学生・研究生によるブログ

学生・研究生による学びと発見のブログです。

問診

問診情報こそ重要ー 自分でそうインプットした のは何がきっかけになったか、思い返してみて 理由のひとつが案外浅いところに見つかる。 3年次に学校のある授業で、 はじめの問診でできるだけ疾患の特定までなされるべきと教えられた。 授業中は、その為の説明が訝しい内容に聞こえ、 かといって先生に何か質問をぶつけるとこもできず、 後味の悪い思いも残った。 なのに(だから?)拘っている。(おかしな話です) でも1番は、他の診察で得る情報を整理できないからに他ならない。 それらをつなげていけるように。

舌の考察 2023/11/8

胖嫩舌 舌体が浮腫んでいて力がない感じで、弱々しい雰囲気。 前回よりも舌が膨れて、全体的に苔に覆われ湿潤してテカリも見られる。津液の巡りが悪く停滞している。 この時期は、サンドイッチや揚げものが多く野菜不足で、食生活が偏っていたせいかもしれません。口の周りにも吹き出物が出て肌荒れが目立っています。顔の皮脂も多めです。   舌質は胖大、あせた紅。 舌辺に歯痕がみられる。どちらかと言うと胖嫩気味。 舌中は無苔でやや乾燥気味に見える。舌尖は赤く無苔です。 舌根は膩で、舌辺はうっすらではあるが黄苔が見られる。 風邪の後の空咳がしばらく続いていたのが、反映されているのかもしれません。 ちなみに脈は 中位で細微弦 沈位で滑 でした。

自分の確認手段など

週末 先週の週末くらいですが、学校での様子をみると全体的にイライラしている様子の人が多かった気がします。 こちらから話を振る訳でもなく、久しぶりに昔出ていた症状が出てきたなど会話で出てきた。 そういう時期だったのかなと勉強になりました。 肝火の人は目と喋り方が爆発的な特徴を持つ気がします。   自分の確認手段 最近自分のどんな状態が良くて、どんな状態が良くないか前よりは実感できる様になってきた気がします。 良くない状態を作ってしまっている時、現実に存在する音、匂いなどに対する取りこぼしが多く、みるものの視点が近い。 その状態になっている時を確認すると変な没頭の仕方をしてしまっている事が多い。 改善方法としては、今に集中したら状態は良くなる。 もっと受動的に。 要らないものが多すぎる。 もっと自分と周りの環境を一致させたいな。   場所によって 小腸経の切経を行う時、相手の顔近くに手を置いてもらうやり方で労宮でみようとすると物理的に距離感が近くなりやすい。 最近は手の指でもみれたらいいなと思い、指先でも軽く触れるよう色々指先で触る訓練中です。   流れ   細かい部分を見るのはいいけども、そこに囚われた瞬間他の情報との関連を切ってしまっているので別物になる。 診断時、そうならないためにもサッパリ生きなきゃなと思います。

はじめましてのご挨拶

はじめまして。鍼灸学校2年生の赤澤と申します。 一鍼堂さんで治療を受けたことをきっかけに鍼灸治療に興味を持ち、 仕事を辞めて思いきって鍼灸の専門学校に入学したものの 入学してからもコロナ禍で授業が中断されることが度々あり、現在もオンライン授業がメインで なかなか通学できず、実技授業も思うようにできていないという現状に 何をしに学校に入学したのか心折れかけることが多々ありますが、 文句をいってもしょうがないので、今自分にできることに目を向けて、 卒業まで取り組んで行こうと思っております。 どうぞよろしくお願いいたします。        

手を作る

近頃、切経を学んでいると、 高校でやっていたことに似ているなと思う。 デッサンでひたすら軽く腕を動かし、 極々白に近い灰色を描く練習をしていた。 ティッシュ、木、石、レンガ、瓶、おたま、布、長靴、林檎、ハンマー、フランスパン… 描きながらモチーフを執拗なくらい触って 寒熱燥湿軽重硬柔、形状や密度、奥行きを 手に染み込ませた。 なぜその形になったのか、 なぜそんな手触りなのか、 考えながら描いていた。 デッサンなんか修行みたいで好かんと思っていたけれど、段々と瞑想チックな面白いゾーンになってくる。 意識の持っていき方が 望経や切経もよく似ているのかもしれない。 でも、人体デッサンでは、モデルさんの身体に直接触れることは御法度だった。 鍼灸学校に入学するまで人体の感触は未知のゾーン。   鍼灸学校に入学した頃、 ある先生が「手を作りなさい」と仰った。 身体を切経していると色んな感触に出会う。 「あなたの肌肉は硬いね」 とある先生が仰り、初めて自分の肌は硬いのかぁと自覚した。 他の先生は、 「キメが細かいからあなたは感受性が高いね」「乾燥しているね」 と仰った。 なぜ、そんな風になるのか、 東洋医学を勉強し始めてから少し見えてきたと思う。 〇〇さんはプラスチックみたいやなぁ 〇〇さんは部分的に紙みたいなところがあるなぁ… 〇〇さんはお腹だけ黄色いなぁ… 肌肉の感触や色を捉えることに注力してみると、何が悪いかよくわからないけど、 直感的におや?っと思うことがある。 そして、似たような身体に出会うことがある。 共通する何かがあるのかもしれない。   ある日、TVで地形の成立ちみたいなものを観て、 肌肉=土なんだし、身体も地形みたいなものがあるのかもしれないなぁ… と思うようになってきた。 下野先生も、身体を大きく地形を捉えてみるのも良いですよ、と教えてくださった。 身体は面白い。 なぜこんな形になるのか? なぜこんな感触なのか? そこまで書いてる本はあるのかな? あれば興味があるけど、 手を作りながら自分で考えていくのも面白そうだ。

難経十六難

先日、難経十六難を読みました。 印章に残ったところを書き留めてみます。 肝は色を司ります。 色は眼を喜ばせる原因となるもので、目は鮮麗なもの(鮮やかで美しいもの)をみるのを好みます。これが人情です。 →ふむふむ 芸術肌の人は肝タイプが多いのかも知れません。あくまでも個人の感想です。 肝が病んでいる時は、肝の本質的な性質が現れて、浄潔なもの(清浄で清潔なもの)を喜ぶようになります。 →いたって普通ではないでしょうか。これも人情だと思います。不潔で汚いものを好む人は少ないと思います。ひょっとして病んでいる時だから偏って過剰に好むようになるということでしょうか。例えば潔癖症みたいな感じ? 怒りは自分の思いと異なる時に表れます。自分の思いは陽であり、それと異なるものは陰です。陰が陽を抑える時、陰中の陽となり、春の少陽の状態と合致することになります。陽が抑鬱されると逆します。怒りは逆上の気ですので、肝木の本気が現れたものと考えることができます。 →肝気が条達できるように、自分の思いも大切にしてあげないといけませんね。 『難経鉄鑑』第十六難 たにぐち書店より引用

腹診で 2

(前回の続き) 症状としては ・気鬱 ・浮腫み(下肢) ・睡眠は浅く、悪夢が多い 以前にお腹が似た状態だったときも、気鬱があった。 “分厚さ”は何がもたらすのか。 浮腫みとの関係か、精神状態や気鬱の表れか。 処置後には「硬さ」の密度が少し下がり、 ゆとりが生まれた印象を受けた。

舌の考察 2023/11/22

最近は舌の考察を寺子屋生どうして写真をとってみたりして行なっています。 今までこんなにじっくり舌を観察する機会がなかったので、やはり勉強になるなと改めて思っています。 自習の方では難経鉄鑑の34難まで進みました。 以前読んだ時は33難が難しくて、一体何のことを言っているのかチンプンカンプンでしたが、今回改めて読み返してみると何となく全体像を理解できたような感じになり、繰り返し読み返す意味を再確認することができました。 舌質 胖大 やや淡白より。 厚みがあって、パンと張った気が充実している舌で、気滞があるのかなと思われる。 しかし舌尖の赤味が他の2人とは違ってみられない。 舌苔も薄く消化管も問題なさそうに見える。 舌の張り感がなく、だらんとした気が抜けた舌。 舌苔は粘稠で厚みがあり、低速モードで消化管の働きが追いついてない。中焦、下焦に停滞している。 備考:生理が終わって、口周りの吹き出物の活動が治ったように思う。 上の2人に比べると、舌の色が暗く、鮮やかさに欠ける印象をもつ。 舌の弾力性も以前の写真に比べると低下している雰囲気がして、気虚が増したように感じる。 舌裏も白抜け感があり、まだらで血の停滞が見られる。
緑地公園の桜

症状の記録として②

2021/03/18 前回記した不眠の症状について、この数日で動きが見え始めたので経過を記録 ・夜間覚醒時に自汗、煩悶などを伴う激しい熱感あり(発症当初はこの連続だった) ・依然として目覚めてしまうが状況に変わりはないが、暴れるような熱感はなく  落ち着いている(しばらくすればまた眠れる) ・落ち着いている、が再度入眠できない。仕方なく起きて活動を開始する(昼間眠たくなる) ・朝方に目覚めて、そういえば夜間1度か2度起きたなと思い出す (夜間に「また起きてしまった」と考えは抱かず精神的な負荷が少ない)  ・それまで長く眠れても3時間くらいだったのが、5時間半くらい眠れる  何より起床時の安心感というか体の充実感が違う 日ごとに見ると、一進一退で改善に向かっているのか分からず 精神的にもしんどく感じる期間がありながら、 大きなスパンで経過を振り返って見ると、点が線に繋がり緩やかなカーブで 調子を取り戻していることが分かる 刻々と変わる 移り変わる 同じでない 急性の症状だけでない、 こうした緩やかな症状においても 細かく見れば変化の仕方はダイナミックであることを体験的に認識 教科書的には陰虚の時には舌苔が少なくなって現れるとある 自分の体を通してみた時、 紫舌にびっしりとついた膩苔に黄苔が載ることが多い普段の状態が 朝まで問題なく眠れた朝には、膩苔はなく程よく潤った舌体には歯痕も少なかった

色々

ブログ 自分のこと長い! めんどくさいので頭を使いながらシンプルにやることをやれ!!   以上!!!!!!!! そんなんばっかしてたら卑屈になるぞ!!   鳥山明さん ドラゴンボールも連載のとき、連載が辛いので終わった時大喜びしていたそう。 元々小さい頃から絵を描くのが好きで、就職先も絵が描けない仕事場に回されると退職するほどだったけどそうなるんだな。 仕事は楽しいだけじゃできない。   人にうまく会話を返せる人 会話をしていて面白い人は自分で喋るのが上手い。 色んな話を出来るから、相手が話を振ってきても喋れる。 元々が受け身ではない。 でも合わせる。   男坂 自分に足りないものを求めてネカフェへ。 そこで出会った本。 「男坂」 漫画の冒頭での挨拶も面白い。 いい本でした。