学生・研究生によるブログ

学生・研究生による学びと発見のブログです。

内受容感覚

寺子屋に通い始めて、近ごろ段々と、自分の身体の不調和が気になるようになってきました。 椅子に座っていても、坐骨の椅子に当たる感覚が左右で違っていて、明らかに右より左の方が強く当たる感覚があり、毎回座るたびに違和感で居心地が悪い気分になります。 他にも立位の時、足裏が外側重心になりがちで内側が浮いている感じがします。リラックスしている時や外部の目がない時などがより顕著に現れるようです。 手のひらの感覚も左右で違っていて、左手に比べると右手の方が感覚が鈍い感じがします。それに右手の方が冷えやすい傾向がある気がします。 これまでそんなことなど気にした事がなかったですが、日常的に鍼灸院に通う様になり、四診の真似事をしているうちに、ちょっとした違和感が意識に昇るようになってきたのかなと思っています。 なので、改善できるものは直したいと思い、骨格の歪みや内蔵の不調和を整えるためにセルフケアの方法を模索中です。

弦脉

弦脉 瀕湖脉学では 「主病:肝胆病、痛病、痰飲等」 よく見ていくと 「虛勞内傷・中焦の気不足・肝病の脾に乗じた病証等でも弦脉が見られる。 …もし弦で、細く、刀の刃に添うようにきつい感じのする弦脉が出現するなら、胃気のまったくない脈なのでその病は難治と心得なければならない」 と記載あり。 中医臨床のための舌診と脈診 「動脈硬化の老人などにみられる弦で硬い脈は、胃気が低下していることを示す。」 こちららでは硬いと表現。 二つあれば大体の感じは伝わる。   少し東洋医学からは逸れるが、動脈硬化について調べる。   病的な分類としては ①粥状硬化 ②細動脈硬化 ③メンケベルグ型動脈硬化 もしくは加齢による生理的変化。 コレステロールによる粥状硬化、AGEsによって修復されたコラーゲンの問題などにより硬くなったり色々。 慢性的な痛みによる脈管の緊張も考えられる。 勉強不足なので断定を避ける。   実際の症例を見ていくと重症患者には弦脉が現れている。 相剋。   邪気 実の反応ばかり邪気と言われるけども虚も邪。      
日にあたる猫

食べることについて②

皆さまこんにちは、イワイです。 前回の続きです。 〝後天の精〟とは生まれ持った〝先天の精〟とは別に 飲食物から補います。この後天の精の全身へのルートをみてみますと、 後天の精 ↓ 別名 水穀の精微といわれる ↓ 一部は気、血に化生→全身の組織、器官に行き渡る ↓ 残りの一部は 腎 に収まる となっています。 次は〝精〟の作用についてです。①〜③ ①生殖 ②滋養→人体の組織、器官に滋養する 詳しくみてみると、 精は必要に応じて、血へ変化。 ↓ 血も旺盛、正常に各組織、器官を滋養。 精は気へ化生。 ↓ 人体の新陳代謝を推動、抑制し生命活動を維持する。 精は人体を構成する基本物質と捉えられており、 東洋医学では精が充足していると、 生理機能は正常に働くと考えられています。 ③神の維持 神:広義では、生命活動の総称であり、精が充足することで、神の機能が保たれる。 狭義では、精神、意識 、思惟活動を主るもの。 ここからは、勉強した感想です。 飲食物を食べることで、西洋医学的に考えるとエネルギー源となるということ、一方で東洋医学的に考えると、エネルギー源という役割と五臓六腑が正しい働きを出来るようにしていたり、精神活動も主ることになるので、幅広い意味で捉えることが出来ることに気づきました。 【参考文献】 『新版 東洋医学概論 』東洋療法学校協会

一年経過

一鍼堂の寺子屋でお世話になり始めて、今月で1年が経過しました。 この一年の時の流れが早かったのか遅かったのかどちらか改めて振り返ってみて、どちらなんだろうと考えてみましたが、正直即答できる感じではなく、ハッキリわかりませんでした。 早かったように感じますし、遅かったようにも感じます。 ただ充実した1年であったのは間違いないです。 1年を通して、こんなに鍼灸の勉強に向き合ったことは今までになかったと思います。 これもひとえに、一鍼堂という学びの場に参加できたことに尽きると思います。 何かを学ぶ際には周りの環境がとても大事だと思いますし、特に私の場合は自分の意思や決意が軟弱なので、すぐに自分の甘い心に負けてしまいがちです。 でも一鍼堂での院長や各先生方、スタッフの方々の鍼灸に対する向き合い方にプロ意識を強く感じますし、そんな空間に自然と触れていると自分も精進して行きたいという強い気持ちが生まれてきます。 それに他のワクワク感を抱いた優秀な寺子屋生の皆さんと交流することで鍼灸に対する勇気や希望など、とてもよい影響を受けることができます。 只々、今の心境は、この場に居させていただくだけで大変ありがたい気持ちでいっぱいです。  

赤い宝石

先日、奈良でいちご狩りを堪能してきました。 私は奈良のブランドいちごの「あすかルビー」の大ファンです。 2年前から春になりオンシーズンになると、あるルートから毎週注文して「あすかルビー」を堪能していましたが、今年からは手に入れるルートがなくなってしまい残念に思っていました。 ところが今年は運良く現地に行く機会に恵まれて、思いっきり堪能できたのです。 もう何個食べたかわかりません(笑) 真っ赤な大きく膨らんだ苺は見るだけでテンションが上がって最高ですね。 赤い宝石と言われますが、全くその通りです。 そうそう、最後に勉強にも繋げないと。 薬膳 いちご 体に必要な水分を補充し、体の組織や器官を潤す働きがあります。食薬として滋陰類に分類されます。(※肝経・胃経・肺経の経絡に強く作用) 潤肺生津 肺に潤いを与え、体に不足した水分を増やす。 滋陰補血 体に必要な潤い(水分)や血液を養う。 清熱解毒 体にこもった熱を冷まして取り除くと同時に、毒素を体外に排出する。 利尿 体に滞った余分な水分を、尿として排泄する。 健脾和胃 脾を強くし、胃の調子を整える。 SATOYAMA 食薬図鑑 https://www.satoyama.bio/databook/fruits/strawberry/ 確かにお腹いっぱいいちごを食べた後、身体が冷えて、しばらくしたら利尿効果が半端なくトイレばっかり行っていました。 今回は食べ放題だったので、必要以上に食べてしまったのが悪かったんだと思います。でも2時間ほどしたら、あんなにたくさん食べたのにかかわらず、お腹がペコペコになって胃がスッキリしていました。 ちなみに、ちょうどその日はWBCの日本vsメキシコの日で、隣のビニールハウスから「やったー!、日本逆転や! 勝った!!勝った!!」と1人のおじさんが叫ぶと、ビニールハウス中が一気に歓喜に包まれました。みんな苺を摘みながらも、日本の勝敗が気になって仕方なかったんですね。とってもよい思い出になりました。

観察の記録

=========================== 2021/10/02 『観察の記録』 ある方の体を診せてもらった、その際の記録として。 母趾の足背に向けたキツい反り方が、やや和らいで見えた。肝気の亢進は見られず比較的精神的に穏やかに映る。 神道 ーその上下はまったく沈黙している。その点だけにはっとするような顕著な反応。刺す様に入ってくる感覚に当てるべき表現が分からないので、受け取った感覚のまま記録する。 =========================== 2021/10/04 『エラー』 駅までの道。公園を自転車で通り抜ける途中、歩道のコーナーで思わずハンドルを切ってさけたのは芋虫がいたから。 自分より前を行く誰かが誤ってタイヤで轢いてしまったのだろう。地面につぶされた体の後方は動かない。代わりに動ける前方を動かしてもがいている姿が視界に飛び込んできた。 恐らく1秒に満たないわずかな時間。視野全体からするとほんの一片。エラーの情報は流れ込んでくるようになっているのかもしれない。 =========================== 2021/10/05 『朝と夜』 朝焼けの薄明かりは光量も質も変化する。夕焼けの変化はそこに引いていく性質を伴う? 意識の変わり目は、やはり、同時にからだの変わり目でもあるはず。同じ性質の中で続く様に見える真昼間と比べて、からだが、意識が、より大きく動いているようにと思う。 鍼治療を受ける時、独特の時間の感覚を伴う事がある。普段の、眠っているときとも、覚醒しているときも異なる。そんな所に一度入ったあと、戻る。これにおいては昼間でも夜間でも起こる。頭の処理より上位にある経験であるのは明らかだけど、いつも何かしら新しい。 =========================== 2021/10/06 『客観性』 ある日、継続的に診せてもらっている患者さんの体で、切経においてほとんど情報が拾えないことがあった。現場ではその理由は不明だった。 振り返ってみてー 脈状、舌、腹診いやそれより前に、患者を前にしてひと目で入ってきた情報、具体的には、目の周りの落ち込みや痩せ方など、急激な変化にうろたえたことに一因があるらしい。 合算するより前に、望診で得られた情報を真ん中に置き、その理由や原因を探して思考し、それに引っ張られていたからかも知れない。 =========================== 2021/10/08 『心と脳』 奇恒之腑に分類される脳。 五臓のひとつ心が神を蔵す、として意識や思考活動は心の統制のもとなされる。 小学校何年の頃か、多分そのくらいに教わってそのままとり入れた考え方ー脳がコントロールセンターという立場で聞く「心」についての教科書の解説は、教科書的な読み物として流し読むに留まり、学生時代には検討すること自体すすめられずにいた。今なら読み取れることが少しずつでも出てくるはず。検討を再開する。 =========================== 2021/10/9 『脈の変化』 診せてもらった患者の脈の変化について。 脈状は洪脈に分類できるものだと思う。やや浮位に偏る状態が処置後に、沈位まで行き渡る。(そうすると?)ピタリと一致してバラつき(と感じられていたもの)がなくなる。 一見、幅が広くなったようで、実際はまとまって雑さが消えて細くなった印象。 何度か経験して、この方において、調子が上向くときの徴の様に考えるようになった。

視点

学校の帰りに人と喋りながら帰る。 難しい話ではなく、その人が今何を見ているものを教えてくれた。 自分とは違う視点。 そこに照準を合わせると今まで見えていなかった別のものが目に入る。 新しい発見があった。 何に合わせるか。 改めてとても大切な事だと思いました。 一緒に帰って良かった。 行動は大切!  

夢魇

知人が金縛りになったきっかけで昨年から金縛りについて調べています。 不眠の類と考えましたが、病因病機が見つけられず、ようやく金縛りについて書かれた書籍を見つけました。 「夢魇」とは、悪夢のこと。 例えば何かに押し潰されるなどして、驚いて目が醒めることが多い。 いわゆる金縛り状態になることもある。 心火熾盛を原因とすることが多い。 (針灸二穴の効能 呂景山著) 心火熾盛とは、心神が内擾すると心神不寧となる。 心は舌に開竅し心火上炎だと口舌に瘡が生じる。 (中医針灸学の治法と処方 : 弁証と論治をつなぐ邱茂良, 孔昭遐, 邱仙霊 編著 p.225)   「夢魇」というキーワードを見つけたものの、書籍を見つけられずネット検索してみました。 中医认为梦魇发生是患者体质虚弱、贫血,疲劳过度、及抑郁、生气、发怒等情志因素导致气血不和,神明失调所致。 (中医では、夢魇は患者の虚弱体質、貧血、過度な疲労、抑鬱、怒り、怒りなどの情緒的な要因が、気血不和、神明失調によるものだと考えている。) 【弁証】 肝胆鬱熱、肝胆上亢、心肝血虚、心虚胆怯、痰熱内擾、気血凝滞 (鬼压床的中医辨证及临床验方より 李士懋氏による臨床験治から抜粋) ちなみに、「夢魇」は中国の俗語では「鬼圧床」ともいうそうです。   先日、知人を診せていただきました。 【現病歴】 長年不眠。2年前にインフルエンザに罹患して以来、間欠的に金縛りの症状が出現した。 強いストレスや過労の後は頻繁に起こる。 睡眠薬を服用しないと眠れない。 【問診】 考えて思い悩むことが多い、情志抑鬱、繰り返す悪夢、入眠困難、眠りが浅い、心悸、耳鳴、頭痛、咽頭痛、のぼせ、頸部の脹痛、倦怠無力、手汗、勝手に手を握る、歯を食い縛る、視力減退 【切経】 褪紅舌 歯痕舌 黄膩苔 舌裏は細脈が多く舌下静脈怒張  脈 細 数? 心窩部の詰まり 太渓穴の左右差、左霊道穴上方1寸に虚、合谷穴と太衝穴の圧痛、神道穴の詰まり、膈兪穴の隆起 顔色不華、頬紅潮、上肢の熱感、掌は汗をかくが冷たい、爪甲不栄、仰臥位で下肢の外転が強く小指がつく   収集がつかなくなってきたので、書籍から幾つかのヒントを得ました。   不寐証は病であるが一様ではない。ただ邪生の二字で知りつくすことができる。(中略)不寐の病は主として気血や臓腑失調のものである。(中略)気血を調和させ臓腑の機能を正常にさせることが主な原則となる。 長期に渡って鎮静安眠薬を服用している患者は、薬の関係で精神不振、倦怠、無力感(中略)といった虚に類似した証候が出現する場合がある。弁証を行う場合には、こういった証候を弁証ほ根拠とすべきではない。 (中医鍼灸臨床発揮 李世珍...

六字訣

面白い動画を見つけました。 中国式気功の一つのようで六字訣(ろくじけつ)といいます。 この功法は六字を唱えながら呼吸することで内臓を強化できるみたいです。 六字(呵呼呬吹嘘嘻)はそれぞれの内臓と対応関係にあります。 訣の意味は調べると、「おくのて」「おくぎ」とありました。 呵(ホー)→心・小腸 呼(フー)→脾・胃 呬(スー)→肺・大腸 吹(ツゥェイ)→腎・膀胱 嘘(シュー)→肝・胆 嘻(シー)→三焦 それぞれ対応する内臓の邪気を排出することを意識して行うようです。 ※詳しいやり方を知りたい方は動画をご参照ください。 回数は、健康な人が毎日行う場合は、それぞれ2回で充分で、どこか特定の内臓が弱っている人が治療目的で行う場合は回数を増やせばいいようです。 割と簡単にできそうなので、昼休みにでも取り入れてみようと思います。

フロー状態

フロー状態とは深く集中して周りが見えなくなるほど没頭した状態を言うらしいです。 このフロー状態に入っている時は、感情や思考が生じにくい。 イライラ・焦り・がっかりなどのストレスに通じる感情が生じにくく、日頃の心の奥底にある気になっていることも一旦忘れられる利点があります。 なのでフロー状態を終えた後は、気分が良くなって、ストレスが軽減されます。 実際にフロー状態の時に、血液を採取してみると血中にドパミンやオキシトシン、セロトニンなどの幸せホルモンが増えることがわかっているとのことです。 代表的な幸せホルモン エンドルフィン→高揚感・満足感・幸福感を高める オキシトシン→愛情を形成、心に安らぎをもたらす ドパミン→達成感・爽快感・集中力を引き出す セロトニン→精神を安定、不安・ストレスを和らげる 〜NHK きょうの健康より〜 いかに日常的にフロー状態に入る頻度を高めるかが、心の安定や幸せ度を高める鍵になりそうです。 一番手っ取り早いのは、好きなことをすることでしょう。 好きな本や漫画を読む 好きなドラマや映画を観る ネットサーフィン、ネットショッピング 友達とのおしゃべりなどもいいと思います。 私の友達はストレスが溜まると料理をするそうです。料理をしている時はその他のことは忘れ、心が整理され、気分がスッキリすると言います。同じ意味で掃除をする友達もいます。 家事がストレス解消になるなんて羨ましいです。 そうでなくても日常的にできるアイテムがいくつかあると便利ですね。 ただひとつ気をつけないといけないのは、長時間しない方がいいみたいです。1時間以内がベストなようです。集中度が切れるとかえってストレスになってしまうみたいです。