口内炎
ここ最近、口内炎がよくできる。
私の場合、口内炎がでるのは食事が偏っているサインなので、そこを改善し
あとは塗り薬をぬってビタミンをとっていればすぐに治るのだが、
折角の機会なので自分で考察し、鍼をしてみる。
口内炎、あんなに小さいデキモノなのに地味に痛い。鍼の効果に期待!
腰の弱点
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2021/09/27 『腰の弱点』
自分の腰部における弱点、第2-3腰椎周りで相変わらず左右差が大きいことを再確認。左側に力なく、右側に張る・凝る・隆起する。左の空虚な感じは、怖さを伴う。
上がりがちな重心と結びつけて意識したことが無かったが、関連しないわけがない。
また、人それぞれにそうした癖をもってバランスを取っている状況、その中にあるからだを診せてもらっていることを留意できるように。
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2021/09/28
この枠の中で考えておけば良いんじゃないか、ここは場に合わせておけばまとまるんじゃか、前回の流れを踏襲しとけばいいんじゃないか。
考えているようで全然考えていない。
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2021/09/29 『むら』
1本目の置鍼の前と後で、反応の変化を追う。脈状で沈位に経気が行き届いたのをみる。舌診では、舌裏が色褪せた状態から巡っているときの明るさを帯びた色調に変化していた。
先輩から、観察した内容について問われた時に、脈のみの変化だったとそのとき答えたのはなぜか。
符合する情報としない情報
何をもって採用して、しなかったのか
大事な点を詰めることを怠る
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2021/09/30 『寺子屋で』
舌を観察して各々考えを述べる 述べ合う。交わされる言葉の内容が換わり始めた。
学校でのことを振り返ると、こういう場は持つことができていなかった。体の所見の情報を拾う感覚を養うための基礎が完全におざなりなものになっていた。
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2021/10/01 『感情』
怒るとき、身体の感覚に向けられる意識はたちまちに粗雑になる。下方ではなく上に向かう、突き上げる。度がキツいと鼓動は速くなりさらにその体勢を助長する。感情は全身反応。
疏泄を担う肝の気機を狂わす種となる。いまはこの切り口で読むのがしっくりとくる。
脈診について
長い年数をかけて習熟していくものと習う
書籍では列記されているけど、
遅数をみるのと、浮沈や虚実をみるのとでは全然ニュアンスが違うと考える
「ぴんと張った弦に触れたように、まっすぐで長くはっきりと触知できる」
このような書き表し方になるのは
脈気を捉えるためには、実際指先に触れる感覚を通して行うことになる為で
時間をかけて養っていくべきは、脈状分類の技術というより、脈に触れてリンクするため
の意識の向け方なのかも知れない
そもそも、この考え方は全くの検討違いなのかも知れないが今は分からない
疑問が変化した記録として
はじめました
初めて投稿します。北山です。よろしくお願いいたします。お正月、実家でひたすら食べ物が出現する状況でしたので、飲食について調べてみました。
飲食物の摂取については、適量を維持することが最も重要であり、食べ過ぎたり(過飽)、食べる量が十分でない状態(過飢)はどちらも脾胃の機能を損傷させる、とありました。
バランス良く食べる事は大切ですし、食べ過ぎてしまうことが身体に良くないことはなんとなく体感としてわかるように思います。しかし身体は食物を摂取することで気血を生成するため、当然適切な量を食べないと気血は衰弱、減少する。気血が減少すれば正気が不足し、外邪の侵入を防げなくなってしまう。考えたら当たり前なのかもしれませんが、食べないことによるダメージは実感としてわかりにくいため(個人差?病のような状態になるまで時間がかかるから?でしょうか?)、食べ過ぎることと、食べなさ過ぎることが同じくらい脾胃にダメージを与えてしまうとは思っていなかったので驚きました。もう少し調べてみたいと思います。
【memo】
脾胃:
飲食物の栄養を運搬吸収する主要な器官
五味:
酸苦辛甘咸、食物成分、飲食物の総称
「五味口に入りて、もって五気を養う」(素問 六節臓象論篇)
自分の確認手段など
週末
先週の週末くらいですが、学校での様子をみると全体的にイライラしている様子の人が多かった気がします。
こちらから話を振る訳でもなく、久しぶりに昔出ていた症状が出てきたなど会話で出てきた。
そういう時期だったのかなと勉強になりました。
肝火の人は目と喋り方が爆発的な特徴を持つ気がします。
自分の確認手段
最近自分のどんな状態が良くて、どんな状態が良くないか前よりは実感できる様になってきた気がします。
良くない状態を作ってしまっている時、現実に存在する音、匂いなどに対する取りこぼしが多く、みるものの視点が近い。
その状態になっている時を確認すると変な没頭の仕方をしてしまっている事が多い。
改善方法としては、今に集中したら状態は良くなる。
もっと受動的に。
要らないものが多すぎる。
もっと自分と周りの環境を一致させたいな。
場所によって
小腸経の切経を行う時、相手の顔近くに手を置いてもらうやり方で労宮でみようとすると物理的に距離感が近くなりやすい。
最近は手の指でもみれたらいいなと思い、指先でも軽く触れるよう色々指先で触る訓練中です。
流れ
細かい部分を見るのはいいけども、そこに囚われた瞬間他の情報との関連を切ってしまっているので別物になる。
診断時、そうならないためにもサッパリ生きなきゃなと思います。
異名同穴③
李世珍の下で働いていた方に、異名同穴について尋ねたことがあります。
「李世珍の家の伝来の呼び方がある。」との事。
その時は、中国の『宗族(父系中心の一族)』や『圏子(利益を共にする集団)』といった文化圏を想像しました。
③3つの異名のあるもの
穴名 異名
陰郄穴 : 少陰郄穴、石宮穴、手の少陰郄穴
隠白穴 : 鬼疊穴、鬼眼穴、陰白穴
会陰穴 : 下極穴、平翳穴、屏翳穴
京門穴 : 氣付穴、氣兪穴、腎募穴
氣衝穴 : 氣街穴、羊屎穴、氣冲穴
厥陰兪穴 : 関兪穴、厥陰穴、闕兪穴
三陽胳穴 : 通門穴、通間穴、通関穴
上巨虚穴 : 巨虚上廉穴、上廉穴、足の上廉穴
衝門穴 : 慈宮穴、上慈宮穴、前章門穴
水分穴 : 中守穴、分水穴、正水穴
人迎穴 : 頭五会穴、五会穴、天五会穴
兌端穴 : 壮骨穴、兌通鋭穴、唇上端穴
太淵穴 : 鬼心穴、太泉穴、大泉穴
大陵穴 : 心世穴、鬼心穴、心主穴
中膂兪穴 : 脊内兪穴、中膂内兪穴、背中兪穴
通天穴 : 天臼穴、天旧穴、天白穴
手の五里穴 : 尺の五里穴、大禁穴、尺の五間穴
天突穴 : 玉戸穴、天霍穴、天瞿穴
然谷穴 : 龍淵穴、然骨穴、龍泉穴
陽輔穴 : 絶骨穴、分肉穴、分間欠
陽陵泉穴 : 筋会穴、陽の陵泉穴、陽陵穴
白関兪穴 : 玉関兪穴、玉房兪穴、陽兪穴
胳却穴 : 強陽穴、脳蓋穴、絡郄穴
【参考文献】
『臨床経穴学』東洋学術出版社
『鍼灸医学事典』医道の日本社
『新版 経絡経穴概論』医道の日本社
服薬
自分の体で薬を色々試している。
この前、ある薬を服用してすぐに先週刺した箇所周辺に反応があった。
しかし長続きせず。
瀉法の薬だから当然か。
一過性の反応もあるものだと感じた。
動き方として面白いものがあるので、この薬の反応はまた追っていきたい。
しかし一般的に漢方薬はゆっくり効くというけど、実際はそんなにゆっくりでもないよなと感じます。
体表観察で
2021/03/31
練習で先輩の体をみせてもらった
腹部、手、足と順にみせてもらう中
両足で足部外側、踵から第5指にかけて(膀胱経の走行と一致)
著しく冷えている状態を観察した(はじめて観察した所見)
足底の一部、足首(アキレス腱のあたり)にも
冷えは感じられたけど、こちらは、もやりと感じる程度の柔らかい冷え
足の外側のラインの冷えは、触れる手が痛い、
「固い」冷え方、というか
短期的に生じたものでないものに思われた
昨日観察した内容を振り返るなかで、
2つは、冷えとして括ることはできても種類が異なるものといま、考える
なぜあんなに風に冷たくなるのか
仮に足首から下をしばらく冷水に曝しても、あんな冷え方はしない
流れ、道筋における不良があるためとするのが妥当か?
他の可能性は?
その時には、
別の所見で唇が乾燥していること、自覚症状に喉が渇きがあること
などもあわせて注目していたが
そもそも経絡の疎通に問題があるだけで、あの様な固さと伴う冷え方を
体は呈すものなのか?
鍼を打たせてもらった後にも、その部分の所見に変化は見られなかった
この後、どのように変化していくのか
瘀血について
瘀血は病理産物であり、発病要因でもあり、疾病を引き起こす内部要因。
瘀血の症状は複雑多岐に渡るが、1番多いものが疼痛。
中医学では瘀血について統一された文献はないが
瘀血という病変には様々な名称があり、いずえの名称においても
病状の軽重、経過の新旧、性質などが表現されている。
(滞血、留血、閉血、蓄血、宿血、乾血、
老血、死血、敗血、悪血、賊血など)
滞血、留血、閉血:血液が蓄積して流れず、滞りふさがったもの
蓄血:一般に発病が急激で中・下焦の瘀血。全身性の瘀血を指す場合もある。
宿血、乾血、老血、死血:経過が長く、瘀積が古く短時間では散らせないもの
敗血:血が既に腐敗し正常な生理機能が失われた状態
悪血、賊血:瘀血が人体に及ぼす危害が凶悪で残忍であることの形容
たくさんの表現があるけど、どれも「瘀血」という1つの名称で
まとめられている。
参考文献
新版 東洋医学概論 / 医道の日本社
中医病因病機学 / 東洋学術出版社
先日の症状より(続き)
前回(先日体調を崩したケース)の続き。
体に合わないものを食べたことがきっかけだったと考える。夜間、悪寒にはじまり悪心、煩躁、考えがまとまらなくなり、とても苦しく、手探りで押圧したのが合谷。気が降りていって上部にかかった力が解けて頭部にスペースができた。一度ここで助かったと思った、が実際は違った。下方に押し下げられたが依然そこでうねり向かう先が必要としていると感じた。外に出すべきーそして百会を用いた。体内を一気に突き上げる流れが生じ、嘔吐する。結果的には必要以上に気を漏らしたこの対処が体にもたらした負担によりこの後がしんどかった。
ツボの実相の一端を身をもって知れたことはとても良かった。















