フロー状態
フロー状態とは深く集中して周りが見えなくなるほど没頭した状態を言うらしいです。
このフロー状態に入っている時は、感情や思考が生じにくい。
イライラ・焦り・がっかりなどのストレスに通じる感情が生じにくく、日頃の心の奥底にある気になっていることも一旦忘れられる利点があります。
なのでフロー状態を終えた後は、気分が良くなって、ストレスが軽減されます。
実際にフロー状態の時に、血液を採取してみると血中にドパミンやオキシトシン、セロトニンなどの幸せホルモンが増えることがわかっているとのことです。
代表的な幸せホルモン
エンドルフィン→高揚感・満足感・幸福感を高める
オキシトシン→愛情を形成、心に安らぎをもたらす
ドパミン→達成感・爽快感・集中力を引き出す
セロトニン→精神を安定、不安・ストレスを和らげる
〜NHK きょうの健康より〜
いかに日常的にフロー状態に入る頻度を高めるかが、心の安定や幸せ度を高める鍵になりそうです。
一番手っ取り早いのは、好きなことをすることでしょう。
好きな本や漫画を読む
好きなドラマや映画を観る
ネットサーフィン、ネットショッピング
友達とのおしゃべりなどもいいと思います。
私の友達はストレスが溜まると料理をするそうです。料理をしている時はその他のことは忘れ、心が整理され、気分がスッキリすると言います。同じ意味で掃除をする友達もいます。
家事がストレス解消になるなんて羨ましいです。
そうでなくても日常的にできるアイテムがいくつかあると便利ですね。
ただひとつ気をつけないといけないのは、長時間しない方がいいみたいです。1時間以内がベストなようです。集中度が切れるとかえってストレスになってしまうみたいです。
穴の名前、実技での体験など
テスト前で暗記の時期に入りました。
経穴丸暗記は面白くないので、少しですが付随する情報を書いて認識を深めたいと思います。
腎経
①湧泉 (井木穴、子穴だが腎なので瀉法厳禁)、回陽九鍼穴 足背、足屈曲時、足底の最陥凹部
まんが経穴入門P184 由来「足の少陰腎経の木穴に属し、腎経の脈気が湧き出る」
五兪穴では(井・滎・輸・経・穴)があり、陽経には原が加わる。
霊枢:九鍼十二原では気血の巡りを自然界の水の流れで例えた。
井穴は水源。
②然谷 (滎火穴) 足内側、舟状骨粗面の下方、赤白肉際
まんが経穴入門P184 由来「別名、※龍淵 火が深いところで燃え盛り、水の相剋を受け付けない」
※考察 龍の火のイメージが符合しているのか。
③太谿(原穴、兪土穴) 足関節後内側、内果尖とアキレス腱の間の陥凹部
まんが経穴入門P185 由来「内踝の真後ろの深い陥凹部にあるため、湧泉から出て然谷を通った腎水の流れがここで一つにまとまる」
診断でも使える穴な事がよく分かります。
気になること
最近絡穴が気になっています。
豊隆の調べ物をしている時になぜ豊隆は化痰作用があるのか。
それは絡穴で脾と連絡しているからだという内容に触れたので、穴性を学ぶ時もこういう事も意識していきたいと思います。
実技で
実技の授業である穴に置鍼5分くらいされた。
その時恐らく肝がやられて季肋部あたりが痛み始めた。
この時に何で左何だろうと不思議になった。
理論的には
中薬の配合 P 78
「左右者、陰陽之道路也」とあるように、肝気は左から上昇することで、木気は行き渡り(条達)、肺気が右から下降することで、金気は正常に運行(粛降)します。
とありました。
五行でも左に属するのでその辺もあるのでしょうか。
逆に肝気虚と呼ばれる状態にこの治療をしたらどうなるのか。
気になりました。
本では存在している肝気虚も、実際は肝は剛臓なので中々ないとは思いますが…
プライベート
先週から1ヶ月間だけ兵庫県に住むことになりました。
引っ越し中々大変でしたがやっと落ち着いてきました。
テストが終わったら武庫川にでもゆっくり散歩に行こうと思います。
気持ちの面
後期試験が終われば2回生になります。
色々自分に対して思うことがありますが、極力無心でやれることを黙々とやりたいと思います。
参考資料
まんが経穴入門 周春才編著 土屋憲明訳 医道の日本社
中薬の配合 丁光迪編著 小金井信宏訳 東洋学術出版社
治療問診の中で
数年前よりずっと体が重い
と訴えられる方
先週の治療から当日までの調子を尋ねたときに
前回の治療のあと帰りから軽い「けど」まだしんどい。
他の点でも状態は良い「けど」まだ悪い、という矛盾表現が印象的だった
脈診がよく分からない自分にも治療前の左右のバラつきが治療後に
整うのがはっきりと分かる、お腹の全体のおさまりが良くなったと感じられる
数回目の治療で体にそれまでに見えなかった調子が現れていることが感じられる
今週のコンディションは良い状態にあることに違いはないが、
そのことを受け入れる準備が整っていない
それは葛藤の様なものとして映った
治療的にはどんな意味を持つものになるのか
私と鍼灸
はじめまして 先月から学生として参加させていただくことになりました。
今後こちらのブログで何かしらの成長の記録が残せればいいなと思っています。
先ずは初めてなので簡単な自己紹介的な事を書きます。
鍼灸の資格を取得して8年になりますが、卒業後は鍼灸業界には就職せずに元々の職業だった薬剤師として今も薬局で働いています。
元々東洋医学への興味は漢方薬から入りました。漢方薬の勉強会でたまたま鍼灸のデモを拝見する機会があり、その鍼は身体に刺さないで行うものだったのですが、治療を進めるに従って身体の反応がみるみる変化していき、まるでその先生は魔法使いのようでした。
それを目の当たりにした私はかなりの衝撃でした。たった鍼一本でこんなにも早く、しかも刺さないで身体を良くすることができるなんて、しかも手技的には全く難しそうには見えなかったんです。
これなら私にも出来るのでは?と正直簡単に思ってしまったんです。
それが私の鍼灸との出会いで始まりでした。
つづく?
うつ病の第一選択
以前いた職場にはうつ病や心の不安を抱える10〜20代の子たちが沢山いました。
寄り添うことしかできず、相談に乗っている時、背中がふと空虚な感じがして撫でた時、「なんだか安心してスッとしました」と言う子がいました。
鍼灸学校に入り、その場所が身柱穴や神道穴と知りました。
私の背中もそうですが、体表観察でもこの辺りが大きく落ち込んだり、なだらかでない時は気鬱が関連していると思います。
私自身10年前にうつ病になりました。
その頃は鍼灸が治療の第一選択となるとは知らず、抗うつ剤をメインに対処療法として鍼灸治療を受けていました。
なぜ自分がそうなったのか、なぜこんなにもうつ病が多いのか、東洋医学を学びルーツを辿っています。
「脾」=後天の元気を生み出す
「腎」=先天の元気を生み出す
とされるが、最終的な生死は「胃の気=脾の臓」によって決まる。
『臓腑経絡学 藤本蓮風著』
つまり、自殺念慮が起きることは、脾が密接に関わるということだと思います。
(五志病機については今勉強中なので、またいずれ…)
【脾胃なるもの、倉廩の官、五味出づ】
五味とは気血化生の源である。臓腑と全身を栄養するエネルギーを輩出する大本。
『臓腑経絡学 藤本蓮風著』
営衛気血を生み出す脾胃の失調すると、あらゆる臓腑に影響し、うつ病や精神疾患においても食欲減退は真気(元気の根本)が作れないということになります。
【脾は四肢を主る】
手足を動かす事で脾胃の働きがよくなる。
逆に脾の働きが弱ってくると手足の働きも鈍ってきたり…
『臓腑経絡学 藤本蓮風著』
気鬱の時は体を動かす=疏肝の効果があると思います。
しかし、気鬱が進み動けなくなるということは臓腑の力も衰弱しており、しっかり治療して脾胃の力を立て直さなくてはなりません。
うつ病の発症基礎は、肝失疏泄による肝気鬱結である。
『「証」の診方・治し方 -実例によるトレーニングと解説- 呉澤森著』
気鬱の病理は肝、心との関係が最も密接である。『中医病因病機学』
とありますが、自殺念慮やうつ病など精神疾患になるまでには、それ相応の時間経過があり、久病になればなる程「生命の根本」に立ち帰らねばならないと思います。
脾を補うに腎を補うにしかず。腎を補うに脾を補うにしかず。
脾の臓が弱っている場合に脾の臓を補う事もいいけれど、同時に命門の火・腎の働きを強化する。
『臓腑経絡学 藤本蓮風著』
生命の根本、脾、腎を立て直すことが重要であると考えます。
今日は寄り添う立場から、治療家になるために、患者さんと接するための大切な心掛けも院長からお話しいただけました。
「うつ病や自殺念慮の治療として、鍼灸治療は第一選択になることができる」
という院長の言葉が心強かったです。
副薬しなくても自分自身の臓腑の力と鍼灸で治せる。
それが1日でも早くスタンダードになるために、私も治療家となるべく多くの人の力になりたいです。
天人合一(01)
先輩に許可を頂いた患者さんに、問診に入らせて頂いております。
望診・聞診・問診・切診。
四診合参し、取穴を想定する訓練を一つ一つ手ほどきを頂きます。
患者さんの発するインフォメーションについて
自分の頭の中でシャッターを切りますが、
課題としては、一部分に注視しすぎるところでしょうか。
要は、全体が診えていないなと。
広く全体の情報を、クールダウンして俯瞰しなくては。
と、いう事で自宅に眠っていたカメラを引っ張り出してみました。
情報をいかにキャッチできるのか。
些細な情報の一つ一つを、瞼に撮る訓練をしてみたいと思います。
【参考文献】
『新版 東洋医学概論』株式会社 医道の日本社
症状の記録
記録/9月22日午前
食後数分で胃のあたりがキュウと縮こまるように詰まる感じが苦しい。程度は強め。
座っているより楽なので横になっていると、
足の裏が熱くて気持ちが落ち着かず、やたら口渇感を覚えた。
昨夜はまるで嵐のようだったと思い返しながら軽めに済ませた朝食、
そのすぐ後で同じような胃脘部の苦しさに見舞われてまたかと驚く。
舌体紅、白膩苔、舌先に点刺、舌辺に歯痕あり。
脈は弦、やや数(普段との違いが感じ取れていないだけの可能性が高い)
20日の夕食にめずらしく焼肉を腹一杯頂いた。
からだは対応に追われているのかとも知れない。
食滞胃脘。ベースに脾腎の虚があり?
足底の熱感と同時に表れた口渇がかなり顕著だったこと
自分の舌であまり見ない紅色の舌を観察したこと
できる事だらけ
体の使い方でずっと指導して頂いている事を強く意識する。
方向性。
土台を固めた上で預けて脈をみる。
鍼を行うときにもその感覚が活きる気がする。
押手などでしっかり固定化した上でどこに届けるのか。
人に練習させてもらって、この意識で置いたらいい感覚だった。
この先に微細な調整などもあるんだろうな。
指の使い方なんかも少し馴染んできて良い感じです。
生まれた感覚を大切に、ブラッシュアップしていきます。
寺子屋時に学びの姿勢に関して受けた言葉に対して思うところ。
結局のところ、それを生業とするプロとしての責任感を持った上で、楽しんで学びを進めれるかというところに帰ってくると思う。
伝えて頂いた学び方なら、何事にも答えや正解といった枠を作らないので限界がないし、やれる事は無限に広がっていく。
先に患者さんの治療があるならこれ以上の事はないよなと思う。
臓腑と感情
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2021/09/14 『臓腑と感情』
“『素問・陰陽応象大論』には
「怒傷肝」,「喜傷心」,「思傷脾」,「憂傷肺」,「恐傷腎」
とある。異なった感情刺激は、それぞれの臓腑に影響を与える。”
(中医基礎理論 P244)
この部分について、学生の時に授業で
(過度の)感情が臓腑を損傷する、という構図で説明
されて違和感を覚えたが、その理由が少し分かった。
強い感情が
もたらす気の作用が臓腑の「気」を乱す=狂わせる。
そして、それがパターンの様にになることもある。
ーたぶん、捉え方は変わっていく。現在の記録として
*【引用】全訳 中医基礎理論/たにぐち書店
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2021/09/15 『背部兪穴の取穴』
切経で触れるときに背部では
受け取る感覚が手足で取穴するときと
かなり違って感じられる。
手足部と同じように取れるはず、と
考えアプローチするからその違いを前に、
立ち止まることになる。
少なからずそういう面もありそうだと考えた。
体幹は経絡の走行ももっと入り乱れているだろうし、
何より内臓のすぐ裏にあたる部分でもある。
背部兪穴の考え方もある。
次回の機会には思い込みを少しでも横に置いて、
ツボの状態を観察したい。
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2021/09/16 『舌診×写真』
ある方の舌を観察してー
色は淡紅、だが舌全体に青い色調が加わり色味として重たい印象。
薄膩苔、少し白沫も見られた。
舌裏は淡紅、色に褪せた感じが見受けられた。
治療の前後の状態を観察。
治療後には、
おさまりがいい、落ち着いた雰囲気に、そして潤いが増していた。
(観察する少し前に水分を摂った、関連性としてどの程度考慮すべきか?)
今回は、写真におさめた。
治療前後で、並べて拡大して見比べてみた。
処置前は、舌の輪郭があきらかに凸凹だったことが見てとれた。
それが治療後、およそ滑らかな曲線を描く輪郭に変化していた。
印象の違い、その理由のひとつだと考える。
写真の撮影の仕方だけでなく、確認の仕方にも色々と工夫ができそうだ。
(認められた所見に関する考察はまた別の機会に記したいと思います)
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2021/09/17 『苔』
6月から
継続して定期的に舌の状態を見せてもらっている方の舌の所見
として、薄苔か無苔に近い状態をずっと見てきた。
この方の素質として捉えた方が良いのかと考えていた。
それが10日前くらいにはじめて薄苔が舌根部に見られ、
つい先日、それが以前よりも定着している様を見た。
先立って他の所見や症状が変化している状況の中で、
この段階でようやく、という感想を抱いた。
これが逆だったら、どのように受け止め考えることになるのか..
張景岳曰、
明清時代、痰に関する研究は日増しに整備されていった。
張景岳は「痰には虚と実とがあり、・・・最良の治療は、痰を発生させない事である。これが天を補うということである。」
と述べている。(『中医病因病機学』第20章 痰飲病機)
気になりましたので備忘録として置いておきたいと思います。
先生方で『景岳全書』を購入するなら、”この出版社がおススメ”などあればご教授頂ければありがたく思います。
【参考文献】
『中医病因病機学』東洋学術出版社
















