学生・研究生によるブログ

学生・研究生による学びと発見のブログです。

秋など

  秋 とっくに秋にはなっていますが、最近は冬の気配もする様な空気感になり一番好きな季節になりました。 学校が終わり、帰り道にお気に入りルートで散歩。 リンリンと鳴いている虫もいればジージー鳴く虫もいて聴くだけで心が癒されます。   尊重 相手を軽視してはいけない。 本当の意味で大切に思うこと。 正しい事を言っていても相手に通じない人が沢山いる。 相手の気持ちになるにはまずそこからスタートした方がいい気がする。 自分が受け入れてないのに受け入れられるはずがない。 対人に限らない話だと実感する事が増えてきました。   鍉鍼 この前人の太渓に鍼を刺させてもらった。 5分ほど様子を見たけど大きく変わらず。 刺した時にこれは効かないだろうと思い自分を見せて頂いた景色の様にする。 まず先ほどの鍼の様子を腹診で判断。 あまり動いていない。 同じ穴に鍉鍼を当てる。 直後にみても下焦が先ほどより動いている。 もし豪針の方が如実に働くなら怖い話でもあると思いました。   右半身 最近右への意識が強くなったからか、右半身の体の動かし方が分かってきた。 今は膝の動かし方を感覚として養っています。 使えていなかったら股関節あたり詰まってくるんですね。 それが肩の動きにも繋がる。 五十肩のメカニズムとも一致する気がします。   解剖学 自分なりに好きな範囲などもあって、特に今やっている迷走神経は細野史郎先生の漢方医学十講を見て好きになりました。 現象が中西とリンクしている部分は面白い。
11月24日水曜日阿部

中庸

先週、治療時に先生とのやり取りで感じた内容になります。 私は普段かなり食べる方でして、診断して頂きますと、消化器系が疲れているとうことを言って頂いておりましたので、二週間前ぐらいから、食事量を半分ぐらいにして、1日2食におりました。 そのことを治療時にお話しましたところ「減らし過ぎても、内臓の働きが弱くなり、循環機能が低下する」とのお話を聞くことができました。 何でも短期的な成果を求めてしまいがちですが、良かれと思ってもやり過ぎは、体にダメージになってしまうようですね。 やはり行きつくとこは中庸なのかと感じました。 体のお話にはなりますが、物の考え方におきかえても、振り切り過ぎは良くないと思うので、東洋医学以外にも色々な側面に共通項があって、面白いです。 結局、食べ過ぎ気をつけます(-。-;    

舌診考察

[ケース①] 舌色 表 淡紅 裏 褪せた紅 気の虚損がありながらも、裏に熱をはらむのか。 舌形 胖大 歯痕 陽気を損ない気虚になって、津液の停滞を招き痰湿を生ずる。 脾の運化作用の低下か。 腫れたようにも見えて、湿熱をはらむのか? (腫れた舌は発熱やその後の舌にも見ることができると思う。) 舌裏 表より濃い色を呈し、気虚がありながらも内熱の存在が伺える。 推動作用が落ちているので怒張により瘀血も。 或いは、虚熱による瘀血とも考えられる。 舌苔 薄苔〜やや厚苔、潤苔 中焦にかけて苔が緻密で濃くなり脾胃虚による痰湿か。   [ケース②] 舌色 表・裏共に褪せた紅 所々まだらに舌辺に紫色があり瘀血。 舌尖紅く心火も伺える。 舌形 脾腎共に弱り水邪の停滞がある。歯痕から気虚。 舌裏 表と色差なく、怒張により瘀血も。 舌苔 微黄苔。厚苔。 中焦〜下焦にかけて苔が厚なる。 気虚による痰飲。 中焦には微黄苔。痰飲が裏に入り化熱したか。              

舌診(05)

受付のTさんに、舌の研究の為にご協力頂きました。 表 裏 舌質 舌神:有神 舌色:暗舌 舌形:痩舌・瘀点・舌下脈絡の怒張と小点 舌苔 苔色:灰黄苔 苔質:薄苔・燥苔

脾の運化について

今回は、五臓の脾の働きのひとつ、運化について整理しました。 脾は中焦にあって 気や血を生み出す働きを担う。 脾は運化を主る、と表される。 どのようにして気血を生むのかーそれは毎日の食事を通して行われる 運化の意味はー運ぶこと、変化させること 脾の運化にはざっくりと次のふたつの側面から成る。 飲食物を消化・吸収して得られた水穀の気をからだ全体に運ぶ(運化水穀) そして、飲食物の消化・吸収・運搬を通して、からだ全体の水の流れを調節する(運化水液) 脾が弱ると消化・吸収が正常に行えなくなる、気や血が足りなくなる。 そして、運化水液の働きが弱り、からだに停滞する。 食べることで体が作られ維持される、 それは生きる為の土台になる。 別の視点では、 エネルギーや栄養を運ぶ働きを担う脾胃が元気だからこそ、 そのほかの臓腑もしっかりと働ける。 そして、臓腑や器官に必要な水液が届けられる(排出が行われる) ー「後天の本」「気血生化の源」 肺は呼吸を通して、気という、より軽いものを扱う。 脾は運化を通して、地の気や水液をからだ全体に送り巡らす。 階層は違えど必要不可欠なふたつが、上焦と中焦で働いている。 どのように関わり合いながら機能しているのか、 今後、深めていきたいと思います。 ____________________________________________ 【参考文献】 『中医学ってなんだろう』東洋学術出版社

穴の名前、実技での体験など

テスト前で暗記の時期に入りました。 経穴丸暗記は面白くないので、少しですが付随する情報を書いて認識を深めたいと思います。   腎経 ①湧泉 (井木穴、子穴だが腎なので瀉法厳禁)、回陽九鍼穴 足背、足屈曲時、足底の最陥凹部 まんが経穴入門P184 由来「足の少陰腎経の木穴に属し、腎経の脈気が湧き出る」 五兪穴では(井・滎・輸・経・穴)があり、陽経には原が加わる。 霊枢:九鍼十二原では気血の巡りを自然界の水の流れで例えた。 井穴は水源。   ②然谷 (滎火穴) 足内側、舟状骨粗面の下方、赤白肉際 まんが経穴入門P184 由来「別名、※龍淵 火が深いところで燃え盛り、水の相剋を受け付けない」 ※考察 龍の火のイメージが符合しているのか。   ③太谿(原穴、兪土穴) 足関節後内側、内果尖とアキレス腱の間の陥凹部 まんが経穴入門P185 由来「内踝の真後ろの深い陥凹部にあるため、湧泉から出て然谷を通った腎水の流れがここで一つにまとまる」 診断でも使える穴な事がよく分かります。     気になること 最近絡穴が気になっています。 豊隆の調べ物をしている時になぜ豊隆は化痰作用があるのか。 それは絡穴で脾と連絡しているからだという内容に触れたので、穴性を学ぶ時もこういう事も意識していきたいと思います。   実技で 実技の授業である穴に置鍼5分くらいされた。 その時恐らく肝がやられて季肋部あたりが痛み始めた。 この時に何で左何だろうと不思議になった。 理論的には 中薬の配合 P 78 「左右者、陰陽之道路也」とあるように、肝気は左から上昇することで、木気は行き渡り(条達)、肺気が右から下降することで、金気は正常に運行(粛降)します。   とありました。 五行でも左に属するのでその辺もあるのでしょうか。 逆に肝気虚と呼ばれる状態にこの治療をしたらどうなるのか。 気になりました。 本では存在している肝気虚も、実際は肝は剛臓なので中々ないとは思いますが…     プライベート 先週から1ヶ月間だけ兵庫県に住むことになりました。 引っ越し中々大変でしたがやっと落ち着いてきました。 テストが終わったら武庫川にでもゆっくり散歩に行こうと思います。   気持ちの面 後期試験が終われば2回生になります。 色々自分に対して思うことがありますが、極力無心でやれることを黙々とやりたいと思います。   参考資料 まんが経穴入門 周春才編著 土屋憲明訳 医道の日本社 中薬の配合 丁光迪編著 小金井信宏訳 東洋学術出版社

次へ活かすための考察

切経ではっきりと情報が取れないモヤモヤしたもの、 体から受け取る感触が無表情なものは この「無表情」な感触は一体なんなのか。 患者さんから得た情報の中から自分が何を見落としたか。 もう2度と診させていただくことができない身体かもしれない。 施術後も変化する予兆がはっきりと見て取れない。 僅かながらも感触はあっても、「良し」とまではいかない。 患者さんの満足する結果が得られなかった。 結果が出せなかったのか。 院長が「凹んでる場合じゃない」という言葉が刺さり、 なぜ結果が出せなかったのか、見立てを誤ったのか、 ここから考察することがとても重要だと気付かされました。 変化が現れなかっらから、患者さんと合わなかったら「終わり」は 治療家としてただの言い訳にすぎないし、 圧倒的な勉強と経験不足だからと正当化して片付けることはできない。 この手に残った感触が忘れないうちに自身でも考察しながら、 寺子屋の仲間にも情報共有して検討していきたいと思う。

上ル・下ル(01)

四方八方ありますが、 東洋医学に関して言えば、”上下” の問題をよく目にします。 上がってはいけないものが上がったり、 下げる力が弱くて下がらなかったり。 亢害承制 「肺氣の清粛下降機能は、肝木が昇発しすぎるのを防止し制御して、全身の協調と安定を保っている」 と、『中医病因病機学』においては、このバランスを保っている法則を”亢害承制”と呼んでいます。 【病理】 〇金不制木 肺金の粛降機能が失調し、肝火相火が制御できずに上昇してしまう。 〇木火刑金 肝氣不疏により気鬱が火に変化し、肺金を犯す。 【参考文献】 『中医病因病機学』東洋学術出版社

試験が終わり、色んなことに挑戦する余裕が出てきました。 色々調べていくと、1、2回生の時の様に好きな事に浸かっていき、その中で想像が膨らんで楽しいです。 最近は「生きるとは何なのか」といったテーマで調べ物を進めています。 その中で季節感というものも改めて取り入れたいと思いました。 今の季節で言うと春に何を感じるか。 1日1日と変わりますが、今は冬のキリッとした厳しさに比べてフワフワする日が多い様な… 色々体感しながら学びを進めていきます。

心得

4月からモデル患者さんを診る機会をいただいています。 治療を通して患者さんが感動する姿に 鍼師という職業はかけがえのないものだと感じます。 「こうなりたい!」と 憧れ目標にできる鍼師が目前にいるのですから。   先日、3名の患者さんを診させていただき、 それはもう今まで体験したことのないくらい クタクタになりました。 毎日何十人もの患者さんを治療する 先生方が超人に見えます。   一体何をどうしたか、思い出す事だけで精一杯。 記憶がないところもあります。 先生に教えていただいた言葉も 拾えなくなるくらいフラフラでパニックで悔しい。 「誰でも通る道ですよ」と下野先生は言います。   学術も実技もまだまだですが、 心身の持っていき方が一番難しいです。 臨床に出る上の心得や自分の立ち位置について 日々考えさせられます。 「自分」ではなく、「患者さん」が主役。 「自分」は横に置いといて… 自分が出来ないということへの 不安、甘え、恐れ、緊張など 諸々の感情が現場の空間や治療に影響します。 「自分の緊張ではなく、治療に対して緊張感を持つように。」 と院長も仰ります。 できないといっても、場数を重ねて 解決するものもあるかもしれません。 主語を自分としない方法も アドバイスをいただいたので 視点を変えてみます。 良いパフォーマンスができるように、 体力と集中力を温存する方法。 消耗しても回復する方法も課題です。 色々と書いてみましたが、 正直今回の件は具現化することが とても難しいです。   課題は山積みですが、 ラップを刻むように登っていけばと思います。