学生・研究生によるブログ

学生・研究生による学びと発見のブログです。

さかな

形態模写

=========================== 2021/11/27 『形態模写』 形態模写をすることで、患者さんの(動作時の)状況・状態を自分の体を通して得ることができ、より生の情報として取り入れて、考察に活かすこともできる為重要。下野先生からこのことについて様々な角度から指導してもらっている。 自分なりにやってみる中で、いま、ある患者さんの症状について、これにより、何か手がかりが得られそうな事があり、でも、そこに届きそうで届かない。もどかしい… =========================== 2021/11/28 『ツボの反応』 ある患者さん、霊台穴に触れたとき、こちらの指先を通して刺す様な細さで伝わってくる。確認のため上下の穴にずらして確認するも沈黙。再度触れると同じく顕著な反応。それが何を顕すものなのか、今は手がかりがなく、ただ経験としてストックする。 =========================== 2021/11/29 『見通し』 痛みや辛さは結果であってあくまで表層ということなのか。生じた後の結果ばかりに焦点を当てているから見通しが悪くてなるのか。

奇経八脈

「臨床に役立つ 奇経八脈の使い方」高野耕造ー著 メインで奇経八脈について書かれた本を読んだのは初めてでしたが、私にとっては知らないことが多く、とても興味深くためになりました。 所属経穴や循行順序などは、鍼灸甲乙経 難経 十四経発揮 奇経八脈考などの書籍によって違いがあることも知ることができました。 小ムズカしい古典から読むよりも、私にとっては良かったと思います。 その上で著者が考える奇経八脈がその後展開されていくのですが、その説明にも抵抗なく感心を持って読むことができましたし、その理論に基づいた著者オリジナルの臨床への応用も、私のようなレベルの者でも納得できました。 いつかその一部でも活用できる日が来たらいいなと思います。

脈診について

ある患者さんの脈を見せてもらった。 処置の前後で、自分には 脈の幅や硬さつまり形が(ほとんど)同じに思われた。 一方で 処置の後の脈には、 指腹を通りすぎた直後に伝わってくる 余波というか余力というか、 前に進む力の様なものが加わったと感じられた。 それが脈状の印象を確かに変える。 あるいは処置後であることを知る 自分の主観がそう感じさせるのか。 訓練を積んでいく中で、 今回の様なケースでも前後で形状の差異を 拾えるようになっていくのか。

心得

4月からモデル患者さんを診る機会をいただいています。 治療を通して患者さんが感動する姿に 鍼師という職業はかけがえのないものだと感じます。 「こうなりたい!」と 憧れ目標にできる鍼師が目前にいるのですから。   先日、3名の患者さんを診させていただき、 それはもう今まで体験したことのないくらい クタクタになりました。 毎日何十人もの患者さんを治療する 先生方が超人に見えます。   一体何をどうしたか、思い出す事だけで精一杯。 記憶がないところもあります。 先生に教えていただいた言葉も 拾えなくなるくらいフラフラでパニックで悔しい。 「誰でも通る道ですよ」と下野先生は言います。   学術も実技もまだまだですが、 心身の持っていき方が一番難しいです。 臨床に出る上の心得や自分の立ち位置について 日々考えさせられます。 「自分」ではなく、「患者さん」が主役。 「自分」は横に置いといて… 自分が出来ないということへの 不安、甘え、恐れ、緊張など 諸々の感情が現場の空間や治療に影響します。 「自分の緊張ではなく、治療に対して緊張感を持つように。」 と院長も仰ります。 できないといっても、場数を重ねて 解決するものもあるかもしれません。 主語を自分としない方法も アドバイスをいただいたので 視点を変えてみます。 良いパフォーマンスができるように、 体力と集中力を温存する方法。 消耗しても回復する方法も課題です。 色々と書いてみましたが、 正直今回の件は具現化することが とても難しいです。   課題は山積みですが、 ラップを刻むように登っていけばと思います。          
木

内風

内風について

美しさ。

東洋医学で言うと、 一般的にブラックボックス化されているイメージでした。 しかし、 林先生の治療をみて、それが改めて覆されました。 先生の治療はブラックボックス化させるのではなく、外部で症状として出ているものを、内部の原理や構造を理解し、それをわかりやすく伝える。 そしてそれに合った配穴する。 その治療に感動し、そして、美しさを感じました。 これが自分の目指す治療だなと。 生意気ですが、将来、自分にも治療ができるという根拠のない自信が湧いてきます。 想像すると、鳥肌が立つように心躍ります。 好きな人ができたような感覚で笑 好奇心と情熱を持って東洋医学に向き合いたいと思います。
木

臓腑生理の学習

皆さまこんにちは、鍼灸学生のイワイです。 東洋医学概論の臓腑生理について復習している中で、分からなかった問題について調べてみました。 【問題】情報伝達に関与する働きを持つのは、どの臓腑によるものか?  これに関して、当初は心の働きだと思っていましたが、どうやら心ではなく、奇恒の腑の一つである「脈」の働きだったようです。 (寄り道しての復習です↓) 奇恒の腑とは? 水穀と直に接することない密閉した中腔器官であるとともに、精気を蔵するという機能も持っている。 胆、脳、脈、骨、髄、女子胞 話を戻しますと、脈は奇恒の腑の中でも心と関係があるというわれており、 脈は血脈、血府ともいわれ、生理物質が運行する通路であり、全身に分布し、臓腑と直接連絡しています。 脈の主な機能は、 ①生理物質の運行 ②情報の伝達 です。 ここでは、上記の問に対して ②情報の伝達 について学んだことを記します。 【生理】脈は、臓腑の機能や病態を反映するため、気血などは生理物質を通じて、情報の伝達に関与している。 また、脈は経絡の概念に内包された組織、器官であり、経絡の機能である情報伝達に関与する。 奇恒の腑の働きについて触れることが少なかったので、この機会に学べて良かったです。 --------------------------------------------------------------------------------------------------------------- 【参考文献】 「新版 東洋医学概論」東洋療法学校協会 編

『閃く経絡』を読んで

以前より、SNSで噂になってた本『閃く経絡』を読んでみました。 ---------------------------------------------------------- 『閃く経絡』 ”現代医学のミステリーに鍼灸の”サイエンス”が挑む!” 著者:ダイエル・キーオン 発行:日本の医道社 ----------------------------------------------------------- ダニエル・キーオンさんは医師として救急の現場に立ちながら、 キングストン大学で中医学を学び、後に北京に渡り就業を行ないました。 医師でありながら鍼灸師であるという立場で、経絡の謎を解明しようと試まれています。 鍼灸学校で習う解剖学・生理学の復習になり、 学生の立場としてはテストされているような感覚も正直あるのですが。。 医師としての立場らしく、淡々と表現されるグロテスクさも楽しむ事が出来ました。 彼の経絡に対するこの論証の一つ一つは、なかなか見ごたえがある様に思います。 実はこのような生々しい論理は好きだったりします。 この本の素晴らしいところは東洋医学に対する敬意が感じられるところです。 東洋医学の軸を動かさずに西洋医学の詳細を詰めていく方法は、 解明する探検の大変さも感じられますが、気持ち良さを同時に覚えます。 そして、医古文などを読む際に手助けとなるのが、現在の医学への探求があるという事は 太古の昔も医学に燃える医家がいるのだろうと信じる事ができるところでしょうか。 未来の優秀な方々によって、東洋医学の証明がなされていくことに夢をはせます。 以前に一鍼堂ブログの番外編として院長が挙げられていた三焦に関してのブログも添付します。 ↓ https://www.1sshindo.com/blog/zenith16946/
12月24 日

先日の症状より

先日の症状の記録 就寝時に目を閉じると、上焦とくに頭部に詰まった感じを非常に強く覚え、のぼせとは異なるチラチラと小刻みにかかる圧のため思考がまとまらない。直後に、それが胸の辺りの強いムカつきとなって現れるとただ横になっているのが辛くなる。 ままならず咄嗟に押圧した合谷穴の刺激で、圧が上焦より下方に一気に降りていくのが感じられた。さっきまで混乱でしかなかった思考に文字通り余白が生まれて頭がスッキリとした。 ムカつきを端に発した一連の症状はこの後も展開していくことになったけれど、その最中に少し新しい視点で考える機会を得た。穴性について、その性質が言葉に置き換えられた経緯について。気が流れるときに生む推進力が体に与える作用について。

最近感じている事

主体性と他力 遠くを感じるためには真っ直ぐそこに向き合わないと到達できない。 また、真っ直ぐになれたとしてもどこまでいけるか? 最終的な主体は自分だけども、自分だけの力では限界がありそうな気がする。 人は個体としていきなり出来上がったわけではなく、天地の交流から生まれた。 生きている間も色んなものを頂いている。 足元が浮ついていれば交流も途絶える気がします。 足の裏の勇泉、掌の労宮。 何かあるのかと気になります。 木が育っていくためには根が必要なのと一緒なのかな。 それにしても桜が散った後の新緑は元気です。 勢いを感じます。   先読み 歩行者を見ていて、あの人今からあの方向に行くのかなとか観察して勉強。 遠めの人の方が分かりやすい現象も勉強になります。   縮こまる 知識に捉われると大きな動きが出来なくなる。 溶け込むことが大切だなと思います。 自分も大きな流れの中の一部といった認識でいることにしてみました。   入浴 最近風呂に入る時電気を消して入っています。 静かさが増すのでとても良い感じです。 周りのザワつきは単純に騒がしい事もあるけど、自分が騒がしい事もある。   春の空気 浮ついているというか、フワフワしてる気がします。 今年は花粉がスゴイらしいのですが、例年に比べてそういった部分はどうなんだろうと気になっています。   歩くテンポ 現代人は急ぎすぎている。 早歩きしている時とゆっくり歩く自分の差も勉強になってます。 ゆっくりするからノロマになる訳でもないと思います。