舌の考察 2023/12/13
難経は54難まで進みました。
本当はもっと進んでいるべきだったのですが、年末になってくると、いろいろと用事ができたり、雑用が増えたりと今での生活リズムが変則してしまってます。
本来は難経は今年中に終わらせる予定でしたが、このままだと来年にまでずれ込みそうです。でも変にあっせて雑に済ませるよりは、しっかり向き合って終えた方がいいので、気にしないようにします。
以下、今週の舌です。
ちょうど生理前だったで、顎周りにまた吹き出物が出始めています。いつもに比べて寝汗も多少気になるようになってきました。舌の苔は先週よりは厚みが減りました。その分点刺の広がりがあるようにも見えます。腰も立ち仕事が長くなると重だるい感じでしたが、下野先生の治療後はお陰様でなくなりました。
先週の舌の状態に比べると、締まり感が薄れ、緩んだぽってりとした舌になっています。そのせいか歯痕もやや大きいように見えます。苔も少し厚くなりつつある様です。
本人曰く、いろいろお疲れだったようで、上唇にヘルペスの痕が見られます。
以前に見させていただいた時より、裂絞が深い感じで、舌自体も乾燥している様に見えます。一時的な陰液不足で慢性化はしていません。
六字訣
面白い動画を見つけました。
中国式気功の一つのようで六字訣(ろくじけつ)といいます。
この功法は六字を唱えながら呼吸することで内臓を強化できるみたいです。
六字(呵呼呬吹嘘嘻)はそれぞれの内臓と対応関係にあります。
訣の意味は調べると、「おくのて」「おくぎ」とありました。
呵(ホー)→心・小腸
呼(フー)→脾・胃
呬(スー)→肺・大腸
吹(ツゥェイ)→腎・膀胱
嘘(シュー)→肝・胆
嘻(シー)→三焦
それぞれ対応する内臓の邪気を排出することを意識して行うようです。
※詳しいやり方を知りたい方は動画をご参照ください。
回数は、健康な人が毎日行う場合は、それぞれ2回で充分で、どこか特定の内臓が弱っている人が治療目的で行う場合は回数を増やせばいいようです。
割と簡単にできそうなので、昼休みにでも取り入れてみようと思います。
ある患者の所見から
ある患者の所見から──
気虚がベースにあり年齢的にも腎精の減退は必至。
心火の過度の亢進の元に
心腎の不交が患部の症状を引き起こしている主因と想定していた。
治療中に鬱熱が発散される様が見られる等の所見が
当初こそ見られたものの最近ではそうした著しい変化が追えない。
本格的な寒気到来に合わせ体調は悪化。
寒邪を感受、裏に入り
程度のきつい手足厥冷と浮腫は定着気味。
以前にも増して処置後の変化を追うことが容易じゃなくなってきた。
最初の検討のまま只今寒症の所見が表に強く現れていると考えるべきか。
秋口には隠れていた本態が上下で現れていると捉えるべきか。
そんな時期に手の冷えが緩和が確認される日があった。
胃の気を動かして後押しをすべく配穴に変更を加えて処置。
次回に繋げる。
腰の弱点
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2021/09/27 『腰の弱点』
自分の腰部における弱点、第2-3腰椎周りで相変わらず左右差が大きいことを再確認。左側に力なく、右側に張る・凝る・隆起する。左の空虚な感じは、怖さを伴う。
上がりがちな重心と結びつけて意識したことが無かったが、関連しないわけがない。
また、人それぞれにそうした癖をもってバランスを取っている状況、その中にあるからだを診せてもらっていることを留意できるように。
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2021/09/28
この枠の中で考えておけば良いんじゃないか、ここは場に合わせておけばまとまるんじゃか、前回の流れを踏襲しとけばいいんじゃないか。
考えているようで全然考えていない。
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2021/09/29 『むら』
1本目の置鍼の前と後で、反応の変化を追う。脈状で沈位に経気が行き届いたのをみる。舌診では、舌裏が色褪せた状態から巡っているときの明るさを帯びた色調に変化していた。
先輩から、観察した内容について問われた時に、脈のみの変化だったとそのとき答えたのはなぜか。
符合する情報としない情報
何をもって採用して、しなかったのか
大事な点を詰めることを怠る
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2021/09/30 『寺子屋で』
舌を観察して各々考えを述べる 述べ合う。交わされる言葉の内容が換わり始めた。
学校でのことを振り返ると、こういう場は持つことができていなかった。体の所見の情報を拾う感覚を養うための基礎が完全におざなりなものになっていた。
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2021/10/01 『感情』
怒るとき、身体の感覚に向けられる意識はたちまちに粗雑になる。下方ではなく上に向かう、突き上げる。度がキツいと鼓動は速くなりさらにその体勢を助長する。感情は全身反応。
疏泄を担う肝の気機を狂わす種となる。いまはこの切り口で読むのがしっくりとくる。
歯が痛い日々
歯が痛い。
歯痛ってこんなに辛いものんなんですね。
昔に虫歯で治療した歯が疼くので、被せを外して再度削ってもらったのですが、その歯が痛すぎる(泣)
仮歯状態なんですが、麻酔が切れた後から痛みが始まってずっと痛いんですけど。歯が気になって集中できず、何事もやる気が起きなくなっています。もちろん勉強も・・・
再度かかってる歯医者さんに相談したら、恐らく歯髄炎でしょうと言われました。通常は一週間くらいで痛みは治るそうです。
歯の神経を抜くのは嫌なので、この痛みに耐えるためにロキソニンを毎日飲んでいます。
それでも痛くて気になってしまうので、何かいい方法はないかと思いついたのが針麻酔でした。昔行った勉強会でそんな実技もしたはずだと、資料を引っ張り出し、電気パルスをつなげて取り敢えずやってみようかと。
患部は下の歯なので、三叉神経の第3枝の大迎と下関。あと合谷と曲池。
パルスを行っている時は何となく痛みが薄らいでいるような感じがするものの、鍼を抜くとやっぱり歯の痛みは消えてなかったです(泣)
やり方がマズかったのでしょうか。
痛みが去るまで、我慢するしかなさそうです。
突発性難聴
突発性難聴の方に柴苓湯が使われていたので調べてみます。
柴苓湯 (中医臨床のための方剤学/東洋医学出版社 P.106より抜粋)
組成:小柴胡湯合五苓散
効能:和解半表半裏(通調少陽枢機)・利水
主治:半表半裏証あるいは少陽枢機不利で、浮腫、水様便などの水湿停滞が顕著なもの。
淡滲利水の五苓散を合方し、水湿の除去をつよめる。
少陽枢機不利とは何なのか?
枢機:肝心かなめの大切なところ。
枢⇒戸の開閉装置のくるる 機⇒石弓の引き金
扉の開閉がうまくいかず水が停滞している状態のことかな?と考えました。
ただ、2週間程度服用していたが症状改善には至っていない様子なので、
漢方変更するなら何になるのか、引き続き考えてみます。
参考文献
中医臨床のための方剤学/東洋医学出版社
溝か裂か
「舌正中溝のみに溝があるものは正常、舌正中溝以外の部位に溝や裂け目が見られる際に裂紋舌とする。」
と教科書にある。
では、正中上に一部分、ビリっと破けたような、正中溝より横幅が大きいものはどう見立てたらよいのだろうか。
教科書的には裂紋舌と呼ばないが、「溝」より「裂」の表現に近いと思う。
舌診の本では、裂紋舌の写真は、亀裂が無数に走る物が掲載されていることが多いが、そればかりではないのかもしれない。
■ 文献引用『新版 東洋医学概論』第6版 p.208,公益社団法人 東洋療法学校協会 編,教科書検討小委員会 著
休息日
脱コロナへ向けてのGW。
このGW明ければ、新型コロナの感染症法の位置付けも2類から5類へ移行されるとのこと。街の雰囲気も少しは気にしつつも、かなり開放的になってきているのは間違いない感じです。
正直、私もコロナ疲れ。
でもこのGW、どこに出かけても大抵は人混みは避けられないでしょう。訪日外国人も日増しに増えつつあるといいますし。
どこか開放的になれる場所はないかと探していたところ、やっぱり街ではなく、山でしょうということで、奈良の葛城山に行く運びになりました。→大正解
葛城山といえばツツジが有名なんですね。恥ずかしながらこの歳まで知らなかったです。
それにツツジと言っても街中でよく見かけるツツジとは見た目が違っていて、可愛らしく慎ましい小ぶりの花で、ヤマツツジと呼ばれているようです。
それから今は便利な世の中なんですね。葛城山のサイトをググれば、頂上に設置された定点カメラで今のツツジの咲き具合を10分更新で確認することができるんです。まぁなんて親切なんでしょう。
お陰で数日前まで五分咲きでしたが、当日は見ごろに変わったのを確認して、最高のコンディションでツツジを堪能することができました。
ツツジの燃えるような赤。
青い空と新緑を背景にとてもよく映えてました。
いっぱいいっぱいよい空気を吸って帰ります。
そして来週からまた日常に戻らなくては。
噯と曖
読み物で、漢字の微妙な使い方の違いに時折立ち止まる事があります。
例えば、『井、滎、兪、經、合』の”滎”が”榮”となっていたり。
「ん?」となってしまう時です。
今回は”噯”と”曖”について
口へん、日へんの微妙な違いなのですが。
噯(あい)
1⃣いき。あたたかい氣。
2⃣おくび。
曖(あい)
1⃣かげる。かげって、ハッキリしない。
2⃣くらい。暗くて見えない。
↓
例:曖昧(あいまい)ハッキリしない。紛らわしい。
つまりゲップは
”噯氣(あいき)”であって”曖氣(あいき)”ではないのですが、この漢字の入れ替えが多いように思います。
因みに
”噫気(あいき)”もゲップ。
噫氣(あいき)
1⃣吐き出すいき。呼氣。
2⃣おくび。食べた過ぎた時など、胃にたまったガスの口腔外に出るもの。
噯氣(あいき)
1⃣おくび。吹呿。噫気。
噯の意味より、噫氣よりも噯氣の方が少し温度が高いゲップに感じるのは気のせいでしょうか。
【参考文献】
『大漢和辞典』(株)大修館書店
脈診(05)
『中医脉学と瀕湖脉学』
(引用:P11「第一部 現代中医脉論」の”脉診の方法 3.指の置き方”より)
『並べる指の間隔は患者の身長に対応して、
腕の長いものには少し広めに置き、
腕の短いものに対しては指を詰めて並べる。
指の位置が決まれば、三指で同時に診脉するのを総按といい、
また単按といって、一部の脈象を重点的に診るために、
中指と環指をもち挙げることによって寸脉を診たり、
示指と環指をもち挙げて関脉を診たり、
示指中指をもち挙げて尺脉を診たりすることも行われる。
示指ないし中指のみを用いて単按することもある。
実際の診脉においては総按も単按もあわせて駆使される。』
寸・関・尺 を総按にて診ようと固執していたように思います。
特に自身の手が大きいとこもあり、
もっと指の使い方に柔軟さが必要だったと思いました。
そういえば、院長に診て頂いた時が極めてフレキシブルだったと思い出しました。
【参考文献】
『中医脉学と瀕湖脉学』たにぐち書店














