治療と勉強の狭間
◯ 治療の合間に勉強させてもらう
寺子屋で勉強会を開きました。
お互いの主訴から治療まで一連の流れを再現してみました。
「練習相手」と思うから、ダラダラやる。
寺子屋で患者さんの問診から切経を
「5分以内に終わらせるように」
と下野先生に何度指導いただいているのに、
守らず切経を終えて帰ってくる。
やはり『甘え』みたいなものがあったと思います。患者さんも不快に思いますね。
ストップウォッチで測りながらどこに時間がかかっているのか、寺子屋生にも客観的にも見てもらいました。
更に寺子屋生の施術を受けることで
モデル患者さんの治療をしている時の
自分を重ね合わせて、俯瞰して見ることができます。
無意識にやっていることを
改めて意識して修正し、
修正したものをブラッシュアップさせながら、
最終的には無意識でできるようになりたいです。
また、お互いの施術でたまたま選穴が同じだったのですが、気を付けなけれざならないと先生が仰ってた場所だけど、(なぜそうなのかわかっていない)悪い方向に向いた時、体験を共有することができました。
◯“治療の流れ”を意識しすること
私は舌→カルテ→脈→カルテ→お腹…と
診て書いての間に流れが途切れてしまいます。
空間やリズムに何か歪みなようなものが出て違和感が出ます。
それは患者さんも感じていることと思います。
書く、聞く、話すことに気を取られてしまうので、流れを止めないために鍼の袋を捨てる動作ひとつにしても色々と引き算していこうと思います。
傷寒論の学習 その1
こんにちは。
傷寒論をはじめて勉強していく場合、
学校の教科書や入門書では
・太陽病:表寒証
・陽明病:裏実熱証
・少陽病:半表半裏証
・太陰病:裏虚寒証(脾陽の虚)
・少陰病:裏虚寒証(心腎の虚)
・厥陰病:外感病の末期で陰陽の失調
と学習していくと思います。
これらは主となる証であり、
専門書では
この主となる証のことを
「提綱証(ていこうしょう)」と言ったりします。
たとえば太陽病の提綱証は表寒証であり、
その綱となる症候として、
脈は浮脈、症状は悪寒、頭痛(頭項強痛)とされます。
太陽病以下、
陽明病では便秘、潮熱、舌は黄色く乾燥するなど、
それぞれの綱となる症候があり、
これらは入門書にも書かれていて
学校の教科書にもほとんど載っている内容ですので
国試にも出題されていますね。
さて、ここからが本題なのですが、
このような入門書や学校の教科書だけで
学習が終わってしまうと、
傷寒論のごく一部しか
知らないことになってしまうということです。
太陽病だからといって表寒証だけかというと
実はそうではなく、裏証もあります。
同様に、陽明病だからといって裏熱証だけかというと
そうではなく、
陽明病の裏寒証と分類する証候もあれば
裏虚証と分類する証候もあります。
具体的には、
太陽病の綱証は表証と述べましたが、
太陽病自体を表裏で分けて考えてみると、
太陽病には
①太陽経証
②太陽腑(実)証
があるとされています。
①太陽経証は上述した表寒証のことですが、
②太陽腑証とは
膀胱の機能が失調して小便が出ない太陽蓄水証、
瘀血が停滞する太陽蓄血証があり、
裏である膀胱腑の機能が失調するものをいいます。
表裏、虚実、寒熱、陰陽は
それぞれ相対的な概念で、
太陽病だからといって必ずしも表証であるということではなく、
表にある邪が内陥して膀胱の機能を失調させることは
可能性として
普通に考えられることです。
<続く>
【用語集】心血瘀阻
心血瘀阻
さまざまな要因により
心脈が詰まり気血が通じなくなる状態を指す。
主な要因として、
心気虚(しんききょ:心気が不足し、血脈や精神を主宰する機能に影響が出る)や、
心陽虚(しんようきょ:心気虚が進行しておこることや、重い病などで陽気が損傷することがあり、心気虚の症状の他に寒がる・四肢の冷えなどの症状が現れる)により、
心血も同時に不足することで、心脈が養われなくなること。
また、
ストレスや過労、寒邪、痰湿などが原因となり、
瘀血が形成され心脈の流れを阻(はば)むことがあげられる。
陽気と陰血は互いに影響しあっているため、
陽気が虚していくと、
血の循環が妨げられ、その結果、血が心脈を瘀阻(おそ:主に血が停滞し、流れを阻むこと)する。
そのことがさらに心陽不振(しんようふしん:心陽が不足すると、血脈を温め通りをよくすることが出来なくなり、痰湿や瘀血が心脈を塞ぎやすくなってしまう)を進ませる。
その逆もまたしかりである。
主な症状として、
心陽が鬱滞(うったい:流れが滞っている状態)すると、
陽気が四肢末端まで行きわたらず、
動悸・怔忡(せいちゅう:心臓が激しく動悸する症状)の他に手足の厥冷などがおき、
心脈が瘀滞して通じなくなると、
唇や爪が青紫色になる・狭心痛・胸から背中にかけて痛みなどの症状がおこる。
参考文献:
『黄帝内経素問』
『黄帝内経霊枢』
『中医基本用語辞典』 東洋学術出版社
『基礎中医学』 神戸中医学研究会
『中国医学辞典』 たにぐち書店
『臓腑経絡学』 アルテミシア
『鍼灸医学事典』 医道の日本社
舌診(08)
治療家のT先生に舌の研究の為にご協力頂きました。
舌を撮影させて頂く時は、
念のために表だけで2枚、裏だけで2枚撮影します。
色調の違いを考えて今回はこの画像を選択しました。
表
裏
舌質
淡白舌
嫰・点刺・歯痕
舌苔
白苔
全体・薄苔
仕事終わりに撮影をさせて頂こうかと思っておりましたが、
時間がありましたので、業務の前に撮らせて頂きました。
舌尖の紅が痛々しいですが、”朝” というのも要因の一つかと思います。
裂紋が出来てからかなりの時間が経過しているのかと思います。
T先生の舌は昨年より診させていただいておりますが、
瘀斑の境目が緩やかに感じます。
状況により変化があるのでしょうが、
安定している好転反応を感じます。
穴の名前、実技での体験など
テスト前で暗記の時期に入りました。
経穴丸暗記は面白くないので、少しですが付随する情報を書いて認識を深めたいと思います。
腎経
①湧泉 (井木穴、子穴だが腎なので瀉法厳禁)、回陽九鍼穴 足背、足屈曲時、足底の最陥凹部
まんが経穴入門P184 由来「足の少陰腎経の木穴に属し、腎経の脈気が湧き出る」
五兪穴では(井・滎・輸・経・穴)があり、陽経には原が加わる。
霊枢:九鍼十二原では気血の巡りを自然界の水の流れで例えた。
井穴は水源。
②然谷 (滎火穴) 足内側、舟状骨粗面の下方、赤白肉際
まんが経穴入門P184 由来「別名、※龍淵 火が深いところで燃え盛り、水の相剋を受け付けない」
※考察 龍の火のイメージが符合しているのか。
③太谿(原穴、兪土穴) 足関節後内側、内果尖とアキレス腱の間の陥凹部
まんが経穴入門P185 由来「内踝の真後ろの深い陥凹部にあるため、湧泉から出て然谷を通った腎水の流れがここで一つにまとまる」
診断でも使える穴な事がよく分かります。
気になること
最近絡穴が気になっています。
豊隆の調べ物をしている時になぜ豊隆は化痰作用があるのか。
それは絡穴で脾と連絡しているからだという内容に触れたので、穴性を学ぶ時もこういう事も意識していきたいと思います。
実技で
実技の授業である穴に置鍼5分くらいされた。
その時恐らく肝がやられて季肋部あたりが痛み始めた。
この時に何で左何だろうと不思議になった。
理論的には
中薬の配合 P 78
「左右者、陰陽之道路也」とあるように、肝気は左から上昇することで、木気は行き渡り(条達)、肺気が右から下降することで、金気は正常に運行(粛降)します。
とありました。
五行でも左に属するのでその辺もあるのでしょうか。
逆に肝気虚と呼ばれる状態にこの治療をしたらどうなるのか。
気になりました。
本では存在している肝気虚も、実際は肝は剛臓なので中々ないとは思いますが…
プライベート
先週から1ヶ月間だけ兵庫県に住むことになりました。
引っ越し中々大変でしたがやっと落ち着いてきました。
テストが終わったら武庫川にでもゆっくり散歩に行こうと思います。
気持ちの面
後期試験が終われば2回生になります。
色々自分に対して思うことがありますが、極力無心でやれることを黙々とやりたいと思います。
参考資料
まんが経穴入門 周春才編著 土屋憲明訳 医道の日本社
中薬の配合 丁光迪編著 小金井信宏訳 東洋学術出版社
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素問 六微旨大論篇 第六十八
帝曰.
遲速往復.風所由生.而化而變.故因盛衰之變耳.
成敗倚伏.遊乎中.何也.
岐伯曰.成敗倚伏.生乎動.動而不已.則變作矣.
帝曰.有期乎.
岐伯曰.不生不化.靜之期也.
帝曰.不生化乎.
岐伯曰.
出入廢.則神機化滅.升降息.則氣立孤危.故非出入.則無以生長壯老已.
非升降.則無以生長化收藏.
是以升降出入.無器不有.
故器者生化之宇.器散則分之生化息矣.
故無不出入.無不升降.化有小大.期有近遠.四者之有.而貴常守.反常則災害至矣.
故曰.無形無患.
此之謂也.
帝曰善.有不生不化乎.
岐伯曰.悉乎哉問也.與道合同.惟眞人也.
帝曰善.
帝曰く、遅速と往復とは、風の生ずる故由にして、しかして化し、しかして変ずるは、故より盛衰に因るの変のみ。
成敗倚伏して中に遊ぶとは、何ぞや。
岐伯曰く、成敗は倚伏して、動より生じ、動きて已まざれば、すなわち変作こる。
帝曰く、生化せざるか。岐伯曰く、出入廃されれば、すなわち神機は化して滅し、升降息めば、すなわち気立は孤にして危うし。
ゆえに出入するにあらざれば、すなわちもって生・長・壮・老・已するなく、升降するにあらざれば、すなわちもって生・長・化・収・蔵するなし。
ここをもって升降・出入は、器としてあらざるなし。ゆえに器なる者は生化の宇にして器散ずればすなわちこれを分かち、生化息まん。
ゆえに出入せざるなく、升降せざるなし。
化に小大あり、期に近遠あり。四者これあれば、常の守らるるを貴び、常に反すれば、すなわち災害至る。ゆえに曰く、形なければ患いなし、と。
此れをこれ謂(『現代語訳 黄帝内経素問 下』P91より抜粋 訳:松村巧)
『生・長・壮・老・已』
『生・長・化・収・蔵』
韻を踏んだ二つの言葉。
この章においては『化する』という”ターニングポイント”としての動詞が重要に思います。
生長【陽】から収蔵(老已)【陰】への変換に着目してみた訳を考えてみました。
『生長・壮・老已』
『生長・化・収蔵』
『生長・壮・老已』
生長して→壮じて(大人になって)→老已(年老い亡くなる)する
『生長・化・収蔵』
生長して→化して(変化して)→収蔵する
【参考文献】
『黄帝内經』中医古籍出版社
『現代語訳 黄帝内経素問 下』東洋学術出版社
中国の思想(02)
老子
八章 水にまなべ
上善若水。
水善利万物而不争、処衆人之所悪。
故幾於道。
居善地、心善渕、与善仁、言善信、正善治、事善能、動善時。
夫唯不争、故無尤。
上善は水のごとし。
水はよく万物を利して争わず、衆人は悪なる所におる。
故に道にちかし。
居は地に善し、心は渕に善し、与は仁に善し、言は信に善し、正は治に善し、事は能に善し、動は時に善し。
夫れただ争わず、故にとが無し。
上善は水のごとし
「水は方円の器に随う」といい、「行雲流水」という。
いずれも水の流動してやまぬところをひいてのたとえだが、
老子は水にダイナミックな「不争の徳」を象徴させた。流動するからこそ力をもつのである。
(引用:『中国の思想[Ⅳ]老子・列子』P42)
【参考文献】
『中国の思想[Ⅵ]老子・列子』徳間書店
異名同穴①
一穴で異なった複数の名称をもつものをいう。経穴名は古い伝承から生まれたものであるが、
明らかにもともと異なった名称があったものと、伝承中に誤って伝えられたものなど、
成書によっていくつかの異なった名称が記載されている。異名同穴には次のようなものがある。
①1つの異名のあるもの
穴名 異名
頭の竅陰穴 : 枕骨穴
陰市穴 : 陰鼎穴
維道穴 : 外枢穴
陰胞穴 : 陰包穴
会陽穴 : 利機穴
解谿穴 : 鞋帯穴
関衝穴 : 関沖穴
間使穴 : 鬼路穴
下膠穴 : 下窌穴
曲差穴 : 鼻衝穴
氣衝穴 : 羊屎穴
玉堂穴 : 玉英穴
肩膠穴 : 肩窌穴
丘墟穴 : 坵墟穴
期門穴 : 肝募穴
侠白穴 : 夾白穴
肩井穴 : 膊井穴
下脘穴 : 下管穴
下廉穴 : 手の下廉穴
迎香穴 : 衝陽穴
下関穴 : 幽門穴
強間穴 : 大羽穴
曲鬢穴 : 曲髪穴
懸鍾穴 : 絶骨穴
後頂穴 : 交衝穴
合谷穴 : 虎口穴
巨闕穴 : 心募穴
五会穴 : 頭五会穴
五處穴 : 巨處穴
神庭穴 : 髪際穴
神道穴 : 臓兪穴
腎兪穴 : 高蓋穴
支溝穴 : 飛虎穴
志室穴 : 精宮穴
照海穴 : 陰蹻穴
至陽穴 : 肺底穴
上髎穴 : 上窌穴
上廉穴 : 手の上廉穴
少沢穴 : 少吉穴
少府穴 : 兌骨穴
小商穴 : 鬼信穴
商陽穴 : 絶陽穴
商曲穴 : 高曲穴
次膠穴 : 次窌穴
水分穴 : 分水穴
前谷穴 : 手の太陽穴
清冷淵穴 : 清冷泉穴
束骨穴 : 刺骨穴
大迎穴 : 髄孔穴
大包穴 : 大胞穴
大杼穴 : 背兪穴
大椎穴 : 百労穴
大巨穴 : 液門穴
大横穴 : 腎気穴
地倉穴 : 会椎穴
中衝穴 : 中冲穴
中緒穴 : 下都穴
中封穴 : 懸泉穴
中庭穴 : 龍頷穴
輙筋穴 : 神光穴
地機穴 : 脾舎穴
天衝穴 : 天冲穴
天鼎穴 : 天頂穴
天牖穴 : 天聴穴
天膠穴 : 天窌穴
天池穴 : 天会穴
天谿穴 : 天溪穴
手の三里穴 : 鬼邪穴
乳根穴 : 薜息穴
乳中穴 : 當乳穴
脳空穴 : 顳顬穴
魄戸穴 : 魂戸穴
扶突穴 : 水穴
風門穴 : 熱府穴
腹哀穴 : 腸哀穴
僕参穴 : 安邪穴
目窓穴 : 至栄穴
幽門穴 : 上門穴
兪府穴 : 輸府穴
陽白穴 : 揚白穴
陽池穴 : 別陽穴
陽交穴 : 足髎穴
梁丘穴 : 跨骨穴
蠡溝穴 : 交儀穴
列欠穴 : 童玄穴
霊墟穴 : 霊墻穴
顱息穴 : 顱顖穴
或中穴 : 惑中穴
和膠穴 : 和窌穴
学生の頃、経穴の覚え方として意味を考えて理解するようにしていました。
例えば
”至陽穴(督脈上、第7胸椎棘突起下方の陥凹部)”ですが、下から上がって膈に当たる所、
つまり「下焦からみて上焦との境目の横隔膜にたどり着いた所」なのかなと。
(この高さにある同列の経穴は”膈兪””膈関”)
”至陽穴”の異名として”肺底穴”とあり、これは上から下に向かって膈に当たる所、
つまり「肺臓から見た場合に横隔膜という底に突き当たる所」という事なのでしょうか。
下から見た場合、上から見た場合の別名があるのが面白いと思います。
歴代の治療家、地域、治療穴の用途の違いによって違いが表れているようで、
経穴の特性を覚えるいい手助けになりそうです。
【参考文献】
『鍼灸医学事典』医道の日本社
『新版 経絡経穴概論』医道の日本社
四診(1)
四診とは、望診・聞診・問診・切診からなる4つの診察法の総称である。
四診法
①望診(神技):術者の視覚を通じて病態を診察する方法
②聞診(聖技):術者の術者の聴覚・嗅覚を通じて病態を診察する方法
③問診(工技):患者との対話を通じて病態を診察する方法
④切診(巧技):術者の触覚を通じて病態を診察する方法
望診
望診は、視覚的に観察することにより心身の状態を知る診察法である。患者の神・色・形・態の観察を基本とし、身体全体や局所の状態、分泌物・排泄物や舌象などを視覚的に観察する。
望診は、患者に対する第一印象から始まり、問診や切診の際にもあわせて行われる。
聞診
聞診は、聴覚と臭覚により患者の身体から発する音と臭いを聞き、心身の状態を知る診察法である。
患者から聞く音として発語時の音声、呼吸音やその他異常音がある。そのうち、音声を聞くことで診察することを声診という。
臭いには体臭、口臭、排泄物・分泌物の臭いなどがあり、臭いのことを気味という。
聞診は問診を行なっている際にあわせて行われ、術者が直接確認できないものは問診により患者に尋ねて確認する。
問診
問診は患者やその付き添いの者に質問し、対話によって得られた情報から心身の状態を知る診察法であり、弁証に必要な情報を収集するために行うものである。
問診では、まず患者の主訴について確認し、それに関連する事項を掘り下げながら質問し、情報を集める。
東洋医学では各種病因により気血津液・経絡・臓腑に虚実・寒熱といった変動が起こり、その結果、各種の愁訴が発生したものと考えるため、各種愁訴を全身的な病態と関連づけて推察することが重要である。そこで患者本人が主訴と関連のないように思っている全身症状や生活状況などについても確認する。
東洋医学的な問診の内容をまとめたものに、『景岳全書』(張介賓、1640年)の「十問歌」がある。この「十問歌」を参考に各項目について問診を行なう。
問診において、受容・共感的態度、傾聴的態度は患者との良好な信頼関係の構築に重要であり、信頼関係が得られているか否かは治療効果や患者の治療継続の意思などに影響する。
問診時には、状況に応じて患者の表情や仕草、動作などの望診、音声や口臭などの聞診、脈診などの切診もあわせて行う。
切診
切診は、手指や手掌を直接患者の身体各部に触れ、術者の触覚や患者が術者に触れられた際に感じた感覚により心身の状態を診る診察法で、腹診、切診、経穴診、脈診などが含まれる。
切診は、触れる、撫でる、擦る、押す、摘まむなどして得られる反応を病態推察の材料とし、反応点を治療点としても考慮する。
★
先輩の先生と共に、病室に入らせてもらい、患者さんとの四診の場を共有させて頂いております。
実際に患者さんが発する情報をメモし、病証把握や仮想の治療を考えたりしておりますが、自分でも緩いところが多いと痛感しております。
そんな中でも、鍼を打った後から暫くし、先生が「いかがですか?」と患者さんの様子を伺う際に、微妙に変化を感じれる時があり、貴重な時間を頂いております。診療に来られた時と帰る際との変化、顔色や目の表情、舌の様子、声色・・
患者さんの変化を頭の中で情報処理にはまだまだ時間を要しますが、前進して参りたいと思います。
【参考文献】
『新版 東洋医学概論』医道の日本社
今日の一曲
Takaaki Itoh - Bloom After Broken Life
https://www.youtube.com/watch?v=8nnwbs_umFA
勉学や人生の諸問題で、煮詰まった時に、僕はたまにこれを聴き返す。
【破綻したあとに咲く、「何か。」】
こういう音楽を、勉強時のBGMに取り入れることがあります。
いったい、何回、聴いた(=破綻≒何か咲く)ことやら……
※林先生より「Blogは自由に、なんでも書いていい。」と承ったので、今後はこういう記事も増やしていきます。
※怒られたら止めます。








