心に汗をかくと涙が出る
私はいつも電車で通勤しています。
先日、朝の通勤時に本を読んでいたら、たまたま文章の感動シーンとぶつかってしまい、不覚にも涙と鼻水でデロデロになってしまいました。
この頃はコロナ禍で常時マスクをしているので、鼻水はあからさまに見えずに済んで助かりましたが、マスクの中はひどい状態でした(笑)
その時、何故急にさっきまで何ともなかったのに、一瞬で涙と鼻水が溢れるんだろうと不思議に思い、ちょっと考えてみることにしました。
涙と鼻水(涕)
五行色体表で考えると
木と金→肝と肺→魂と魄
もしかすると感動などで心(神)が乱れて正常心を保てなくなるのを防ぐため、魂と魄が代わりにその感情を浄化させるために涙や鼻水として体外へ排出するのではないかと考えました。
七情が臓気を損傷し、心神が乱され、異常反応が現れれば、それとともに魂病が出現する。魂魄は依存し合い、分離することができないので、また両者の異常が同時に存在することがよくある。〜中医病因病機学〜
という一文を見つけました。やはり涙と鼻水はセットになりやすい、切っては切れない関係のようです。
側頭部痛 1
ある方の体を診せて頂いた。
肋骨弓あたりを中心に
比較的軽い、動きはあるけど
そこに停滞する感じ。
臍下から下焦に向けて
もっと硬くて重い、キツい感じ
動きがすぐには見られなさそうな印象。
脈象では
沈位で案じて潰れる様が見られた。
(続く)
症状の記録として
2021/03/13
現在の症状:不眠
夜間に覚醒する
12時前までには就寝、すぐに入眠するが2時〜3時に起きてしまう(連日)
国試まで2週間を残す時期になったあたりの時期に発現
(思い返すとその少し前のタイミングで右顎関節辺りから
側頭部周辺に強烈な頭痛に見舞われたこともあった)
当初、夜中に目覚めた時にはいつも煩熱を伴っていた
それは今は落ち着いていて精神的な影響は比較的少なくなった
ストレスによる一過性のもので国試が終われば消えていくだろうと
想定していたが、徐々に緩やかになりながら
試験が終わり2週間経過し未だ継続中
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昨日、学校の実技の授業でペアになったクラスメイトから
私とよく似た不眠の症状を抱えていると聞く
気が付くと国試の勉強について次は何をしようかと
考えている自分がいる、とそう話す彼の言葉に
自分の精神状態との共通点を見る
(彼の所見)
舌色は薄白、舌根から舌中にかけて黄苔
目にはやや充血あり
夜間覚醒時に汗はなし
ただし、そう話す彼の額には粒状の汗が見られる
お腹に自汗あり(その為か腹全体が冷たい)
顔や手足、お腹は一様に白く力の無い感じ
一方で、仰向けで休んでいる体勢においても、
本来休まるべき体が休まらない、脱力しきれない印象を受ける
内熱が亢進して抑えのきかない状態が継続している裏に
体の中に硬く結んで解けなくなった結び目の様なものがあるよう
不眠に限局して見ると、双方似通った症状として現れるものも
体の示すその他の兆候、
症状を引き起こす機序 には大きな違いがあること
ごく当然のことだと思うが、体験的に改めて確認できたことが良かった
背中と手
豊中院にて
患者さんから東洋研の記事を見ていますよと嬉しいお声がありました。
いつも見て頂いてありがとうございます。
最近書けてなかったので、また時間があるときは書いていこうと思います。
臨床にて
背中をみせて頂いて、情報を追っていくのですが、この間みせて頂いた方の脊中を見た時に、虚の反応が大きく、広がっていた印象が強かったです。
一連の流れでみないとわからず、手の当て方を変える事で以前よりわかりやすくなった景色でした。
また、変化を感じる前提条件としては、頭で考えるのではなく、患者さんに良くなっていただくために一心不乱になる必要があり、そこで初めて得られるものがあるというものを感じています。
手の当て方も事前にそうしようとしていたわけではなく、自然とそうなった印象です。
スポーツでも集中していたら無意識のアドリブで最適解?に近いものが出るので、同じ感覚だと思います。
この状況になると無我夢中なので、自分なんてものはないですね。
臨床から日々、大切な事を身をもって教わっています。
また、一つ発見したことにも深さはあり、その先があるはずなので、わかった気にならない事を肝に銘じて進めていく必要があるかと思います。
学びとして、枠を作った瞬間にその先の事は答えてくれない気がします。
楽しい!
寺子屋メンバーで勉強会をしながら、
それぞれの経験を集めて
あーでもない、こーでもないと話し合い
感じた事を共有する濃密な時間。
とても幸せな時間だと思う。
ひとつ得たヒントから自分の迷いが払拭された時、
急に世界が広がることがって
楽しい!と思えることが更なる原動力になる。
自分になかった身体の使い方、
今日得たものを何万回も繰返し、
身体を作っていくこと。
そして楽しい!と思えることが増えるように
どんどん深みにハマっていけばいい。
東洋医学の用語に関して
今月初旬より、寺子屋でお世話になっております。
初めて東洋医学の本を読ませて頂いておりますが、用語に関して、特有の世界観を感じました。
例えば、五臓におきまして、
西洋医学では具体的な臓器を意味しますが、東洋医学では機能を意味するということ。
(東洋医学において人体は神様であるため、解剖しないことが前提にあると教えて頂きました。)
五臓をはじめ、用語全般に広い意味合いを含んでいる印象を受けました。
つい、正確な意味を知りたくなりますが、
限定しすぎないからこそ他部位と関連性を持ち、全体を見る(森を見る)東洋医学の世界観に合うのかな、と感じました。
まだまだ、捉え方が曖昧ですが、浅くでも読み進めていこうと思います。
学校の実技の時間で
授業で、あるテーマのもと、足部、腰部、腹部のツボにお灸を据えることに。
足部で太渓、水泉、復溜との指示だったけど
若干変更してクラスメイトの足で冷えが気になるところにやってると
先生から、場所が違う、(実際にやっていたツボが)陽経だからお灸は駄目、
との指摘をいただく。
陽経だから、とだけの説明では言葉が足らない・・
消化するまでに少し時間がかかったけど、
指導の仕方にも色々あるのだなと考えることにしたら、
いま与えてもらっている環境について違う角度で見れることに気づく。
いよいよ週にひとコマだけになってしまった実技の時間を
次に活かせるように。
舌診(02)
舌象について整理する
【舌神】
有神
生き生きとして生気があり、運動性も十分なもの。
疾病に罹患しても有神であればよい兆候。
無神
乾枯して硬く光沢もなく、生気がなく、運動性も悪い。
危急の可能性。
【舌色】
淡白舌
陽虚の為に営血不足により舌体を充養できず淡い色調となる。
紅舌
舌体の脈絡が充盈している。
絳舌
紅絳舌
営血が熱の煎熬を受け、濃縮されている為に絳舌となる。
紫舌
熱盛傷津や陰虚で気血の壅滞、陰寒での凝滞により紫色となる。
青舌
陰寒の邪により陽気凝滞し血行の瘀滞による。
【参考文献】
『中医臨床のための 舌診と脈診』医歯薬出版社
『新版 東洋医学概論』医道の日本社
脈診(03)
S.T先生 より四診について教授を受ける。
四診をさせて頂いた、ある患者さんの尺位の洪脉は不可欠な情報であるとの事。
そこで『中医脉学と瀕湖脉学』(たにぐち書店)を読んでみる。
瀕湖脈学七言訣(十一、洪脈)
寸洪在左主心診、
右寸洪時肺不堪。
肝火胃虚関内察、
腎虚陰火尺中看。
寸に洪あり 左心診を主る、
右寸洪の時 肺たえざる。
肝火、胃虚 関内を察し、
腎虚、陰火 尺中を看る。
この「洪脉=大脉」が発生する病機が重要なのかと思います。
【参考文献】
『中医脉学と瀕湖脉学』(株)谷口書店
痰
今日は痰について書いていこうと思います。
痰は津液が濃密になり、粘ることにより形成されるものだそうです。
ネバネバ、ドロドロしたイメージです。
津液はサラサラした水のイメージです。
ではなぜサラサラしたものがドロドロに変わってしまうのでしょうか?
津液というのは飲食物が水穀の精に変化してそれが津液に変わる
また、気が津液の元という考えもあります。
つまり、津液を作る過程でなんらかの異常があり、痰ができてしまうのでしょうか?
あるいは、津液がなにか不純物が混ざってドロドロになってしまうのか。
あるいは、熱で津液が焼かれてドロドロになってしまうのか。
何が原因で痰が形成されてしまうのかが疑問です。
津液を形成するのは基本的には脾の役割で、つまり脾の失調によって痰が形成されてしまう。
そして、痰は気に従ってあらゆるところへ留まるとあるので、痰による症状は様々です。
肺に行けば痰や咳嗽が出る
脾に行けば胸焼け
経絡上に留まればあらゆる部位の疼痛、など症状は多岐に渡ります。
そして、気の流れを止めれば、気鬱、気滞が起こり、万病の元です。
脂肪は痰という考えにも至るのでしょうか?
つまり、太り過ぎの方は脾の働きが悪く、
正常に運化が出来なくて、食べてもお腹が減り、
水穀が正常に気化されず痰になって、脂肪として体の周りに痰がついているという考えも一つあるかも知れません。
痰がどのようなことが原因で形成されてしまうことについてよく考えたいと思います。
















