自分の確認手段など
週末
先週の週末くらいですが、学校での様子をみると全体的にイライラしている様子の人が多かった気がします。
こちらから話を振る訳でもなく、久しぶりに昔出ていた症状が出てきたなど会話で出てきた。
そういう時期だったのかなと勉強になりました。
肝火の人は目と喋り方が爆発的な特徴を持つ気がします。
自分の確認手段
最近自分のどんな状態が良くて、どんな状態が良くないか前よりは実感できる様になってきた気がします。
良くない状態を作ってしまっている時、現実に存在する音、匂いなどに対する取りこぼしが多く、みるものの視点が近い。
その状態になっている時を確認すると変な没頭の仕方をしてしまっている事が多い。
改善方法としては、今に集中したら状態は良くなる。
もっと受動的に。
要らないものが多すぎる。
もっと自分と周りの環境を一致させたいな。
場所によって
小腸経の切経を行う時、相手の顔近くに手を置いてもらうやり方で労宮でみようとすると物理的に距離感が近くなりやすい。
最近は手の指でもみれたらいいなと思い、指先でも軽く触れるよう色々指先で触る訓練中です。
流れ
細かい部分を見るのはいいけども、そこに囚われた瞬間他の情報との関連を切ってしまっているので別物になる。
診断時、そうならないためにもサッパリ生きなきゃなと思います。
異名同穴①
一穴で異なった複数の名称をもつものをいう。経穴名は古い伝承から生まれたものであるが、
明らかにもともと異なった名称があったものと、伝承中に誤って伝えられたものなど、
成書によっていくつかの異なった名称が記載されている。異名同穴には次のようなものがある。
①1つの異名のあるもの
穴名 異名
頭の竅陰穴 : 枕骨穴
陰市穴 : 陰鼎穴
維道穴 : 外枢穴
陰胞穴 : 陰包穴
会陽穴 : 利機穴
解谿穴 : 鞋帯穴
関衝穴 : 関沖穴
間使穴 : 鬼路穴
下膠穴 : 下窌穴
曲差穴 : 鼻衝穴
氣衝穴 : 羊屎穴
玉堂穴 : 玉英穴
肩膠穴 : 肩窌穴
丘墟穴 : 坵墟穴
期門穴 : 肝募穴
侠白穴 : 夾白穴
肩井穴 : 膊井穴
下脘穴 : 下管穴
下廉穴 : 手の下廉穴
迎香穴 : 衝陽穴
下関穴 : 幽門穴
強間穴 : 大羽穴
曲鬢穴 : 曲髪穴
懸鍾穴 : 絶骨穴
後頂穴 : 交衝穴
合谷穴 : 虎口穴
巨闕穴 : 心募穴
五会穴 : 頭五会穴
五處穴 : 巨處穴
神庭穴 : 髪際穴
神道穴 : 臓兪穴
腎兪穴 : 高蓋穴
支溝穴 : 飛虎穴
志室穴 : 精宮穴
照海穴 : 陰蹻穴
至陽穴 : 肺底穴
上髎穴 : 上窌穴
上廉穴 : 手の上廉穴
少沢穴 : 少吉穴
少府穴 : 兌骨穴
小商穴 : 鬼信穴
商陽穴 : 絶陽穴
商曲穴 : 高曲穴
次膠穴 : 次窌穴
水分穴 : 分水穴
前谷穴 : 手の太陽穴
清冷淵穴 : 清冷泉穴
束骨穴 : 刺骨穴
大迎穴 : 髄孔穴
大包穴 : 大胞穴
大杼穴 : 背兪穴
大椎穴 : 百労穴
大巨穴 : 液門穴
大横穴 : 腎気穴
地倉穴 : 会椎穴
中衝穴 : 中冲穴
中緒穴 : 下都穴
中封穴 : 懸泉穴
中庭穴 : 龍頷穴
輙筋穴 : 神光穴
地機穴 : 脾舎穴
天衝穴 : 天冲穴
天鼎穴 : 天頂穴
天牖穴 : 天聴穴
天膠穴 : 天窌穴
天池穴 : 天会穴
天谿穴 : 天溪穴
手の三里穴 : 鬼邪穴
乳根穴 : 薜息穴
乳中穴 : 當乳穴
脳空穴 : 顳顬穴
魄戸穴 : 魂戸穴
扶突穴 : 水穴
風門穴 : 熱府穴
腹哀穴 : 腸哀穴
僕参穴 : 安邪穴
目窓穴 : 至栄穴
幽門穴 : 上門穴
兪府穴 : 輸府穴
陽白穴 : 揚白穴
陽池穴 : 別陽穴
陽交穴 : 足髎穴
梁丘穴 : 跨骨穴
蠡溝穴 : 交儀穴
列欠穴 : 童玄穴
霊墟穴 : 霊墻穴
顱息穴 : 顱顖穴
或中穴 : 惑中穴
和膠穴 : 和窌穴
学生の頃、経穴の覚え方として意味を考えて理解するようにしていました。
例えば
”至陽穴(督脈上、第7胸椎棘突起下方の陥凹部)”ですが、下から上がって膈に当たる所、
つまり「下焦からみて上焦との境目の横隔膜にたどり着いた所」なのかなと。
(この高さにある同列の経穴は”膈兪””膈関”)
”至陽穴”の異名として”肺底穴”とあり、これは上から下に向かって膈に当たる所、
つまり「肺臓から見た場合に横隔膜という底に突き当たる所」という事なのでしょうか。
下から見た場合、上から見た場合の別名があるのが面白いと思います。
歴代の治療家、地域、治療穴の用途の違いによって違いが表れているようで、
経穴の特性を覚えるいい手助けになりそうです。
【参考文献】
『鍼灸医学事典』医道の日本社
『新版 経絡経穴概論』医道の日本社
五行大義(04)
稼穡
土爰稼穡。稼穡者、種曰稼、歛曰穡。
土爲地道、萬物貫穿而生。故曰稼穡。
土居中、以主四季、成四時。
中央爲内事。宮室夫婦親屬之象。
古者天子至於士人、宮室寝處、皆有高卑節度。
與其過也寧儉。禹卑宮室孔子善之。
后夫人左右妾媵有差、九族有序、骨肉有恩、
爲百姓之所軌則、則如牝。
順中和之氣、則土得其性。
得其性、則百穀實、而稼穡成。
如人君縦意、廣宮室臺榭、鏤雕五色、罷盡人力、
親踈無別、妻妾過度、則土失其性。
土失其性則氣亂、稼穡不成、故五穀不登、風霧爲害。
故曰土不稼穡。
土は稼穡。稼穡とは、種を稼といい、歛を穡という。
土は地道。万物は貫穿して生ず。故に稼穡という。
土は中にあり、四季を主り、四時を成す。
中央を内事となす。宮室、夫婦、親属の象なり。
古なる者、天子から士人に至るまで、宮室、寝処、皆が高卑の節度を有する。
その過を興するよりは、むしろ倹なり。禹は宮室を卑し、孔子はこれを善とす。
后、夫人、左右の妾媵に差を有し、九族に序を有し、骨肉に恩を有し、
百姓の軌則のところとなす、すなわち牝のごとし。
中和の氣に順じ、すなわち土はその性を得。
その性を得れば、すなわち百穀を実して、稼穡をなす。
もし人君の意をほしいままにし、宮室、台榭をひろめ、五色の鏤雕、人力を罷つくし、
親踈に別を無くし、妻妾の度を過ぐれば、すなわち土はその性を失う。
土はその性を失えば氣が乱れ、稼穡ならず、ゆえに五穀を登せず、風霧の害をなす。
ゆえに曰く、土は稼穡せず。
【参考文献】
『五行大義』明德出版社
『漢語林』大修館書店
『新版 東洋医学概論』医道の日本社
異名同穴④
腧穴(しゅけつ)とは、いわゆる「つぼ」と呼ばれるものの総称である。
腧穴には、十四経脉上(正経十二經脉・督脈・任脈)にある「經穴(正穴)」、経脉に所属せず治療効果から発生し名称と部位が定まっている「奇穴」、奇穴の中でも1901年以降になってから定められた「新穴」、押すと心地がよかったり、圧痛を感じたりするが、名称も部位も定まっていない「阿是穴(天応穴、圧痛点)」などが含まれる。
經穴(正穴) : 十四經脉上にあり名称、部位が定まっている。
奇穴 : 十四經脉上になく名称、部位、主治症が定まっている。
(新穴 : 1901年以降に定められた奇穴)
阿是穴(天応穴、圧痛点): 名称や部位は定められていないが、病態と深く関わって出現したり、治療点となる部位がある。
④4つの異名のあるもの
穴名 異名
陰交穴 : 少関穴、横戸穴、丹田穴、小関穴
陰都穴 : 食呂穴、食宮穴、石宮穴、通関穴
横骨穴 : 下極穴、屈骨穴、曲骨穴、下横穴
客主人穴 : 上関穴、客主人穴、客王穴、太陽穴
曲地穴 : 鬼臣穴、陽沢穴、鬼臣穴、鬼腿穴
頬車穴 : 機関穴、鬼牀穴、曲牙穴、鬼林穴
曲骨穴 : 尿胞穴、屈骨穴、曲骨端穴、回骨穴
三陰交穴 : 承命穴、太陰穴、下三里穴、女三里穴
心兪穴 : 背竅穴、俉焦の間穴、心の兪穴、背兪穴
上脘穴 : 上管穴、上紀穴、胃脘穴、胃管穴
衝陽穴 : 会原穴、趺陽穴、会湧穴、会骨穴
神門穴 : 兌衝穴、中郄穴、鋭中穴、兌骨穴
身柱穴 : 知利気穴、散気穴、塵気穴、知利毛穴
臑会穴 : 顴髎穴、臑交穴、臑輸穴、臑兪穴
太谿穴 : 昌細穴、照海穴、陰蹻穴、大系穴
中府穴 : 膺中兪穴、肺募穴、府中兪穴、膺兪穴
中極穴 : 気原穴、玉泉穴、膀胱募穴、気魚穴
瞳子髎穴 : 太陽穴、前関穴、後曲穴、童子髎穴
命門穴 : 属累穴、竹杖穴、石門穴、精宮穴
腹結結 : 腹屈穴、腸結穴、腸屈穴、陽屈穴
陽関穴 : 関陽穴、寒府穴、陽陵穴、関陵穴
湧泉穴 : 地衢穴、地衝穴、蹶心蹶、涌泉穴
労宮穴 : 五里穴、鬼路穴、掌中穴、鬼窟穴
【参考文献】
『新版 経絡経穴概論』医道の日本社
『鍼灸医学事典』医道の日本社
上ル・下ル(01)
四方八方ありますが、
東洋医学に関して言えば、”上下” の問題をよく目にします。
上がってはいけないものが上がったり、
下げる力が弱くて下がらなかったり。
亢害承制
「肺氣の清粛下降機能は、肝木が昇発しすぎるのを防止し制御して、全身の協調と安定を保っている」
と、『中医病因病機学』においては、このバランスを保っている法則を”亢害承制”と呼んでいます。
【病理】
〇金不制木
肺金の粛降機能が失調し、肝火相火が制御できずに上昇してしまう。
〇木火刑金
肝氣不疏により気鬱が火に変化し、肺金を犯す。
【参考文献】
『中医病因病機学』東洋学術出版社
「肝不蔵血」証とは
大原です。
先日、ある鍼灸関連の本を読んでいて、
弁証に関する内容のところで
「肝不蔵血」という証名が目に入りました。
・・・肝不蔵血?
あまり聞き慣れない証名だと感じつつ、
これはおそらく
「肝は蔵血を主るが、その蔵血の機能が失調したものか」と
軽く読み飛ばそうかと考えたところ、
「いや、これは軽く読み飛ばしてはいけない、
ちゃんと考えなくてはいけないことだ」と
頭の隅の方で違和感を感じました。
何がその違和感を感じさせたのか、
しばらく自問自答していると
その正体のようなものが少しずつ分かってきました。
復習になりますが、肝の主な機能として、
・蔵血
血の貯蔵、すなわち血流量を調節する機能を言いますが、
これ以外に
・疏泄を主る
という機能があり、これによって全身の気機が調節され、
気血が巡らされます。
この疏泄が失調すると気血が巡らず、
気滞、血瘀といった病理産物が生じます。
さて、肝の不蔵血とは
先に述べた「蔵血」作用の失調で、
この言葉からすると
肝に血が貯蔵されないという意味になります。
ここで重要なのが、
肝の疏泄によって
肝血が肝から全身へ巡らされている状態は
健全な状態であり、
肝血を全身へ巡らせる必要がないにも関わらず、
肝に血が蔵されない状態は
病的な状態であるということです。
後者は
血液を貯蔵して血流量を調節するという肝の機能が低下した症候で、
『中医弁証学』では
主症として
「嘔血、咳血、衂血、崩下、目の充血、易怒」
(=口・鼻・子宮からの出血。目の充血。怒りやすい。)がみられるとあります。
またその解説として
「肝の疏泄が過剰となって肝気が上衝し横逆すると、
血が気の勢いにつられることになり、そのため出血が起こる。
肝気犯胃では嘔血がおこり、
肝火犯肺では咳血となる。
また、血が気に随って循経により
上行すると鼻衂がおこる。
夫人では崩下となる。」
とあります。
全体として、出血傾向になるということですね。
「崩下」とはおそらく崩漏のことだと思います。
すなわち、肝の
正常な疏泄か、
過剰な疏泄(=「疏泄太過」といいます)か
の区別が、肝不蔵血を考える上で
重要であるということになると思います。
・・・と、
ここまで何となく納得されると思いますが、
「易怒」とは「肝鬱気滞」の主症でも出てくるのでは?
という疑問が湧きませんでしょうか?
「肝鬱気滞」、
これは肝の疏泄が不及である状態をいい、
気機が失調すると述べました。
少しまとめると、
①疏泄が不及→「怒」
②疏泄が太過→「怒」
となり、どちらも「怒」で
これらの文字面だけを考えると
不及?過剰?どっちだろう?となって
非常にややこしく感じませんでしょうか?
さて、「怒」の意味を考えてみますと
「怒」には普通に「怒る」という意味合いだけでなく
「精神抑鬱」「イライラ」という意味もあります。
これらの怒の意味を考えて再度まとめ直すと
①疏泄が不及 → 「精神抑鬱、イライラ」 →「肝欝」
②疏泄が太過 → 「激しい怒り」 →「肝火」・「肝陽」
とるのではないでしょうか?
しかし、さらに「怒」について考えてみますと
「あ、これは肝欝の怒だ」
「あ、今のは肝火の怒りか?」などと
①か②のどちらかであるというような考え方は
不自然な気もします。
実際に人が「怒」であるときというのは
・何かをずっと我慢している(疏泄の不及)
・ちょっとしたことですぐ怒る(太過)
・我慢して我慢してから爆発する(不及→不及→太過)
・怒りながらも我慢している(太過・不及)
など、一言に「怒」といっても色々あります。
すなわち疏泄の異常は、
不及か太過かの二者択一ではなく、
不及と太過の両方が
その割合を変えて
おこっているのではないでしょうか?
①「不及 > 太過」 →「肝欝」
②「不及 < 太過」 →「肝火」・「肝陽」
また、
肝欝を陰、
肝陽を陽とする陰陽論を考えると、
どこがその境界線で、
陰陽の転化が行われる条件は何かといったことも興味深いです。
しかし、虚実の概念においては①②どちらも実であり、
これを陰陽論で考えてしまうのはどうなのか?
考え方として、①②は両方とも
肝気が正しく作用しない場合における概念であり、
肝気の健全な疏泄によるあるべき方向性があるとして、
その方向性が誤ってしまっているものが②で、
方向性を見失っているものが①ということだろうか?
長くなり
最後はメモのようになってしまいましたが、
肝の疏泄の異常とは、
不及であること、太過であること
の2種類があるということを
今回復習しました。
(後半の、疏泄の失調に関する自問自答の内容は
疏泄の失調の軽度なもので、
重い段階になると
出血傾向などもみられるようになると思います。)
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参考文献
『中医弁証学』東洋学術出版社
『東洋医学概論』新版 東洋医学概論
大原
督脈
背中で診断する際、督脈と臓腑の関係が少し整理できそうです。
中医臨床 臨床経穴学 P729
第15章 督脈
「本経経穴の効能面では、各経穴ともその経穴の所在部位とその近隣の局部の病証、穴下にある関連臓腑・器官の病証を治療することができるという共通性がある」
つまり膀胱経だけではなく督脈の経穴もしっかり臓腑の状態が反映するので診なければいけないし、そちらを治療穴にする場合があるので確認する必要があることがわかりました。
先週の記事で書いた疑問を少し深掘りできた気がします。
現代語訳 奇経八脈考 P194
「各陽脈はすべて足太陽に従属し、足太陽は督脈と連係しているので、各経の陽気を主治することができるのである。足太陽と督脈の作用を、明確に分けることは非常に難しい。
例えば古代に経穴画「十二人図」を作った際に、督脈は足太陽に入れ、任脈は足少陰に入れているが、これは両者の関係が密接なことの反映である。」
ここからも何か学べる気がしますが、まだ掴めないのでとりあえずメモとして残させて頂きます。
参考資料
「中医鍼灸 臨床経穴学」 東洋学術出版社 李世珍著
「現代語訳 奇経八脈考」 東洋学術出版社 李時珍著 現代語訳・和訓 勝田正泰
山楂子など
山楂子
実験として無理して食事を大量に摂取。
やはり次の日は大ダメージ。
症状として気になったところは鼻詰まり・咳・軽い腰痛・股関節痛
舌下静脈が浮き出て、脈は沈気味になった。
行った実験は山楂子を大分多めに摂取。
気になる原穴付近にも体感として反応あり。
勿誤薬室方函口決には浄府湯という処方がありますが、ここで大切なのは山楂子だと思いました。
ネットでは処方構成、文章を確認しましたが今手元に本がないので、また原文を確認したいと思います。
とにかく身体への現れ方がとても勉強になりました。
命
生命の危機に瀕したとき、人間は一番能力を発揮する。
最近そう思う事が増えました。
事象
東洋医学を考えるとき、文字面になってはいけない。
一定の揺らがない法則があり、それは日常の現象でも当たり前に観測される。
人間も自然の中の一部なのだからそれは当てはまる。
そのイメージを持ってくると見えてくるものもあるのではないか。
そう考えてみています。
環境
沢山の勉強をさせて頂いている本当にありがたい環境にいるなと思います。
発見があるとやはり嬉しいし、拡がってくる。
しかしそうなった時に怖いのが自分。
それが日常になっては絶対にいけない。
自分自身で非日常にする努力を行うべきで、そこに甘えてしまう事は本当に恥ずかしい事だと思います。
自分なんて碌でなしを肯定するわけにはいかない。
患者、食べ飲み など
患者
今週寺子屋で見せて頂いた患者さん、もし自分があの人ならどういう気持ち、体になるか。
声や様子から色々気にされそう。
治療してなかったら心臓が心配だな。
生殖器関係に問題はないかな。
気逆を起こして気にされやすいだろうから、言葉遣いはどうした方がいいかな。
敏感そうだから特に時間をかけたらいけないな。
拾えなかったけど本当に心経の辺りに反応がなかったんだろうか。
あの状態なら出やすいと思うんだけれども…
食べ飲み
先日友人の結婚式があった。
そこでのスケジュールが11時〜披露宴 15時〜二次会 と言った胃腸にとってのハードスケジュールだった。
家に帰ってお腹を触ると胃がパンパン。
足では地機が硬くなっていた。
浅めに刺しても痛かったのですが、腹満は楽になりました。
舌の変化も見ていたのですが、翌日の変化など特に勉強になりました。
また、大人数は大変だなと改めて実感。
自分の課題です。
感覚
本を読みながら何かを触る。
何も見ずに何かを触る。
感覚が全然違う。
触覚だけでなく、全ての感覚がそうだと感じる。
今、きちんと周りの音を拾えているか?
それがノイズの様に聞こえるか、キチンと聞こえるかは自分の状態によって違う。
そこを聞こうとすれば別のものを拾い溢す。
こちらから行くべきじゃないんだろうな。
結局それが何なのか?とその場で気にしてる時点でダメなんだと思います。
実験
↑の事を考えていて、先週の寺子屋ではできる限り周りの状況観察に努めてみた。
やり始めの少しの間はいい感じだったのですが、ずっとやっているとしっくりとこなくなりました。
停滞するといい感じじゃなくなる。
一気にその場の空気とのギャップが出てくる感じがしました。
理論から実践しようとしましたが、これは無理だなと痛感。
実践から理論なら可能なんだと思います。
経穴
勘違いかもしれませんが、その穴に対してどういう認識を持つかで効果が変わってくると、何となく感じた出来事がありました。
補寫といった話ではなく、刺し方でも全く違う目的になるのではないのかなと感じています。
背中
知り合いの身体を借りれたので刺させて頂いた。
普段は腹などでみますが、その時は背中で変化を追ってみた。
脾募と脊柱など一致する部分が見られて勉強になりました。
補瀉
補寫に関して気になったので調べていきます。
《現代語訳 黄帝内経霊枢上巻》P 14 九鍼十二原篇
「針の技術の要は、刺鍼の部位が適当であることと徐疾の手法の正確な運用にあります。」
「気の働きの虚実変化を理解すれば、補瀉の手法を正確に運用でき、毛筋ほどの間違いも起きる様なことがありません。」
「気の往来の時期を理解してはじめて刺鍼の正確な時間を理解できるのです。」
「気が去るとき経脈が空疎になるのを『逆』、気が来るとき経脈が充実するのを『順』といいます。」
《現代語訳 黄帝内経霊枢上巻》P 18、19 九鍼十二原篇
「瀉法を用いるときは、かならず鍼を素早く刺入して気を得たのちゆっくり抜き去り、大いに鍼孔を揺らして、表用を開けば、邪気を外に洩らすことが出来ます」
「補法を用いるときは、経脈の巡行方向にしたがって鍼を向け、ゆっくりと散漫な様子でそっと刺します。鍼をめぐらして気を導き、経穴を按じて鍼を刺すとき、あたかも蚊が皮膚の上を刺しているようなあるかなきかの感覚があります。鍼を抜き去るのは速く、矢が弦から放たれたかのように、右手で鍼を抜き、急ぎ左手で鍼穴を按ずれば、経気は留まり、外は発散せず、中は充実し、留血の弊害もありません。」
「鍼を刺すときは経気の到来を候わなくてはなりません。」
《現代語訳 黄帝内経素問》P272 鍼解篇
「虚証を鍼治療する際には、鍼下に熱感がなくてはなりません。なぜなら正気が充実すると熱感が生まれるからです。
実証を治療するときには、鍼下に涼感を感じなくてはなりません。なぜなら邪気が衰えてはじめて涼感が起こるからです。」
→補寫どちらにおいても気が至ったり去ったり、熱感・涼感を感じる感覚が重要。
手技としては、どういった速度で刺し抜きするか・どの様な角度で刺すか・揺らすか・案じるか。
《鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇》P344
「臨床的には、かつては太い鍼をゆっくり入れて気を温め集めて、スッと抜いていた。抜くときにゆっくり抜くと、鍼穴が余計に広がって、気が漏れやすく散りやすくなるためである。現在の鍼は細くなっているのでその必要がない。ゆっくり入れてゆっくり抜けば良いのである。」
→古代と現代の違いを感じました。昔と全く同じ条件ではないので、形ではなくそれが何を意味するのかきちんと理解していないとこれからズレた認識が生まれてきそうです。
また、ここから補瀉の際にどんな鍼を選ぶかなどのヒントにもなっていそうな気がします。
読んでいて、昔の人はどんな方法で鍼を作って保管していたのか。
現在は鍼をどの様にして作っているのか。
現在の鍼になった分岐点などはいつなのか。
なども気になってきました。
参考資料
《現代語訳 黄帝内経霊枢 上巻》 東洋学術出版社 南京中医学院編著
《現代語訳 黄帝内経素問 中巻》 東洋学術出版社 南京中医学院編著
《鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇》 緑書房 一般社団法人 北辰会学術部編著








