水レポート
前回に水をこだわってみようというブログを書きましたが、現時点で2種類のお水を試してみました。
初めは「ごろごろ水」を20ℓほど購入して飲みました。
奈良の霊峰大峯山からの鉱泉水で採水地に五代松鍾乳洞ごろごろ水と記載がありました。
何だがありがたいお水だなと思い飲んでいました。
実際に飲んでみた感じもクセもなくクリアですっきりとした喉越しの美味しいお水でした。
やっぱり天然水は普通の水とは違うんだな思い、気をよくした私は、次に一番口コミが良かった「温泉水99」というお水を入手して今飲んでいます。
「常温でもおいしい水」SNSでも話題沸騰中、
モデルや芸能人も違いを実感!
とのキャッチコピー付きです。
ところが、かなり期待して飲んでみたのですが、私には美味しくなかった。
そんな筈はないと思いながら、今も飲んでいます(笑)
「温泉水99」
鹿児島垂水温泉、火山帯の地下750mより47℃で湧き出す温泉水
浸透力:食材によく浸透して旨み成分等を引き出す、お茶の出がよい、お米がふっくら炊きあがる
油と混ざる水:乳化作用により白く濁り、混ざったまま
さびにくい:酸化が遅いため、水道水と比べて錆びがでにくい
アルカリ:pH9.5~9.9の高アルカリ性、美容と健康に
軟水:硬度2mg/1Lといった驚異的な低硬度の軟水 (ラベルに記載)
なぜ美味しくないと感じるのか?
私には苦く感じるし、重く感じるのです。
口コミには
「まろやか・マイルドな味わいに、ほのかな甘み」
とあります。
私の体質や体調によるのでしょうか。残念です。
想像し考えること
先日の勉強会で症例検討をしました。
患者さんの主訴、特徴、生活スタイルを聞いて私ならどう考えるか、この訴えなら舌、脈はこんな感じかな?
まだまだ知識がつたなすぎて、みんなの前で意見をいうのも正直物怖じしてしまう状態なのですが、
受け身の授業とは違い、勉強会の2時間があっという間でした。
今まで私の中の勉強は受験勉強のことで、塾でテクニックを教わり効率よくいい点をとって合格することがメインで、
わからなかったらすぐ問題集の答えをみて覚える。じっくり考えない。
それでなんとか乗り越えられたのですが、東洋医学というものはそう簡単にはいかなくて
今までの概念をひっくり返して取り組まないといけないのできっとわからずにもがき苦しむんだろうなと
自分から飛び込んだくせに楽しむことを忘れ、どう勉強したらいいかわからないツライ!というマイナス感情に陥っていました。
ですが、症例検討で患者さんの状態を想像して考えて全然正解はわからないけどこうかな?って思うことがワクワクして
あ、私勉強を楽しんでいるやん!もっと知りたい。そう思えたから一歩前進!と勉強会の帰り道密かに喜びを噛み締めてました。
まだ1回しか勉強会してないのになんて大げさなと我ながら思いますが、次の勉強会も楽しみです。
たくさんの意見に触れたいので勉強仲間が増えたら嬉しいです。
手を作る
近頃、切経を学んでいると、
高校でやっていたことに似ているなと思う。
デッサンでひたすら軽く腕を動かし、
極々白に近い灰色を描く練習をしていた。
ティッシュ、木、石、レンガ、瓶、おたま、布、長靴、林檎、ハンマー、フランスパン…
描きながらモチーフを執拗なくらい触って
寒熱燥湿軽重硬柔、形状や密度、奥行きを
手に染み込ませた。
なぜその形になったのか、
なぜそんな手触りなのか、
考えながら描いていた。
デッサンなんか修行みたいで好かんと思っていたけれど、段々と瞑想チックな面白いゾーンになってくる。
意識の持っていき方が
望経や切経もよく似ているのかもしれない。
でも、人体デッサンでは、モデルさんの身体に直接触れることは御法度だった。
鍼灸学校に入学するまで人体の感触は未知のゾーン。
鍼灸学校に入学した頃、
ある先生が「手を作りなさい」と仰った。
身体を切経していると色んな感触に出会う。
「あなたの肌肉は硬いね」
とある先生が仰り、初めて自分の肌は硬いのかぁと自覚した。
他の先生は、
「キメが細かいからあなたは感受性が高いね」「乾燥しているね」
と仰った。
なぜ、そんな風になるのか、
東洋医学を勉強し始めてから少し見えてきたと思う。
〇〇さんはプラスチックみたいやなぁ
〇〇さんは部分的に紙みたいなところがあるなぁ…
〇〇さんはお腹だけ黄色いなぁ…
肌肉の感触や色を捉えることに注力してみると、何が悪いかよくわからないけど、
直感的におや?っと思うことがある。
そして、似たような身体に出会うことがある。
共通する何かがあるのかもしれない。
ある日、TVで地形の成立ちみたいなものを観て、
肌肉=土なんだし、身体も地形みたいなものがあるのかもしれないなぁ…
と思うようになってきた。
下野先生も、身体を大きく地形を捉えてみるのも良いですよ、と教えてくださった。
身体は面白い。
なぜこんな形になるのか?
なぜこんな感触なのか?
そこまで書いてる本はあるのかな?
あれば興味があるけど、
手を作りながら自分で考えていくのも面白そうだ。
ある患者の所見から
ある患者の所見から──
気虚がベースにあり年齢的にも腎精の減退は必至。
心火の過度の亢進の元に
心腎の不交が患部の症状を引き起こしている主因と想定していた。
治療中に鬱熱が発散される様が見られる等の所見が
当初こそ見られたものの最近ではそうした著しい変化が追えない。
本格的な寒気到来に合わせ体調は悪化。
寒邪を感受、裏に入り
程度のきつい手足厥冷と浮腫は定着気味。
以前にも増して処置後の変化を追うことが容易じゃなくなってきた。
最初の検討のまま只今寒症の所見が表に強く現れていると考えるべきか。
秋口には隠れていた本態が上下で現れていると捉えるべきか。
そんな時期に手の冷えが緩和が確認される日があった。
胃の気を動かして後押しをすべく配穴に変更を加えて処置。
次回に繋げる。
胖大にて白苔の舌を観察します。
【舌診(09)】
こんにちは稲垣です。
患者さんのHさんに舌の研究の為にご協力頂きました。
学術の為にご協力頂き感謝いたします!
《令和3年1月22日》
表は白苔が強く水泛しているように思います。
嫰であり、胖大。
湿に覆われているように思います。
表と裏の違いが謙虚。
舌下静脈が中央に近い形でストレートに伸びている。
《令和3年1月27日》
表は全苔より苔の剥離が診られ、
溢れていた水が引き始めているように思います。
胖大はやや狭まりつつあるように思いますが、
22日よりも白苔は強く感じます。
裏は舌下静脈の形は変わりませんが、色が薄くなっています。
舌裏全体の色が淡くなっていますが、
左前に舌瘡のようなものが出来ています。
《令和3年1月30日》
苔全体が薄くなっているのが顕著。
剥離され舌体がみえるところと苔との境目が緩やか。
全体的に赤みを帯びてきたように感じます。
全体的に水が引いた状態と共に
歯痕も少なくなってきたように思います。
舌裏の色合いがかなり薄くなってきており、
舌下静脈も姿が薄くなってきたように思います。
苔が少なくなる経過には、
一時的に苔が強くみえる現象があるのかもしれないと感じました。
これは苔だけの現象ではないのかもしない、と感じております。
来院と来院の間に何があったのか、
舌の情報だけでは足りないところです。
皮膚の肌荒れも、おさまりつつあるように感じています。
痹と痺
もう直ぐ国家試験となると授業も過去問を対象とした時間が大半です。
期末試験は期間がとれないので、各教科の試験は授業内で実施されていきます。
試験や資料の誤字については3年間で、かなり慣れました。
○ 井・滎・兪・經・合
× 井・榮・兪・經・合
○ 噯氣
× 曖氣 など
本日は痹と痺について
痹(ひ)
1⃣しびれる
2⃣リウマチ
痺(ひ)
1⃣うずらの雌
大漢和辞典の”痺”の欄には”参考”として「俗に此の字を痹に用いるは誤」と、
『字彙』からの引用も記載されています。
「痺與痿痹字不同」との事。
※字彙(じい)は、明代の梅膺祚(ばいようそ)により編纂された中国の漢字字典。
明の時代から「同じ字じゃないよ」との注意書きがある以上、
出来るだけ正確を期したいと”しびれる”は”痹”で書き通しておりますと、
同じような人がいた時に、ほっこりします。
【参考文献】
『大漢和辞典』(株)大修館書店
大宇陀町。
店先のワゴンで販売されている処分品をよく目にします。
商店街を歩いていると、目に飛び込んで来たのは、
古本屋のワゴンの中に居た『大宇陀町史(資料編 第3巻)』。
こういった書物は、町役場や図書館などでめにする事はあっても、市中では珍しいのではないでしょうか。
思わず買ってしまいました。
鍼灸学生時代の探索の一つに、奈良県の宇陀市にある薬草園に行った事がありました。
ここには、日本最古の薬草園である『森野旧薬園』や
藤沢薬品工業(現アステラル製薬)の創業者:細川友吉の生家であり、
現在は資料館としての『薬の館』などがあります。
この地の薬草に関しての ”地の利” が大変興味深いです。
以前に探索した際に撮影した画像をご紹介します。
別の機会に各所を個別にご紹介できたらと思います。
【参考文献】
『大宇陀町史 資料篇 第三巻 近代』臨川書店
症状の記録として③
鍼灸学校1年生のとき、強い不眠の症状に苦しんだ期間があった。
鍼灸治療を受けていく中で少しずつ調子を取り戻していくことができた。
ただ、覚えているのは過渡期に見られた症状で特に顕著だったものくらいで
その時どのようにして回復していったのかは詳細が思い出せない。
今回、国試前に現れた不眠の症状は発症から4週間ほど続いたあと
ゆるやかになり、今は緩解している。
期間だけ見ると前回と比べてもずっと短く、その間
自分の身の上に起こったことを観察してきたつもりでいた。
だが、どのようにしてここまで安定する様になったのか
その機序は今の自分には分からないことだらけで、
せめて体調の変化として拾い上げたものを記録として残したい。
・のぼせの症状 頻度が激減した、程度がかなり軽くなった
・大きく緊張に偏っていた精神状態が和らいでいる
・足部の冷えがマシになった
・肩こり(頸部まで)が日常生活の上で気にならない程度まで改善
・夜に眠れている、休むべき時に休めている
数週間前と何が変わったのか。
いま対処しておくべきことが何なのか。
普段の意識の上で自分でこの体を動かしているつもりでいても、主は体であること。
『閃く経絡』を読んで
以前より、SNSで噂になってた本『閃く経絡』を読んでみました。
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『閃く経絡』
”現代医学のミステリーに鍼灸の”サイエンス”が挑む!”
著者:ダイエル・キーオン
発行:日本の医道社
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ダニエル・キーオンさんは医師として救急の現場に立ちながら、
キングストン大学で中医学を学び、後に北京に渡り就業を行ないました。
医師でありながら鍼灸師であるという立場で、経絡の謎を解明しようと試まれています。
鍼灸学校で習う解剖学・生理学の復習になり、
学生の立場としてはテストされているような感覚も正直あるのですが。。
医師としての立場らしく、淡々と表現されるグロテスクさも楽しむ事が出来ました。
彼の経絡に対するこの論証の一つ一つは、なかなか見ごたえがある様に思います。
実はこのような生々しい論理は好きだったりします。
この本の素晴らしいところは東洋医学に対する敬意が感じられるところです。
東洋医学の軸を動かさずに西洋医学の詳細を詰めていく方法は、
解明する探検の大変さも感じられますが、気持ち良さを同時に覚えます。
そして、医古文などを読む際に手助けとなるのが、現在の医学への探求があるという事は
太古の昔も医学に燃える医家がいるのだろうと信じる事ができるところでしょうか。
未来の優秀な方々によって、東洋医学の証明がなされていくことに夢をはせます。
以前に一鍼堂ブログの番外編として院長が挙げられていた三焦に関してのブログも添付します。
↓
https://www.1sshindo.com/blog/zenith16946/
脾虚と火照り
こんにちは高山です!
僕は火照りやすい性質です。
普段から暑がりで、冬場でも裸足で歩いたり、常に背中から汗が湧いています。夏になると、暑すぎて逆に何故か涼しくなってきます。
初めて一鍼堂にきて林先生に治療してもらった時「脾虚」と言われました。
確かに食欲があまりなくて、あってもあまり物をたべれなかったり、口渇、便秘気味でもあったのですが、
この火照りというのは何が原因でなっていたのかがわかりませんでした。
脾虚で、火照り?っという思いでした。
今も確証はないのですが、なぜ火照りが出るのか?
それは、自分自身高校生の時、激辛ラーメンを食べるのが趣味にありました。放課後、神戸の摩耶にある、とある激辛ラーメン屋さんにほぼ毎日通っていて、レベル1から150までの辛さがあって、150を達成するため、毎日レベル10ずつ上げていく食生活を送っていました。そのせいもあってか、今となっては、脾の陰津を傷いてしまったのだと思いました。
そのせいで身体に潤いがなくなって、暑がりになり、
そして
食欲不振はこの食生活があって生まれた物だとわかりました。
本当に食生活は大事だと今になって思います。
これを見て下さっている皆様も食には気をつけてください。















