学生・研究生によるブログ

学生・研究生による学びと発見のブログです。

気になった文章、歴史

気になった文章 「小腹控睾。引腰脊。上衝心。邪在小腸者。連睾系。屬于脊。貫肝肺。絡心系。 氣盛則厥逆。上衝腸胃。燻肝。散于盲。結于臍。故取之盲原以散之…」   霊枢 四時気第十九   大変勉強になりました。 天台烏薬散が使われるシーンに近い気がします。 また、これも更に探っていくと別の原因にも繋がってくるので、治療方法は変えていかないといけないとも思いました。   歴史 歴史を追うと、太素が幕末の偉い人達に与えた影響は大きそうで、これを踏まえて色々見ていっています。 色々繋がってくるので面白いです。 全く別物の認識がゴロゴロ出てきて勉強になります。

夏の終わりの勉強会

季節の変わり目、昼夜の寒暖差、 厳しい暑さの後の夕立、体がブレやすい時期になってきました。 今朝は夜に雨も降り、ずっとONにしていた冷房を止めました。 朝6時の気温は23度と夏の装いでは少し寒いです。 それでも電車の空調は寒いし、 突然の雨で濡れて冷えることもあります。 夏の疲れが出たのでしょうか。 私の弱い所にブレが出てきて不調気味です。 臨床に出て初めての秋を迎えます。 季節や天候の変化が体にどのように影響を与えるか、体の反応を追いながら学んでいきたいです。 寺子屋の勉強会にて。 上述した状態の体を寺子屋の勉強で診てもらいました。 切経を繰返している間に反応はどんどん変わるし、体調もコロコロ変わります。 患者役になるのは久しぶりでした。 受け手側からの発見ですが、 早く終わらせる事に注力しすぎたり、集中していなかったり、色々他のことを考えながら切経をすると患者さんに全て伝わるなと思いました。 今回は、一穴鍼を置いたら切経を繰返し、 体がどのように変化するか診ていきました。 下肢もまた尺膚診のように考えられるのか? と仮定して、脈、お腹の反応の位置と絡めて取穴してみました。 この考え方では整合性が合わないことも 出てくると思いますが文献を探したり 臨床の場で見立てに沿って検討していければと思います。

第28回 はり師・きゅう師 国家試験。

令和2年2月23日、『第28回 はり師・きゅう師 国家試験』を受験しました。 解答速報での自己採点では、ある程度余裕をもって合格点を越えていますので、致命的なマークミスが無い限り大丈夫と思われます。 試験が終わって、”やり終えた感”の試験後を過ごしておりますが、 本日も朝の目覚めの時に「勉強せな!」と起きて・・ 「あれ?模試?、、卒試?、、国試?、、、?、いやいや、全部終わってるやん。」 となってしまいました。 先生方にしてみれば、懐かしい感覚ではないでしょうか。 私のクラスは最後の一ヶ月間、皆が共に勉強する雰囲気が出来て、ラストスパートが上手くいった様です。 その結果、卒業できる者は全員、国家試験に合格点をクリアする事ができました。 それが、一番嬉しく思っています。 卒業式が3月に行われますが、変に気を使わずに最後の3年生の1日を皆と過ごせそうです。 院長はじめ、皆様には学生の期間中に大変お世話になりました。 お一人ずつに顔をみてお話が出来たら良いのですが、一先ずこの場を借りてお礼を申し上げたいと思います。 本当に、ありがとうございました。 受付をしていると云う事で、各種勉強会に優遇措置にて参加させて頂き、院長のご厚意に大変感謝しております。 学生中の勉強会の一つ一つが貴重な時間であり、お世話になりました。 これからが本当の意味での勉強の始まりと考えております。 厚生労働省の正式な発表まで、まだ時間は少しありますが、 日々、医学の探求に精進して参りたいと思います。 宜しくお願い致します。

気虚

  先日知り合いの体を見せてもらった。   責任のある立場で頭を使う事が多く、時間や食欲の関係もあり朝食抜きが多い、手首足首が細い、声が小さい、食欲不振、低血圧、真面目など   脈は微かに弦数だけども大きな問題は脈がとても弱い事   舌は辺縁に赤みが見られるが薄く小さく、微かに膩苔が乗る程度   お腹は氣滯もあるが、脾胃を示すところが頼りないのが1番の問題。   太衝、足三里がメインで太谿に軽い反応も気になった。   ここからが自分の課題の本番で、翌日相手の状況を再現してみた。   まずは同じ条件にしてみようと 朝食抜きで16時まで外でひたすら勉強で 頭脳労働+脾胃の弱り   という状態を作ってみた。 腹部は弱々しい感じになり、足三里にも反応が出て、脈も弱々しくなった。   この時、精神状態としては本当に絶望的。 経別が心と直接連絡しているからかな。   相手の立場に立ってみる。 こんな気持ちの時には相手にどう接して欲しい? その時の自分の振る舞いはどうだったか? あの時の相手の体勢は何を意味する?   省みて気をつけるべき点が沢山出てくる。   脾という点から見ても 臓腑経絡学P111 「臨床的にみても、脾の陽気を増す事が如何に重要であるかを示している。脾に陰虚・血虚がほとんどないのはこの為であり、脾の臓を動かす場合は、乾かす事がポイントとなってくる。 漢方薬でも茯苓、白朮をよく使うのはこの為で、穴では足三里が重要になってくる。」   自宅に戻り、食前に足三里に鍼を5分置鍼。   刺した直後にお腹にも変化が出ていました。   食欲、精神ともに上手く戻ったのですが置鍼時間が長かった為か逆上せてくる感覚もあった。   繊細な操作が必要だと思いました。       興味 色んなことを知っていかなければいけない。 体験するのが一番手っ取り早いんだろうなと思います。 色々遊ぼう。   参考資料:臓腑経絡学 アルテミシア  監修 藤本蓮風

弦脉

弦脉 瀕湖脉学では 「主病:肝胆病、痛病、痰飲等」 よく見ていくと 「虛勞内傷・中焦の気不足・肝病の脾に乗じた病証等でも弦脉が見られる。 …もし弦で、細く、刀の刃に添うようにきつい感じのする弦脉が出現するなら、胃気のまったくない脈なのでその病は難治と心得なければならない」 と記載あり。 中医臨床のための舌診と脈診 「動脈硬化の老人などにみられる弦で硬い脈は、胃気が低下していることを示す。」 こちららでは硬いと表現。 二つあれば大体の感じは伝わる。   少し東洋医学からは逸れるが、動脈硬化について調べる。   病的な分類としては ①粥状硬化 ②細動脈硬化 ③メンケベルグ型動脈硬化 もしくは加齢による生理的変化。 コレステロールによる粥状硬化、AGEsによって修復されたコラーゲンの問題などにより硬くなったり色々。 慢性的な痛みによる脈管の緊張も考えられる。 勉強不足なので断定を避ける。   実際の症例を見ていくと重症患者には弦脉が現れている。 相剋。   邪気 実の反応ばかり邪気と言われるけども虚も邪。      

五行大義(2)

曲直 洪範傳曰、木曰曲直者東方。 易云、地上之木爲觀。 言春時出地之木、無不曲直、花葉可觀。 如人威儀容貌也。 許愼云、地上之可觀者、莫過於木。 故相字目傍木也。 古之王者、登稿輿有鸞和之節、降車有佩玉之度、 田狩有三驅之制、飲餞有獻酢之禮。 無事不巡幸、無奪民時、以春農之始也。 無貧欲姦謀所以順木氣。 木氣順、則如其性、茂盛敷實、以爲民用。 直者中繩、曲者中鉤。 若人君失威儀、酖酒淫縦、重徭厚税、 田獵無度、則木失其性、春不滋長、不爲民用、橋梁不従其繩墨。 故曰木不曲直也。 洪範伝に曰く、木に曲直というは東方。 易にいう、地上の木を観となす。 言うこころは、春時、地に出づるの木は、曲直ならざるなし、花葉観るべし。 人の威儀容貌のごときなり。 許慎いう、地上の観るべき者は、気に過ぐるはなし。 故に相の字は、目、木の傍らにするなりと。 古の王者は、輿に登るに鸞和の節あり、車を降りるに佩玉の度あり、 田狩に三駆の制あり、飲餞に獻酢の礼あり。 事なきときは巡幸せず、民の時を奪ふなし。 春は農の始めなるを以てなり。 貪欲姦謀なきは、木気に順う所以なり。 木気順なれば、則ちその性のごとく、茂盛敷実し、以て民の用をなす。 直なる者は縄に中り、曲なる者は鉤に中る。 若し人君、威儀を失い、酒に酖りて淫縦し、徭を重くし税を厚くし、 田獵度なければ、則ち木は、その性を失い、春滋長せず、民の用をなさず。 橋梁は、その縄墨に従わず。 故に木に曲直せずというなり。 【引用文献】 『五行大義』著者:中村璋八、発行:明德出版社
日にあたる猫

食べることについて②

皆さまこんにちは、イワイです。 前回の続きです。 〝後天の精〟とは生まれ持った〝先天の精〟とは別に 飲食物から補います。この後天の精の全身へのルートをみてみますと、 後天の精 ↓ 別名 水穀の精微といわれる ↓ 一部は気、血に化生→全身の組織、器官に行き渡る ↓ 残りの一部は 腎 に収まる となっています。 次は〝精〟の作用についてです。①〜③ ①生殖 ②滋養→人体の組織、器官に滋養する 詳しくみてみると、 精は必要に応じて、血へ変化。 ↓ 血も旺盛、正常に各組織、器官を滋養。 精は気へ化生。 ↓ 人体の新陳代謝を推動、抑制し生命活動を維持する。 精は人体を構成する基本物質と捉えられており、 東洋医学では精が充足していると、 生理機能は正常に働くと考えられています。 ③神の維持 神:広義では、生命活動の総称であり、精が充足することで、神の機能が保たれる。 狭義では、精神、意識 、思惟活動を主るもの。 ここからは、勉強した感想です。 飲食物を食べることで、西洋医学的に考えるとエネルギー源となるということ、一方で東洋医学的に考えると、エネルギー源という役割と五臓六腑が正しい働きを出来るようにしていたり、精神活動も主ることになるので、幅広い意味で捉えることが出来ることに気づきました。 【参考文献】 『新版 東洋医学概論 』東洋療法学校協会

頭痛と舌の記録

少し前になりますが、頭痛が一週間ほど続いた後、38度発熱しました。 PCR検査を受けたところ陰性で、胃腸炎と診断を受けました。 頭痛は日を追うことに痛みが悪化し、拍動性と動作時痛みが側頭部から後頭部にかけてあり、片頭痛とばかり思っていましたが、激しい痛みで立てなくなった後、発熱しました。 頭痛が起きる数日前は急に気温が下がり風がとても強かったです。 下肢に熱を持ち転筋、易怒、焦燥感、耳鳴り、更に光が眩しく感じられるようになり、発熱と共に目が抉られるように痛み立てなくなりました。 肝火からくる頭痛と考えました。 それと共に悪心、食欲不振、便秘、歩くと身体の中が痛いという症状も現れました。 肝気が鬱結して疏泄失調を起こしていた時に、脂っこい物を食べて肝胃不和の状態を起こしていました。 当時は何が起きていたか全く考えられず、舌の写真を記録しました。 発熱と共に苔が一斉に広がり、黄膩苔、裂紋が長くなり舌体が紅く膨張しました。 舌の状態が刻々と変わることに驚きました。

肺と皮毛の関係

前回につづいて呼吸に関してまとめてみます。 蔵象として、肺は皮毛との関係が深いとされます。 (皮毛とは体表部のことをいい、 皮膚、および皮膚に付着する豪毛/ほそい毛 などを指す) 『肺は皮毛を主る』 皮毛が潤沢であるかどうかは肺気の機能で決まります。 肺はその宣発の働きを通して、 体の表面に気や栄養を行き渡らすことをしています。 なので正常な状態では、皮膚のキメが細かくて色艶もよく 体には抵抗力があって簡単に風邪を引いたりしません。 そして『肺は体に在っては皮毛に合す』ともいわれます。 この文について “肺は皮毛とリンクしている“ 参考にした書籍では、このようにあらわされていました。 とても分かりやすい表し方だと思いました。 リンクしているー つまり 皮膚もまた肺と共同で(衛気の働きの元で)呼吸ををしている、 ということ。 「呼吸は、宣発・粛降という気の流れを生み出しますが、  宣発という流れは、皮膚の呼吸がなければ完成しない」 考えてみると、とても当たり前のことにも思えるのですが、 そこから、皮膚(つまり体のいちばん外側)の状態という情報のもと、 肺気の働き方をみていく考え方が導かれることに改めて 面白さを感じました。   ____________________________________________ 【参考文献】 『図説東洋医学‹基礎編›』学研 『中医学ってなんだろう』東洋学術出版社 『中医基本用語辞典』東洋学術出版社

秋など

  秋 とっくに秋にはなっていますが、最近は冬の気配もする様な空気感になり一番好きな季節になりました。 学校が終わり、帰り道にお気に入りルートで散歩。 リンリンと鳴いている虫もいればジージー鳴く虫もいて聴くだけで心が癒されます。   尊重 相手を軽視してはいけない。 本当の意味で大切に思うこと。 正しい事を言っていても相手に通じない人が沢山いる。 相手の気持ちになるにはまずそこからスタートした方がいい気がする。 自分が受け入れてないのに受け入れられるはずがない。 対人に限らない話だと実感する事が増えてきました。   鍉鍼 この前人の太渓に鍼を刺させてもらった。 5分ほど様子を見たけど大きく変わらず。 刺した時にこれは効かないだろうと思い自分を見せて頂いた景色の様にする。 まず先ほどの鍼の様子を腹診で判断。 あまり動いていない。 同じ穴に鍉鍼を当てる。 直後にみても下焦が先ほどより動いている。 もし豪針の方が如実に働くなら怖い話でもあると思いました。   右半身 最近右への意識が強くなったからか、右半身の体の動かし方が分かってきた。 今は膝の動かし方を感覚として養っています。 使えていなかったら股関節あたり詰まってくるんですね。 それが肩の動きにも繋がる。 五十肩のメカニズムとも一致する気がします。   解剖学 自分なりに好きな範囲などもあって、特に今やっている迷走神経は細野史郎先生の漢方医学十講を見て好きになりました。 現象が中西とリンクしている部分は面白い。