夏越祓
毎年この時期になると、家のポストに上の写真にある封筒が入ります。
封筒の裏には
夏は暑気のため、ともすると心身ともに緩みが生じます。
その心の隙に乗じて、伝染病が流行ったり、心身衰惰の結果、職場で思わぬケガや災害等に襲われます。また、お子様の海水浴など、毎年水の犠牲も少なくありません。こういう事は全て一括して神道では穢(けがれ)の現れと申しております。
この穢を祓うために神に詣でて、ご守護を願うのが夏越の祓、または夏越の祭りといい、後に略して夏祭りと言うようになりました。
この袋の中に入れてある人形(ひとがた)は、私どもの身代わりとして、知らず知らずに犯した罪や穢を払い清々しい心身に清めてくれる「呪符」の役目を果たしてくれるものですありますから、来る7月9日、10日の輪くぐり夏越し祭りに、当日この人形に年齢、姓名を書いて、神社へご持参ください。
また、古来の慣例に依り社頭には芽の輪が作ってありますから、これをくぐってこの夏を無病息災に過ごしてください。
とあります。
面白い風習です。
この人形に自分の身体についた穢れをあちこちを撫でて移し、最後に息を吹きかけて、心の穢れと合わせて自分の身代わりになってもらう。
段々こういったことも、真剣に信じるようになってきました。
そして、こちらの神社にも「茅の輪」も設置してくれています。
これをくぐれば心身ともにキレイになると同時に、悪霊退散・疫病退散といった効果がある
とのことです。
「茅(ちがや)」はイネ科の植物で、葉先が尖っていて「茅」に似ているため、茅は悪霊を取り除くとされていたことが背景にあるそうです。
尖っているものとしては、鍼灸で使う鍼もまさしく尖っているものの何者でもありません。
今日はちょうど日曜日なので、参拝できそうです。
自習
温病学の本を読んだせいか、漢方薬の方の勉強にシフトしています。
その時に気になる興味があるものから学ぶ方が効率的でもあるので、やりたい勉強をすることにします。
必然的に病機、病態、治法の学びにもなるので鍼灸にも役立つかと。
とりあえずメルカリで本を集めてます。
でもなかなか欲しい本が売ってないです。
反応するタイミングなど
反応するタイミング
先日人に鍼の練習をさせて頂いた。
その時、どの段階から相手が反応しているかという事が勉強になった。
お腹が「グル〜」という音が鳴るタイミングが面白かった。
それが確認できたなら、もっと早い段階で処置を切り上げても勉強になったかもしれないなと思った出来事でした。
どの程度で切り上げるか、感覚を掴みたいものです。
心身一如
素問 陰陽応象大論編
「肝気虚則恐、実則怒。」
恐という漢字を調べる。
原典にもとづく五臓六腑の生理 P19
「両手を以て穴をあけていることを意味するもので、それに心を添えた恐とは、心中に穴が空いてがらんどうなったこと」
で空虚な心を意味する。
怒という漢字を調べる。
同書籍 P20
「<荘子=逍遥遊>に、「怒而飛、其翼若垂天之雲」という句があるが、この場合の怒も決して「おこる」ことではない。「ジワジワと満身の力をこめる」ことである。」
怒りとは、肉体に限った話ではなかった。
そう考えると肉体と五情を分けて考える必要もない気もします。
実際、肝鬱の人は体が硬い人が多い気がします。
参考書籍
原典にもとづく五臓六腑の生理 柴崎保三講述 学校法人呉竹学園 東京高等鍼灸学校研究部編
症状の記録として③
鍼灸学校1年生のとき、強い不眠の症状に苦しんだ期間があった。
鍼灸治療を受けていく中で少しずつ調子を取り戻していくことができた。
ただ、覚えているのは過渡期に見られた症状で特に顕著だったものくらいで
その時どのようにして回復していったのかは詳細が思い出せない。
今回、国試前に現れた不眠の症状は発症から4週間ほど続いたあと
ゆるやかになり、今は緩解している。
期間だけ見ると前回と比べてもずっと短く、その間
自分の身の上に起こったことを観察してきたつもりでいた。
だが、どのようにしてここまで安定する様になったのか
その機序は今の自分には分からないことだらけで、
せめて体調の変化として拾い上げたものを記録として残したい。
・のぼせの症状 頻度が激減した、程度がかなり軽くなった
・大きく緊張に偏っていた精神状態が和らいでいる
・足部の冷えがマシになった
・肩こり(頸部まで)が日常生活の上で気にならない程度まで改善
・夜に眠れている、休むべき時に休めている
数週間前と何が変わったのか。
いま対処しておくべきことが何なのか。
普段の意識の上で自分でこの体を動かしているつもりでいても、主は体であること。
中国の思想(04)
老子
二十六章 ”静”は”動”を支配する
重為軽根、静為躁君。
是以聖人、終日行不離輜重。
雖有栄観、燕処超然。
奈何万乗之主、而以身軽天下。
軽則失本、躁則失君。
重は軽の根たり、静は躁の君たり。
ここをもって聖人は、終日行けども輜重を離れず。
栄観あるといえども、燕処して超然たり。
いかんぞ万乗の主にして、身をもって天下より軽んぜん。
軽ければすなわち本を失い、躁なればすなわち君を失う。
(引用:『中国の思想[Ⅳ]老子・列子』P63)
《私議》
修行中の身において患者さんを診させて貰う際、
”上逆下虛”の場合には、陰陽の重りの方をしっかりと保つ事を考えます。
四診合算において、そのままスタンダードで良いのか悪いのか、、
足りていない情報をかき集めるのに必死になってしまいます。
問診に於いても、患者さんとの間合いに注意しないといけないな・・と思う日々です。
【参考文献】
『中国の思想[Ⅵ]老子・列子』徳間書店
石
院長に保全林にお招き頂いた時のことを思い返す。
上流の石は大きい事を教えて頂いた。
川底の石も大きく、何故こうなるのか考えてみた。
これは川の掃流力でも流されなかった石。
そこに居座るだけの質量がある。
これが人体でも起きればどうなるのか。
それをどかす為には掃流力を増やすしかない。
しかし、瀉法の様に水を無理やり引っ張ってくると水が枯渇して川が干上がるかもしれない。
水源にも気を配る必要があると思う。
黄帝内経を読む時も水に関連する内容が頻繁に出てくるので、しっかりイメージして読んでみたいと思う。
情報
2022/03/27
長く診させてもらっている、ある患者さんを通して
治療中の調子の移り変わりについて、いまどんな感じか?
当初は、直接尋ねたその返答を元にして凡そ判断しようとしていたことを自覚する。
非言語的な情報を受けて何か感じたあと、
確認のため尋ねることが増えてきたことがこのきっかけにあり
それはその患者さんと重ねた時間の中、通じる様になった為のものだとも考えたが
時間はあまり関係なさそうだと知る。
言葉でない分曖昧であるし、
こちらの期待や思い込みが含まれることはいつも留意しておく必要があるけれど、
不確定な性質の情報をなるだけそのままに受け取ることの重要度は高いと感じる。
それが適うくらい静かな所を自分の内に置いておけたらいいのにと思う。
そのために何ができるか。
小児の舌診
地図舌について調べていると
地図舌は小児によくみられると記載されており(針灸舌診アトラス P46より)
なぜ小児によくみられるのか疑問に感じたので考察します。
舌苔の剥落は陰虚、血虚、胃の気の衰を意味することから、
小児は陽の気が強いため熱により苔が剥げている。
また、臓腑がまだ発達しきれていないことから胃の気も不十分なため地図舌が多いのかなと思いました。
実際に小児の舌を診ることがなかなかないので、機会があればみてみようと思います。
参考資料
針灸舌診アトラス 緑書房
メモ
・七衝門
これについて気になるきっかけがあったのでテストが終わったらまた調べていきたいと思います。
調べると背中の診断でも使えるのではと思いました。
・流れ
身体を触らせて頂いていて、流れを止めてはいけない。
そう思った出来事がありました。
・左右差と土台
左手と右手の感覚が違う。
以前から感じていたけど、手首、足首ともに右の方が硬い。
脈も左右差がある。
これを気血の流れの影響として捉えた時、土台となる部分に着目。
お腹にも停滞が現れている。
そこを改善するための動きとして
「左足の中段回し蹴り」の動きを取り入れてみました。
これをきちんと行うには体感として、
股関節の柔軟性ももちろん必要ですが、それよりも大切な事が
「腰を入れる動き」
しっかり腰が入ると自然と股関節のストレッチにもなる。
股関節が柔らかくなったタイミングで右の手首・足首・肩・顎関節の動きも良くなるから身体って繋がっているなあと面白かったです。
顔面部でも顎は下焦の位置に属しますが、そういった認識にも繋がる気がする。
また「腎は作強の官」と言われますが、その意味合いにもリンクするかもしれないなと思いました。
しかし上段蹴りできる人はすごいなぁ…
舌の考察 2023/11/22
最近は舌の考察を寺子屋生どうして写真をとってみたりして行なっています。
今までこんなにじっくり舌を観察する機会がなかったので、やはり勉強になるなと改めて思っています。
自習の方では難経鉄鑑の34難まで進みました。
以前読んだ時は33難が難しくて、一体何のことを言っているのかチンプンカンプンでしたが、今回改めて読み返してみると何となく全体像を理解できたような感じになり、繰り返し読み返す意味を再確認することができました。
舌質 胖大 やや淡白より。
厚みがあって、パンと張った気が充実している舌で、気滞があるのかなと思われる。
しかし舌尖の赤味が他の2人とは違ってみられない。
舌苔も薄く消化管も問題なさそうに見える。
舌の張り感がなく、だらんとした気が抜けた舌。
舌苔は粘稠で厚みがあり、低速モードで消化管の働きが追いついてない。中焦、下焦に停滞している。
備考:生理が終わって、口周りの吹き出物の活動が治ったように思う。
上の2人に比べると、舌の色が暗く、鮮やかさに欠ける印象をもつ。
舌の弾力性も以前の写真に比べると低下している雰囲気がして、気虚が増したように感じる。
舌裏も白抜け感があり、まだらで血の停滞が見られる。















