなぁ…
〇〇さんはお腹だけ黄色いなぁ…
肌肉の感触や色を捉えることに注力してみると、何が悪いかよくわからないけど、
直感的におや?っと思うことがある。
そして、似たような身体に出会うことがある。
共通する何かがあるのかもしれない。
ある日、TVで地形の成立ちみたいなものを観て、
肌肉=土なんだし、身体も地形みたいなものがあるのかもしれないなぁ…
と思うようになってきた。
下野先生も、身体を大きく地形を捉えてみるのも良いですよ、と教えてくださった。
身体は面白い。
なぜこんな形になるのか?
なぜこんな感触なのか?
そこまで書いてる本はあるのかな?
あれば興味があるけど、
手を作りながら自分で考えていくのも面白そうだ。
水レポート
前回に水をこだわってみようというブログを書きましたが、現時点で2種類のお水を試してみました。
初めは「ごろごろ水」を20ℓほど購入して飲みました。
奈良の霊峰大峯山からの鉱泉水で採水地に五代松鍾乳洞ごろごろ水と記載がありました。
何だがありがたいお水だなと思い飲んでいました。
実際に飲んでみた感じもクセもなくクリアですっきりとした喉越しの美味しいお水でした。
やっぱり天然水は普通の水とは違うんだな思い、気をよくした私は、次に一番口コミが良かった「温泉水99」というお水を入手して今飲んでいます。
「常温でもおいしい水」SNSでも話題沸騰中、
モデルや芸能人も違いを実感!
とのキャッチコピー付きです。
ところが、かなり期待して飲んでみたのですが、私には美味しくなかった。
そんな筈はないと思いながら、今も飲んでいます(笑)
「温泉水99」
鹿児島垂水温泉、火山帯の地下750mより47℃で湧き出す温泉水
浸透力:食材によく浸透して旨み成分等を引き出す、お茶の出がよい、お米がふっくら炊きあがる
油と混ざる水:乳化作用により白く濁り、混ざったまま
さびにくい:酸化が遅いため、水道水と比べて錆びがでにくい
アルカリ:pH9.5~9.9の高アルカリ性、美容と健康に
軟水:硬度2mg/1Lといった驚異的な低硬度の軟水 (ラベルに記載)
なぜ美味しくないと感じるのか?
私には苦く感じるし、重く感じるのです。
口コミには
「まろやか・マイルドな味わいに、ほのかな甘み」
とあります。
私の体質や体調によるのでしょうか。残念です。
第28回 はり師・きゅう師 国家試験。
令和2年2月23日、『第28回 はり師・きゅう師 国家試験』を受験しました。
解答速報での自己採点では、ある程度余裕をもって合格点を越えていますので、致命的なマークミスが無い限り大丈夫と思われます。
試験が終わって、”やり終えた感”の試験後を過ごしておりますが、
本日も朝の目覚めの時に「勉強せな!」と起きて・・
「あれ?模試?、、卒試?、、国試?、、、?、いやいや、全部終わってるやん。」
となってしまいました。
先生方にしてみれば、懐かしい感覚ではないでしょうか。
私のクラスは最後の一ヶ月間、皆が共に勉強する雰囲気が出来て、ラストスパートが上手くいった様です。
その結果、卒業できる者は全員、国家試験に合格点をクリアする事ができました。
それが、一番嬉しく思っています。
卒業式が3月に行われますが、変に気を使わずに最後の3年生の1日を皆と過ごせそうです。
院長はじめ、皆様には学生の期間中に大変お世話になりました。
お一人ずつに顔をみてお話が出来たら良いのですが、一先ずこの場を借りてお礼を申し上げたいと思います。
本当に、ありがとうございました。
受付をしていると云う事で、各種勉強会に優遇措置にて参加させて頂き、院長のご厚意に大変感謝しております。
学生中の勉強会の一つ一つが貴重な時間であり、お世話になりました。
これからが本当の意味での勉強の始まりと考えております。
厚生労働省の正式な発表まで、まだ時間は少しありますが、
日々、医学の探求に精進して参りたいと思います。
宜しくお願い致します。
















