学生・研究生によるブログ

学生・研究生による学びと発見のブログです。

良かった感覚

面白い体験が出来た。   できる限り沈んだ感覚で相手を感じれた。   その時は問診で特に何も聞いてなかったのですが、患部側の反応が大きかったので感じる事が出来た。   一連の流れから明らかにおかしくなってる箇所があって、そこで自分の気が当たるとバチバチバチ!となる。   イメージ的には   ーーーーーーーーー物質ーーーーーーーーーーーーーー   この何かが流れを止めていて、その箇所に症状が出ていたイメージ。   良い状態で入れたので、自分と相手の境界線がなく、相手の事が自分の事の様に感じれた。   その時の自分の心の状態のイメージはどんよりした暗さではなく、澄んだ暗さのイメージだった。     どこかの鍼灸師さんの話で男性でも女性の生理痛がわかるって話を聞いた事があるけど、あの感覚なんだろうか。   こう言ったことをもっと探って理論化して治療に役立てていく様にしたい。

逆子

テーマ「逆子」 逆子を治したいとご相談に来られたら。   西洋医学的に知っておくべきこと 医学用語「骨盤位」 ・骨盤位の分類(大きく分けて三種) ・骨盤位の誘因(母体側、胎児側) ・そのまま経膣分娩するリスク ・帝王切開によるリスク ・いつまでに自然回転しておいた方が良いのか ・回転しない時の対処法 など   踏まえた上で確認すること ・現在何周目 ・お医者さんの見解 など   自身の課題 帝王切開について調べ不足。 妊婦さんの不安も知っておく。 その他妊婦さんへの気遣い。 お腹が膨れたり、つわり、精神的な不安など状況に応じてその人が不安に思わない様に心がける。 医療人としての意識と知識と態度。 相手に対しての共感。 安心して頂ける様に。 相手に対する優しさが足りない。   調べてわかった事と考察 子宮筋腫も逆子の原因となる。 それが原因で回りづらい事も。 一般に至陰・三陰交の灸は逆子に良いとされる。 実際に治った例も沢山あるので体質に合う人には良いものなのだと感じる。 しかし合わない場合。 例えば三陰交(大陰)は書物によれば病がない場合は禁灸穴にも指定されている。   金匱要略解説 P575 婦人妊娠病脈治 「懐妊後、最も怖いのは湿熱が胎気を損傷することである。胎が湿熱を受けると、胎は不安定になる。」 中医鍼灸臨床経穴学 P 78 「妊娠期間の母体には、「血を以て用と為す」という特徴がある。臓腑経絡の血は、衝任に注ぎ胎児を滋養している。そのため、妊婦の全身には血分が不足し、気分が偏盛となっている。」   以上から場合によれば熱入血室も起こりえる。 すると衝任脈を通して他経に移り、他臓腑を傷つける可能性もある。 そうなった場合、直接的に湿熱になるケース、欝熱になり気の停滞を起こし血の巡りも悪くなって養胎しづらくなるケースなども考えられる。 そもそも逆子が血室で起こることなら直接的でなくとも間接的でもそこにアプローチをかければ治るのかもしれない。 ただし、動きやすいタイミングなどもあるのでそこは注意が必要。   参考資料 中医鍼灸臨床経穴学 東洋学術出版社 李時珍著 金匱要略解説 東洋学術出版社 何任著

勉強会など

先日勉強会で症例検討を行いました。 その際に気になった点を書いていきます。   舌 状態から考えて陰液の欠乏、熱、正気の弱りが考えられる。   脈 Oさんから教えていただいた感覚から 瘀血、虚熱、正気の弱りが伺えた。   切経も含めて、まずは脾と胃の関係を考え直したい。   また、症状からして脾気虚を原因とした脾陰虚の様なニュアンスも感じます。 これが原因で病理産物も生成されたのか。   現代語訳 黄帝内経素問上巻 太陰陽明論篇 「四肢は皆気を胃に稟くけども、経に至ることを得ず。必ず脾に因りて、乃ち稟くることを得るなり。 今 脾病みて胃の為に其の津液を行らすこと能わざれば、四肢水穀の気を稟くるを得ず。」   「黄帝がいう。「脾と胃とは、一つの膜を挟んで連ねているだけであるが、脾が胃に変わって津液を輸送するというのはどういう理由か。」 岐伯がいう。 「足の太陰脾経は、三陰と言いますが、その経脈は胃を貫いて脾に連属し、咽喉を絡っています。 このため太陰経の脈は胃の水穀の精気を手足の三つの陰経に送ることができるのです。 一方、足の陽明胃経は、足の太陰脾経の表にあたり、五臓六腑の栄養の供給源です。 このため太陰脾経が胃に変わって津液を送るといわれています。 五臓六腑はいずれも脾経を経て胃の水穀の気を受けています。 このため太陰脾経が胃に変わって津液を送ると言われています。」」     切経から陽明の熱の様な存在も気になったのですが、脾が立て直され陰液が生成される様になれば自然と落ち着くのか? 上の文、気になったので書き残します。 他に瘀血のできる位置もとても勉強になりました。   課題 相手を感じれた?時なんとなく相手の気持ちが移ってきて同じ様な状態になる事が少し増えたのですがこれはまた自分の課題とするところと違うのか。 良い事なのか悪い事なのかわかりませんし、一向に問題をクリアできていないのですが今までにはなかった感覚なので新鮮です。

日常ネタ

先日、薬局に処方箋を持って来られた患者さんのエピソードをひとつ。 (年齢は70歳前後の男性の方だったと思います。)   「市販の風邪薬を飲んでいても全然効かへんから、病院に行ってきたわ〜。」 「薬で胃がやられたんか、胃が膨れた感じになって食欲もなくて、全然食べたいと思わんねん。咳もまだ続いてるしな。まいったなぁ。」 「やっぱりちゃんと、初めから病院で診てもらって薬飲まんなあかんなぁ。」   と言われて、総合感冒剤と咳止めと胃薬をもらって帰られました。   そして7日間後にまた来局されて、また全く同じ内容の処方箋を持って来られました。   「薬全部飲んだんやけど、全然治らへんのや。」 「また同じ薬なんか?、先生にいろいろ言うたんやけどな。これしかないみたいやわ。」 そこで、改めて今どんな状態なのか伺ったところ。 一番は胸脇部が苦しい。 上腹部が張って苦しいので、食欲がない。 咳が続く。 咳をすると頭痛というわけではないけど、頭の表面がピリピリと痛む。 と言われていました。   全然一週間前と症状が変わっていない様子。 これがもっとも西洋医学の苦手な部分ですよね。と思わず思ってしまいました。 万人に対しての通り一遍の大雑把な処方しかない。 東洋医学的なアプローチなら、もっと的確にケアできるシチュエーションなのだろうなぁと、その患者さんの背中を見送りながら思った場面でした。

おばあちゃん(95歳)と鍼

祖母(95歳)に鍼をしてあげて欲しいと、母から連絡がありました。 3年ぶりに施設に行ってきました。 傾眠状態が続き、食事、歩行は自力でできず、ADLは全介助。 両手を腕組みした状態で蹲ったような姿勢でした。 2ヶ月前から急に拘縮が悪化したようです。 担当の按摩師さんと電話で話したところ、 主動筋と拮抗筋を軽く摩った後、 声をかけながら他動介助運動すると伸ばせるそうです。 四肢共に正常関節可動域まで動かせると教えてもらいました。   体がいつも冷たいと職員さんや母からも聞いていましたが、 午前中に按摩師さんがマッサージをしてくれたのか 思っていたより顔色が良く四肢末端も温もりがありました。 ガチガチに固まった体。 人の手に触れらてもらえることは大切ですね。     今日の目的は祖母に鍼をすること。 傾眠しているので問診、舌診できず、 車椅子に乗った状態で、硬く組まれた腕が邪魔して脈診もかろうじてできる程度、腹診はできません。 四診総てが叶わない時もある。 「どんな体勢からでも診れること。」 「寝ることのできる状態でなくても、鍼を打てるように。」 事前に下野先生に相談し、アドバイスをいただいていたので少し落ち着いて取組めました。   下肢を切経しながら指を角度を変えながら当てて 反応があった所に鍼をしました。 寝て鍼をすることが当たり前だと思っていたので、車椅子に乗った人への施術は初めてでした。 背中は車椅子の背もたれに当たり、 鍼ができなかったので肩甲骨下角を軽擦してみると、 「ああ、気持ちいい」 と傾眠していたのに目を開いて大声を上げました。 祖母がどうなりたいのか、 問診ができず分かりませんでしたが、 ずっと顰めっ面をしていた、 これがサインだったと気づきました。 緊張が続いて不快だったんだなと。     脈が引き締まり、ほんの少し自発運動が起きました。 鼻水、涙が出て、手足はじんわり発汗していました。 偶然で起きたことにはならいように 反応のあった所と体の変化を結びつけ考察したいのですが中々難しい。   制約の中での施術は非常に勉強になりました。 ありがとう、おばあちゃん。 鍼をするため、定期的に祖母の元に通います。

穴性について思うこと

先日母が風邪をひき、熱は下がったが咳が治り切らずに寝れないとの事で治療した。 脈は寸部が圧迫されている印象。   腹診後、腹を出した状態で咳をする時の動き方をみる。 触った感覚と視覚的なもの、腹の動き方を確認する。 何となくここかな?と思う部分がある。   配穴では、最初手足で使う。 しばらく置いて、マシにはなるんだけどまだ残っている印象。   背中を出してもらう。   確認すると、膈兪の周辺が湿気を帯びて一部硬くなっている。 そこに鍼を置く。 しばらくすると溢れ出す鼻水。 咳も治ってきた。   後々、学術的にも考え直した。 膈兪は血会であり、本ではやはり血の鬱滞に特に多く使われている印象。   今回は、舌下の血色や舌下静脈・脈などからでも瘀血所見は見られたが、そこは痰湿が中心に絡んでいて起きたものだと感じた。 後々考えると、「血会」に縛られすぎて感覚を疑う怖さも感じた。   また、東洋医学に限らず、一面を見たものがそれが全てだと感じて範囲外の認識が見えなくなる現象は良くある。 全てにおいて太極的な視点は必要だと改めて感じた。

柴胡桂枝湯

まずは方剤の勉強から 柴胡桂枝湯 組成は小柴胡湯+桂枝湯からなっています。 小柴胡湯 柴胡 黄芩 ーー清熱和解 人参 炙甘草 大棗 ーー益気調中 半夏 生姜ーー和胃降逆 柴胡が肝胆の疏泄機能を調節し、少陽経気の流れを通じさせ、黄芩と合わせることで少陽経の邪熱を清する。本証は邪気が体質の虚に乗じて少陽系に入り込んできた病証なので、益気薬を用いて邪気の伝変を防ぐ必要がある。本方は清熱薬と益気薬を配合した扶正去邪の方剤である。 桂枝湯 桂枝ーー解肌発汗 温経通陽 芍薬ーー和営斂陰 生姜ーー桂枝の解肌発汗を補佐 大棗ーー芍薬の和営養陰を補佐 炙甘草ーー諸薬の調和 桂枝と芍薬は一散一収して衛気と営陰を調和する扶正去邪の方剤である。芍薬の収斂作用は、桂枝の辛散による正気の損傷を抑え、桂枝の辛散は芍薬の酸収による邪気の閉じ込めを防ぐ働きがある。 漢方方剤ハンドブック 東洋学術出版社 特に起床時と就寝前くらいによくゾクゾクした寒気を感じていたので、中医学的に考えると、衛気の運行が脈中と脈外の間で入れ替わるような不安定な時期に寒気を特に感じていたのかもしれません。 柴胡桂枝湯を飲み始めてからの変化ですが、確かに寒気はなくなったように思います。著しい寒波がなくなったということもあるかもしれませんけど... あと膈内のひきつり感もほぼほぼよくなったのではないかと思います。あと一年ぐらい前から急に視力が落ちた感じがしていて気になっていたんですが、それも回復しているようにも思います。特に夜に自転車に乗るような時はかなり見づらくなっていたのが、あれ?目がよくなってる?と思えるくらい、ライトで光るお店の看板や信号がクリアに見えるようになっています。肝は目に開竅するというので疏肝作用の改善の恩恵でしょうか。 でもまだ改善できていないところもあるので、ここに理気薬を加えてみたいです。  

ツボ

今日は高山です。 自分は柔整と鍼灸どちらとも授業を受けていて、 絶賛期末テストテスト真っ只中です。 ストレス溜まってます。 特に苦手な教科が経穴学です。 何百個もあるツボをひたすら覚えるだけ。 これはほんとうに面白くなくつまらない。 どの場所にあるかを覚えて、 別名の墓穴やら兪穴やらを覚える。 これがどういったツボで、どういった効果があるのか、 どういった時に使うのかが肝だと思う。 そこはすっ飛ばし。 独学します。

行動

行動   とにかく相手に合わせながら動く。   ごちゃごちゃ考えず、いい意味で一心不乱に。   流れを止めない。   自分も相手も頭を使った時は空気が止まる。   先週見させて頂いた人の時、時間をかけすぎてしまっていた。   戻り、報告の際受けた時間をかけすぎというご指摘。   術後の反応を探るときはとにかく早く。   見れる見れないは関係なく行った。   何より驚いたのは患者さんの拍子抜けした空気。   「え?終わり?」   言葉にしなくても伝わった。   見れる見れないはこちらの都合。   患者さんには関係のない話。   患者さんのステージの上で見れる様になる。   相手には相手の都合がある。   常にそこを見ずに先はない気がしました。   都合を考えずに触ってしまって申し訳なくなる。   明日の寺子屋。   燃え盛る様なものをいらない。   ただ相手に任せる事を意識してみる。      

腹など

腹 中脘くらいを押すと痛む。 これを実という人もいるが、虚という人もいる。 喜按などは絶対的な法則ではないと思う。 そもそも虚実が混じれば判断できなさそう。   脾胃 考え事は脾胃を痛める。 でもその意は神がコントロール。 痛む背景には心が関わる。 心血が消耗。 この段階での舌を習った。 背景にあるものが環境だったり何らかの原因で思考が忙しくなった場合、それが取れなければ回復も遅れる。   そう考えると環境もしくは環境に対する捉え方の変化が脾胃を回復させる事もあると思いました。 忙しすぎて寝れなくても脾胃が痛む。 また、虚里は胃の大絡。 だから脈が弱くなる。   相手に対して 自身の課題をクリアする為にも自分自身の課題をとりあえず一旦横に置く。 相手を見て自身の課題を知る。 その前提で考える。 物事を考える時、自身を投影させて相手を考えると、結局思考の癖が自身と重なるところ以外見えない。 むしろ歪めてしまう事もある。 何かを解決したい時、相手が何を求めているか。 相手にどんな示し方をすればいいか。 様子を見ると相手は頭が働くからとても心配性。 色んな可能性を考えて答えがわからない。 頑張りすぎて出来るのにエンストを起こして出来なくなってる。 そんな時どんなトーンで、どんな言葉で接したらいいんだろう。 言い方キツくなかったかな。 まずは相手の話を聞いて、安心してもらえる様にしないと。 歩調を同じく合わせて一緒に作れる人がやりやすいかな。 相手の世界から見た景色はどうなっているんだろう。 相手から見た景色を見る必要がある。 その為にも主役を置き換える。 また、そこには患者さんと先生方といった主役も入ってくるのでそこも考えないと。 大変だ。   舌の考察① 舌根部に膩苔、真ん中に裂紋。 歯痕、いつもに比べ厚さも色も薄い舌になっている。 何らかの原因で気血が消耗され、脾胃が弱って必要なものが作られずゴミが溜まってしまう状態。 裏の色も薄い。 風邪をひかれたとの事なのでそれが原因として大きいか。 辺縁も邪在少陽と見るべきか。 腹、背中などが気になる。     舌の考察② 舌の色がいつもに比べ暗紅色かつ白さが目立つ。 裏も赤みが少ない。 舌先のみ変色。 心熱により陰分が焼かれて褪せているのか。