学生・研究生によるブログ

学生・研究生による学びと発見のブログです。

最後の夏休み

切経を「練習」という気持ちで取組んでいて、気持ちが緩んでいました。 「学生」というポジションに甘えがありました。   「来年の今頃には臨床に立てるようにせんとな」 昨日に続き今日、2人の先生がお話しされました。 「はい」と即答できない、不安と焦り。 傷寒論を読み始め、原文を読めるようにと 先日父が漢文の読み方を教えてくれました。 後押しをしてくれる人々と寺子屋という恵まれた環境。 わからないなりにも、寺子屋で得たひとつひとつの経験を体に触れ手に染み込ませ、 自分なりに考察を重ねていきます。 寺子屋に来てもうすぐ1年。 あの頃よりかは少し成長できたかな⁈ 学生最後の夏休みがもうすぐ終わります。 今日感じた経験を心に留め、 来年の今頃は臨床に立てるように 毎回、集中して本番のごとく取組むべし!

四診(1)

四診とは、望診・聞診・問診・切診からなる4つの診察法の総称である。 四診法 ①望診(神技):術者の視覚を通じて病態を診察する方法 ②聞診(聖技):術者の術者の聴覚・嗅覚を通じて病態を診察する方法 ③問診(工技):患者との対話を通じて病態を診察する方法 ④切診(巧技):術者の触覚を通じて病態を診察する方法 望診  望診は、視覚的に観察することにより心身の状態を知る診察法である。患者の神・色・形・態の観察を基本とし、身体全体や局所の状態、分泌物・排泄物や舌象などを視覚的に観察する。 望診は、患者に対する第一印象から始まり、問診や切診の際にもあわせて行われる。 聞診   聞診は、聴覚と臭覚により患者の身体から発する音と臭いを聞き、心身の状態を知る診察法である。 患者から聞く音として発語時の音声、呼吸音やその他異常音がある。そのうち、音声を聞くことで診察することを声診という。 臭いには体臭、口臭、排泄物・分泌物の臭いなどがあり、臭いのことを気味という。 聞診は問診を行なっている際にあわせて行われ、術者が直接確認できないものは問診により患者に尋ねて確認する。 問診  問診は患者やその付き添いの者に質問し、対話によって得られた情報から心身の状態を知る診察法であり、弁証に必要な情報を収集するために行うものである。 問診では、まず患者の主訴について確認し、それに関連する事項を掘り下げながら質問し、情報を集める。 東洋医学では各種病因により気血津液・経絡・臓腑に虚実・寒熱といった変動が起こり、その結果、各種の愁訴が発生したものと考えるため、各種愁訴を全身的な病態と関連づけて推察することが重要である。そこで患者本人が主訴と関連のないように思っている全身症状や生活状況などについても確認する。 東洋医学的な問診の内容をまとめたものに、『景岳全書』(張介賓、1640年)の「十問歌」がある。この「十問歌」を参考に各項目について問診を行なう。 問診において、受容・共感的態度、傾聴的態度は患者との良好な信頼関係の構築に重要であり、信頼関係が得られているか否かは治療効果や患者の治療継続の意思などに影響する。 問診時には、状況に応じて患者の表情や仕草、動作などの望診、音声や口臭などの聞診、脈診などの切診もあわせて行う。 切診  切診は、手指や手掌を直接患者の身体各部に触れ、術者の触覚や患者が術者に触れられた際に感じた感覚により心身の状態を診る診察法で、腹診、切診、経穴診、脈診などが含まれる。 切診は、触れる、撫でる、擦る、押す、摘まむなどして得られる反応を病態推察の材料とし、反応点を治療点としても考慮する。   ★ 先輩の先生と共に、病室に入らせてもらい、患者さんとの四診の場を共有させて頂いております。 実際に患者さんが発する情報をメモし、病証把握や仮想の治療を考えたりしておりますが、自分でも緩いところが多いと痛感しております。 そんな中でも、鍼を打った後から暫くし、先生が「いかがですか?」と患者さんの様子を伺う際に、微妙に変化を感じれる時があり、貴重な時間を頂いております。診療に来られた時と帰る際との変化、顔色や目の表情、舌の様子、声色・・ 患者さんの変化を頭の中で情報処理にはまだまだ時間を要しますが、前進して参りたいと思います。 【参考文献】 『新版 東洋医学概論』医道の日本社

水レポート

前回に水をこだわってみようというブログを書きましたが、現時点で2種類のお水を試してみました。 初めは「ごろごろ水」を20ℓほど購入して飲みました。 奈良の霊峰大峯山からの鉱泉水で採水地に五代松鍾乳洞ごろごろ水と記載がありました。 何だがありがたいお水だなと思い飲んでいました。 実際に飲んでみた感じもクセもなくクリアですっきりとした喉越しの美味しいお水でした。 やっぱり天然水は普通の水とは違うんだな思い、気をよくした私は、次に一番口コミが良かった「温泉水99」というお水を入手して今飲んでいます。 「常温でもおいしい水」SNSでも話題沸騰中、 モデルや芸能人も違いを実感! とのキャッチコピー付きです。 ところが、かなり期待して飲んでみたのですが、私には美味しくなかった。 そんな筈はないと思いながら、今も飲んでいます(笑) 「温泉水99」 鹿児島垂水温泉、火山帯の地下750mより47℃で湧き出す温泉水 浸透力:食材によく浸透して旨み成分等を引き出す、お茶の出がよい、お米がふっくら炊きあがる 油と混ざる水:乳化作用により白く濁り、混ざったまま さびにくい:酸化が遅いため、水道水と比べて錆びがでにくい アルカリ:pH9.5~9.9の高アルカリ性、美容と健康に 軟水:硬度2mg/1Lといった驚異的な低硬度の軟水  (ラベルに記載)   なぜ美味しくないと感じるのか? 私には苦く感じるし、重く感じるのです。 口コミには 「まろやか・マイルドな味わいに、ほのかな甘み」 とあります。 私の体質や体調によるのでしょうか。残念です。

舌の経緯

寺子屋である患者さんの舌診をさせていただきました。 西洋医学的に同じ診断をされた別の方の舌を以前写真に撮っていたので比較してみました。 舌型は異なりますが、どちらも舌色や苔の配置などが特徴的でバランスが極端になっている事に気付きました。 今日見させてもらった舌や、以前写真におさめた舌も断片的で、どのような変化が起きるのかまだ想像ができません。 そこで、症状が悪化した時、快癒に向かった時、舌がどうなるか、患者さんの生活環境や職業、発症しやすい時期など、症状が悪化するまでの経緯も先生に聞いてみました。 「またこの症状が出たらどうしよう…」と不安に思う気持ちが更にプレッシャーを与え症状を悪化させる要因になるという先生の言葉が印象的でした。

今週のこと

今月から学校が対面授業になり、月経1週間前とタイミングが重なりました。 ブログを何回書いても考えがまとまらないので、今週はこの状態でありのままに書くことにします。 私は感受性が高い方ですが、今週は実習や治療や自分でも、ほぼ毎日体に鍼をしたりお灸をしましたが、痛みや熱さをほとんど感じませんでした。 「ひびき」と言われる刺激でも、普段は不快なのに今週は何ともありません。 私の中でセンサーがポッキリ折れた感じです。表面は気を張って元気そうに見えても、中はグニャグニャです。 脈も同じような感じです。脈の輪郭(断面)は雫型のようでした。浮取りは尖っていて、中〜沈取りにかけて輪郭があやふやになります。 沈(虚証)、滑(痰湿)、弦、細(血虚・陰虚)でしょうか?輪郭がボケてしまうのはどれかわかりません。 週の初めは夜だけ火照っていたのが、週末には一日中火照り、体の中で熱風の竜巻が吹くようになりました。頭痛、耳鳴りもありました。 魚腰や印堂あたりは重くて雲がかかっているようです。 舌については、舌は歯痕・胖嫩舌、舌中舌根は淡、舌尖は紅。舌根にかけて厚白苔。 それから歯痕舌が次第に消えていき、舌尖に紅点が出てきました。舌苔も少し薄くなってきました。 週末には細かな裂紋が舌中から舌尖に向けて幾筋ばかり出現しました。 肝は月経を主り、疏泄が任脈と衝脈から女子胞(子宮)に紅血を送り出す役割を担っています。月経前は疏泄が変動しやすく、肝鬱気滞、肝火上亢の場合は頭痛、急燥、不安感、乳房の脹痛などの症状が出現し憎悪する。 と教科書では記されています。 生殖器系は「腎」が主ると思い込んでいました。 私の月経前症候群の症状を振り返れば、月経が「肝」が主るのも頷けます。 【参考文献】新版 東洋医学概論 医道の日本社  

早起きは三文の徳

生活を一新した今年の春くらいから、朝活をしています。 諺に早起きは三文の徳とありますが、 早起きをすると健康にも良く、またそのほか何かと良いことがあるものである。 ですが、実際にどうなのでしょうか? 実践してみて実感できていることは、早起きをすると充実した時間が増え得をした気分にはなっています。 大体、いつも朝起きて1時間ほど勉強する時間を持つようにしていますが、夜に本を開いて勉強すると、その日の出来事などが思い出され集中力が削がれてしまいやすいです。それにそもそも疲れていて気力が底をついている状態です。 その点、朝起きたばかりだと、頭の中がスッキリされていて雑念があまり湧かないですし、気力も回復して集中が持続されやすいです。 なので私の場合は朝に勉強する方が効率的だなと実感しています。 健康になっているかは不明ですが、この習慣を今後も続けていこうと思います。

祖母の脈を診る。

祖母。94歳。要介護4。今年2月に脳梗塞。 30年前ぐらいに大腸癌→人工肛門。 発声はあれど会話は覚束ない。 食欲旺盛。 六部定位脈診……の真似事をしてみる。 …… 肝心脾肺腎のうち、腎が沈なのは予想通りだったか、脾がやたら強いのには腰を抜かした。 次いで、肺も強い。 肝心はかなり弱かった。 うーん、もっと色んな人の脈を診ないと比較ができん。

処置後のからだで

切経で、腰部の経穴に 置鍼後にはその穴の部位を中心に 揺らぐように広がるものがあった。 (処置の前にそこに特に拾えるものが無かった) 処置後の患者は体の力が程よく抜けて 安心しているように見えた。 穴性について考察する起点にしたい。

経穴(01)

【地機】 学生時代に使用した経穴の教科書を新・旧で比較してみる。 旧教科書の”地機”は”陰陵泉”より5寸下、 新教科書は”地機”は”陰陵泉”より3寸下、とされている。 考えらる可能性は「2つとも違う」「片方が正解」「2つとも正解」。 重要なのは点でなく、線をとらえる事にあるのかな?と思う。 今後の切経の参考にして行きたいと思います。 旧 『経絡経穴概論』(株)医道の日本社 初版:1992年3月20日 ●地機(郄穴) 取穴部位:内果の上8寸、脛骨内側縁の骨際に取る。 (注)脛骨内側顆の下際から下5寸に当たる。 筋肉:ヒラメ筋 運動神経:脛骨神経 知覚神経:伏在神経 血管:後脛骨動脈 新 『新版 経絡経穴概論』(株)医道の日本社 初版:2009年3月30日 ●地機 SP8(脾經の郄穴) 部位:下腿内側(脛側)、脛骨内縁の後際、陰陵泉の下方3寸 取り方:脛骨内縁の後際、内果尖と膝蓋骨尖とを結ぶ線を3等分し、 膝蓋骨尖から3分の1の高さに取る。 解剖:ヒラメ筋・長母指屈筋〈筋枝〉脛骨神経, 《皮枝》伏在神経,後脛骨動脈 【参考文献】 『経絡経穴概論』(株)医道の日本社 『新版 経絡経穴概論』(株)医道の日本社

腹診で 1

同じ方のお腹を定期的にみる中、 お腹全体に何か分厚い膜でも被さった様に 感じられる場合がある。 普段の お腹の柔らかさが感じられる時に 受け取れる、内からの感覚が感じ取れず、 温冷どちらも特に立っておらず、 鈍さ・硬さとして感じる。 (続く)