学生・研究生によるブログ

学生・研究生による学びと発見のブログです。

閃輝暗点

先日、閃輝暗点というものを経験しました。 今までに経験したことがなかったので正直焦りました。 仕事をしていたら、右目の視野の真ん中が見えにくくなっていることに気がついて、ちょうど太陽などの強い光を直視した後に、その部分が緑っぽくなって見えにくい感じです。 おかしいなと思って目をつぶってみたらギザギザした半円状のものが見えてプリズムみたいに光ってました。それがだんだん大きくなってきてますます見づらい状態になってきたので、とりあえず近くに眼科があったので診てもらいました。眼科に着いた頃にはその症状はなくなっていましたが、診てもらった結果は片頭痛の前兆によく起こる症状の閃輝暗点だということでした。 私の場合は片頭痛は起きなかったですが、そういう人も多いそうです。とりあえず失明などの重症の前兆でなかったのでひと安心でした。 眼科では脳血管の痙攣が原因だといわれましたが、あとでネットで調べると発生のメカニズムはまだよく解明されていないようですが、今は視覚野の血管痙攣説よりも大脳皮質神経の機能不全が、視覚中枢の後頭葉から始まり、徐々に周辺に広がるという脳神経細胞の機能不全説が有力となっているようです。 何だか機能不全説の方が重症に聞こえるんですけど・・・ 要するにその部分で気血不足が起こったんでしょう。そして原因はストレスです。 ストレスと言われると何でも納得させてしまう力がありますね。

気が昇る

こんにちは高山将一です! 最近の人には気が過度に昇ってしまう人が多いような気がします。 よく怒ったり、イライラしたり、カーッとなる人が多いような感じがします。 そうすると身体が熱くなり、顔が真っ赤になる傾向がある、特に上半身にかけて。あまり下半身が熱くなるって言うイメージはありません。 なぜすぐに気が昇ってしまうのでしょうか? それは気をあるべき場所に留めておくことができなるからではないかと思います。 気をしっかりと留めておくことができればすぐにカーッとなったり怒ったりしてしまうことが少なくなるのではないかと思います。 気をしっかりと留めておくにはどうすればいいのでしょうか? やはりこれも臓腑が関係してくるのでしょうか? イメージ的には腎か肝か心の作用が関わってくるような気がします。 腎は気を留める、肝は気のバランスを整える、心は精神を整える。 この3つの失調が入り組んで気の過度な上昇を導いているような気がします。 ps写真は、太陽が東から昇ってまいりました!

色は気の外見

ただいま難経の解説書を読んでいます。印象に残ったところをまとめてみました。 『難経鉄鑑』第一三難 顔面は「五臓の精華の府」である。 五臓はそれぞれ五行の色を具えている。 その色の変化は全て顔色に現れる。 顔面は正陽の場所であり、人身の上部にある。諸気は陽に属して上達するため顔面に集まる。 人身の気が外に現れたものを色と言う。 「色は気の外見」 気は陽に属し、動き回って一定の状態を保つことがないので顔色は良く変化する。 血は陰に属し、一定の状態を守る。 顔面の色が次々に変化していくのとは異なり、脈の場合は一定の決まりを述べることができる。このことが(難経)で脈の一定の部位を設けている理由である。 しかし、気の中にも血があり、血の中にも気があるため、気は色を主って脈を兼ね、血は脈を主って気を兼ねると考えるのが妥当である。 『難経鉄鑑』第一三難 たにぐち書店より引用 ーーーーー・ーーーーー・ーーーーー・ーーーーー・ーーーーー・ーーーーー・ーーーーー・ 読み返してみると、なるほど、納得な情報がいっぱいです。もっと望診を磨かなければと思いました。色と脈は連動しているんですね。  

  院長に保全林にお招き頂いた時のことを思い返す。 上流の石は大きい事を教えて頂いた。 川底の石も大きく、何故こうなるのか考えてみた。 これは川の掃流力でも流されなかった石。 そこに居座るだけの質量がある。   これが人体でも起きればどうなるのか。 それをどかす為には掃流力を増やすしかない。 しかし、瀉法の様に水を無理やり引っ張ってくると水が枯渇して川が干上がるかもしれない。 水源にも気を配る必要があると思う。   黄帝内経を読む時も水に関連する内容が頻繁に出てくるので、しっかりイメージして読んでみたいと思う。

五行大義(2)

曲直 洪範傳曰、木曰曲直者東方。 易云、地上之木爲觀。 言春時出地之木、無不曲直、花葉可觀。 如人威儀容貌也。 許愼云、地上之可觀者、莫過於木。 故相字目傍木也。 古之王者、登稿輿有鸞和之節、降車有佩玉之度、 田狩有三驅之制、飲餞有獻酢之禮。 無事不巡幸、無奪民時、以春農之始也。 無貧欲姦謀所以順木氣。 木氣順、則如其性、茂盛敷實、以爲民用。 直者中繩、曲者中鉤。 若人君失威儀、酖酒淫縦、重徭厚税、 田獵無度、則木失其性、春不滋長、不爲民用、橋梁不従其繩墨。 故曰木不曲直也。 洪範伝に曰く、木に曲直というは東方。 易にいう、地上の木を観となす。 言うこころは、春時、地に出づるの木は、曲直ならざるなし、花葉観るべし。 人の威儀容貌のごときなり。 許慎いう、地上の観るべき者は、気に過ぐるはなし。 故に相の字は、目、木の傍らにするなりと。 古の王者は、輿に登るに鸞和の節あり、車を降りるに佩玉の度あり、 田狩に三駆の制あり、飲餞に獻酢の礼あり。 事なきときは巡幸せず、民の時を奪ふなし。 春は農の始めなるを以てなり。 貪欲姦謀なきは、木気に順う所以なり。 木気順なれば、則ちその性のごとく、茂盛敷実し、以て民の用をなす。 直なる者は縄に中り、曲なる者は鉤に中る。 若し人君、威儀を失い、酒に酖りて淫縦し、徭を重くし税を厚くし、 田獵度なければ、則ち木は、その性を失い、春滋長せず、民の用をなさず。 橋梁は、その縄墨に従わず。 故に木に曲直せずというなり。 【引用文献】 『五行大義』著者:中村璋八、発行:明德出版社
淀屋橋で

忘備録として。色の見方。

鍼灸学校3年次に、国家試験に備えて過去問や練習問題にあたる中、 東洋医学の勉強の素材としてそのままでは受け入れにくい内容のものにあたることが多かった。 その中の一つ。 3人の子を出産した女性に、出産後表れた症状群から腎虚を導き、解に繋げる。 問題の解説として、単純に出産で腎を消耗したことが原因と結ぶ教師の言葉には荒っぽい印象しか持てなかったが、 そんな単純な構図では説明できていることにならない、と考える一方で、 3人出産して、ひとりの女性として持てるものを “割と” 消耗しているということは言えそうだ、と考えていたのも事実。 「3人産む」ということがどんなものなのか、図る尺度はない筈なのに、そう考えていた。 少なくとも、あの時、違和感の焦点はそこだった。 つい最近になり、別の視点を得る。 先日、母方の親族と顔を合わせる機会があり、年齢の近い従兄弟とその祖母の話になった。 今年99歳になる祖母は5人の子供を育てあげ、それぞれが孫をもうけて大家族になった。 彼女は80代で自分の意思で施設入所を決めて、実際に入所するまでは自分で車も運転したし、 海外へ旅行することを好んであちこち足を運んだ。 何より99歳の現在でも背筋が真っ直ぐで自分のことは大抵自分でなされるそうだ。 (その祖母はといえば8人兄弟とのこと) 小学生の頃に、社会科か何かの授業で各々の家族構成について発表、それを題材として、 今と昔の違いについて話しあった場面のことが不意に思い出された。 その当時(30年ほど前)僕の田舎では子供は2〜3人が一般的でひとりっ子はまれだった。 授業では「昔は子供はたくさん」いて、一家に子供が6人とか8人とか珍しい話でもなかったと教わった。 確かにそう教わっていたのに、実感を持って思い出すのに時間がかかるくらい、現在の情報、周囲の環境に どっぷり浸かっていることが自覚された。 「3人」という数がもたらす意味が変わる。 以前、先輩の先生から中医学を学ぶにあたり「中国と日本では色の見え方から違っていること」について留意するよう 助言を頂いたことがあったが、その意味の理解が少し進んだ様に感じられる。 忘備録として記録

勉強会など

先日勉強会で症例検討を行いました。 その際に気になった点を書いていきます。   舌 状態から考えて陰液の欠乏、熱、正気の弱りが考えられる。   脈 Oさんから教えていただいた感覚から 瘀血、虚熱、正気の弱りが伺えた。   切経も含めて、まずは脾と胃の関係を考え直したい。   また、症状からして脾気虚を原因とした脾陰虚の様なニュアンスも感じます。 これが原因で病理産物も生成されたのか。   現代語訳 黄帝内経素問上巻 太陰陽明論篇 「四肢は皆気を胃に稟くけども、経に至ることを得ず。必ず脾に因りて、乃ち稟くることを得るなり。 今 脾病みて胃の為に其の津液を行らすこと能わざれば、四肢水穀の気を稟くるを得ず。」   「黄帝がいう。「脾と胃とは、一つの膜を挟んで連ねているだけであるが、脾が胃に変わって津液を輸送するというのはどういう理由か。」 岐伯がいう。 「足の太陰脾経は、三陰と言いますが、その経脈は胃を貫いて脾に連属し、咽喉を絡っています。 このため太陰経の脈は胃の水穀の精気を手足の三つの陰経に送ることができるのです。 一方、足の陽明胃経は、足の太陰脾経の表にあたり、五臓六腑の栄養の供給源です。 このため太陰脾経が胃に変わって津液を送るといわれています。 五臓六腑はいずれも脾経を経て胃の水穀の気を受けています。 このため太陰脾経が胃に変わって津液を送ると言われています。」」     切経から陽明の熱の様な存在も気になったのですが、脾が立て直され陰液が生成される様になれば自然と落ち着くのか? 上の文、気になったので書き残します。 他に瘀血のできる位置もとても勉強になりました。   課題 相手を感じれた?時なんとなく相手の気持ちが移ってきて同じ様な状態になる事が少し増えたのですがこれはまた自分の課題とするところと違うのか。 良い事なのか悪い事なのかわかりませんし、一向に問題をクリアできていないのですが今までにはなかった感覚なので新鮮です。
開放感

体表観察で

2021/03/31 練習で先輩の体をみせてもらった 腹部、手、足と順にみせてもらう中 両足で足部外側、踵から第5指にかけて(膀胱経の走行と一致) 著しく冷えている状態を観察した(はじめて観察した所見) 足底の一部、足首(アキレス腱のあたり)にも 冷えは感じられたけど、こちらは、もやりと感じる程度の柔らかい冷え 足の外側のラインの冷えは、触れる手が痛い、 「固い」冷え方、というか 短期的に生じたものでないものに思われた 昨日観察した内容を振り返るなかで、 2つは、冷えとして括ることはできても種類が異なるものといま、考える なぜあんなに風に冷たくなるのか 仮に足首から下をしばらく冷水に曝しても、あんな冷え方はしない 流れ、道筋における不良があるためとするのが妥当か? 他の可能性は? その時には、 別の所見で唇が乾燥していること、自覚症状に喉が渇きがあること などもあわせて注目していたが そもそも経絡の疎通に問題があるだけで、あの様な固さと伴う冷え方を 体は呈すものなのか? 鍼を打たせてもらった後にも、その部分の所見に変化は見られなかった この後、どのように変化していくのか

実験、公孫など

珈琲 私はコーヒーが合いません。 香りや苦味が好きなんですが、身体に合わない。 自分の感覚として体感しているのは肝の暴走。 散々書籍にあることなので発見でも何でもないのですが、体感としても感じます。 じゃあ、それを思いっきり飲んだらどうなるか。 ボトルコーヒーを一本一気飲みしてみた。 自分の体の反応と術者としての感覚を飲む前、飲んだ後と比較してみました。   術者として 普段から鋭くない感覚が更に鈍くなる。 全く相手を感じる事ができない。 身体を触らせて頂く時に頭に言葉が多くなる。   体感として 自意識が強くなる。 ナポレオンはコーヒーを勇気の出る飲み物として愛用していたらしいのですが、鈍感になっただけじゃないのか。と思った。 また、時間差があるので直後には出ない。 ただ影響がマックスになった時、酒で酔った感覚になる。 調べるとコーヒー酔いというものもあるらしいです。 気逆を起こすと気が大きくなる? 脈の寸には影響があった気がします。 頭には色んな言葉が浮かぶ様に。 エゴが強くなった感覚? いつも以上に自分の世界だけで全てを完結させている気がしました。   家に帰って自分の肝経の経穴に鍼をしてある程度は和らぎましたが、躁鬱状態ってこんな感じなのかなと思いました。   手に受ける感覚 何か違和感を感じたとして、それぞれ種類が違ってくる。 細分化して言語化できればいいなと思いました。 体感として一つ重い感覚はあったので、まずはそれについて考えていく。     切経 術者と患者が合った時、そこに囚われ過ぎるのは良くないと思いました。 ベタベタ触ると段々反応も薄れ、よく分からなくなってくる。 即時即決、一回でどれだけ情報を頂けるか。 患者とどの様な意識で向き合うか、模索します。 深さも意識したい。     公孫 この穴の認識を深めたい。 奇経八脈考、症例から学ぶ中医婦人科などを中心に調べているのですが、まだイメージが掴めていません。 引き続き調べて行きます。   楽しむこと 表面的なものではなくて、この本質って何なんだろう。 考える事で遠のいていっているかもしれないけど、一旦はこの工程を踏みたいと思います。

赤い宝石

先日、奈良でいちご狩りを堪能してきました。 私は奈良のブランドいちごの「あすかルビー」の大ファンです。 2年前から春になりオンシーズンになると、あるルートから毎週注文して「あすかルビー」を堪能していましたが、今年からは手に入れるルートがなくなってしまい残念に思っていました。 ところが今年は運良く現地に行く機会に恵まれて、思いっきり堪能できたのです。 もう何個食べたかわかりません(笑) 真っ赤な大きく膨らんだ苺は見るだけでテンションが上がって最高ですね。 赤い宝石と言われますが、全くその通りです。 そうそう、最後に勉強にも繋げないと。 薬膳 いちご 体に必要な水分を補充し、体の組織や器官を潤す働きがあります。食薬として滋陰類に分類されます。(※肝経・胃経・肺経の経絡に強く作用) 潤肺生津 肺に潤いを与え、体に不足した水分を増やす。 滋陰補血 体に必要な潤い(水分)や血液を養う。 清熱解毒 体にこもった熱を冷まして取り除くと同時に、毒素を体外に排出する。 利尿 体に滞った余分な水分を、尿として排泄する。 健脾和胃 脾を強くし、胃の調子を整える。 SATOYAMA 食薬図鑑 https://www.satoyama.bio/databook/fruits/strawberry/ 確かにお腹いっぱいいちごを食べた後、身体が冷えて、しばらくしたら利尿効果が半端なくトイレばっかり行っていました。 今回は食べ放題だったので、必要以上に食べてしまったのが悪かったんだと思います。でも2時間ほどしたら、あんなにたくさん食べたのにかかわらず、お腹がペコペコになって胃がスッキリしていました。 ちなみに、ちょうどその日はWBCの日本vsメキシコの日で、隣のビニールハウスから「やったー!、日本逆転や! 勝った!!勝った!!」と1人のおじさんが叫ぶと、ビニールハウス中が一気に歓喜に包まれました。みんな苺を摘みながらも、日本の勝敗が気になって仕方なかったんですね。とってもよい思い出になりました。