学生・研究生によるブログ

学生・研究生による学びと発見のブログです。

色々メモ

  手がビリビリ 人の身体を触らせてもらって感じることのある手のビリビリって感じは何なんだろう。   この感覚を探っていく必要がありそう。       治療後のベット 治療後のベットって何か残っているのかな。   人によってだけども、イメージとして何か薄黒く?モヤっとしたものが残っている気がする。     考え事 胸の部分がずっと気になっている。   神は働きすぎると疲れる。   自分の身体でも、思考すると気が上がる。   考えすぎ、思考しすぎると動悸がする。   一時的に落ち着けるだけなら桂枝加竜骨牡蛎湯(竜骨・牡蛎)を使えば思考の暴走、動悸は治る。   心の暴走は宗気にも影響するためか息切れも起こる。   現代語訳 素問 霊蘭秘典論篇 P161 「心なる者は、君主の官なり。神明焉より出づ。…膻中なる者は、臣使の官、喜楽焉より出づ。」     調べていこうと思ったけどここはとりあえずここまでにします。 悪癖が出てる。     形 漢字はもともと意味があったはずなのに字義を知らないと形に拘ってしまう。   そうなってくるとあんまり意味がなさそうだなと思う。     意識 今までも意識していたけど、日常の意識を使いかたをもうちょっと変えてみよう。   自分がその時どうしたいと思ったか、何に魅かれたか、嫌だと思ったこと。   学校で勉強ばかりさせられると遠のいていきそうなところ。   一鍼堂で教わって大切だと思ったことのみ実践。  

舌の観察 その2

家族の舌を引き続き観察。 ぎっくり腰になった日だったので、舌以外も観察し原因となるものは何なのかを考えてみました。 【舌】 舌尖:紅色 舌中:裂紋苔 乾燥→津液不足 痩薄→熱盛傷津 舌裏の静脈がはっきりしている→瘀血 【脈】 実脈?浮脈?しっかりと力のある脈 【腹診】 ぽちゃぽちゃ音がする以外はよくわからなかった。 下痢している。 背中に熱をもっていて触るとすごく熱い! 背中の色もところどころ暗いところがあり→瘀血 背中の質感はかさかさしておらずしっとりしている。あせもがありかゆみがひどい。左腰のはりが強い。 ぎっくり腰になる1週間前に口唇ヘルペスを発症しており仕事の忙しさからの疲れがあり。→脾胃の弱り? 脾胃の弱りから熱が生じて津液が不足? 瘀血はどこから?? まず脾胃を立て直せば良いのか? 経過観察していきます。

親友と

友人に体を診せて貰った。 ベロ見せてといってベロは出せるけど 裏見せてと言って裏返せない。 こうできる?とやって見せて、 それでもできないみたい。 無意識にか指をベロの下に入れて裏を見せてくれようとしている。 モゾモゾと動くだけで、やはりできない。 人のそんな様子を目の当たりにした。 激しく上気していて、喋り始めるともうとまらない彼に 少しでも落ち着いてもらえるように鍼をさせてもらった。

衛分気分営分血分

今読んでいる本です。 以前から衛気営血についてしっかり向き合ってこなかったので、温病学はずっと気になってた本でした。まずは入門となっているので理解しやすいかと思ったのですが、やっぱり簡単ではないですね。 でもとても勉強になります。 皮膚病なんかに応用できそうです。

異名同穴①

一穴で異なった複数の名称をもつものをいう。経穴名は古い伝承から生まれたものであるが、 明らかにもともと異なった名称があったものと、伝承中に誤って伝えられたものなど、 成書によっていくつかの異なった名称が記載されている。異名同穴には次のようなものがある。 ①1つの異名のあるもの 穴名         異名 頭の竅陰穴  :   枕骨穴 陰市穴    :   陰鼎穴 維道穴    :   外枢穴 陰胞穴    :   陰包穴 会陽穴    :   利機穴 解谿穴    :   鞋帯穴 関衝穴    :   関沖穴 間使穴    :   鬼路穴 下膠穴    :   下窌穴 曲差穴    :   鼻衝穴 氣衝穴    :   羊屎穴 玉堂穴    :   玉英穴 肩膠穴    :   肩窌穴 丘墟穴    :   坵墟穴 期門穴    :   肝募穴 侠白穴    :   夾白穴 肩井穴    :   膊井穴 下脘穴    :   下管穴 下廉穴    :   手の下廉穴 迎香穴    :   衝陽穴 下関穴    :   幽門穴 強間穴    :   大羽穴 曲鬢穴    :   曲髪穴 懸鍾穴    :   絶骨穴 後頂穴    :   交衝穴 合谷穴    :   虎口穴 巨闕穴    :   心募穴 五会穴    :   頭五会穴 五處穴    :   巨處穴 神庭穴    :   髪際穴 神道穴    :   臓兪穴 腎兪穴    :   高蓋穴 支溝穴    :   飛虎穴 志室穴    :   精宮穴 照海穴    :   陰蹻穴 至陽穴    :   肺底穴 上髎穴    :   上窌穴 上廉穴    :   手の上廉穴 少沢穴    :   少吉穴 少府穴    :   兌骨穴 小商穴    :   鬼信穴 商陽穴    :   絶陽穴 商曲穴    :   高曲穴 次膠穴    :   次窌穴 水分穴    :   分水穴 前谷穴    :   手の太陽穴 清冷淵穴   :   清冷泉穴 束骨穴    :   刺骨穴 大迎穴    :   髄孔穴 大包穴    :   大胞穴 大杼穴    :   背兪穴 大椎穴    :   百労穴 大巨穴    :   液門穴 大横穴    :   腎気穴 地倉穴    :   会椎穴 中衝穴    :   中冲穴 中緒穴    :   下都穴 中封穴    :   懸泉穴 中庭穴    :   龍頷穴 輙筋穴    :   神光穴 地機穴    :   脾舎穴 天衝穴    :   天冲穴 天鼎穴    :   天頂穴 天牖穴    :   天聴穴 天膠穴    :   天窌穴 天池穴    :   天会穴 天谿穴    :   天溪穴 手の三里穴  :   鬼邪穴 乳根穴    :   薜息穴 乳中穴    :   當乳穴 脳空穴    :   顳顬穴 魄戸穴    :   魂戸穴 扶突穴    :   水穴 風門穴    :   熱府穴 腹哀穴    :   腸哀穴 僕参穴    :   安邪穴 目窓穴    :   至栄穴 幽門穴    :   上門穴 兪府穴    :   輸府穴 陽白穴    :   揚白穴 陽池穴    :   別陽穴 陽交穴    :   足髎穴 梁丘穴    :   跨骨穴 蠡溝穴    :   交儀穴 列欠穴    :   童玄穴 霊墟穴    :   霊墻穴 顱息穴    :   顱顖穴 或中穴    :   惑中穴 和膠穴    :   和窌穴 学生の頃、経穴の覚え方として意味を考えて理解するようにしていました。 例えば ”至陽穴(督脈上、第7胸椎棘突起下方の陥凹部)”ですが、下から上がって膈に当たる所、 つまり「下焦からみて上焦との境目の横隔膜にたどり着いた所」なのかなと。 (この高さにある同列の経穴は”膈兪””膈関”) ”至陽穴”の異名として”肺底穴”とあり、これは上から下に向かって膈に当たる所、 つまり「肺臓から見た場合に横隔膜という底に突き当たる所」という事なのでしょうか。 下から見た場合、上から見た場合の別名があるのが面白いと思います。 歴代の治療家、地域、治療穴の用途の違いによって違いが表れているようで、 経穴の特性を覚えるいい手助けになりそうです。   【参考文献】 『鍼灸医学事典』医道の日本社 『新版 経絡経穴概論』医道の日本社

真夜中のドン

昨日の事。 寝る前に鍼の事を考えて就寝。 夜中に目が覚める。 うつらうつらしてる。   ふと足を切経する。 寝る前も気になっていたが、薄暗くこの様な状況だと顕著。 明らかに形態もおかしく崩れていて、奥行きを感じる。 ここに置きたいと感じた。   幸い枕元に鍼を置いていたので一連の流れは崩れずに済んだ。   置く直前に東洋医学考で読んだ四肢の経穴を使う時の刺法が浮かんだ。 暗いので鍼先なども見えないけど、刺法だけ注意して後は何となく感覚で照海に置く。   ドンっといった重低音に近い感覚があった。   後の反応を追う前から分かる良い感覚。 しばらくするとこの前教えて頂いた2箇所に変化が現れる。 自分に対してだと今までで一番良い鍼ができた気がして嬉しくなった。   六味丸を使った感覚と少し似てる。   参考資料 東洋医学考 星雲社 一鍼堂出版 
基礎中医学

腎の納気について

はじめまして。鍼灸学生の白石といいます。 五臓の生理の基礎について学びなおす中で、 初学者向けに書かれた書籍を読んでも理解が難しいというか、 しっくりこない部分があって、 今回はその中のひとつをテーマに選びました。呼吸について。 五臓では肺がその生理機能として「気を主り、呼吸を司る」とされています。 肺は「呼吸の気を主り、一身の気を主り」ます。 この点は、肺はメインの運動器官であり、気体交換の場にあたるということで 馴染みやすいです。 (一身の気の部分については割愛) そして呼吸に関して、腎は「納気を主る」とされています。その意味は、 肺の吸入した気を節納して、呼吸を調節する機能をもつことを指します。 学校の授業では、この肺と腎の働きを並べて 「肺は呼気を主り、腎は吸気を主る」とだけ習いました。 言葉として理解はできても、府に落ちない感じが残っていました。 この点について、今回理解の助けとなる説明を得ました。以下の内容です。 「肺は気の主であり、腎は気の根である。肺は出気を受け持ち、腎は納気を受け持つ。」 「つまり呼吸とは、肺と腎が共同してしている仕事であってそうして、 呼吸は浅くはならず一定の深さを保つ。」 「納気という機能は腎の封蔵という性質が呼吸運動の中に現れたもの。」  以上 腎が気を納めるのに対して、肺は実動を担当する臓器というニュアンスから、 肺は呼気を腎は吸気を主る、という言葉が用いられたのだろうと解釈しました。 今後につなげたいと思います。 ____________________________________ 【参考文献】 『基礎中医学』神戸中医学研究会 『中医学ってなんだろう』東洋学術出版社  

腹をうかがうにあたって

腹診を学ぶにあたって理解があやふやな用語をまとめてみました。 心下痞(しんかひ)=心下痞満(しんかひまん) 心下とは胃脘部を指す。胃脘部に気機の阻滞によって痞えたような不快がある。患部に疼痛はなく押さえると軟らかい。 心下痞硬(しんかひこう)=心下痞鞭(しんかひこう) 硬と鞭は同意語。気機の阻滞により胃脘部に痞えたような不快感があり、患部を押さえると硬く抵抗感がある。また心下痞硬の一種として心下部が菱形状に抵抗が強い心下痞堅がある。 どうやら心下痞は自覚症状のみですが、痞硬の方は他覚的に抵抗があって場合によっては疼痛もある感じです。 心下支結(しんかしけつ) 胃脘部が詰まったような不快な煩悶感がある。 少腹急結(しょうふくきゅうけつ) 左の前上骨棘と臍を結んだちょうど真ん中あたりに索状物を触れ、押したり按じると響くように痛むもの。瘀血の症の一つ。 小腹腫痞(しょうふくしゅひ) 右の腰骨と臍を結んだ線の上から3分の1あたり、回腸部付近にしこりや圧痛があるもの。瘀血の症の一つ。 一語でわかる中医用語辞典(源草社) はじめての漢方診療十五話(医学書院)  

院長の治療を受けて(平成30年12月)

院長の治療を受けております。 【主訴】 背中の痛み(肩甲骨内側と下部周辺の張痛)と 慢性腰痛(痛みは軽微で動作開始時痛)。 出来るだけ、些細な変化も記憶に留めておきたいと思い、身体の全体を観察します。 治療に関しての全てが”学び”です。 問診での着目するポイント、 舌など望診における情報をキャッチする速さ、 繊細でありながら落ち着いている切診の感覚。 そして、治療。 背中の痛み関しては即座に無くなります。 腰部の痛みについては、 朝の起きる際やソファーに長時間座った後などのスターティングペインなので、 この時には変化は分らなかったですが、効果は翌朝に十分感じ取れました。 伝えはしたものの、後回しでも良いと考えていた膝の痛みも同時に無くなります。 結果、 嘘のように無くなっています。 鍼を受けて寝ている際に、身体に集中すると 手指の末端がピクピクし、腹部も微妙に内部が動くのを感じます。 刺鍼と、この感覚。結果を思うと、 身体を巡る気血や臓腑からの学術と臨床の関係を感じるに十分です。 日頃学ぶ東洋医学の論理を目の当たりに体感できた素晴らしい時間です。 『開業以来、鍼一本。』 この”鍼一本”の可能性の楽しさを見せて頂いたように思います。  

気海と元気

気海を考察していきます。 生気の海と呼ばれる経穴で、 穴性学ハンドブックでは補で「諸虚に」「培補元気」などとあります。   この意味を中医鍼灸臨床経穴学を中心に調べていきます。 P661 「下焦の気会穴、元気の要穴であり、臓気虚、真気不足、下焦の気機の失調によりおこる病証を主治する。」 「<治療範囲> 1・元気不足の病証 元気は、先天の精気が化して生じるものであり、その源は腎にある。先天の精気は「後天の源」によりたえず充足、滋養されており、三焦の通路を通じて全身に到達して、臓腑などのすべての組織器官の機能活動を推動している。 元気は、人体の生命活動の原動力となっているのである。 この元気が不足すると臓気は虚し(衰え)、また臓気が虚すと元気も虚す。 心、肺、脾、腎などの臓気が虚しておこる機能減退(病証)は、気海穴の治療範囲に入る。」   これを知るには、まずそもそも元気とは何なのか?と知る必要があると思いました。 調べると、どうやらこの概念の出発点は難経の様で、後世では「命門元気三焦系統理論」と呼ばれています。   中医学ってなんだろう P279 「「難経」の元気観 ・元気の由来 元気の源は父母の精なので、人は先天的に元気をもって生まれてくる。 そして人が生まれた後は、元気はさらに後天の精の滋養を受けて命門から生まれる。 ・元気の働き(様々な面から生命を支える) ①臓腑や経絡の働きを活発にし、さらに臓腑や経絡の働きを維持する ②外から吸い込んだ気を納め、呼吸を支える。 ③三焦は様々な気化(気の運動による変化)の舞台となるが、それを支えているのは元気。 ④外界の邪気から、人間を守る。」 P278 「命門元気三焦系統理論は、蔵象学説ほど細かい理論ではありません。独自の視点でシステムを捉えているという意義はあっても、理論体系としては大雑把なものです。そこでいまの時点では、「蔵象学説の不足を補うことができるもの」と捉えるのがよいと思います。」   →つまり穴性学ハンドブックで「諸虚に」と書かれていたのは、 「元気が虚したら臓に影響しやすいのですが、その際は色々な現れ方をします。 状況に応じて気海と適切な配穴を行って対処してください。」 と言っている様に感じました。   参考資料 中医学ってなんだろう 東洋学術出版社 中医鍼灸臨床経穴学 東洋学術出版社 穴性学ハンドブック たにぐち書店