学生・研究生によるブログ

学生・研究生による学びと発見のブログです。

自習

温病学の本を読んだせいか、漢方薬の方の勉強にシフトしています。 その時に気になる興味があるものから学ぶ方が効率的でもあるので、やりたい勉強をすることにします。 必然的に病機、病態、治法の学びにもなるので鍼灸にも役立つかと。 とりあえずメルカリで本を集めてます。 でもなかなか欲しい本が売ってないです。
基礎中医学

腎の納気について

はじめまして。鍼灸学生の白石といいます。 五臓の生理の基礎について学びなおす中で、 初学者向けに書かれた書籍を読んでも理解が難しいというか、 しっくりこない部分があって、 今回はその中のひとつをテーマに選びました。呼吸について。 五臓では肺がその生理機能として「気を主り、呼吸を司る」とされています。 肺は「呼吸の気を主り、一身の気を主り」ます。 この点は、肺はメインの運動器官であり、気体交換の場にあたるということで 馴染みやすいです。 (一身の気の部分については割愛) そして呼吸に関して、腎は「納気を主る」とされています。その意味は、 肺の吸入した気を節納して、呼吸を調節する機能をもつことを指します。 学校の授業では、この肺と腎の働きを並べて 「肺は呼気を主り、腎は吸気を主る」とだけ習いました。 言葉として理解はできても、府に落ちない感じが残っていました。 この点について、今回理解の助けとなる説明を得ました。以下の内容です。 「肺は気の主であり、腎は気の根である。肺は出気を受け持ち、腎は納気を受け持つ。」 「つまり呼吸とは、肺と腎が共同してしている仕事であってそうして、 呼吸は浅くはならず一定の深さを保つ。」 「納気という機能は腎の封蔵という性質が呼吸運動の中に現れたもの。」  以上 腎が気を納めるのに対して、肺は実動を担当する臓器というニュアンスから、 肺は呼気を腎は吸気を主る、という言葉が用いられたのだろうと解釈しました。 今後につなげたいと思います。 ____________________________________ 【参考文献】 『基礎中医学』神戸中医学研究会 『中医学ってなんだろう』東洋学術出版社  

舌診(03)

受付のKさんに舌の研究の為にご協力頂きました。 飲食物の影響による舌苔が染まる、 いわゆる”染苔”をさける為に、わざわざ調整していただきました。 表 裏 舌質 舌神:有神 舌色:淡白舌 舌形:嫰・胖大・歯痕・点刺 舌苔 苔色:白苔 苔質:全苔・薄苔

肺・大腸

    9/26 大腸兪に1cm刺入するという授業があった。   そこまで刺すとやはりどうしても強刺激になりやすく、自身の体には負荷が大きい。   ただ良くなるだけが勉強ではないと思ったし、その時の変化を追うにはいい穴なんだろうなと思ったので状態を探ってみた。   まずはざっくり感じた変化は左半身。   左だけ2回刺入したという事もあるし、ビン!といった感覚を覚えたのも左だったからか左半身に反応が出る。   左扶突、天鼎あたりにスッと清涼感がきて自汗があった。   仕事終わり院でバイトだったので、到着して汗が引いたくらいのタイミングで左右触ってみるが左のみ汗が引きにくい。   左膝がバキ!と音がなったがあれが何を指すのかはまだ分からない。   原穴を探ってみると合谷が冷えて左の方が発汗が強い。   また大腸経を一連の流れで広く探ると合谷あたりに出やすいが、そこに限った話でもないんだなと感じた。   力のない咳が数回でるといった症状もあった。   表裏関係にある肺にきたのかと思って太淵を探ると同じような感じでした。   また、気虚症状も伴い、倦怠感も発生。   精神変化としては、憂が近い感じがする。   とりあえずフ〜といった感じで、少なくともいつもに比べて元気な精神!って感じではない。   じゃあ帰宅して自身に鍼でカバーと行きたいところだけれども、その技術もないし明日治療して頂ける日なのでそこは触らなかった。   ただこういった時は冬虫夏草と黄耆を使えばある程度良くなる事は患者さんで経験した事があるので、 自宅にある冬虫夏草と黄耆建中湯(メーカーの考え?で膠飴の入っていないもの)を使うと幾分かマシになりました。     9/27 大腸の反応が昨日より広がっている気がする。   朝から泄瀉で少し口渇がある。   大腸の穴埋めをしないといけないな。   右足の上巨虚にひんやり感があるのだけど使えるんだろうか。   生薬では止瀉薬である山薬や肉荳蔲を使うシーンな気がする。    

備忘録(1)

アルバイトとして障害者の介助や老人の介護をおこなっておりますが、 今回は、とある方の入浴を介助いたします。 洗髪の際、 ゴシゴシ、ゴシゴシ、、 Aさん「もっと強くして下さい。」 稲垣 「大丈夫ですか?それでは。」 ゴシゴシ、ゴシゴシ、、(結構強くしてるけど大丈夫かな?) Aさん「もっと強くして下さい。」 稲垣 「(゚д゚)!えっ(マジで!)。わかりました。」 ゴシゴシ、ゴシゴシ、、 Aさん「強くやり過ぎて、昔は血が出たことがあるんですが、それが良いんです。 HAHAHAHAHAHA。」 稲垣 「・・・。」 Aさん「でも、寝不足の時は強さに耐えれない時があるんです。」   ★ ”養蔵”できない事での、”皮毛”への影響を思う。  
六甲山

血の運行

血の運行について
毎朝見る光景。自然と空の様子が目に映ります。

側・舌

側 豊中院で先生の身体をみさせて頂いた。 先日寺子屋でここを見といてくださいと言われた部分に反応があった。 中に差し込んでいる様な形。 背候診の時もついでに触って様子を伺う。 停滞している印象。 少陽枢機不利が原因かと思った。     舌 今日患者さんの問診、切経などさせて頂いた。 その患者さんを含めて思う事。 舌を見て、 「子供の様な舌だな。」 と思う方がちらほらいる。 このあたりは持って生まれたものではなく、臓腑の現れ方として共通するものがあると思う。 水の溢れ方も特徴的。

中国の思想(08)

老子 六十三章 聖人は大をなさず 為無為、事無事、味無味。 大小多少、報怨以徳。 図難於其易、為大於其細。 天下難事必作於易、天下大事必作於細。 是以聖人終不為大。 故能成其大。 夫軽諾必寡信、多易必多難。 是以聖人猶難之。 故終無難矣。 無為をなし、無事を事とし、無味を味わう。 小を大とし少を多とし、怨みに報ゆるに徳をもってす。 難きをその易きに図り、大をその細になす。 天下の難事は必ず易きより作り、天下の大事は必ず細より作る。 ここをもって聖人はついに大をなさず。 故によくその大を成す。 それ軽諾は必ず信寡く、易きこと多ければ必ず難きこと多し。 ここをもって聖人すらなおこれを難しとす。 故についに難きことなし。 (引用:『中国の思想[Ⅳ]老子・列子』P101~103) ” 怨みに報ゆるに徳をもってす。” 解説の中には「大戦後の蒋介石による対日政策の基調をこの言葉に置いたのを 民族の総意の表現だったと見られる。」とある。 中国大陸に残留孤児が多かったのを 民族性と連ねる説を読んだことがあり、符合するように思います。 その地域性を感じる事ができたようで、面白く思いました。 そして日々の生活の中で 決して偉そうにしない”立場ある人”と出会う度に、 丁寧に一つ一つを対応される姿をみて感心することがあります。 この延長線上に大事ができるのだろうな、、と思います。 先ずは、小さな事をおろそかにしないように心がけたいと思います。 【参考文献】 『中国の思想[Ⅵ]老子・列子』徳間書店

舌を観察して

ある患者さんの舌を観察してー ピンク色に映った。 舌全体に、舌辺まで一面がピンク。 (発色が全く舌裏と異なる。) うえに乗る白苔が対比でより白く映る。 自分にとって初めて(当然、継続的に 見させてもらっているその患者さん においても)見る色味で印象に残った。 紅絳舌に分類した。

身体重心位置

先日、診療の合間の時間に刺鍼の仕方を教わる機会がありました。 直接、丁寧に刺鍼時のポイントをご指導いただいてとてもありたく、貴重な経験でした。 しかし実際、その場で教わったことをそっくり模倣してみようとしてもなかなか同じようには出来ませんでした。 何事においても、技術というものは奥深く難しいものなのだといつも思い知らされます。 私の場合は先ず姿勢からして不自然なようで、切経や脈診のときにも指摘されていたのですが、体の重心がズレているとのことです。 なので治療を行う上での一連の流れで行う型が不自然に映るみたいです。 院長にも腰に重心をもってくるように度々指摘されます。 私の場合は重心が上の方にずれていて背中の方に上がっているようなのです。 そのせいで身体を上手く使うことができず、無駄に力が入ったり、身体が硬くなっているせいで動作が不自然に映る原因になっているようです。 ネットで調べてみると、運動学において立っている時の重心の位置は一般的に骨盤内(仙骨のやや前方)のようです。 どうやらキーポイントは骨盤の歪み? もう少し身体の重心を正常位値に持っていくための改善法を調べてみようと思います。