学生・研究生によるブログ

学生・研究生による学びと発見のブログです。

衛分気分営分血分

今読んでいる本です。 以前から衛気営血についてしっかり向き合ってこなかったので、温病学はずっと気になってた本でした。まずは入門となっているので理解しやすいかと思ったのですが、やっぱり簡単ではないですね。 でもとても勉強になります。 皮膚病なんかに応用できそうです。

様子など

  様子 まれに中の様子がわかる事がある。 先週は顕著で、隣の部屋の様子が映像化された。 勘違いかもしれませんが感覚として残しておきたいと思います。   流れ 受付をしていて乱れ始めると何かが起こる。 不思議です。 正しい流れの時は乱さない様に流れに沿っていきたい。   自分の性質 うんざりする事が多い。 その後の立ち上がり方も含めて見直していきたい。   先週聞いたこと 自分の腹でも確認。 取れなかったけど、あの人もこんな感じだったのかな。 次回以降この部位も取れる様になりたい。   力 昔よりは余分なものは減ったと思う。 でも残っている部分がまだまだ沢山ある。 心と体は切り離せないなとつくづく感じます。   脈 人にとらせてもらった。 尺部を深めに抑えた時、全身?で感じる何かがあった。 深みに入れた感覚はあったけど、それが何なのか分からない。 経験として置いておきます。

印象的だったこと

日曜日、腹診と脈診の勉強会に参加させて頂きました。   その際驚かされた事がお腹の変化の早さ。   白石先生のお身体を衛気診で触らせて頂いた時に特に顕著に感じたのですが、左の肝相火のエリアで強い熱感があり、白石先生もそこを触られている時違和感を感じられる部分でした。   余りにも印象的だったのでここですかと確認していると段々熱感が冷めてきてなくなっていった。   次確認するともう残っていなく、お身体を触らせて頂く時にサッと診る必要性を感じました。   また、脈診を行う際、座った時に腰の角度を変えると左肩の窮屈さが無くなって診やすくなり、患者との距離感も今までよりいい感じに落ち着きました。   その感じで行うと今までと診ている時の景色も変わり、自分自身も小さく感じられた。   受け手にその際の感想を聞いても圧を感じにくかったそうで変化が感じられて嬉しかったです。   寺子屋で椅子に座って勉強させて頂いている時でも実践できそうなのでやっていこう。

心に汗をかくと涙が出る

私はいつも電車で通勤しています。 先日、朝の通勤時に本を読んでいたら、たまたま文章の感動シーンとぶつかってしまい、不覚にも涙と鼻水でデロデロになってしまいました。 この頃はコロナ禍で常時マスクをしているので、鼻水はあからさまに見えずに済んで助かりましたが、マスクの中はひどい状態でした(笑) その時、何故急にさっきまで何ともなかったのに、一瞬で涙と鼻水が溢れるんだろうと不思議に思い、ちょっと考えてみることにしました。 涙と鼻水(涕) 五行色体表で考えると 木と金→肝と肺→魂と魄 もしかすると感動などで心(神)が乱れて正常心を保てなくなるのを防ぐため、魂と魄が代わりにその感情を浄化させるために涙や鼻水として体外へ排出するのではないかと考えました。   七情が臓気を損傷し、心神が乱され、異常反応が現れれば、それとともに魂病が出現する。魂魄は依存し合い、分離することができないので、また両者の異常が同時に存在することがよくある。〜中医病因病機学〜   という一文を見つけました。やはり涙と鼻水はセットになりやすい、切っては切れない関係のようです。  

実験、公孫など

珈琲 私はコーヒーが合いません。 香りや苦味が好きなんですが、身体に合わない。 自分の感覚として体感しているのは肝の暴走。 散々書籍にあることなので発見でも何でもないのですが、体感としても感じます。 じゃあ、それを思いっきり飲んだらどうなるか。 ボトルコーヒーを一本一気飲みしてみた。 自分の体の反応と術者としての感覚を飲む前、飲んだ後と比較してみました。   術者として 普段から鋭くない感覚が更に鈍くなる。 全く相手を感じる事ができない。 身体を触らせて頂く時に頭に言葉が多くなる。   体感として 自意識が強くなる。 ナポレオンはコーヒーを勇気の出る飲み物として愛用していたらしいのですが、鈍感になっただけじゃないのか。と思った。 また、時間差があるので直後には出ない。 ただ影響がマックスになった時、酒で酔った感覚になる。 調べるとコーヒー酔いというものもあるらしいです。 気逆を起こすと気が大きくなる? 脈の寸には影響があった気がします。 頭には色んな言葉が浮かぶ様に。 エゴが強くなった感覚? いつも以上に自分の世界だけで全てを完結させている気がしました。   家に帰って自分の肝経の経穴に鍼をしてある程度は和らぎましたが、躁鬱状態ってこんな感じなのかなと思いました。   手に受ける感覚 何か違和感を感じたとして、それぞれ種類が違ってくる。 細分化して言語化できればいいなと思いました。 体感として一つ重い感覚はあったので、まずはそれについて考えていく。     切経 術者と患者が合った時、そこに囚われ過ぎるのは良くないと思いました。 ベタベタ触ると段々反応も薄れ、よく分からなくなってくる。 即時即決、一回でどれだけ情報を頂けるか。 患者とどの様な意識で向き合うか、模索します。 深さも意識したい。     公孫 この穴の認識を深めたい。 奇経八脈考、症例から学ぶ中医婦人科などを中心に調べているのですが、まだイメージが掴めていません。 引き続き調べて行きます。   楽しむこと 表面的なものではなくて、この本質って何なんだろう。 考える事で遠のいていっているかもしれないけど、一旦はこの工程を踏みたいと思います。
街灯

血分病機

こんにちは、稲垣です。 血分病機についてまとめます。 【血分病機】 血は営より深層にあり、血分病変は営分病変よりもさらに重くいとされ、 心・肝・腎などに重大な障害の可能性があるとされる。 ・熱深動血 熱邪が血分まで深く入りこんで火に変わり、火毒が燃えあがり、血絡を損傷し、血流を混乱させる。 血熱が心を傷れば、主神の蔵ゆえに意識障害・譫語・狂躁が現われる。 ・血瘀血畜 血熱が気を損傷し、気滞をつくり血瘀に発展させる。 邪熱が血とぶつかる、陰液を熱邪が損傷させて営血を消耗させた場合、など瘀血となる。 さらに発展し、邪熱と瘀血がぶつかりあえば「血結胸」「下焦畜血」などとなる。 ・血熱動風 血熱が盛んになり、厥陰まで入り込み、肝を犯して筋脈を焼く。 陰血を消耗させ、火より風を生じさせる。痙攣などが発生する。 少火は壮火となり、風を起こして、さらに火を煽る。 意識の混迷や厥証を発生させる。 ・耗血動血 熱の血分侵入では、耗血・血竭・亡血・動血を起こす。 血の不足により筋を潤すことが出来ず、また陰が陽を抑えられずに 血虚生風、虚風内動を起こす。   【参考文献】 『中医病因病機学』東洋学術出版社

お灸のダメージを減らせるか など

  受付にて 仕事をしていて、ある時に先生にあるべき景色を見せて頂いた。 イメージされたのは波打たない湖の様な景色。 静かでどこまでも続く様でした。 頭ではわかったつもりでも体感して深みを知る。 以前院長も見せて下さった様に思うがまた違う景色。 とても良い経験になりました。     お灸のダメージを減らせるか 月曜の授業内容に百会に置鍼というものがあった。 切皮→弾入→5分くらい置鍼→抜針といった感じ。 ただやった事あるしあんまり置かれたくないので切皮したらすぐ抜いてとお願いした。 それだけだとあまり変化なし。   しばらくして自分で思うやり方ならどう変化するだろうと思って 同じ種類の鍼で置鍼はなしという基本的な条件は同じで施術してみた。 結果として起立性低血圧のような眩暈を引き起こす事ができた。   月曜、火曜に膀胱経辺りに過去最大量のお灸を受けるのでちょっとでも防止できないかなと実験してみました。 鍼の感覚も含めて勉強になりました。   左右対称 ずっと体の癖を治す為に色々工夫している。 その中でもふと自身の右目が乱視である事に気づく。 知らず知らず左ばかり使っていれば顔の中心から見ていない訳でズレも生まれやすい。 という事で今家で左目に眼帯をつけて過ごしています。 発見として面白い事が右目ばかり使うと体は右軸で動き始めるという事。 使っていない部分が使われたのか体のアチコチがバキバキいいます。  

閃輝暗点

先日、閃輝暗点というものを経験しました。 今までに経験したことがなかったので正直焦りました。 仕事をしていたら、右目の視野の真ん中が見えにくくなっていることに気がついて、ちょうど太陽などの強い光を直視した後に、その部分が緑っぽくなって見えにくい感じです。 おかしいなと思って目をつぶってみたらギザギザした半円状のものが見えてプリズムみたいに光ってました。それがだんだん大きくなってきてますます見づらい状態になってきたので、とりあえず近くに眼科があったので診てもらいました。眼科に着いた頃にはその症状はなくなっていましたが、診てもらった結果は片頭痛の前兆によく起こる症状の閃輝暗点だということでした。 私の場合は片頭痛は起きなかったですが、そういう人も多いそうです。とりあえず失明などの重症の前兆でなかったのでひと安心でした。 眼科では脳血管の痙攣が原因だといわれましたが、あとでネットで調べると発生のメカニズムはまだよく解明されていないようですが、今は視覚野の血管痙攣説よりも大脳皮質神経の機能不全が、視覚中枢の後頭葉から始まり、徐々に周辺に広がるという脳神経細胞の機能不全説が有力となっているようです。 何だか機能不全説の方が重症に聞こえるんですけど・・・ 要するにその部分で気血不足が起こったんでしょう。そして原因はストレスです。 ストレスと言われると何でも納得させてしまう力がありますね。

側頭部痛 1

ある方の体を診せて頂いた。 肋骨弓あたりを中心に 比較的軽い、動きはあるけど そこに停滞する感じ。 臍下から下焦に向けて もっと硬くて重い、キツい感じ 動きがすぐには見られなさそうな印象。 脈象では 沈位で案じて潰れる様が見られた。 (続く)

視点

学校の帰りに人と喋りながら帰る。 難しい話ではなく、その人が今何を見ているものを教えてくれた。 自分とは違う視点。 そこに照準を合わせると今まで見えていなかった別のものが目に入る。 新しい発見があった。 何に合わせるか。 改めてとても大切な事だと思いました。 一緒に帰って良かった。 行動は大切!