せっかくなんで
最近、漢方薬を自分でアレンジして飲んでいます。
先月の強い寒波がやってきたくらいの時に、時々寒気に襲われていておかしいなと思っていた時期がありました。とりあえず桂枝湯も入ってるからと思い、以前にもらって余っていた柴胡桂枝湯を飲み始めたら、横隔膜下の引きつりが和らいでいるのに気がつきました。
改めて自分は胸脇苦満状態だったんだと思いました。
上半身を左右に伸展すると左側の方が硬く、左腸骨稜に付着している筋肉が引っ張られて痛みがあります。夢分流腹診でいう、左の肝相火が実しているということでしょうか。
とりあえず疏肝理気をしてあげたいです。
勤めている薬局に生薬があるので、今飲んでいる柴胡桂枝湯に生薬をプラスして、自分の身体を使って実験してみたいと思います。
症状の記録として②
2021/03/18
前回記した不眠の症状について、この数日で動きが見え始めたので経過を記録
・夜間覚醒時に自汗、煩悶などを伴う激しい熱感あり(発症当初はこの連続だった)
・依然として目覚めてしまうが状況に変わりはないが、暴れるような熱感はなく
落ち着いている(しばらくすればまた眠れる)
・落ち着いている、が再度入眠できない。仕方なく起きて活動を開始する(昼間眠たくなる)
・朝方に目覚めて、そういえば夜間1度か2度起きたなと思い出す
(夜間に「また起きてしまった」と考えは抱かず精神的な負荷が少ない)
・それまで長く眠れても3時間くらいだったのが、5時間半くらい眠れる
何より起床時の安心感というか体の充実感が違う
日ごとに見ると、一進一退で改善に向かっているのか分からず
精神的にもしんどく感じる期間がありながら、
大きなスパンで経過を振り返って見ると、点が線に繋がり緩やかなカーブで
調子を取り戻していることが分かる
刻々と変わる
移り変わる
同じでない
急性の症状だけでない、
こうした緩やかな症状においても
細かく見れば変化の仕方はダイナミックであることを体験的に認識
教科書的には陰虚の時には舌苔が少なくなって現れるとある
自分の体を通してみた時、
紫舌にびっしりとついた膩苔に黄苔が載ることが多い普段の状態が
朝まで問題なく眠れた朝には、膩苔はなく程よく潤った舌体には歯痕も少なかった
施術日記(02)
T.I 先生との治療練習2回目です。
前回の経験を元に、同穴への刺鍼にて変化をとります。
舌診の鍛錬
【目的】
① 前回と同穴で、少し深めへの刺入を試して違いを診る。
② 事前・事後の同じところ、違うところを診る。
舌は右に傾いているが、ほぼ正中線上に出ている。
前回のように舌尖が細くなっているような力が入っている姿ではない。
舌根あたりの苔の薄い黄色が、舌診の際にとりにくく工夫を必要とする。
舌の先端より舌辺への淡い斑点が特徴的。
一週間前より、やや歯痕が発生しかけのようにも思える。
陰陵泉(右)に3番鍼にて置鍼(10分)
刺鍼について疼痛があったせいか、
舌尖が細くなり力が入っているように感じる。
この穴であるかどうかが不明であるが、
舌の周囲にあった斑点が目立たなくなるのは前回と同様。
わずかな歯痕はほとんど無くなり、
舌全体に水分の量が調整されたように感じる。
出来る限り、専門用語を使わずに表現する事で、
発見があればと考えております。
EBV
■EBウイルス(EBV:エプスタイン・バール・ウイルス)
国家試験は終わりましたが、確認の為に調べておりました。
今までは出題中の4択より1つを見つける知識に重点がありましたが、国試が終わって疾患を調べていると、欲しい情報が異なってきます。
例えば国家試験を見てみると~
(科目でいえば”衛生”や”病理”で出てきやすいのですが)
【過去問】
ウイルスが原因となる腫瘍はどれか?
1、甲状腺腫瘍
2、バーキットリンパ腫
3、ウィルムス腫瘍
4、グラビッツ腫瘍
《正解 2》
1、甲状腺腫瘍←ヨウ素不足、腺腫誘発物質の過剰摂取など
2、バーキットリンパ腫←EBウイルス
3、ウィルムス腫瘍(腎臓がん)←遺伝子異常など
4、グラビッツ腫瘍(腎細胞がん)←喫煙、高血圧、肥満、長期透析など
キーワードとして、EBウイルスに関しては
『伝染性単核球症(B細胞にEBウイルスが感染)、バーキットリンパ腫、上咽頭がん、キス病』
ぐらいの知識が把握できていれば、正とするのか、誤とするのかは対応できると思います。
しかし、実際に疾患をお持ちの患者さんが来られたら、
国試のテクニックではなく、悩みに寄り添える知識が必要になってくるな・・と、
因みにバーキットリンパ腫を発見したのはデニス・パーソンズ・バーキット。
イギリス軍の外科医として植民地のアフリカで従事する際に、ウガンダで子供のリンパ腫と出合い、発見することになります。
そこから地理学的相関関係を調査する為に1万5千キロに及ぶ調査を行い、地域分布を調べる事となります。
■戻気(れいき)
戻気は、癘気(れいき)・異気・疫気・疫毒・乖戻の気(かいれいのき)とも呼ばれる生物要因。
六淫以外の発病要因で、自然界あるいは生物体内に存在し、生命力と発病作用を備えおり伝染性と流行性をもつ。
『素問』 刺法論篇 「五疫の至るや、みな相染易し、大小を問うなく、病状相似たり」
『諸病源候論』疫癘病候篇 「病は長幼の別なく、ほとんどみな似ている」
『温疫論』 原病篇 「この気が来ると、老幼や強弱にかかわりなく、これに触ったものは発病する」
『温疫論』 原病篇 「都市に発生するものもあれば、村落に発病するものもあり、ほかに安全なところはない」
『温疫論』 原病篇 「邪は口鼻から入る」「呼吸する間に、外邪はこれに乗じる」
『諸病源候論』温病令人不相染易候篇「人が乖戻の気を感受して発病すると、病気は伝染し、ついに一門が滅亡し、外部にまで及ぶ」
【参考文献】
『中医病因病機学』東洋学術出版社
舌を考察②
前回の続きです。
寺子屋で患者様の舌を見せて頂きました。
受けた印象は白滑苔淡白胖大でした。
このケースでの白苔に関しては、以前書いた風寒邪の欬嗽から穴性を学ぶ②で院長からコメントで教えて頂いた様に重要視しない事にしました。
この時に舌色や舌を潤す津液をよく観察するべきとも教えて頂いたのでむしろこちらを見るべきなのでしょう。
《中医臨床のための舌診と脈診》 P40
滑苔
「滑苔は寒証・湿証を示す。
陽虛のために水湿の運化ができなくなり寒湿や痰飲が内生したり、寒邪により陽気が鬱阻されて水湿が停滞したり、湿邪が停聚して痰飲が発生するなどの機序で引き起こされる。
臨床的には、陽虛による痰飲水湿の内停がよくみられる。」
以上から、前回の記事と合わせて何らかの要因で陽虛になっているのでは?と思いました。
参考資料
中医臨床のための舌診と脈診 神戸中医学研究会編著 医歯薬出版株式会社
六經病機(03)
太陽病病機
【03】邪入經輸
傷寒論
辯太陽病脉證并治上 第五
第十四条
太陽病、項背强几几、反汗出惡風者、桂枝加葛根湯主之。方三。
「太陽病、項・背が几几として強張り、反して汗が出 悪風なるもの、桂枝加葛根湯これを主る。」
辯太陽病脉證并治上 第六
第三十一条
太陽病、項背强几几、無汗、惡風、葛根湯主之。方一。
「太陽病、項・背が几几として強張り、汗が無く、悪風、葛根湯これを主る。」
太陽表邪が經に入れば、經に沿って輸ばれるので、經氣の通りが悪くなり、
筋脉に栄養が届かなくなり、項背部が強張るなどの症候が現われる。これが邪入經輸。
風邪が經に入って輸ばれれば、表が虚して自汗がでる。これが桂枝加葛根湯証である。
寒邪が經に入って輸ばれれば、表が実して無汗となる。これが葛根湯証である。
【参考文献】
『中医病因病機学』東洋医学出版社
『中医臨床のための方剤学』医歯薬出版株式会社
『傷寒雑病論』東洋学術出版社
練習会にて
先日、寺子屋生だけの練習会でのこと。
お互いを治療し合いました。
その際、上巨虚に鍼をしたのですが、受け手の側の人が置鍼の間、身体の中で起こるその刺激の行方を追っていたみたいで、足から徐々に昇って骨盤の辺りが腰も含めて温かくなったと言っていました。
その後、続いて公孫に鍼をしたところ、腰までの広がりが、首の辺りまで登ってきたそうです。自身で鍼を受けるのはそういう意味でもすごく勉強になるとも言われていました。
実際、自分自身では感じることができない感覚なので、私もその話を聞いて勉強になりました。
今まであまりそういう感覚の話は聞いてこなかったので、寺子屋でお世話になるようになってから、そんなものなのだなと知るようになり、一般の患者さん側にも普通に感じる人は感じているんだと認識するようになりました。
いつか私にも感じられるようになるといいのですが、やっぱり持って生まれた体質的な要素が大きいのでしょうか、今のところ不明です。
様子など
様子
まれに中の様子がわかる事がある。
先週は顕著で、隣の部屋の様子が映像化された。
勘違いかもしれませんが感覚として残しておきたいと思います。
流れ
受付をしていて乱れ始めると何かが起こる。
不思議です。
正しい流れの時は乱さない様に流れに沿っていきたい。
自分の性質
うんざりする事が多い。
その後の立ち上がり方も含めて見直していきたい。
先週聞いたこと
自分の腹でも確認。
取れなかったけど、あの人もこんな感じだったのかな。
次回以降この部位も取れる様になりたい。
力
昔よりは余分なものは減ったと思う。
でも残っている部分がまだまだ沢山ある。
心と体は切り離せないなとつくづく感じます。
脈
人にとらせてもらった。
尺部を深めに抑えた時、全身?で感じる何かがあった。
深みに入れた感覚はあったけど、それが何なのか分からない。
経験として置いておきます。
舌の考察 2023/11/1
ポッテリしていて、歯根があるが、張りがあり、少しの気虚と気滞水滞を感じる。
舌苔 白 厚
舌質 淡紅
舌裏 まだら
白いところと赤いところがまだらになっている。精血の枯れはないが、気血の充実度が足りない感じがする。
歯痕あり
舌体が浮腫んでいるが、痩せ感も感じる。気血の枯れなのか。
舌質 どちらかと言うと淡白傾向
充実度が低い。
小さい点刺が舌尖から舌辺などわりと見られる、赤味はキツくない。
うつ熱的なものが気血を消耗しているのか。
舌苔
きめ細かいが、べっとりしている。中央から奥は黄膩苔。長年の湿邪の停滞を思わせる。
楽しんでみる
最後の定期試験が終わりました。
寝不足と焦りと詰め込み作業で極限状態に追い込まれると友達同士で、目がヤバイな、顔がやつれたなぁ、痩せたなぁ、発狂しそうやなぁ、イライラが止まらんなぁ、下痢が止まらんなぁ…
と話しながらお互い疲労困憊ムードに笑い合う。
お互い助け合い励ましながら、どうにか国試も頑張っていこうねと結束力も出てきたことが嬉しい。
客観的に見たら、クラスメイト全員がグロッキー状態でそれはもう尋常じゃない様子だったんだろうなと思う。(俯瞰して見てみたかったなぁ…)
私もテスト2週間前までは元気だったが、次第に心窩部が詰まり始め、背中の痛みから胃の不調が現れて、腹部の膨満感でワンサイズほどウエストが太くなったのではないかと思った直後に下痢をした。
困ったことに、こういう時と重なっていつも自宅の猫が調子も悪くなる。
私が変なモードに入って構ってもらえず影響するのか。
湿気を嫌う体質で季節的な原因もあるのか。
今まではストレスやな、嫌やな、とネガティブな考えしかなかったけれども、それはそれで体の反応というのは面白いなぁと思い、しんどいなりに一時的なものとして異常な状態を楽しんでみようと思った。
テスト明けに体調が悪くなるか心配ばかりしていたけれど、こんな風に考えられるようになったのも治療を重ねて元気になってきたからかもしれない。
やることがある、目標がある、規則正しくリズムがあるということは、心身にとって良いことだ。
体調を崩しすぎない程度に程々に。
















