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東洋医学・鍼灸医学の研究用ブログです。

舞台など

舞台 主役をどこに置くか。 そこが以前からずっと課題として残っている。 受付でもこのシーンはこの人にやってもらった方がいいかな?と考えたりもするが黒子になる意識が薄い。 これはチームで行っている事。 受付時、一緒に働いている方々にやって頂いている事を思い返す。 上手い人達はサラッとして作意がないが、落としたところを助けて頂いている。 そうなる為にまずは太極的に、先の動きも考える。 感じられるところまでいければいいが、まずは考えてみる。 考えた上で考える事が違っていれば考えを捨てる。 自分の場合、内省して答えを出すというより、他からヒントをもらって練度を上げていきたい。 外を見る目を養う為にも意識を変えなきゃいけないな。 やり方は色々試していきます。   舌の考察①     色:淡紅 形:軽く歯痕舌、軽く胖大 その他:斜舌 裏は出すのに苦労している様子も窺える。 正気が無くて出せないというより、緊張して舌を操作出来ていない印象。 口の開け方、舌下静脈は偏る     脾気虚。 口の開け方や斜舌など偏りを感じる。 気の偏りがあるかもしれない。 また、舌下を見せるのに歯が見えるまで出すところに真面目で気逆を起こしやすい要素があると思われる。   舌の考察②     前回よりも舌下静脈付近の細絡が目立つ。 これも瘀血の症候としてみれそうか。 以前として強い歯痕舌が見られ、気虚の程度が強い。   考察③ 暗紅色、裏に熱がこもり、瘀血。 自身の体なので他の情報と一致させられるが、舌先右の赤みは右の上焦の停滞と一致させられるかもしれない。

  受付で働いていて、コピーした髪の裏に糊を丁寧に塗っていた。   その事で一つに集中(?)しすぎているご指摘を受けた。   帰ってその時の状態を思い返す。   ふと、サッカーでの関節視野に通じる点があると感じた。   視野について調べてみる。   恐らく中心視野と周辺視野に繋がると思われる。   その辺は少し情報が不足しているので置いておく。   ただ、どうも周辺視野を使うものは右脳の様。   調べていって、「速読」にたどり着く。   まだ読書中の本ですが、「脅威の速読トレーニング」川上真矢 川上明宏著 P44 では、 有効視野、無効視野について触れられており、 「右脳型に分類される人は有効視野が広く、右脳の視覚野が十分に活動しています。 左脳に分類される人は有効視野が狭く、右脳の視覚野がほとんど活動していません。」   つまり、何かにフォーカスを当てすぎて、「木を見て森を見ず」状態になっている印象を受けました。   実際の体験をしている人の話が欲しかったのでチラーっと立ち読みに行くと 「あなたにも体感できる意識変容の5ステップ 左脳さん、右脳さん。」ネドじゅん著 ナチュラルスピリット出版 の最初のページに 「数年前に突然、あたまのなかの思考が消えました。」 と書かれていました。   内容はもちろん相違点もありますが、自分が望むような状態に通じる事もあり、呼吸とも共通するところがあった。   その辺についても色々書いていきたいところですが、これも左脳バリバリの文章なのでこの辺にしておきます。   今日は京都に用事があったので、ついでに河原町あたりから川をボーっとしながらずっと歩いていたんですけど、何かに注視せずにそう言った感覚から色々入り込んでみたいと思います。  

方剤学(03)

呉鞠通「・・胃陰を救えば、なお胃腑本来の下降の気を承るに系る、・・故に湯は承氣と名づく」 承気湯 方剤学に於いては「瀉下剤」に含まれます。 『中医臨床のための方剤学』によれば、「瀉下薬を主体として大便を通導し、腸胃積滞の排除・実熱の蕩滌(とうでき)・ 水飲寒積の攻逐などを行い、裏実を解消する方剤」とあります。 「瀉下剤」も種類に「寒下剤」「温下剤」「潤下剤」「逐水剤」「攻捕兼施」がありますが、 承気湯類は「寒下剤」に含まれます。 《寒下剤の一覧》 ・大承気湯 ・小承気湯 ・腸胃承気湯 ・複方大承気湯 ・大陥胸湯 ・宣白承気湯 ・陥胸承気湯   【大承気湯】 〈効能〉 峻下熱結 〈主治〉 熱血腸胃(陽明病腑実証) 発熱・悪熱・日晡潮熱・意識障害・うわごと・汗が出る・口渇・尿が濃く少ない・便秘あるいは悪臭のある水様下痢・ 腹満・腹痛・圧痛がつよく触れさせない・舌苔は黄厚で乾燥し甚だしいと焦黒色や芒刺すを呈する・脉は沈実あるいは沈遅で有力など。 手足の冷え・ひきつり・狂躁状態などがみられることがある。 《胃の生理と特性》 胃が飲食物を一時的に納める機能を受納、飲食物を消化する機能を腐熟という。 胃は飲食物がおさまるところなので、水穀の海と称される。 消化物を下降させる役割を担っている。この消化物を小腸・大腸に降ろす特性を降濁という。 胃は陽明に属し、六腑の中でも熱が旺盛であるため熱化しやすい。 そのため、胃が正常な機能するためには十分な潤いが必要であり、 水湿を好み、乾燥を嫌う特性を喜湿悪燥とよばれる。 (´ー`) 大承気湯とは少々荒っぽくはあるけれど、腑に対して一気にダウンバーストを起こし、 熱を吐き出すといったイメージでしょうか。 症状を取り除くというのは傷寒論によるとして、気になるところは「意識障害」「うわごと」「狂躁状態」。 修行中に稀な舌を拝見できる機会を頂きましたが、 上がるものは上がり(昇清・脾)、下がるものは下がる(降濁・胃)、 中焦の重要性を思います。 なんとなくですが、”臓” と ”腑” の問題からくる症状に、違いがあるように感じられます。 【参考文献】 『中医臨床のための方剤学』東洋学術出版社 『傷寒雑病論』東洋学術出版社 『中医病因病機学』東洋学術出版社 『新版 東洋医学概論』医道の日本社

第28回 はり師・きゅう師 国家試験。

令和2年2月23日、『第28回 はり師・きゅう師 国家試験』を受験しました。 解答速報での自己採点では、ある程度余裕をもって合格点を越えていますので、致命的なマークミスが無い限り大丈夫と思われます。 試験が終わって、”やり終えた感”の試験後を過ごしておりますが、 本日も朝の目覚めの時に「勉強せな!」と起きて・・ 「あれ?模試?、、卒試?、、国試?、、、?、いやいや、全部終わってるやん。」 となってしまいました。 先生方にしてみれば、懐かしい感覚ではないでしょうか。 私のクラスは最後の一ヶ月間、皆が共に勉強する雰囲気が出来て、ラストスパートが上手くいった様です。 その結果、卒業できる者は全員、国家試験に合格点をクリアする事ができました。 それが、一番嬉しく思っています。 卒業式が3月に行われますが、変に気を使わずに最後の3年生の1日を皆と過ごせそうです。 院長はじめ、皆様には学生の期間中に大変お世話になりました。 お一人ずつに顔をみてお話が出来たら良いのですが、一先ずこの場を借りてお礼を申し上げたいと思います。 本当に、ありがとうございました。 受付をしていると云う事で、各種勉強会に優遇措置にて参加させて頂き、院長のご厚意に大変感謝しております。 学生中の勉強会の一つ一つが貴重な時間であり、お世話になりました。 これからが本当の意味での勉強の始まりと考えております。 厚生労働省の正式な発表まで、まだ時間は少しありますが、 日々、医学の探求に精進して参りたいと思います。 宜しくお願い致します。

病因について(3)

自身に降りかかった病について~ 以前に目の病気を患いました。 正に、お先真っ暗・・の感がありました。 当時の健康状態では、肝臓が極めて悪い状態。 (現在は問題なく完治しております。) 【五行】 ・五蔵  肝、心、脾、肺、腎 ・五官  目、舌、口、鼻、耳 東洋医学の道に入り”肝”と”目”の繋がりを学ぶにつれ、感嘆します。 肝を傷る原因とは・・ 【内因】 〇七情 ・怒   気機を上昇させる    肝 ・喜   気機を緩ませる     心 ・思   気機を鬱結させる    脾 ・憂   気機を鬱滞させる    肺 ・悲   気機を消耗させる    肺 ・恐   気機を下降させる    腎 ・驚   気機の乱れを起こす   腎 当時の年月を思い出せば、”怒”というのが日常であったように思います。 肝の持ってる昇発という特性が過度となり、蔵を損傷させていたのでしょうか。 鶏が先か?卵が先か? 肝を損傷したので、易怒となるのか・・ 易怒となったので、肝を損傷するのか・・ デフレスパイラルの様に悪循環に陥った先に”病”があるように思います。 〈肝火上炎〉 肝気鬱が火に変化し、気と火が上逆したために起きる事多い。 ...

上ル・下ル(02)

介護施設などで、少しでも通常と違う事があると連絡をするシステムがあります。 連絡ノートであったり、端末機器への入力であったり。 中枢性の疾患のある利用者も多く居られ、時として介護士を悩ませたりします。 機嫌が悪かったり、意味不明な事を発したりと。 記録には『〇〇様、不穏。△△など、される。』などと記されたりします。 そんな”不穏”な状態の方で多くみられるのが便通が滞っているケース。 大便秘訣について再確認する。 病因病機により四つに分けるとすると、 ①熱秘:実熱による。顔面紅潮や口渇、口臭の可能性あり。 ②氣秘:気滞による。曖気が多く、腹部や胸肋部の張満感の可能性あり。 ③虚秘:気虚(息切れ、疲労感など)あるいは血虚・陰虚(顔色が悪い、疲労感など)による。 ④冷秘:陽虚による。大便がゆるく、腹部や四肢の冷えなどの可能性あり。 上がるものが上がり、下がるもの下がらないと 様々なところで問題が出てくるのかと思う。 備忘録として記す。 【参考文献】 『新版 東洋医学概論』医道の日本社

心血虚証

心の血不足によって血脈が空虚になり、身体を滋養することができなくなる。 心血が不足すれば「神」にも影響が出る。 思慮過多、心労過多、目の使い過ぎ、血の生成不足(脾胃の失調からくる)などが原因。 心悸、怔忡、胸悶、眩暈、健忘、不眠多夢、顔面蒼白などの症状が現れる。 心血虚が痩せやすいのは、脾胃からの影響を受けて血の生成不足が起こり、 身体が栄養を吸収できないため。(舌もやせてくる) 心血が不足し、神を滋養できなくなると落ち着かなくなり、不安になる、心悸怔忡がおこる。 (眩暈や健忘が現れるのは血が少なくなり、髄海を養えないため)   - - - - - - - - -  - - - - - - - - - -...

メモ

・七衝門 これについて気になるきっかけがあったのでテストが終わったらまた調べていきたいと思います。 調べると背中の診断でも使えるのではと思いました。   ・流れ 身体を触らせて頂いていて、流れを止めてはいけない。 そう思った出来事がありました。   ・左右差と土台 左手と右手の感覚が違う。 以前から感じていたけど、手首、足首ともに右の方が硬い。 脈も左右差がある。 これを気血の流れの影響として捉えた時、土台となる部分に着目。 お腹にも停滞が現れている。 そこを改善するための動きとして 「左足の中段回し蹴り」の動きを取り入れてみました。 これをきちんと行うには体感として、 股関節の柔軟性ももちろん必要ですが、それよりも大切な事が 「腰を入れる動き」 しっかり腰が入ると自然と股関節のストレッチにもなる。 股関節が柔らかくなったタイミングで右の手首・足首・肩・顎関節の動きも良くなるから身体って繋がっているなあと面白かったです。 顔面部でも顎は下焦の位置に属しますが、そういった認識にも繋がる気がする。 また「腎は作強の官」と言われますが、その意味合いにもリンクするかもしれないなと思いました。 しかし上段蹴りできる人はすごいなぁ…

実験、公孫など

珈琲 私はコーヒーが合いません。 香りや苦味が好きなんですが、身体に合わない。 自分の感覚として体感しているのは肝の暴走。 散々書籍にあることなので発見でも何でもないのですが、体感としても感じます。 じゃあ、それを思いっきり飲んだらどうなるか。 ボトルコーヒーを一本一気飲みしてみた。 自分の体の反応と術者としての感覚を飲む前、飲んだ後と比較してみました。   術者として 普段から鋭くない感覚が更に鈍くなる。 全く相手を感じる事ができない。 身体を触らせて頂く時に頭に言葉が多くなる。   体感として 自意識が強くなる。 ナポレオンはコーヒーを勇気の出る飲み物として愛用していたらしいのですが、鈍感になっただけじゃないのか。と思った。 また、時間差があるので直後には出ない。 ただ影響がマックスになった時、酒で酔った感覚になる。 調べるとコーヒー酔いというものもあるらしいです。 気逆を起こすと気が大きくなる? 脈の寸には影響があった気がします。 頭には色んな言葉が浮かぶ様に。 エゴが強くなった感覚? いつも以上に自分の世界だけで全てを完結させている気がしました。   家に帰って自分の肝経の経穴に鍼をしてある程度は和らぎましたが、躁鬱状態ってこんな感じなのかなと思いました。   手に受ける感覚 何か違和感を感じたとして、それぞれ種類が違ってくる。 細分化して言語化できればいいなと思いました。 体感として一つ重い感覚はあったので、まずはそれについて考えていく。     切経 術者と患者が合った時、そこに囚われ過ぎるのは良くないと思いました。 ベタベタ触ると段々反応も薄れ、よく分からなくなってくる。 即時即決、一回でどれだけ情報を頂けるか。 患者とどの様な意識で向き合うか、模索します。 深さも意識したい。     公孫 この穴の認識を深めたい。 奇経八脈考、症例から学ぶ中医婦人科などを中心に調べているのですが、まだイメージが掴めていません。 引き続き調べて行きます。   楽しむこと 表面的なものではなくて、この本質って何なんだろう。 考える事で遠のいていっているかもしれないけど、一旦はこの工程を踏みたいと思います。
『舌鑑弁正』白舌総論より

『舌鑑弁正』書き下し 白苔総論

大原です。 『舌鑑弁正 訳釈』という書籍が最近出版され、 舌診の復習をしておりますが、この中に 原文の書き下し文がありませんでしたので、 自分の勉強を兼ね、かつ備忘録として 書き下し文を記していきたいと思います。 『舌鑑弁正』自体は、もとは中国の書籍です。 こちらについては おいおい書いていきたいと思います。 白舌総論 <書き下し文> ①白舌は寒となす、表証これ有り、裏証これ有りて、 虚なる者、熱なる者、実なる者もまたこれあり。 (ゆえに白舌で病を弁ずるは較べ難し。) 独り傷寒始めて白舌にあらずして、 白舌もまたもって傷寒を弁ずべし、そのたぐい一ならず。 ②白で浮、滑、薄苔、刮り去りてすぐ還る者、大陽表寒邪なり。 ③白で浮、滑にして膩を帯び漲を帯び、色は各経に分かれ、 これを刮れば浄あり浄ならずある者、邪は半表半裏にあるなり。 ④全舌白苔にして、漲浮き膩浮き、暫く積もりて乾き、 微かに厚く削って脱せざる者 (浮の面を刮り去りてその底になお有る)、 寒邪化火せんと欲するなり。 ⑤傷寒の舌を弁ずるに大約かくのごとし (傷寒にもまた黄舌、黒舌あり、分けて後に論ず)。 ⑥もし雑病に至りては、舌は白く嫰滑、これを刮りて明浄なる者は 裏の虚寒なり。 (無苔で津あり、湿にして光滑、その白色と舌は一をなす、 これを刮りて垢泥起こらざるは、これ虚寒なり、口唇必ず潤沢で縫無し)。 ⑦白で、厚粉、湿滑膩苔、刮ればやや浄にして、 また積むこと麺粉の水形を発するがごときものは、 裏寒湿滞なり。 ⑧白で粗渋、朱点あり、罅紋の苔あり (粗渋なれば則ち光沢ならず、朱点なれば則ちその臓腑に熱有を顕す、 裂罅紋の多くは誤りて温薬を服するがゆえによる)、 白く乾き膠焦燥の満苔、 刮るも脱せず、あるいは脱して浄ならず者 (垢泥を刮り去りて後、底子になお汚質を留め、膩渋にして鮮紅見(あらわ)れず。) は裏熱が実を結するなり。 (この舌すこぶる多く、この苔舌にありて、この面上に これを刮れば垢多く、その白色と舌は二物をなす、これ熱なり。 前論の虚寒舌と相反す、まさに認明すべし。 この苔浅きよりして深く、まさに黄にならんとし未だ黄ならず。 あるいは黒に変ずる境なし、温補薬を用いるべからず。) ⑨もし白苔に、変わりた別の色が挟まれば、 即ちこの経に重き病が某経に見(あらわ)る。 およそ表裏寒熱虚実証みな同じく、 舌を弁ずる者は 望聞問切の四事をこれにかんがえ参ずるが宜し、 あやまらざることを庶幾す。 参考文献 『舌鑑弁正 訳釈』 たにぐち書店 『舌診アトラス』 緑書房 『舌鑑辨正』 中医古籍出版社