観察の記録
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2021/10/02 『観察の記録』
ある方の体を診せてもらった、その際の記録として。
母趾の足背に向けたキツい反り方が、やや和らいで見えた。肝気の亢進は見られず比較的精神的に穏やかに映る。
神道 ーその上下はまったく沈黙している。その点だけにはっとするような顕著な反応。刺す様に入ってくる感覚に当てるべき表現が分からないので、受け取った感覚のまま記録する。
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2021/10/04 『エラー』
駅までの道。公園を自転車で通り抜ける途中、歩道のコーナーで思わずハンドルを切ってさけたのは芋虫がいたから。
自分より前を行く誰かが誤ってタイヤで轢いてしまったのだろう。地面につぶされた体の後方は動かない。代わりに動ける前方を動かしてもがいている姿が視界に飛び込んできた。
恐らく1秒に満たないわずかな時間。視野全体からするとほんの一片。エラーの情報は流れ込んでくるようになっているのかもしれない。
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2021/10/05 『朝と夜』
朝焼けの薄明かりは光量も質も変化する。夕焼けの変化はそこに引いていく性質を伴う?
意識の変わり目は、やはり、同時にからだの変わり目でもあるはず。同じ性質の中で続く様に見える真昼間と比べて、からだが、意識が、より大きく動いているようにと思う。
鍼治療を受ける時、独特の時間の感覚を伴う事がある。普段の、眠っているときとも、覚醒しているときも異なる。そんな所に一度入ったあと、戻る。これにおいては昼間でも夜間でも起こる。頭の処理より上位にある経験であるのは明らかだけど、いつも何かしら新しい。
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2021/10/06 『客観性』
ある日、継続的に診せてもらっている患者さんの体で、切経においてほとんど情報が拾えないことがあった。現場ではその理由は不明だった。
振り返ってみてー
脈状、舌、腹診いやそれより前に、患者を前にしてひと目で入ってきた情報、具体的には、目の周りの落ち込みや痩せ方など、急激な変化にうろたえたことに一因があるらしい。
合算するより前に、望診で得られた情報を真ん中に置き、その理由や原因を探して思考し、それに引っ張られていたからかも知れない。
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2021/10/08 『心と脳』
奇恒之腑に分類される脳。
五臓のひとつ心が神を蔵す、として意識や思考活動は心の統制のもとなされる。
小学校何年の頃か、多分そのくらいに教わってそのままとり入れた考え方ー脳がコントロールセンターという立場で聞く「心」についての教科書の解説は、教科書的な読み物として流し読むに留まり、学生時代には検討すること自体すすめられずにいた。今なら読み取れることが少しずつでも出てくるはず。検討を再開する。
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2021/10/9 『脈の変化』
診せてもらった患者の脈の変化について。
脈状は洪脈に分類できるものだと思う。やや浮位に偏る状態が処置後に、沈位まで行き渡る。(そうすると?)ピタリと一致してバラつき(と感じられていたもの)がなくなる。
一見、幅が広くなったようで、実際はまとまって雑さが消えて細くなった印象。
何度か経験して、この方において、調子が上向くときの徴の様に考えるようになった。
先ずは基礎から
ほぼ10年ぶりに東洋医学の基礎理論の本を開いてみました。
結構忘れています。
東洋医学、特に中医学の言い回しって独特ですよね。元々が中国語の表現からの解釈になるせいもあるんだと思いますが、それが余計に理解するのを困難にさせます。
例えば
肝についての記載
陰を体とし、陽を用とす (基礎中医学 神戸中医学研究会 p45参照)
なんのこっちゃです。抽象的すぎて困ります。もっとハッキリ具体的に書いて欲しいものです(笑)
柔肝という文字もよく見ます。
肝の陰血を補うことで、肝陽を調整する治法
肝の陰血をもとに陽気が作動(陰を体とし、陽を用とす)し、肝陰の柔潤によって肝陽の剛強を抑制し、和らげている。 (基礎中医学 神戸中医学研究会 p46参照)
肝陰がなくなると柔→剛強に変貌するとあります。何だか物騒なことになりそうです。
そういえばC型肝炎の治療にインターフェロン療法が行われますが、昔に医療の現場で聞いたことがあります。治療を受けている患者さんの性格がだんだん変貌するそうです。怒りっぽくなったり、抑鬱症状が出たり、そうなると家族は大変なようで、そういう症状が強いと治療を一旦中断することも多いそうです。もしかしたら東洋医学的に考えてみると、インターフェロンによって肝陰が傷つけられてしまうのかもしれません。
2年生最後の日
2年生最後の実技は色んな情報を生理して計画を立てパートナーに自由に治療をする内容でした。
今まで、頭痛や膝関節痛など想定して先生の決めた配穴を治療する内容が実技のメインでしたが、いきなり自由となると、頭が真っ白になります。
今朝から筋トレによる筋肉痛と口苦があるという訴え。
紅舌 微黄、呼吸が浅い。右手の僅かな顫動、右足の貧乏ゆすり、外踝の乾燥、天枢の冷えと左少腹の拒按、目の充血。後頸がパンパン。
体からどのように情報を得て整理して選穴するか、焦りばかりが先立ってパニックになりました。
気持ちの迷いや自信のなさは治療に反映されるもので、あれこれ施術をしてみても特に結果も得られず、先生が刺した百会のみが効いたようで、「この一穴で良かった」というパートナーの言葉に面目なく、とても悔しい気持ちでいっぱいで授業の後、私も口が苦くなってきました。
脾の運化 ②
脾の生理作用、運化について あらためて。
運は運ぶ、化は変化させるの意味。
ここでは特に消化・吸収を指し、具体的には
飲食物を水穀の精微に変化させて吸収し(①)
心や肺に運ぶ作用(②)をいう。
①
胃と小腸が関わる。
水穀の精微は、気や血となり脈中を流れて全身を巡る。
気や血に転化しない精微は五臓に配分され、その余剰分は腎に精として貯蔵される。
②
脾の、上へと向かう気機がベースになる。
その特性から、生理物質を上昇させる昇清作用がはたらき、水穀の精微を心や肺に送る。
(そして、気・血・津液・精となり全身をめぐり、生命活動が維持される。)
運化の失調から、消化や吸収が阻害されて、食欲不振のほか
気や血、精の不足から、息切れや倦怠感、眩暈、不眠などの症状をもたらす。
また、運化は飲食物中の水液を津液として吸収する面を含むため、
その失調は水の停滞を生じさせ、痰湿の原因となる
*脾が受け持つふたつの運化
運化水穀
運化水液(運化水湿)
…からだ中に巡る水液のつくり出すのに加えて、余った水液を肺や腎へ送る
(余分な水は、肺から皮膚をへて汗として、腎から膀胱をへて尿として排出)
ことをして、水の流れの調節を主る。
梅雨が明けて季節が変わり、からだの重たさから一部開放されて、
一新されるような感覚がうれしく、脾についてまとめておきたくなりました。
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【参考文献】
『新版 東洋医学概論』医道の日本社
『中医学ってなんだろう』東洋学術出版社
異名同穴③
李世珍の下で働いていた方に、異名同穴について尋ねたことがあります。
「李世珍の家の伝来の呼び方がある。」との事。
その時は、中国の『宗族(父系中心の一族)』や『圏子(利益を共にする集団)』といった文化圏を想像しました。
③3つの異名のあるもの
穴名 異名
陰郄穴 : 少陰郄穴、石宮穴、手の少陰郄穴
隠白穴 : 鬼疊穴、鬼眼穴、陰白穴
会陰穴 : 下極穴、平翳穴、屏翳穴
京門穴 : 氣付穴、氣兪穴、腎募穴
氣衝穴 : 氣街穴、羊屎穴、氣冲穴
厥陰兪穴 : 関兪穴、厥陰穴、闕兪穴
三陽胳穴 : 通門穴、通間穴、通関穴
上巨虚穴 : 巨虚上廉穴、上廉穴、足の上廉穴
衝門穴 : 慈宮穴、上慈宮穴、前章門穴
水分穴 : 中守穴、分水穴、正水穴
人迎穴 : 頭五会穴、五会穴、天五会穴
兌端穴 : 壮骨穴、兌通鋭穴、唇上端穴
太淵穴 : 鬼心穴、太泉穴、大泉穴
大陵穴 : 心世穴、鬼心穴、心主穴
中膂兪穴 : 脊内兪穴、中膂内兪穴、背中兪穴
通天穴 : 天臼穴、天旧穴、天白穴
手の五里穴 : 尺の五里穴、大禁穴、尺の五間穴
天突穴 : 玉戸穴、天霍穴、天瞿穴
然谷穴 : 龍淵穴、然骨穴、龍泉穴
陽輔穴 : 絶骨穴、分肉穴、分間欠
陽陵泉穴 : 筋会穴、陽の陵泉穴、陽陵穴
白関兪穴 : 玉関兪穴、玉房兪穴、陽兪穴
胳却穴 : 強陽穴、脳蓋穴、絡郄穴
【参考文献】
『臨床経穴学』東洋学術出版社
『鍼灸医学事典』医道の日本社
『新版 経絡経穴概論』医道の日本社
香
五臭(五香)では、「土」は「香(かんばしい)」とあります。
臊、焦、腥、腐はいかにも「臭そう」と思うのですが、「香」だけは日中どちらも辞書では「芳しい」という意味のようですから、違和感を覚えました。
先日、地元に帰ると雨が降った後でした。
「ラッキー!」と思い、マスクを少しずらしました。
降雨後、水を吸った樹皮や苔や土が蒸され、湿りを帯びた空気が漂っています。
なんとも言えない「甘い香り」がします。
(「匂い」「臭い」ではなく、「香り」)
地元の人は1300年前から続くこの香りが大好きです。
前述の香りとは異なりますが、樹々に覆われチョロチョロと小川が流れる湿気を帯びた森の方が、陽の当たる木陰の少ない森と比べてしっとりとした芳しい香りがします。
先人の指す「香」はどのように芳しい香りだったのかなぁと思いを馳せるとワクワクします。
LED光と五行
この前観たテレビ番組で、LED光治療を美容治療に活用する最新医療を特集していました。
LEDとは発光ダイオード(光る半導体)のことで、青色発光ダイオードは日本人が発明したとしてノーベル賞にも輝き、当時話題にもなりました。
今ではLEDは一般の家庭用電球として普通に利用されています。
それが最近では美容皮膚科などで美肌効果などを期待して利用されているそうです。
波長が短いと紫色〜青色
波長が長いと橙色〜赤色
光の色によって期待できる効果が変わるとのことで、その色と陰陽五行との法則性はあるのか気になったのでちょっと調べてみました。
⚫︎青色
(期待できる効果)
皮脂の過剰な分泌を抑える
アクネ菌を殺菌して、ニキビをできにくくする。
(考察)青色は波長が短いので、表皮に主に影響すると考えると、難経の菽法診でいう皮毛の部分に当たります。ここには脈外を流れる衛気のエリアで、皮脂の分泌の調整、殺菌は衛気とリンクしてそうですが、そもそも3 菽の肺のエリアです。東洋理論から言えば、白色であって欲しかったです。
ちなみに最近知ったのですが、青色は東洋医学の五臓六腑では三焦の色を表すんだそうです。
⚫︎赤色
(期待できる効果)
真皮層にまで到達して、血行を促進し、新陳代謝をアップすることで美肌に導く。当然くすみやクマの改善のほか、ニキビやニキビ跡の炎症も抑えるといった表皮の再生も促す働きも期待できる。頭皮に照射すれば、薄毛にも期待できる。
(考察)赤色を照射することで、血脈の深さ(心)が活性化するのではないでしょうか。このエリアではリンクしているように思います。
⚫︎白色
(期待できる効果)
波長がさらに長く、真皮のさらに奥にまで到達するため、赤色LEDと同様の働きがあるほか、筋肉層までアプローチすることも可能。筋繊維にアプローチすることで、シワやたるみの改善に期待できる。
(考察)白色は筋肉層とあるので、菽法診でいう 12菽 筋の深さ(肝)に相当します。本来白色は肺の色なので、こちらはリンクしませんでした。
⚫︎黄色
(期待できる効果)
青色LEDと赤色LEDの中間の波長を持つ黄色LEDは細胞の修復機能をケアする効果があるとされているため、敏感肌のケア、ターンオーバの周期の改善に一定の効果を発揮する可能性がある。またリンパの流れの改善による、むくみ、たるみ、シワへの改善もしたいできる。
(考察)黄色は 9菽 肌肉の深さ(脾) です。運化の働きなどがある脾の働きにむくみ、たるみ、シワなどのキーワードがピッタリきます。
⚫︎緑色
(期待できる効果)
痛みを抑制し、神経系の炎症を減らす可能性がある。
シミ治療。
(考察)緑色は肝の色です。12菽 筋の深さ(肝)になります。
確か神経は肝の分類に入ってたように思うのですが、自律神経にも影響していますし。シミも肝斑と関係がありそうです。
⚫︎黒色
そもそも光に黒色などあるのだろうか・・・
ここは除外です。
まだまだLED光の医療活用は研究途上の部分が多いため、今後の新たな発見や利用応用による展開に期待したいところです。
始めまして、のご挨拶。
徒然なるままに、日暮らし、キーボードに向かいて、心にうつりゆくよしなしごとを、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ。
……
始めまして。
某所にて、鍼灸学校での2年生をさせていただいております、仁と申します。
この度、ご縁があり、一鍼堂さまの東洋医学研究所で学生Blogを書かせていただくこととなりました。年齢は三十路半ば過ぎ、独身男性とだけ……
私は2005年、メンタルや睡眠の不調をきっかけに鍼灸に出会い、それから寛解やぶり返しを繰り返しつつ、徐々に良くなってきていき、定期メンテナンスの意味も込めて、鍼灸の患者を13年ほどやってます。
また、その間、色々な鍼灸院を渡り歩き、一般患者向けの東洋医学の勉強会にも参加させていただいたことがあります。
なので、私の心身の中において、東洋医学については、偏った思想・知ったかぶりの姿勢が根深く存在します。
ひょんなことから、東洋医学をやる鍼灸師となろうと決意したものの、その偏った「どうしょうもない、もう一人の自分」と格闘している真っ最中です。
東洋医学の鍼灸医術は、他の医療職とは違うベクトルの勉強方法……中国を始めとした他国の文献(をベースにした日本製の教科書)をチェックし、それだけでなく、自分の感性、五感を研ぎ澄ます訓練・稽古を、心身にインストールしつづけなければなりません。
……
要は、「ショッカーに誘拐されて、現在進行形で改造手術を受けさせられてる、昭和の仮面ライダー」の【候補生】といったところでしょうか。
※適切な例えかどうかはさておき……
その【候補生】が、
★「イーッ!」と叫んで騒ぐだけの「単なる戦闘員」という名の【モブキャラ】で終わるのか。
★毎週、仮面ライダーに殺られる、気持ち悪いデザインの「怪人」という名の【当て馬】で終わるのか。
それとも…………
★「そこ」から逃げて、普通の人間には戻れない悲壮感を持ちながらも、腹を括って覚悟を決めて、【仮面ライダー】として生きていくのか。
正直、自分自身、全く自信がありません。
でも、乗りかかった船です。やれるだけやってみます。
……
現在は、一鍼堂さまにおける、林院長の治療や先生方の勉強会や、各種鍼灸勉強会に参加させていただきつつ、また、学校で学んだことを活かし、試行錯誤・悪戦苦闘しながら、自分自身や家族・親族の病気・不調・不定愁訴を治療をしています。
※人体実験……
それらの経験を生かして、中間目標としては、猛烈に高難易度になった、2020年度のはり師・きゅう師の国家試験の合格と、
それを通過点とし、さらには、2025年までには社会福祉士や精神保健福祉士も取得したいなと考えております。
(社会福祉士は2017年1月の国試で2点たりず、不合格……いつかはリベンジしたい。)
また、将来的には、
・自閉症スペクトラム障害や発達障害、精神疾患や睡眠障害などの、いわゆる「気の病」に強い鍼灸師になれないか?
・鍼灸・福祉・合気道を三位一体で組み合わせた、統合療育院ができないか?
との漠然としたコンセプトと方向性を持ちながら、日々、基礎研究に励む毎日です。
…………
Blog記事のポリシーは、「Keep it rockin'!!」でいきます。
ですが、くれぐれも、「深夜に書いたラブレター」な記事を乱発する口先だけ人間にならないように、林先生はじめ、一鍼堂の先生方、諸先輩方、また読者の皆々様からのご指導ご鞭撻のほど、切によろしくお願いします。
柑橘の皮の力量は
何の理気剤がいいだろうか。
自分の身体の不調としては、中焦、下焦にものが停滞しやすい感じがします。ものを食べると確実に悪化します。お腹の張りやもたれ感があって便秘しやすいです。
♦︎陳皮
ミカン科ウンシュウミカンなどの成熟果実
性味 辛苦 温
帰経 脾胃肺
肺胃の気をよく巡らせ整え化痰燥湿する。行気燥湿の常用薬。薬力は強くなく比較的軽度な病態に使用される。青皮に比べ行気作用は温和で、脾胃気滞証に多用される。
無難な印象。
♦︎青皮
ミカン科オオベニミカンやコベニミカンなどの未熟果皮
性味 苦辛 温
帰経 肝胆胃
陳皮より強力な行気作用(破気)作用を有し、よく鬱滞を除く。主に肝気を巡らせる。
青みかんの皮がこんなに強力に作用するなんで不思議です。一番興味がある生薬です。破気だなんてちょっとスリリング。でも帰経的にも求めているものにピッタリかも。
♦︎枳実
ミカン科酸橙などの幼果
性味 苦辛 寒
帰経 脾胃大腸
強力な行気力を有し、凝縮停滞した気・痰・食積を取り除く寒性の理気薬。熱証をはじめ、各種の気滞にも多用される。枳穀に比べて行気力が強く、中下焦(胃腹部)に主に作用する。
今飲んでいる柴胡桂枝湯に枳実を足すと、四逆散の働きが加わりそうです。
♦︎枳穀
ミカン科酸橙などの未熟果実
性味 苦辛 寒
帰経 脾胃大腸
薬効は枳実と同様。枳実に比べ行気作用は弱いが、中上焦(胃・胸部)によく作用する。腹部膨満感(痛)などに多用される。
枳穀は手に入らなかったのでお試しは今回は見送ることになります。残念。他の柑橘系にはない胸部にも作用するとあるので、実際に飲んでみてどうなるのか、気になるところではあります。
ーーーー実践漢薬学 東洋学術出版社ーーーー
経穴(01)
【地機】
学生時代に使用した経穴の教科書を新・旧で比較してみる。
旧教科書の”地機”は”陰陵泉”より5寸下、
新教科書は”地機”は”陰陵泉”より3寸下、とされている。
考えらる可能性は「2つとも違う」「片方が正解」「2つとも正解」。
重要なのは点でなく、線をとらえる事にあるのかな?と思う。
今後の切経の参考にして行きたいと思います。
旧
『経絡経穴概論』(株)医道の日本社
初版:1992年3月20日
●地機(郄穴)
取穴部位:内果の上8寸、脛骨内側縁の骨際に取る。
(注)脛骨内側顆の下際から下5寸に当たる。
筋肉:ヒラメ筋
運動神経:脛骨神経
知覚神経:伏在神経
血管:後脛骨動脈
新
『新版 経絡経穴概論』(株)医道の日本社
初版:2009年3月30日
●地機 SP8(脾經の郄穴)
部位:下腿内側(脛側)、脛骨内縁の後際、陰陵泉の下方3寸
取り方:脛骨内縁の後際、内果尖と膝蓋骨尖とを結ぶ線を3等分し、
膝蓋骨尖から3分の1の高さに取る。
解剖:ヒラメ筋・長母指屈筋〈筋枝〉脛骨神経,
《皮枝》伏在神経,後脛骨動脈
【参考文献】
『経絡経穴概論』(株)医道の日本社
『新版 経絡経穴概論』(株)医道の日本社
















