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随時、追加、編集していきます。
他にも良いブログがあれば、ご紹介していただければ嬉しいです。
腎の納気について
はじめまして。鍼灸学生の白石といいます。
五臓の生理の基礎について学びなおす中で、
初学者向けに書かれた書籍を読んでも理解が難しいというか、
しっくりこない部分があって、
今回はその中のひとつをテーマに選びました。呼吸について。
五臓では肺がその生理機能として「気を主り、呼吸を司る」とされています。
肺は「呼吸の気を主り、一身の気を主り」ます。
この点は、肺はメインの運動器官であり、気体交換の場にあたるということで
馴染みやすいです。
(一身の気の部分については割愛)
そして呼吸に関して、腎は「納気を主る」とされています。その意味は、
肺の吸入した気を節納して、呼吸を調節する機能をもつことを指します。
学校の授業では、この肺と腎の働きを並べて
「肺は呼気を主り、腎は吸気を主る」とだけ習いました。
言葉として理解はできても、府に落ちない感じが残っていました。
この点について、今回理解の助けとなる説明を得ました。以下の内容です。
「肺は気の主であり、腎は気の根である。肺は出気を受け持ち、腎は納気を受け持つ。」
「つまり呼吸とは、肺と腎が共同してしている仕事であってそうして、
呼吸は浅くはならず一定の深さを保つ。」
「納気という機能は腎の封蔵という性質が呼吸運動の中に現れたもの。」 以上
腎が気を納めるのに対して、肺は実動を担当する臓器というニュアンスから、
肺は呼気を腎は吸気を主る、という言葉が用いられたのだろうと解釈しました。
今後につなげたいと思います。
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【参考文献】
『基礎中医学』神戸中医学研究会
『中医学ってなんだろう』東洋学術出版社
形態模写
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2021/11/27 『形態模写』
形態模写をすることで、患者さんの(動作時の)状況・状態を自分の体を通して得ることができ、より生の情報として取り入れて、考察に活かすこともできる為重要。下野先生からこのことについて様々な角度から指導してもらっている。
自分なりにやってみる中で、いま、ある患者さんの症状について、これにより、何か手がかりが得られそうな事があり、でも、そこに届きそうで届かない。もどかしい…
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2021/11/28 『ツボの反応』
ある患者さん、霊台穴に触れたとき、こちらの指先を通して刺す様な細さで伝わってくる。確認のため上下の穴にずらして確認するも沈黙。再度触れると同じく顕著な反応。それが何を顕すものなのか、今は手がかりがなく、ただ経験としてストックする。
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2021/11/29 『見通し』
痛みや辛さは結果であってあくまで表層ということなのか。生じた後の結果ばかりに焦点を当てているから見通しが悪くてなるのか。
切経で
切経で、
ある方の背中を見せてもらったときに
肌の表面の質感が、まるで境界線が引かれた様に
その上下ではっきりと異なる様を見た。
境界線は、左右はそれぞれ肩甲棘に沿う様に見られ、
脊柱に近づくにつれ、より下方まで伸び脊柱で合する。
胃脘部のムカつきを主訴とする方で、
境界線の上方だけで、毛穴が一様に広がっている。
内部にこもる熱が体表に表れていると見てよいのものなのか。
前回(ひと月前)には気が付かなかった。
これからの経過とともに見守りたい。
風寒邪の咳嗽から穴性を学ぶ③
前回の続きです。
中医鍼灸 臨床経穴学 P25
「風寒外束、肺失宣降(風寒の邪による宣降失調)
症状:喉が痒い、咳嗽、痰は稀薄である。鼻閉、鼻水。声が重い。または発熱、悪寒、頭痛。無汗。舌苔薄白、脈浮など。
処方:中府、風門、大椎(瀉)…疏風散寒、宣肺止咳。」
まずは中府について考えてみます。
中医鍼灸 臨床経穴学 P 24
「肺臓の病証では多くの場合、この募穴に圧痛または異常な反応が現れる。本穴は胸部、とりわけ肺部疾患を治療する常用穴とされている」
同書籍 P 25
「本穴には、清肺宣肺、肺気を調節する作用がある。また咳による胸痛があるもの、本穴の所属部位に圧痛のあるものなどを治療することができる」
穴性学ハンドブックp 31・152
中府(瀉)…宣肺理気
「肺は全身の気を主る。もし寒邪が外束したり 内熱が上を侵すと肺気は その宣降作用を失い 咳嗽し 喘息し 胸満して 脹痛する。
中府は 肺の募穴であり 手足の太陰の会で 穴は胸膺にあり よく上焦を宣発し 肺気を疏調する。 肺気が郁遏される毎に これを鍼し 気を行らし 血調えれば 痛み止まり 胸満感を消すことができる」
つまり、
中府が治すものは「肺が宣降失調を起こして起こす咳嗽」であり、
中府単独で用いても一時的に咳は楽になるかもしれませんが、風寒邪を取り払う事はできないと思いました。
中医鍼灸学の治法と処方 P132 を見ても
発表散寒法
「配穴処方:大椎・風門・風池・合谷・復溜
随症加減:咳嗽ー肺兪・膻中を追加。」
とありました。
肺兪と中府は腧穴・募穴の関係にあり、共通点も非常に多い経穴で、共に肺失宣降に用いられる様です。
この随症加減と同じで、風寒外束の表寒証であっても、肺失宣降が起きていなければ決して使う必要がないのではないかとも思いました。
また、風寒外束で肺失宣降が起きていれば
「中府を触ると痛い、もしくは異常な反応」
が起こりやすい事も分かりました。
鍼灸学 P230では
陽性反応穴「陽性穴は兪募原穴の部位に現れることが多い…陽性反応穴は、臓腑の経絡体表における反応である。この陽性の経穴を刺激すると、臓腑の機能を調整することができる」
との事なので同じ意味かなと感じました。
参考文献:
中医鍼灸臨床経穴学 東洋学術出版社 李世珍著
穴性学ハンドブック たにぐち書店 佐藤弘監修 伴尚志編著
中医鍼灸学の治法と処方 東洋学術出版社
鍼灸学 東洋学術出版社
せっかくなんで
最近、漢方薬を自分でアレンジして飲んでいます。
先月の強い寒波がやってきたくらいの時に、時々寒気に襲われていておかしいなと思っていた時期がありました。とりあえず桂枝湯も入ってるからと思い、以前にもらって余っていた柴胡桂枝湯を飲み始めたら、横隔膜下の引きつりが和らいでいるのに気がつきました。
改めて自分は胸脇苦満状態だったんだと思いました。
上半身を左右に伸展すると左側の方が硬く、左腸骨稜に付着している筋肉が引っ張られて痛みがあります。夢分流腹診でいう、左の肝相火が実しているということでしょうか。
とりあえず疏肝理気をしてあげたいです。
勤めている薬局に生薬があるので、今飲んでいる柴胡桂枝湯に生薬をプラスして、自分の身体を使って実験してみたいと思います。
基礎理論〜気、血〜
藤原です。引き続きまとめです。よろしくお願い致します。(参考:「中医学入門」神戸中医学研究会編著)
〜基礎理論〜気、血〜
〜気〜
陽に属す。生理物質。
物質的な基礎のもとに発現する人体各種の生理機能に相当。
【気の生成】
陰陽(元気)の助けにより
「水穀の気(脾)」+「清気(肺)」=「後天の気」
→「宗気」(いったん胸中に集まり、全身各部の気の源になる気)
→ 「衛気」(脈外)
「営気」(脈中)
「臓腑の気」{肺、心、脾胃(中気)、肝、腎}
「経絡の気」
【気の運行】
「心の推動作用」と「肺の宣散•粛降作用」により全身に隅々まで散布し、
「肝の疏泄」により調節され、
「腎の蒸騰」により基本的な推動と調整をうける。
【気の機能】
推動、防御、固摂、気化(物質転化)の4作用。
「気機」:昇降出入の運動形式
〜血〜
陰に属す。
血液のもつ濡養作用とその物質的基礎。
「血液」「循環」の意味。
【血の生成】
「水穀の精微から得た津液(脾)」が
「営気」の作用により脈中に入るとともに
「清気(肺)」と結合し、
「心」の作用で、赤く変化し生じる。
【血の運行】
「肺の治節作用」、「心の推動」によりリズミカルに循環し、
「肝の疏泄」により流量調整され、
「脾の統摂」(気の固摂)により脈内に保持。
【血の機能】
「濡養作用」
•全身の組織と器官に栄養を与え滋潤
•気(営気)と陰陽を載せて全身に散布
【血の意味の違い】
「血」=濡養作用
血の機能面を「営気」、物質面は「営血」
血液をたんに「営」と呼ぶこともある。
★特に学んだこと★
脈内で血は営気と陰陽を載せている。
気と血は別々に存在するのではなく、一体になっている。
以上、ありがとうございました。
腹診で 2
(前回の続き)
症状としては
・気鬱
・浮腫み(下肢)
・睡眠は浅く、悪夢が多い
以前にお腹が似た状態だったときも、気鬱があった。
“分厚さ”は何がもたらすのか。
浮腫みとの関係か、精神状態や気鬱の表れか。
処置後には「硬さ」の密度が少し下がり、
ゆとりが生まれた印象を受けた。
舌の考察 2023/11/22
最近は舌の考察を寺子屋生どうして写真をとってみたりして行なっています。
今までこんなにじっくり舌を観察する機会がなかったので、やはり勉強になるなと改めて思っています。
自習の方では難経鉄鑑の34難まで進みました。
以前読んだ時は33難が難しくて、一体何のことを言っているのかチンプンカンプンでしたが、今回改めて読み返してみると何となく全体像を理解できたような感じになり、繰り返し読み返す意味を再確認することができました。
舌質 胖大 やや淡白より。
厚みがあって、パンと張った気が充実している舌で、気滞があるのかなと思われる。
しかし舌尖の赤味が他の2人とは違ってみられない。
舌苔も薄く消化管も問題なさそうに見える。
舌の張り感がなく、だらんとした気が抜けた舌。
舌苔は粘稠で厚みがあり、低速モードで消化管の働きが追いついてない。中焦、下焦に停滞している。
備考:生理が終わって、口周りの吹き出物の活動が治ったように思う。
上の2人に比べると、舌の色が暗く、鮮やかさに欠ける印象をもつ。
舌の弾力性も以前の写真に比べると低下している雰囲気がして、気虚が増したように感じる。
舌裏も白抜け感があり、まだらで血の停滞が見られる。
色は気の外見
ただいま難経の解説書を読んでいます。印象に残ったところをまとめてみました。
『難経鉄鑑』第一三難
顔面は「五臓の精華の府」である。
五臓はそれぞれ五行の色を具えている。
その色の変化は全て顔色に現れる。
顔面は正陽の場所であり、人身の上部にある。諸気は陽に属して上達するため顔面に集まる。
人身の気が外に現れたものを色と言う。
「色は気の外見」
気は陽に属し、動き回って一定の状態を保つことがないので顔色は良く変化する。
血は陰に属し、一定の状態を守る。
顔面の色が次々に変化していくのとは異なり、脈の場合は一定の決まりを述べることができる。このことが(難経)で脈の一定の部位を設けている理由である。
しかし、気の中にも血があり、血の中にも気があるため、気は色を主って脈を兼ね、血は脈を主って気を兼ねると考えるのが妥当である。
『難経鉄鑑』第一三難 たにぐち書店より引用
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読み返してみると、なるほど、納得な情報がいっぱいです。もっと望診を磨かなければと思いました。色と脈は連動しているんですね。















