学生・研究生によるブログ

学生・研究生による学びと発見のブログです。

意識

  受付にて 働いていて、脳がオーバーヒートを起こす様になる前の段階の自分の空気を変えないと。 一度先生が気を使ってくださり空気を変えて受付に戻った時の景色。 朗らかさな空気に包まれていた。 ああじゃなきゃいけないよな、鬼みたいになってはいけない。 そこから先にあるのは争いになってしまう。 真剣にやる事は大前提として、その向かうべき方向性を修正しないと。   …   その為にも言うべき事はハッキリ言う。 でも角が立たない様に言い回しなども増やして行こう。   先生方がやってることを見ればわかる。   やるべき事は沢山あるけど、真剣に楽しんで一つ一つクリアしていこう。   変える部分が沢山あるのはそれだけ本当の楽しみが詰まっている。   今までの自分の在り方に固執してもおもんない。   枠は取らないとな〜   勝手に自分が作った抑圧するものを外す。   どこまでもいけそうな感じになる。   逍遥ってこう言うことなのかな。   昔の中国なんて今より殺伐とした世界だったからこそ出来た発想かもしれない。     通じる 相手と同じ空気になった時、感情がこちらにも通じる。 相手の心の景色が浮かび上がる? 同じ反応が起こる? なんとも言葉で言い表し難いものですが、そんな体験がとても勉強になる。 波長の合う人と同じ状況になりやすい。   施術者目線に立つと、必然的に幅を増やしていく必要性が出てくる。 最近伝えてくださってるのもそういう事かなと感じる今日この頃です。   綺麗なところにいようとすんなよ自分。   そこから抜けたらもっと楽しいぞ。                     と書いてみたものの、 また葛藤が自分に向いた。   この意識では変化が薄まる。   意識のベクトルを変えていく。   相手のことをもっと観察。   内向きを外向きに。   その為にも空虚に、冷静に。
春

鍼治療を受けて③

この1〜2週間、鍼治療で置鍼中に覚えるからだの感覚と似たものが、 通勤の車内や食後に体を休めているとき、朝方 起き抜けの時間帯に、度々現れる。 これもまた変わっていき、鈍化するかもしれないし、もっと別なものに変わるかもしれない。 感受性が高まる背後にあるものは一体何か。 ひとまずいま感じていることを記録したい。 からだの調子は良い、かといってからだに不調がなくなったわけではなく、 不調の波がくれば強い首コリや腰の弱さなどがしんどくて違和感を覚える。 それでも感じ方の種類が違うというか、 痛みや違和感に対して以前の様に嫌わなくなったというか、 身体のうえに生じる感覚を受け取るのに抵抗、邪魔していたものがひとつ落ちたのか、 その分 中が静かになったように感じる。言葉で捕まえるのが難しい

祖母の脈を診る。

祖母。94歳。要介護4。今年2月に脳梗塞。 30年前ぐらいに大腸癌→人工肛門。 発声はあれど会話は覚束ない。 食欲旺盛。 六部定位脈診……の真似事をしてみる。 …… 肝心脾肺腎のうち、腎が沈なのは予想通りだったか、脾がやたら強いのには腰を抜かした。 次いで、肺も強い。 肝心はかなり弱かった。 うーん、もっと色んな人の脈を診ないと比較ができん。

胃火上炎について

胃熱証について学んでいて気づいたことです。 胃火上炎:胃で滞った熱が経に沿って上昇する病理変化 胃熱が強くなると上方へ昇る。 辛い物、アルコール、脂っぽいものなど刺激の強いものの取り過ぎ 外感した熱邪が胃に伝わること ストレスなど情志に内傷され肝鬱が起こること などによる火熱化火により胃の津液が損傷して胃気が消耗する。 →受納、和降の機能低下が起こる 胃津が損傷され、腸の潤いがなくなる→大便秘結 +胃熱の亢進により胃濁を伴って上昇→口臭発生 消化器の機能失調→胃気上逆?→呑酸 胃熱→口渇、冷たいものが欲しくなる、食欲亢進 深部で熱が鬱滞→口渇、煩熱、嘈雑、灼熱痛←拒按 熱邪が胃を破る→吐血 火熱が経脈を塞ぐ→血分が乾く→歯肉炎、歯周炎 胃で水穀を受納できない→食欲低下?→水穀を得られない →気血不足?→津液不足亢進 胃に火熱が発生→上炎→頭痛、咽頭痛、顎、顔面部の腫れ (経に沿って熱が上昇するため)   熱は摂取した水穀をどんどん消化する働きがあり、食べても食べても 空腹感を感じてしまう状態になる。 お正月に胃熱によって食欲が亢進するのは何故なのか、と考えていましたが この症状のことを、「消穀善飢」ということがわかりました。 【memo】 肝鬱との関連 水穀を消化することで火熱は更に強くなってしまうのか? 水穀を入れないことで火熱が鎮まることはあるのか? (火熱の原因による?) 胃濁とは 胃で本来降ろすはずだったものなのか? 消化しきれなかったもの、ということなのか?

身体重心位置

先日、診療の合間の時間に刺鍼の仕方を教わる機会がありました。 直接、丁寧に刺鍼時のポイントをご指導いただいてとてもありたく、貴重な経験でした。 しかし実際、その場で教わったことをそっくり模倣してみようとしてもなかなか同じようには出来ませんでした。 何事においても、技術というものは奥深く難しいものなのだといつも思い知らされます。 私の場合は先ず姿勢からして不自然なようで、切経や脈診のときにも指摘されていたのですが、体の重心がズレているとのことです。 なので治療を行う上での一連の流れで行う型が不自然に映るみたいです。 院長にも腰に重心をもってくるように度々指摘されます。 私の場合は重心が上の方にずれていて背中の方に上がっているようなのです。 そのせいで身体を上手く使うことができず、無駄に力が入ったり、身体が硬くなっているせいで動作が不自然に映る原因になっているようです。 ネットで調べてみると、運動学において立っている時の重心の位置は一般的に骨盤内(仙骨のやや前方)のようです。 どうやらキーポイントは骨盤の歪み? もう少し身体の重心を正常位値に持っていくための改善法を調べてみようと思います。
新緑がさらに色濃く

治療問診の中で

数年前よりずっと体が重い と訴えられる方 先週の治療から当日までの調子を尋ねたときに 前回の治療のあと帰りから軽い「けど」まだしんどい。 他の点でも状態は良い「けど」まだ悪い、という矛盾表現が印象的だった 脈診がよく分からない自分にも治療前の左右のバラつきが治療後に 整うのがはっきりと分かる、お腹の全体のおさまりが良くなったと感じられる 数回目の治療で体にそれまでに見えなかった調子が現れていることが感じられる 今週のコンディションは良い状態にあることに違いはないが、 そのことを受け入れる準備が整っていない それは葛藤の様なものとして映った 治療的にはどんな意味を持つものになるのか
根っこは

鍼治療を受けて④

浮力が働いている様な感じと表現できるかもしれない いつもの様に 置鍼中に一瞬眠った様な状態になったあと ふと自分の体の感覚に戻るともうすっかり動いている動き回っている 体は動かしていないけど体が動いている 水のない風呂 今日そう感じたのは足の輪郭がぼわぼわと波たっており暖かく 温かい湯船に浸かっている時と似ているからかも知れない ゆっくり静かに観じていられる体はベッドのうえで浮力が働いている様にやさしい こうして完全に身を預ける時間を通して 反対に普段一体どれだけ抵抗を抱えて過ごしているのかについて思わされる (忘備録として)

下巨虚

前回の続きです。   合穴である下巨虚について調べていきます。   《現代語訳 黄帝内経霊枢 上巻》P108 邪気蔵府病形篇 「小腸の病の症状は、下腹部が痛み、腰や背骨が引きつり睾丸まで痛み、大小便がつまり苦しみ、耳の前が発熱し、或いは寒が甚だしく、或いは肩の上の熱がひどく、手の小指と薬指の間が熱く、或いは絡脈がおちくぼみます。これらはみな小腸の病です。 手の太陽小腸経の病は、胃経の下巨虚に取って治療します。」   ↑の文章を基に考えていきます。   《現代語訳 黄帝内経霊枢 上巻》P507 張論篇 「小腸張の症状は、下腹部が張り、腰にかけて痛みます。」   → ・下腹部は小腸のある部位なのでそこが痛み、それが腰まで影響している。 ・耳の前、肩の上は小腸経上にあるのでそこに反映されているのだと思います。 ・手の小指と薬指の間に関しては、小指あたりに経の走行がありますがそれを指すかはわかりません。   《現代語訳 黄帝内経素問 上巻》P164 霊蘭秘典論篇 「小腸はすでに胃で消化された食物を受け取り、食物の精華を抽出して、全身に輸送します。」 《全訳 中医基礎理論》P131 「張介賓は『素問 霊蘭秘典篇』を「小腸は胃の下に位置し、胃中の水穀を受盛して清濁を分ける。そこで水液は前部に吸収され、糟粕は後ろに送られる。脾気は化して上昇し、小腸の気は化して下降する。そのため化物が出るというなり」と注釈している。」   《中医学ってなんだろう》P239 「小腸の蔵象 内部の状態 小腸が清濁を分けられなくなり、余計な水分が大便に混入する。または濁ったものが尿に混入する。 →現象 ・大便が緩い ・下痢 ・尿がにごる など。 内部の状態 小腸から、水分がきちんと吸収されない。 →現象 ・尿の量が減る 内部の状態 小腸の働きが悪くなり、濁ったものが下へ送られなくなる。 →現象 ・お腹が張る ・腹痛 ・嘔吐 ・便秘 など。」   《穴性学ハンドブック》P159 「下巨虚 湿 分清濁、祛湿邪、燥湿、滲湿」   《全訳 経絡学》P 52 「李東垣は張元素に学んだが、その著書である『薬類法象』で、昇降や浮沈により薬性を論じて、茯苓は手の太陽(小腸)へ入り、麻黄は手の太陰(肺)へ入るとし、それぞれの経脈に導く引経薬、報使薬、向導薬を打ち出している。」   →胃からドロドロになって降りてきたものを小腸が受け取る。 受け取ったものを清・濁に小腸が分別する。 清は水穀の精微で、脾の運化へ 濁は大腸へ送られる 小腸の働きが悪いと分別ができず、そこに留まる。 すると下へ送ることができないので留まり、張って痛む。 穴性学ハンドブックで分清濁とある様に、下巨虚によって小腸の働きが改善すると清は脾、濁は大腸へと送られていく。 結果として小腸の張りなども改善される。 また、祛湿邪 滲湿とある様に利水滲湿薬で小腸に入る茯苓の様な一面もあるかもしれない。 邪気蔵府病形篇の寒熱の現象がなぜ起こるのかがもっと調べていく必要があると思います。   参考資料 《現代語訳 黄帝内経素問上巻》 東洋学術出版社 南京中医学院編 《現代語訳 黄帝内経霊枢上巻》 東洋学術出版社 南京中医学院編 《中医学ってなんだろう》    東洋学術出版社 小金井信宏著 《全訳 中医基礎理論》     たにぐち書店  印合河主編 《全訳 経絡学》        たにぐち書店  李鼎主編 《穴性学ハンドブック》     たにぐち書店  伴尚志編著

脂漏性角化症

20代の頃から、顔の一部に繰り返しできるイボに悩まされており、 イボの範囲が広がるタイミングに毎回皮膚科を受診してきた。 診断名は「脂漏性角化症」別名、老人性疣贅といわれるもので、はっきりとした原因は不明だが 老化や紫外線の影響ではないかといわれた。 20代で老化が原因といわれるのは全く納得がいかなかったが、 当時、部活で真っ黒に日焼けをしていたためそのせいかなと思い、 日焼け止めをせっせと塗り、皮膚科で処方されたイボによいといわれるヨクイニンをのみ、 病院で液体窒素(ものすごく痛い)で患部を治療してきた。 しかしそれでも完治することはなく現在(かれこれ20年弱)にいたる。 東洋医学にふれるうちに、私は瘀血の症状がわりと強いし、 完治しないこのイボもも 私の場合はもしかしたら瘀血が原因なのでは?と思うようになった。 シミも紫外線が原因といわれているし瘀血の特徴の一つであるので、 私を悩ませたしつこい脂漏性角化症も紫外線が一つの原因なら瘀血がよくなれば効果がでるのでは?? イチ鍼灸学生の、つたないひとつの仮定ではあるけれど、今後の経過を自分の身体で検証していこうと思う。

五行大義(07)

昔、バイクに乗っておりました。 ビンテージなスタイルを好んで、トライアンフとかノートンとかに憧れておりました。 空冷の単気筒が、エンジンの状態も分かりやすくて好きなのですが、 冬ですと、エンジンが大気で冷えるのと、インテークエアが冷たく燃焼が好調なので、 私は「バイクの最適な季節は冬だ」と考えておりました。 (冷たい空気がエンジンに良い理由は”空気の密度が高い”とか”酸素濃度が高い”とかあるようです。) 五行大義の中、 『少陰則淸冷。故金以强冷爲體、従革爲性。』とあり、 金については冷たいことの優位性を説いてるように思います。 私たちが日々取り込む空気なり飲食なりが、過度に温度が高かったり低かったり、、 東洋医学を考える上でも、重要なのかもしれません。   第二辯體性 つまり形体と性質について 體者以形質爲名。性者以功用爲義。 五行體性、資益萬物。故合而辯之。 木居少陽之位、春氣和、煦溫柔弱。火伏其中。 故木以溫柔爲體、曲直爲性。 火居大陽之位、炎熾赫烈。 故火以明熱爲體、炎上爲性。 土在四時之中、處季夏之末。陽衰陰長。 居位之中、總於四行、積塵成實。 積則有間。有間故含容。成實故能持。故土以含散持實爲體、稼穡爲性。 金居少陰之位。西方成物之所。物成則凝强。 少陰則淸冷。故金以强冷爲體、従革爲性。 水以寒虛爲體。潤下爲性。 洪範云、木曰曲直、火曰炎上、土日稼穡、金曰従革、水曰潤下。 是其性也。 体なるもの形質をもって名となす。性なるもの功用をもって義となす。 五行の体制、万物を資益す。故に合してこれを弁ず。 木は少陽の位にあり、春気 和し、煦温し柔弱する。火はその中に伏す。 ゆえに木は温柔をもって体となし、曲直を性となす。 火は大陽の位にあり、炎熾し赫烈する。 ゆえに火は明熱をもって体となし、炎上を性となす。 土は四時の中にあり、季夏の末のところ。陽は衰し陰は長ず。 位の中にあり、四行を総じ、塵を積もりて実をなす。 積もれば則ち間を有す。間がるがゆえに容を含む。実をなすがゆえに持も能う。 ゆえに土は含散・持實をもって体をなし、稼穡を性となす。 金は少陰の位にあり。西方は物を成すところ。物を成せば則ち凝強す。 少陰は則ち清冷なり。故に金は強冷をもって体となし、従革を性となす。 水は寒虚をもって体となす。潤下を性となす。 洪範云、木は曲直といい、火は炎上といい、土は稼穡といい、金は従革といい、水は潤下という。 これはその性なり。 【参考文献】 『五行大義』株式会社 明德出版社