背中と手
豊中院にて
患者さんから東洋研の記事を見ていますよと嬉しいお声がありました。
いつも見て頂いてありがとうございます。
最近書けてなかったので、また時間があるときは書いていこうと思います。
臨床にて
背中をみせて頂いて、情報を追っていくのですが、この間みせて頂いた方の脊中を見た時に、虚の反応が大きく、広がっていた印象が強かったです。
一連の流れでみないとわからず、手の当て方を変える事で以前よりわかりやすくなった景色でした。
また、変化を感じる前提条件としては、頭で考えるのではなく、患者さんに良くなっていただくために一心不乱になる必要があり、そこで初めて得られるものがあるというものを感じています。
手の当て方も事前にそうしようとしていたわけではなく、自然とそうなった印象です。
スポーツでも集中していたら無意識のアドリブで最適解?に近いものが出るので、同じ感覚だと思います。
この状況になると無我夢中なので、自分なんてものはないですね。
臨床から日々、大切な事を身をもって教わっています。
また、一つ発見したことにも深さはあり、その先があるはずなので、わかった気にならない事を肝に銘じて進めていく必要があるかと思います。
学びとして、枠を作った瞬間にその先の事は答えてくれない気がします。
変えてみること
ここ一週間、歩く際に使う筋肉、重心の乗せ方を変えてみています。
続けてみるとふくらはぎ、内転筋の筋肉のつき方が変わって面白いです。
日常的には以前仰って頂いた様に電車でのバランス感覚も違うなと感じました。
また、私の課題である手が重いという問題ですが、色々原因を考えてみると肘がうまく使えていないことも要因の一つにあるかもしれない思いました。
ひじが上手く使えていないとツッパリ棒を相手に押し付ける様な形になり、余分な力が加わって重さに繋がるのかもしれないと感じました。
ですので、そこを意識しつつ、相手の呼吸などに合わせて背候診を行なっていこうと思います。
問診
問診をさせて頂いたが、要点を抑えて聞くことが出来なかった。
まず、主訴もそうだけどもそれがどう原因とリンクしているか。
本来のきっかけであろう可能性が大きいものではなく、枝葉の部分を主訴として来られる事も多々ある。
ただそれだと「ここが痛いから鍼して」というやり方と変わらない。
患者さんからしたら当たり前の話なのだけれども、施術者がそれじゃいけない。
重要であろう情報を汲み取り、そこから時期や広がり方、症状の特徴や進行具合、悪化条件やその他参考になるものも聞いていく。
そこから要点をまとめてパッと先生にお渡しできるぐらいでいい。
他、聞き方としてもクローズドにならない様に気をつけたい。
ありのままの情報を聞き出せないこともそうだし、患者さんの緊張に繋がりそうなものでもある気がする。
また、この間問診させて頂いた人のキッカケを考えても全員がそうなるとは思えない。
背景にある臓腑の状態も考察できそうなものではある。
ただし、弁病論治になれば見落としにつながるので臨床の場では持ってこない様にする必要があると思う。
仮説として置いておき、臨床を重ねて答えを出せる様にストックしておく。
しかし記憶系の問題は日常生活にも支障を来しやすいし、その悩みが続くと別の疾患にもつながるので大変なものだと感じた。
早く治ります様に。
猛暑
患者さん
前回寺子屋で患者さんのお身体を借りる際、極力相手がそのままの自分でいられる様に、こちらの雰囲気に引っ張らないようにと意識しました。
相手の雰囲気に溶け込んでいくように意識。
先生の患者さんへのワンクッション挟む様な挨拶なども聞いていて参考になります。
映画
映画、サウンドオブメタルを見ました。
色んな視点や主人公の感情変化が上手く描かれたとても良い作品でした。
内容は突発的に聴力を失った人の話です。
失ったことで生じる世間とのギャップ。
その中でどうにか聞こえるように、元の生活に戻れる様にと試行錯誤しますが、どうも幸せにはなれない。
結局最後のシーンでは色んなものが破綻して喪失、見方によっては悲惨なものでしたが、その中でも主人公が帰る場所を見つかって良かったと感じました。
自分の生活でも聞こえる、聞こえない関係なく帰るべき場所は必要だと思います。
バガボンドの「おっさん穴」が思い返される。
訓練
最近溶け込む訓練として色んな人と会う様にしています。
やはり考えている事は違う事がほとんどで、話していてもやはり人間なので違いはある。
でもその人にはその人の物語があるので合わせる訓練にはなる。
その為には尊重が必要。
昔この先生の考え方好きだな〜と思った人がいて、大体の内容として
「みんな何かしらの夢を見てるんだからその夢に付き合うのも優しさ」
と仰っていた。
優しさというと少し誤解を受けそうなニュアンスに聞こえますが、仰っている意味はわかる。
主観はそれぞれ違う。
相手の物語に寄り添って初めて答えてくれるものなんだと感じています。
きちんと相手を大切にしなければいけない。
ルーティーン
最近は一鍼堂に行く前に難波神社で拝礼してから向かう様にしています。
何を願う訳でもないのですが、そこからが入りやすいので気に入っています。
猛暑
この時期暑くなり、水分摂取が多くなる。
そういった人の話を最近よく聞く。
同じ条件を作ってみるために、自分も長時間運動時して普段よりも水を大量に飲むようにしてみた。
現れた症状は口渇は病まず、胃部の不快感と倦怠感。
先々週みさせて頂いた患者さんも陽明のある部分に熱を持っていたことが思い返される。
激しい運動時、胃にも熱が生まれ、口渇が起こる。
その熱をさまそうと冷たいものを欲する。
胃熱を覚ます意味では一定の冷たいものは正解だと思う。
しかし多くは冷たい水やスポーツドリンクなどをチョイスし、そこに水分も多くなる。
脾が対処できなくなり、湿を溜め込む。
ここで熱+湿という条件が揃った舌を見てみる。
面白いことに表面に泡が貼っていた。
自身の体質的に酒を飲んだ時に出るこの泡。
熱と湿が中焦で発生した時に生まれるもの?
最近モデル患者さんで確認されるお腹の状態にも近づいた。
水分を摂取しすぎることなく、どうにかして胃熱への対処を行う事が必要か。
そういえば西瓜が昔からこう言った時に使われていて、天然の白虎湯とも呼ばれている事を思い出した。
瓜科の植物は熱を覚ましつつ利尿するものが多いのでこの時期は重宝しそうです。
他に自分の体の現象として勉強になった事が尿量の減少。
そこで気になった事が、果たしてよくトイレに行く患者さんが本当に利尿しているか?という疑問。
水をたくさん飲むから出さなきゃと思ってトイレに行くとしても、もしかしたら少量しか出ていないかもしれない。
相手の行動の色眼鏡を抜く訓練にもなり良かったです。
そう思うとその人の行動が自分の思っている通りの状態でない事も考えられるので、四診と結びつかない情報に意味がないと改めて実感しました。
内受容感覚
寺子屋に通い始めて、近ごろ段々と、自分の身体の不調和が気になるようになってきました。
椅子に座っていても、坐骨の椅子に当たる感覚が左右で違っていて、明らかに右より左の方が強く当たる感覚があり、毎回座るたびに違和感で居心地が悪い気分になります。
他にも立位の時、足裏が外側重心になりがちで内側が浮いている感じがします。リラックスしている時や外部の目がない時などがより顕著に現れるようです。
手のひらの感覚も左右で違っていて、左手に比べると右手の方が感覚が鈍い感じがします。それに右手の方が冷えやすい傾向がある気がします。
これまでそんなことなど気にした事がなかったですが、日常的に鍼灸院に通う様になり、四診の真似事をしているうちに、ちょっとした違和感が意識に昇るようになってきたのかなと思っています。
なので、改善できるものは直したいと思い、骨格の歪みや内蔵の不調和を整えるためにセルフケアの方法を模索中です。
肺と皮毛の関係
前回につづいて呼吸に関してまとめてみます。
蔵象として、肺は皮毛との関係が深いとされます。
(皮毛とは体表部のことをいい、
皮膚、および皮膚に付着する豪毛/ほそい毛 などを指す)
『肺は皮毛を主る』
皮毛が潤沢であるかどうかは肺気の機能で決まります。
肺はその宣発の働きを通して、
体の表面に気や栄養を行き渡らすことをしています。
なので正常な状態では、皮膚のキメが細かくて色艶もよく
体には抵抗力があって簡単に風邪を引いたりしません。
そして『肺は体に在っては皮毛に合す』ともいわれます。
この文について “肺は皮毛とリンクしている“
参考にした書籍では、このようにあらわされていました。
とても分かりやすい表し方だと思いました。
リンクしているー つまり
皮膚もまた肺と共同で(衛気の働きの元で)呼吸ををしている、
ということ。
「呼吸は、宣発・粛降という気の流れを生み出しますが、
宣発という流れは、皮膚の呼吸がなければ完成しない」
考えてみると、とても当たり前のことにも思えるのですが、
そこから、皮膚(つまり体のいちばん外側)の状態という情報のもと、
肺気の働き方をみていく考え方が導かれることに改めて
面白さを感じました。
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【参考文献】
『図説東洋医学‹基礎編›』学研
『中医学ってなんだろう』東洋学術出版社
『中医基本用語辞典』東洋学術出版社
発汗
学校の実技にて。
施術中、パートナーの膈兪穴を刺した直後、ドバッと首から背中にかけて発汗しました。
(膈兪穴の前に太渓穴を置鍼していました。)
数分後、自然と汗は止みました。
パートナーは施術後に「は〜スッキリした!」と言っていました。
施術前のパートナーの第一声は「今日は調子が良い!手首が痛いくらいかな」
切経では、肌肉がモチモチとつきたてのお餅みたいで、気になるのは下腿がラップに巻かれたようで浮腫がありました。
上肢や下肢が熱く、指先だけが冷えていました。百会に直接触れなくても熱感がありました。
脈幅があり、柔らかく、
舌診は、舌裏共に褪せた紫寄りの淡紅舌。舌苔が薄く一面にあり、やや胖大舌。
施術後、舌は綺麗な淡紅舌になっていました。
汗法を目的に施術したわけではなく、心配になったのは、発汗したことで正気の漏れがなかったかどうかということです。
翌日と2日後にパートナーに体調を確認しましたが、健康状態に問題はなかったそうです。
汗をかいたということは、 湿が出たとポジティブに考えてよいのか…
私も治療で足裏から汗をかいたことがあります。先生にこの現象は何か聞いてみると、それだけ湿を溜めていたと言う事だそうです。
汗証について調べましたが、自汗、盗汗などネガティブな汗しかありません。
施術後汗が出るという文献もなく困り果てました。
膈兪穴の穴性にもそれらしきことはありません。
けれども、上焦と中焦を隔てる膈兪穴というのは面白いな〜と染み染み思いました。
下野先生に伺ってみると、
「湿というのは表層にあるものと、奥にあるものがある」
モチモチの肌は湿が表にあったもの。
カサカサの浮腫んだ肌は湿が深層にあるもの。
湿のありかも様々で、古い湿は深層に入っていくものなのか、これについてはまた考察していきたいです。
下野先生:「ダメな発汗は体がむしろ冷えてしまう。ポジティブな汗は運動後の発汗と同じ」
ということで、腑に落ちました。
サウナと水風呂3セットすると、直後はスッキリするのですが、1〜2時間すると体の芯から冷たくなり、コタツに全身入れても寒くて寒くて震えていたことがありました。
発汗によって祛邪するのが目的であるが、過度に発汗させると津液を消耗し、甚だしいときは虚脱を招くということが考えられると思います。
生理物質の色
初めまして、高山将一と言います。
血にはなぜ色が存在するのだろうか。
血というのは脾で水穀、営気、津液から生成されたものであるが
脾で作られた後、心が全身に送ると共に、なぜか心は血に赤色を与えるのである。
なぜ心は血を赤色に染めたのだろうか。
なにか利点があって色をつけたのだろうか。
私の知る生理物質には、他に気や津液、精、神があるがこれらには、色があるのだろうか。
僕が建てた仮説は、これが血であったり、気であったり、津液だよっていうのを全身の組織にわかりやすく受け止めてもらうために
色をつけてるのではないのではと考えた。
津液は涙や、汗、鼻水と考えられているがこれらはそれといった色がなく無色透明である。
でも風邪になると鼻水が黄色くなったりする、これは私たちに今風邪だよっていうのを知らせてくれているのかもしれない
だから血にも何かしらの理由があって色をつけているのだと思う。
今の私には気というものは見えないが、もしかしたら気にも色がついているのかもしれない。
イメージ的に気の色は黄金であって欲しい、もしかしたら人によって色が違うかもしれませんね。
もしくは、気には6個の作用ががあるのでそれぞれの作用によって色分けされているかもしれません。
そうなると気が見えるという人たちには人間がレインボーに見えてちょっとおしゃれに見えているかもです。
私が気というもを見える様になったらまた報告したいと思います。
閃めく経絡
以前から気になっていた本を読んでます。図書館で借りれました。
「閃めく経絡」ダニエル・キーオン著
私は今まで東洋医学について記した本で、西洋人が書いた本を読んだことがありませんでした。振り返れば、ほぼ日本人か中国人で、韓国人は1人か2人くらいでしょうか。なのでとても珍しく感じました。ちなみにこの本はアマゾンでも好評価です。
著者はどんな人なのかと見てみたところ、救急診療専門医のイギリス人で、中国に留学して鍼灸を学ばれていたようです。
なので、もともと現代医学に明るく、特に発生学が得意なのか、その知識の上で鍼灸を学ばれて感じたことを掘り下げ、分析して想像した内容になっているのかなぁという印象を受けました。
著者は、「発生学からの知識に数学を取り入れて、鍼灸がどのように作用するか理解するようになる方程式を作り上げる。それは無限に複雑で美しい形であると同時に洗練された単純性を表したものになる。」ということを記しています。
今まで東洋的な言い回しに慣れてきた私には、いかにも西洋的な文面だなと感じざるおえませんが、このような考え方で西洋医学はここまで発展してきたのだろうとも思います。
まだ、この本を半分くらいしか読んでいませんが、著者は「気」とは何か、なぜ「経絡」がこのような配置になっているのかを、人体がどのように発生し、どのように作用しているのかを理解すれば明らかになると考え、発生学の見地から答えを見出そうとしています。
この後の展開が楽しみです。
近年、西洋圏でも東洋医学が盛んに学ばれ、人気があると聞いています。そうなることで、この著者のような人も増えてきて、今までになかったいろんな切り口で考えられるようになり、東洋医学もより発展していくかもしれません。そしてそうなればいいなとも思います。
お灸のダメージを減らせるか など
受付にて
仕事をしていて、ある時に先生にあるべき景色を見せて頂いた。
イメージされたのは波打たない湖の様な景色。
静かでどこまでも続く様でした。
頭ではわかったつもりでも体感して深みを知る。
以前院長も見せて下さった様に思うがまた違う景色。
とても良い経験になりました。
お灸のダメージを減らせるか
月曜の授業内容に百会に置鍼というものがあった。
切皮→弾入→5分くらい置鍼→抜針といった感じ。
ただやった事あるしあんまり置かれたくないので切皮したらすぐ抜いてとお願いした。
それだけだとあまり変化なし。
しばらくして自分で思うやり方ならどう変化するだろうと思って
同じ種類の鍼で置鍼はなしという基本的な条件は同じで施術してみた。
結果として起立性低血圧のような眩暈を引き起こす事ができた。
月曜、火曜に膀胱経辺りに過去最大量のお灸を受けるのでちょっとでも防止できないかなと実験してみました。
鍼の感覚も含めて勉強になりました。
左右対称
ずっと体の癖を治す為に色々工夫している。
その中でもふと自身の右目が乱視である事に気づく。
知らず知らず左ばかり使っていれば顔の中心から見ていない訳でズレも生まれやすい。
という事で今家で左目に眼帯をつけて過ごしています。
発見として面白い事が右目ばかり使うと体は右軸で動き始めるという事。
使っていない部分が使われたのか体のアチコチがバキバキいいます。
















