舌の観察 その1
家族の舌を観察しました。
舌を出してもらう時に歯で舌をはさんでしまって、奥までみえないので
もっと口を開いてべーって出してみてと話しても、
やっぱりはさんでしまうので舌中までしか見えない。
舌を巻いて裏をみせる動作も苦手な様子。
舌の出し方もなにかヒントがあるのかな。
舌の色、質、形、出し方、、、。
観察することがたくさんあり、
そこからいろいろ考察するのがとても面白いです。
鍼治療を受けて
先日鍼治療を受けて感じたこと
鍼を置かれた後、
即座に足底の方に向けて動き出す
勢いがあってまるで足から抜けていくような動き
同時に大きな呼気が生じる、
呼吸が何度か続けて起こる。
ふと治療に入る前に心に抱えていた、感情的なこだわり
(直近で起こった事について「解せない」と思う、苛立ち、怒りに似た感情)
が手放せて軽くなったことに気づく
(これは気滞に当てはまるのか?)
この直後に体の別の部位、
肩の力みについて意識が入り、肩の緊張が緩む。
この肩の力みは腰の弱さ(慢性腰痛あり)と関連していると自覚する
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ある部分の滞りが他の部位にも波及していくように
ほどける時にも推進力のようなものが働くのだろうか
普段はおとなしい腰痛が悪化する時には、
体が疲労倦怠の状態にあることが多い。
腰に違和感を感じ始めた後に続くのが、
上半身と下半身の疎通不良、からだ全体の動きの硬さや気鬱の症状
(気虚が先で、気滞が後か?)
記事を書きながら、考えていたが
「どちらが」という検討に意味がないと思えてきた
ただ、はっきりとしたこと
これまでは気病が4種に分類されていること、
この4つをこれまで概念的にしか見てこなかった。
表れる症状を単語と結んで並べていただけだった。
夏の終わりの勉強会
季節の変わり目、昼夜の寒暖差、
厳しい暑さの後の夕立、体がブレやすい時期になってきました。
今朝は夜に雨も降り、ずっとONにしていた冷房を止めました。
朝6時の気温は23度と夏の装いでは少し寒いです。
それでも電車の空調は寒いし、
突然の雨で濡れて冷えることもあります。
夏の疲れが出たのでしょうか。
私の弱い所にブレが出てきて不調気味です。
臨床に出て初めての秋を迎えます。
季節や天候の変化が体にどのように影響を与えるか、体の反応を追いながら学んでいきたいです。
寺子屋の勉強会にて。
上述した状態の体を寺子屋の勉強で診てもらいました。
切経を繰返している間に反応はどんどん変わるし、体調もコロコロ変わります。
患者役になるのは久しぶりでした。
受け手側からの発見ですが、
早く終わらせる事に注力しすぎたり、集中していなかったり、色々他のことを考えながら切経をすると患者さんに全て伝わるなと思いました。
今回は、一穴鍼を置いたら切経を繰返し、
体がどのように変化するか診ていきました。
下肢もまた尺膚診のように考えられるのか?
と仮定して、脈、お腹の反応の位置と絡めて取穴してみました。
この考え方では整合性が合わないことも
出てくると思いますが文献を探したり
臨床の場で見立てに沿って検討していければと思います。
脾の運化について
今回は、五臓の脾の働きのひとつ、運化について整理しました。
脾は中焦にあって
気や血を生み出す働きを担う。
脾は運化を主る、と表される。
どのようにして気血を生むのかーそれは毎日の食事を通して行われる
運化の意味はー運ぶこと、変化させること
脾の運化にはざっくりと次のふたつの側面から成る。
飲食物を消化・吸収して得られた水穀の気をからだ全体に運ぶ(運化水穀)
そして、飲食物の消化・吸収・運搬を通して、からだ全体の水の流れを調節する(運化水液)
脾が弱ると消化・吸収が正常に行えなくなる、気や血が足りなくなる。
そして、運化水液の働きが弱り、からだに停滞する。
食べることで体が作られ維持される、
それは生きる為の土台になる。
別の視点では、
エネルギーや栄養を運ぶ働きを担う脾胃が元気だからこそ、
そのほかの臓腑もしっかりと働ける。
そして、臓腑や器官に必要な水液が届けられる(排出が行われる)
ー「後天の本」「気血生化の源」
肺は呼吸を通して、気という、より軽いものを扱う。
脾は運化を通して、地の気や水液をからだ全体に送り巡らす。
階層は違えど必要不可欠なふたつが、上焦と中焦で働いている。
どのように関わり合いながら機能しているのか、
今後、深めていきたいと思います。
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【参考文献】
『中医学ってなんだろう』東洋学術出版社
短気
11月は鍼灸学校の定期試験があったため、ブログをお休みしていました。
無事試験が終わり、クリスマスや年末で浮かれた気分になり勉強がおろそかになりそうのですが、
あと1年ちょっとで国試も控えているかとおもうと、気を引き締めないといけないなぁと感じる今日このごろです。
最近は年のせいか1年があっという間に感じます。
先日、学校の東洋医学の授業だったか本で読んだかで、「短気」という言葉が出てきて、
気が短く怒りっぽいという意味で捉えていたので、なんか意味が合わないなと思い調べてみたら
短気は“呼吸が浅く、深い呼吸ができない状態”(中国医学辞典 基礎編 陳 有昭 編著 p477より引用)
中医学では短気は息切れという意味なんですね。
怒りっぽくなっているときは呼吸も浅くなっているだろうし、短気はどちらの意味にしろ体によろしくないですね。
「短気は損気」を肝に命じて、イライラしないよう気をつけます。
落ち着く
私は鍼を刺されるのが怖く、鍼の響きも気持ちいいというよりかは痛みや不安に思うタイプです。
できることなら短くて細くて浅くて少ない鍼が良いです。
先日院長の鍼を受けた時、施術前に大きな温かい手で手で包み込まれました。
その時ふと不安な気持ちが和らぎました。
その後鍼を一本刺入していただきましたが、治療後、身体の力がストンと抜けて「気が落ち着く」という言葉がピッタリ当てはまりました。
治療を受けて、今日の私は気が散漫で地に足がついていなかったことに初めて気付きました。
七情にも「気が散る」「気が結ぶ」「気が上がる」「気が下がる」などがあり、情志の変化と臓腑は関係していると言います。
私たちも日頃から「気が〜するなぁ」と日常会話で口にします。こんな些細な言葉にも気の状態は反映されているんだと思います。
治療を受けて、先人の観察力と言葉に味わい深さを覚えました。
心血虚証
心の血不足によって血脈が空虚になり、身体を滋養することができなくなる。
心血が不足すれば「神」にも影響が出る。
思慮過多、心労過多、目の使い過ぎ、血の生成不足(脾胃の失調からくる)などが原因。
心悸、怔忡、胸悶、眩暈、健忘、不眠多夢、顔面蒼白などの症状が現れる。
心血虚が痩せやすいのは、脾胃からの影響を受けて血の生成不足が起こり、
身体が栄養を吸収できないため。(舌もやせてくる)
心血が不足し、神を滋養できなくなると落ち着かなくなり、不安になる、心悸怔忡がおこる。
(眩暈や健忘が現れるのは血が少なくなり、髄海を養えないため)
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複雑
五臓の生理に陰陽、虚実がからんでくるといつも頭の中がこんがらがってしまいます。
脾気虚 心血虚 肝火上炎 肝陽上亢・・・
脾気虚や腎気虚はあるのに、なぜ肝気虚はないのか?などなど。
複雑だと感じるのは五臓や陰陽の生理作用を私がよく理解していないということなので、
教科書や本で文字を追ってみるもなかなかイメージしにくいです(-ω-)もどかしい。。
図をかいてみるなどして関係性を整理しイメージできるように勉強することにします。
舌の考察など
六経弁証
何故か日本では太陽病→少陽病→陽明病→太陰病→少陰病→厥陰病 と教わる。
藤平健先生の論文も読んだが、腸チフスを元に話を展開されていて良くわからない。
熱論を崩すほどのものなのか。
元々傷寒論だと①太陽→陽明 ②太陽→少陽のパターンどちらも明示されてあるからそこに意味はないと思うのだけど、教科書では順序逆転。
先生に聞いてみてもあまり納得出来なかった。
色んな意見があっていいと思いますが、自身の中では邪気の進展を機械的に覚えないでおく事にしました。
恐る恐る
まだ全然自身の人をきちんとした条件で刺すといった経験は足りていませんが、散々強く刺される経験なら学校でしてきた。
人の治療がどうこうという事はどうでもいいのですが、自分の中に落とし込もうとして考えた時は
こうしてみたらどうだろう?と疑問が生まれる。
その中で「怖いもの知らずな鍼」は自分の目指すところではない。
では逆説的に「怖いものを知る鍼」ならどうなるのか。
刺す経験はないけど、先生方・寺子屋・受付で話した事や起こった事、そこで感じた事を鍼に落とし込めると近付くのかな。
刺す前に刺すイメージをしてみる。
実際刺すとどうなるのかな。
でもその前に相手の体が答えてくれる様にしよう。
猫
うちの猫が高齢(18歳)で最近は寿命も近いかなといった状態になってきた。
呼吸が深く吸えず荒くなる、腰の落ち、水を飲むとすぐに吐く、恐らく原穴であろう位置のスカスカ感、いつも寝転んでいる、嬉しくなると喉をならすゴロゴロの回数低下、聴力はずいぶん前から低下傾向 など腎を思わせる症状が出ている。
何とか残りを楽に過ごしてほしいので少しだけ手を加える様にしていると少し状態は落ち着く。
最後まで楽に、良い猫生であったなと感じてほしいものです。
舌の考察①
舌質・舌形
胖大傾向。
歯痕がみられ、ハリがない。
舌苔
表面的に潤っていて滑苔傾向。
舌色
表裏ともに色が薄く、裏が弱っている。
舌先に少し赤みが見られる。
その他
舌の出し方がデロンといった感じ。
舌診ではないが、口周りに白い吹き出物あり。
脈
中〜沈、押し切ると消える、尺部の落ちがあった。
緩と少し滑だった印象。
考察
舌の色や力のない出し方から臓腑の弱りが起こり、正気が建っていないと想定。
そのため気も上がり、舌先に色が偏る。
臓腑の弱りもあるために水を捌く力もないため停滞して過度な潤いが生まれる。
全体的な色調は気がいかないため出ていない。
脈と合わせて中焦、下焦を強めて正気を建たせる。
舌の考察②
舌質・舌形
胖大傾向。
舌色
こちらも舌先に少し赤みが目立つ。
表面に比べ裏が赤い。
少し色褪せが気になる。
舌先か辺縁部に黒い色調のものが見える。
舌苔
奥の方に膩苔が見られる。
黄色みがあるが恐らく飲み物(茶)の影響。
その他
舌の出し方としてある程度の力はある。
考察
膩苔から飲食物の停滞が見られる。
裏に熱を抱え込み、表面的な色褪せが見られる事から裏熱が陰分を傷つけている可能性がある。
辺縁部分の色調からも上焦〜中焦の境目に邪気の停滞が見られる。
抱え込んだ裏熱を取りつつ本質的な中焦を建てて舌を引き締め、膩苔も取れる様にする。
境目の邪気も直接的・間接的な方法はあるにしろ動かして取っていく。
楽しむ
最近は鍼ではありませんが、切経を通じてでも人間性は大切だと感じる事が多いです。
馬鹿騒ぎする訳にはいきませんが、自分にとってはある種の明るさや前向きさは必要。
それが楽しむ気持ちに繋がると感じます。
過去へ執着しているより今を生きる。
どんな状況であれ今を一生懸命生きる。
絶望的な状況だと感じていても自分自身の捉え方次第で変わる。
雑念なんて抱いている時点で今を生きていない。
教えて頂いた歌も自分に必要なとてもいい内容でした。
学術・人間性など勉強しなければいけない事ばかりですが、どんな事であれ自分を戒めつつ楽しんでいければなと思います。
学校の勉強も楽しもう。
淡々としながら。















