学生・研究生によるブログ

学生・研究生による学びと発見のブログです。

三国志(01)

少年の頃にはマンガの『三国志』(著:横山光輝)を 数年に一回はマイブームが起きて夢中に読んでおりました。 私と同様に三国志ファンの友人が中国に観光に行った時の話ですが、 長江の武漢で色々と観て歩いて、今度は赤壁を見に行こうと観光船に乗ったとの事。 遊覧を楽しみ、そろそろ赤壁に到着かと思っていたら、 急に引き返して帰ってしまった!と嘆いていたのを思い出しました。 まだ中国といえば、”自転車と人民服”をイメージする時代の話ですが、 観光がビジネス化されていなかった時代では、 現地の人たちにとって自分たちの歴史であって、観光資源という概念が遠かったのかもしれません。 三国志の軌跡を観光したいと思い続けて数年が過ぎましたが、 観てみたい場所は様々あります。 ”赤壁”もそうですが、”五丈原”も訪れたい場所の一つです。 孔明最期の地であり、「死せる孔明生ける仲達を走らす」の場所。 それでは 「桃園の誓い」より物語を楽しみたいと思います。 【参考文献】 『三國志』(株)六興出版社

臓腑の気

お久しぶりです。高山将一です。 風邪で長患いしまいました。 今日からどしどし疑問や、学び、気づきを述べていこうと思います。 初歩的な疑問が前々からあったのですが、「臓腑の気」とはいったい何を指すのでしょうか? 一つは臓腑の機能、もう一つは、気の一種を意味しているのか? 多くの本には、脾気や、肝気は、その臓腑の機能を指すと書いてあります。 しかし、病機には、たとえば、なんらかの原因で脾気が 化生出来なくなって、運化機能の失調で、食欲不振や、 精神疲労が見られるとあるが、 この場合、「脾気が化生出来なくなって」とあるので、 機能を指しているのではなく、物質としての気を指していると考える。 また、 臓腑の機能は、臓腑本体が機能しているのか?それとも 臓腑の気が臓腑の機能を果たしているのかも疑問です。 例えば、脾の運化、統血は脾本蔵が機能しているのか それとも、脾気が働いているのか、 それとも、両者共に働いて機能するのか、疑問です。 この捉え方の違いで大きく治療法が変わってくるような気がします。

裂紋舌の深浅

裂紋舌の深浅について考えてみた。 舌診を覚える時、水田に例えたりしていた。 水分量を表す裂紋舌は水分や養分のない干からびた土と似ている思う。 昔、真冬の田んぼに落ちたことがあるが、表面は地割れして硬かったが、まだ中に水分が残って下の層はほんの少し柔らかかった。ただ、キメがなく、酸欠状態の土だった。 そのまま放っておけば、やがて休耕田のようにカラカラに乾燥し、深く亀裂の入った硬い地面に変わる。 裂紋舌の深浅や舌質の剛柔は、水分量や病の進行具合を示す指標になるのではないのかと思う。

天秤

こんにちは高山です。 バランスが取れいてる状態が健康だと思います。 あらゆる病気はバランスが崩れて、引き起こされていると思います。 バランスが崩れない方法はあるのでしょうか? 食べすぎても、食べなさすぎてもよくない 過労や精神的苦痛は良くなくても、ぐーたらな生活も良くない。 汚すぎても、綺麗すぎてもいけない。 暑すぎても、寒すぎてもいけない。 全てがバランスよくある状態が健康の秘訣なのかもしれません。 でも全てバランス良くできる人間なんていないと思います。 だからこの世に本当にバランスが良く、完全なる健康体の人の方が少ない気がします。 鍼灸師はその崩れたバランスを均等に持っていく、仕事で、繊細な技術が必要になると最近感じました。 バランスの崩れを理解し、そしてバランスを取る技術を磨いていきます。

基礎理論〜気、血〜

藤原です。引き続きまとめです。よろしくお願い致します。(参考:「中医学入門」神戸中医学研究会編著) 〜基礎理論〜気、血〜 〜気〜 陽に属す。生理物質。 物質的な基礎のもとに発現する人体各種の生理機能に相当。 【気の生成】 陰陽(元気)の助けにより 「水穀の気(脾)」+「清気(肺)」=「後天の気」 →「宗気」(いったん胸中に集まり、全身各部の気の源になる気) → 「衛気」(脈外)  「営気」(脈中)  「臓腑の気」{肺、心、脾胃(中気)、肝、腎}  「経絡の気」 【気の運行】 「心の推動作用」と「肺の宣散•粛降作用」により全身に隅々まで散布し、 「肝の疏泄」により調節され、 「腎の蒸騰」により基本的な推動と調整をうける。 【気の機能】  推動、防御、固摂、気化(物質転化)の4作用。  「気機」:昇降出入の運動形式   〜血〜 陰に属す。 血液のもつ濡養作用とその物質的基礎。 「血液」「循環」の意味。 【血の生成】 「水穀の精微から得た津液(脾)」が 「営気」の作用により脈中に入るとともに 「清気(肺)」と結合し、 「心」の作用で、赤く変化し生じる。 【血の運行】 「肺の治節作用」、「心の推動」によりリズミカルに循環し、 「肝の疏泄」により流量調整され、 「脾の統摂」(気の固摂)により脈内に保持。 【血の機能】 「濡養作用」  •全身の組織と器官に栄養を与え滋潤  •気(営気)と陰陽を載せて全身に散布 【血の意味の違い】 「血」=濡養作用  血の機能面を「営気」、物質面は「営血」  血液をたんに「営」と呼ぶこともある。 ★特に学んだこと★ 脈内で血は営気と陰陽を載せている。 気と血は別々に存在するのではなく、一体になっている。 以上、ありがとうございました。

服薬

自分の体で薬を色々試している。 この前、ある薬を服用してすぐに先週刺した箇所周辺に反応があった。 しかし長続きせず。 瀉法の薬だから当然か。 一過性の反応もあるものだと感じた。 動き方として面白いものがあるので、この薬の反応はまた追っていきたい。 しかし一般的に漢方薬はゆっくり効くというけど、実際はそんなにゆっくりでもないよなと感じます。  

コーヒー

先日勉強会で、寺子屋メンバーが コーヒー(約350ml)を飲む前と飲んだ後で 身体がどう変わるか実験をしてた。 (ブログにあるので、参照ください。)   以前、接客業をしていた時、 テンションがもたないので コーラ、コーヒー、エナジードリンクを 飲んでる人がとても多かった。 覚醒作用があり、一時的に気の流れも良くなるのだとか。 私はコーヒーや炭酸を飲むと 胸が痛くなったり、痞えたり動悸がする。 嗚咽したり、吐きそうになることも。 よっぽどのことがない限り飲まないです。 タンブラーに入れてコーヒーを飲む人がカッコよくて羨ましいのですが…   コーヒーは安寧作用があり、 温性で昇発と利尿作用がある。 それを知って、私は日頃から逆上せやすく 気が上りやすいため、 コーヒーを飲むと動悸が起きることに納得しました。   温性なので身体を潤す成分もなくなってしまいます。 便秘がちで乾燥肌の私にはよろしくありませんね。   下野先生曰く、日常から飲んでいると 脾が弱くても麻痺してくるそうです。 キンキンに冷えたアルコールを 飲むうちに慣れてくると 同じような感覚だそうです。   【脾胃の病因病機  一部抜粋】 外邪の侵入、情志的な要因、食生活の乱れ、労倦などの要因も 直接的・間接的に脾胃の疾患をもたらす原因となる。 また体内にある病理産物、痰飲、水湿、瘀濁なども脾胃の病変を続発させたり悪化させたりする内在要因となる。 【胃失和降】 胃腸の伝導機能の失調という症状と胃気上逆とあう症状の2種類が現れる。 ○ 胃腸の伝導機能の失調 便秘、脘腹脹満して痛む ○ 胃気上逆 悪心、嘔吐、げっぷ、胃酸過多、しゃっくり [原因] 外邪の侵入、食生活の不節制、思いどおりに事が運ばない、痰飲の停滞、脾胃虚弱、大小便の閉塞など   もう、どっからでも脾と胃を傷める可能性がある。 体質的に脾胃虚弱な人が抑鬱で肝胃不和となり、飲食不摂で辛い物、肉、酒、味の濃いものばかり食べたり、温補剤を飲みすぎたりする コーヒーも温補剤になるのかな? こんなケースもあり得そう。 ひどくなれば経に沿って頭痛や逆流性食道炎、清竅にまつわる症状が現れるのでは… と思いました。   参考図書 ○ 最新カラー図解 東洋医学 基本としくみ ○ 中医病因病機学

胃火上炎について

胃熱証について学んでいて気づいたことです。 胃火上炎:胃で滞った熱が経に沿って上昇する病理変化 胃熱が強くなると上方へ昇る。 辛い物、アルコール、脂っぽいものなど刺激の強いものの取り過ぎ 外感した熱邪が胃に伝わること ストレスなど情志に内傷され肝鬱が起こること などによる火熱化火により胃の津液が損傷して胃気が消耗する。 →受納、和降の機能低下が起こる 胃津が損傷され、腸の潤いがなくなる→大便秘結 +胃熱の亢進により胃濁を伴って上昇→口臭発生 消化器の機能失調→胃気上逆?→呑酸 胃熱→口渇、冷たいものが欲しくなる、食欲亢進 深部で熱が鬱滞→口渇、煩熱、嘈雑、灼熱痛←拒按 熱邪が胃を破る→吐血 火熱が経脈を塞ぐ→血分が乾く→歯肉炎、歯周炎 胃で水穀を受納できない→食欲低下?→水穀を得られない →気血不足?→津液不足亢進 胃に火熱が発生→上炎→頭痛、咽頭痛、顎、顔面部の腫れ (経に沿って熱が上昇するため)   熱は摂取した水穀をどんどん消化する働きがあり、食べても食べても 空腹感を感じてしまう状態になる。 お正月に胃熱によって食欲が亢進するのは何故なのか、と考えていましたが この症状のことを、「消穀善飢」ということがわかりました。 【memo】 肝鬱との関連 水穀を消化することで火熱は更に強くなってしまうのか? 水穀を入れないことで火熱が鎮まることはあるのか? (火熱の原因による?) 胃濁とは 胃で本来降ろすはずだったものなのか? 消化しきれなかったもの、ということなのか?

観察のしかた

舌診の撮影をさせてもらった。 色と苔と形に必死で、 厚みはどうだっけ? あまり覚えていないし写真にも残っていなかった。 舌診の本の写真は正面がほとんど。 本は平面。 人体は立体。 これからは色んな角度から観察しよう。

湧く泉

最近、母親に鍼をしています。 体表観察の練習に観させてもらってるうちに、ちょっと打っておこうかなと選んだツボが湧泉でした。足裏にあるので普通は他人に打つのには躊躇しがちなツボかと思いますが、そこは家族なので変な遠慮もありませんでした。本人も痛くないとも言っているので、実家に寄った時にはお決まりのように打っています。 何年も前から、母親から足の異常は聞いていて、足の裏から指先にかけて痺れた感じがあり、本人にとってかなり気持ちが悪く気になっているみたいでした。病院で診てもらったことがありましたが、特に異常はないと言われて治療はされなかったようです。ひどい時には指先が赤く腫れた感じになったり見た目の変化も現れるとも言っていました。 私としては、老化が原因で足の屈筋支帯のような神経の通るトンネルがダメになって神経を圧迫して痺れてるのかな?と漠然と想像していました。だからもう治らないのでは?と。 そしたら一回打ったあと、また打って欲しいとお願いしてきました。 本人曰く、鍼を一回打った翌日に何だか足の裏の感覚がいつもと違ったようで、歩いていても足裏の感覚が良くなってる感じがしたそうです。それは回を重ねるごとに改善していると今は喜んでいます。足の甲の氷を載せたような冷えも取れたとも言っています。 湧泉 本穴は足心に位置する腎経の井穴であり、脈気が湧き出す処であるため、湧泉と命名された。 ~鍼灸学 東洋学術出版社~ 湧泉にそんな力があるんでしょうか。