飽和
久しぶりに友達が家に遊びに来ることになりました。
なのでその準備をしなくてはと、部屋を片付け始めたところ、とんでもなく散らかっていることに気つかされました。
知ってはいましたが、よくもまぁこの10年ほどでモノがこんなに増えたものだと、片付けながらつくづく思いました。
増えすぎた服、カバン
増えすぎた靴
増えすぎた食器、調理器具
定期購読しているまだ封を開けていない雑誌の山
買い込み過ぎたインスタント食品
そして書籍
以前から断捨離しなければと思い続けていましたが、いざモノを捨てようとしても、まだ使えるし、また使うことがあるかもしれないと思い、結局捨てずにそのままになっていました。
でもとうとう家の収納に限界が来てしまっていたようです。
こころの切り替えをしなくてはいけません。
「部屋はその人の心の状態を表している」
とも聞いたことがあるので、本当に耳が痛いです。
「10/7(日) 学生向け勉強会」の感想
講師は、盧先生より学びました。
私は現在、鍼灸学校の2年生です。
日々、書物を目にしたり妄想を繰り返したりする日々を過ごしておりますが、
「自分なら、○○なのかな~」とシュミレーションをしたりもします。
それが1年生とは違うところと感じています。
書物などを読み進める上で再確認できたのが、”帰納”と”演繹”。
【帰納】
個々の事例の観察より、これを含む一般命題を確立する事。
一つの症例より他の患者の症例も、このケースであろうとする。
【演繹】
1つまたはそれ以上の命題より、論理法則に基づいて結論を導出する思考の手続。
学術論議を症例を元に構築していき、結論を推定する。
本日学んだ事の一つで重要な事だと感じています。
歴代医家たちのカルテの集積が、症例集であって絶対的な答えではないのだろうと思えます。
学術的に議論の構築を進めることも重要に思いますし、
現実の臨床を繰り返すことと、歴代医家たちのカルテの集積とを見比べることも
精度を高める為に必要な事なのかと思います。
今年のノーベル賞受賞者の本庶佑博士は、記者の質問に
「・・・教科書に書いてあること、文字になっていることを信じない、疑いを持つこと」
と答え、有名な論文雑誌も疑う対象の例外ではないと強調されています。
「自分の目で物を見る、そして納得する。そこまで諦めない」
とも答えらています。
考えていた事と学んだ事がリンクする機会が多かったように自分では思いました。
座学をし、二礼二拍手の効果を実感し、病床にて臨床実技をし、、、
時間のある限り、幅のある講義を試そうされていた様に思います。
お疲れ様でした。次回も楽しみにしています。
最後になりましたが、機会を頂いた院長にお礼申し上げます。
平成30年 秋
稲垣 英伸
穴の名前、実技での体験など
テスト前で暗記の時期に入りました。
経穴丸暗記は面白くないので、少しですが付随する情報を書いて認識を深めたいと思います。
腎経
①湧泉 (井木穴、子穴だが腎なので瀉法厳禁)、回陽九鍼穴 足背、足屈曲時、足底の最陥凹部
まんが経穴入門P184 由来「足の少陰腎経の木穴に属し、腎経の脈気が湧き出る」
五兪穴では(井・滎・輸・経・穴)があり、陽経には原が加わる。
霊枢:九鍼十二原では気血の巡りを自然界の水の流れで例えた。
井穴は水源。
②然谷 (滎火穴) 足内側、舟状骨粗面の下方、赤白肉際
まんが経穴入門P184 由来「別名、※龍淵 火が深いところで燃え盛り、水の相剋を受け付けない」
※考察 龍の火のイメージが符合しているのか。
③太谿(原穴、兪土穴) 足関節後内側、内果尖とアキレス腱の間の陥凹部
まんが経穴入門P185 由来「内踝の真後ろの深い陥凹部にあるため、湧泉から出て然谷を通った腎水の流れがここで一つにまとまる」
診断でも使える穴な事がよく分かります。
気になること
最近絡穴が気になっています。
豊隆の調べ物をしている時になぜ豊隆は化痰作用があるのか。
それは絡穴で脾と連絡しているからだという内容に触れたので、穴性を学ぶ時もこういう事も意識していきたいと思います。
実技で
実技の授業である穴に置鍼5分くらいされた。
その時恐らく肝がやられて季肋部あたりが痛み始めた。
この時に何で左何だろうと不思議になった。
理論的には
中薬の配合 P 78
「左右者、陰陽之道路也」とあるように、肝気は左から上昇することで、木気は行き渡り(条達)、肺気が右から下降することで、金気は正常に運行(粛降)します。
とありました。
五行でも左に属するのでその辺もあるのでしょうか。
逆に肝気虚と呼ばれる状態にこの治療をしたらどうなるのか。
気になりました。
本では存在している肝気虚も、実際は肝は剛臓なので中々ないとは思いますが…
プライベート
先週から1ヶ月間だけ兵庫県に住むことになりました。
引っ越し中々大変でしたがやっと落ち着いてきました。
テストが終わったら武庫川にでもゆっくり散歩に行こうと思います。
気持ちの面
後期試験が終われば2回生になります。
色々自分に対して思うことがありますが、極力無心でやれることを黙々とやりたいと思います。
参考資料
まんが経穴入門 周春才編著 土屋憲明訳 医道の日本社
中薬の配合 丁光迪編著 小金井信宏訳 東洋学術出版社
難経十六難
先日、難経十六難を読みました。
印章に残ったところを書き留めてみます。
肝は色を司ります。
色は眼を喜ばせる原因となるもので、目は鮮麗なもの(鮮やかで美しいもの)をみるのを好みます。これが人情です。
→ふむふむ
芸術肌の人は肝タイプが多いのかも知れません。あくまでも個人の感想です。
肝が病んでいる時は、肝の本質的な性質が現れて、浄潔なもの(清浄で清潔なもの)を喜ぶようになります。
→いたって普通ではないでしょうか。これも人情だと思います。不潔で汚いものを好む人は少ないと思います。ひょっとして病んでいる時だから偏って過剰に好むようになるということでしょうか。例えば潔癖症みたいな感じ?
怒りは自分の思いと異なる時に表れます。自分の思いは陽であり、それと異なるものは陰です。陰が陽を抑える時、陰中の陽となり、春の少陽の状態と合致することになります。陽が抑鬱されると逆します。怒りは逆上の気ですので、肝木の本気が現れたものと考えることができます。
→肝気が条達できるように、自分の思いも大切にしてあげないといけませんね。
『難経鉄鑑』第十六難 たにぐち書店より引用
体表観察で
2021/03/31
練習で先輩の体をみせてもらった
腹部、手、足と順にみせてもらう中
両足で足部外側、踵から第5指にかけて(膀胱経の走行と一致)
著しく冷えている状態を観察した(はじめて観察した所見)
足底の一部、足首(アキレス腱のあたり)にも
冷えは感じられたけど、こちらは、もやりと感じる程度の柔らかい冷え
足の外側のラインの冷えは、触れる手が痛い、
「固い」冷え方、というか
短期的に生じたものでないものに思われた
昨日観察した内容を振り返るなかで、
2つは、冷えとして括ることはできても種類が異なるものといま、考える
なぜあんなに風に冷たくなるのか
仮に足首から下をしばらく冷水に曝しても、あんな冷え方はしない
流れ、道筋における不良があるためとするのが妥当か?
他の可能性は?
その時には、
別の所見で唇が乾燥していること、自覚症状に喉が渇きがあること
などもあわせて注目していたが
そもそも経絡の疎通に問題があるだけで、あの様な固さと伴う冷え方を
体は呈すものなのか?
鍼を打たせてもらった後にも、その部分の所見に変化は見られなかった
この後、どのように変化していくのか
変えてみること
ここ一週間、歩く際に使う筋肉、重心の乗せ方を変えてみています。
続けてみるとふくらはぎ、内転筋の筋肉のつき方が変わって面白いです。
日常的には以前仰って頂いた様に電車でのバランス感覚も違うなと感じました。
また、私の課題である手が重いという問題ですが、色々原因を考えてみると肘がうまく使えていないことも要因の一つにあるかもしれない思いました。
ひじが上手く使えていないとツッパリ棒を相手に押し付ける様な形になり、余分な力が加わって重さに繋がるのかもしれないと感じました。
ですので、そこを意識しつつ、相手の呼吸などに合わせて背候診を行なっていこうと思います。
心に汗をかくと涙が出る
私はいつも電車で通勤しています。
先日、朝の通勤時に本を読んでいたら、たまたま文章の感動シーンとぶつかってしまい、不覚にも涙と鼻水でデロデロになってしまいました。
この頃はコロナ禍で常時マスクをしているので、鼻水はあからさまに見えずに済んで助かりましたが、マスクの中はひどい状態でした(笑)
その時、何故急にさっきまで何ともなかったのに、一瞬で涙と鼻水が溢れるんだろうと不思議に思い、ちょっと考えてみることにしました。
涙と鼻水(涕)
五行色体表で考えると
木と金→肝と肺→魂と魄
もしかすると感動などで心(神)が乱れて正常心を保てなくなるのを防ぐため、魂と魄が代わりにその感情を浄化させるために涙や鼻水として体外へ排出するのではないかと考えました。
七情が臓気を損傷し、心神が乱され、異常反応が現れれば、それとともに魂病が出現する。魂魄は依存し合い、分離することができないので、また両者の異常が同時に存在することがよくある。〜中医病因病機学〜
という一文を見つけました。やはり涙と鼻水はセットになりやすい、切っては切れない関係のようです。
病因について(2)
ようやく、一年生も終わりに近づいてきました。
この冬は、解剖学・生理学・栄養学で共通する機能を
多方面より勉強する時間を過ごしていました。
解剖学では腎臓そのものの構造。
生理学(動物)では蓄尿・排尿のメカニズム。
生理学(植物)では腎蔵に関係する内分泌(バゾプレッシン・アルデステロン)。
栄養学では高血圧とそれに対応する栄養素(塩分を控える)。
腎機能のフルコースでした。
東洋医学の病因について~
【外因】
・六淫(風、寒、暑、湿、燥、火)
・疫癘
人体が影響を受ける要素の一つについて黄帝内経の一節に出会いました。
特に外因と関係深い、地域の特徴や風俗習慣について。
『素問』異法方宜論篇 第十二
黄帝問曰.醫之治病也.一病而治各不同.皆愈何也.
岐伯對曰.地勢使然也.
故東方之域.天地之所始生也.魚鹽之地.海濱傍水.其民食魚而嗜鹹.皆安其處.美其食.
魚者使人熱中.鹽者勝血.故其民皆黒色疏理.其病皆爲癰瘍.其治宜砭石.故砭石者.亦從東方來.
黄帝問いて曰く、
医の病を治するや、一病にして治
各々同じからざるに、皆癒ゆるは何ぞや?
岐伯答えて曰く、
地勢の然らしむるなり。
故に東方の域、天地の始めて生ずる所なり。魚塩の地、海浜にして水に傍う。
魚を食して鹹を噛む。皆其の処に安じ、其の食を美とす。
魚なる者は人をして熱中たらしめ、塩なる者は血に勝つ、故に其の民 皆黒色にして疏理なり。
其の病 皆癰瘍となる。其の治 砭石に宜し。故に砭石なる者は、亦た東方より来る。
また腎?かと・・
【五行】
・五味 酸、苦、甘 、辛、鹹
・五蔵 肝、心、脾 、肺、腎
・五時 春、夏、長夏、秋、冬
冬だから腎を勉強しろ。という事だったのでしょうか??(笑)
参考文献
『中医病因病機学』東洋学術出版社
『現代語訳 黄帝内経素問』東洋学術出版社
『新版 東洋医学概論』医道の日本社
稲垣英伸
形態模写
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2021/11/27 『形態模写』
形態模写をすることで、患者さんの(動作時の)状況・状態を自分の体を通して得ることができ、より生の情報として取り入れて、考察に活かすこともできる為重要。下野先生からこのことについて様々な角度から指導してもらっている。
自分なりにやってみる中で、いま、ある患者さんの症状について、これにより、何か手がかりが得られそうな事があり、でも、そこに届きそうで届かない。もどかしい…
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2021/11/28 『ツボの反応』
ある患者さん、霊台穴に触れたとき、こちらの指先を通して刺す様な細さで伝わってくる。確認のため上下の穴にずらして確認するも沈黙。再度触れると同じく顕著な反応。それが何を顕すものなのか、今は手がかりがなく、ただ経験としてストックする。
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2021/11/29 『見通し』
痛みや辛さは結果であってあくまで表層ということなのか。生じた後の結果ばかりに焦点を当てているから見通しが悪くてなるのか。
温煦作用は気の生理作用?
気の生理作用について。
気には推動・温煦・防御・固摂・気化の5種類の生理作用があると授業で教わった。
その時は特に疑問を持つこともなかったが、中医学の本に、
「温煦作用は陰陽の「陽」の機能であり、「気」の機能ではない」と書かれていた。
”「陽」は温煦を主り「陰」は涼潤を主る。陽は温煦すなわち温熱性を主り五臓六腑・組織器官および気・血・津液・精を温暖にし、陰は涼潤すなわち寒冷と滋潤性を備え、陽の温熱性を抑制・調節し陽と共同協調して体温を一定に保っている。”
(『新装版 中医学入門』神戸中医学研究所より抜粋)
一方で、
”温煦作用は気の作用で、気は熱源として働き、気によって産生された熱により組織器官を温めすべての生理機能がスムーズに行われるようにする。”
(『新板 東洋医学概論』 医道の日本社より抜粋)
温煦作用は陰陽?気?結局どっちなのだろう
読んでも答えはわからないので、疑問のままおいておくことにします。
















