学生・研究生によるブログ

学生・研究生による学びと発見のブログです。

背中

ありがたい事に最近人の背中を触らせて頂く機会が増えてきました。   しかし現状として捉えることが出来ていない。   正直な感想としてはどうしたものか。   手が重いと仰って頂く事が多い。   ベターって感じで触ってしまっているのかな。   そんな感じなので何とか手を軽くする様に訓練しないといけないなと思っています。   前に脈診の際に教えて頂いた体勢も意識してみよう。   患者側が体験出来たことも勉強になりました。   なかなか人に背中を触られる経験ってしないので、触られたら嫌な部分ってあるんだと知れました。   また背候診と繋がるかは分かりませんが、自分の身体で食事を変えたら何か変化あるのかなと思って一回の食事量と肉をだいぶ減らして変化を追ってみています。   感覚の部分はあまり感じれていませんが、肉食の人の肌のキメが荒いということと筋肉が硬くなるという事は体感する事が出来ました。   なんの役に立つか分かりませんがせっかくやってみたので書いて残させていただきます。

山楂子など

山楂子 実験として無理して食事を大量に摂取。   やはり次の日は大ダメージ。   症状として気になったところは鼻詰まり・咳・軽い腰痛・股関節痛   舌下静脈が浮き出て、脈は沈気味になった。   行った実験は山楂子を大分多めに摂取。   気になる原穴付近にも体感として反応あり。   勿誤薬室方函口決には浄府湯という処方がありますが、ここで大切なのは山楂子だと思いました。   ネットでは処方構成、文章を確認しましたが今手元に本がないので、また原文を確認したいと思います。   とにかく身体への現れ方がとても勉強になりました。   命 生命の危機に瀕したとき、人間は一番能力を発揮する。 最近そう思う事が増えました。   事象 東洋医学を考えるとき、文字面になってはいけない。 一定の揺らがない法則があり、それは日常の現象でも当たり前に観測される。 人間も自然の中の一部なのだからそれは当てはまる。 そのイメージを持ってくると見えてくるものもあるのではないか。 そう考えてみています。   環境 沢山の勉強をさせて頂いている本当にありがたい環境にいるなと思います。 発見があるとやはり嬉しいし、拡がってくる。 しかしそうなった時に怖いのが自分。 それが日常になっては絶対にいけない。 自分自身で非日常にする努力を行うべきで、そこに甘えてしまう事は本当に恥ずかしい事だと思います。 自分なんて碌でなしを肯定するわけにはいかない。
春

鍼治療を受けて③

この1〜2週間、鍼治療で置鍼中に覚えるからだの感覚と似たものが、 通勤の車内や食後に体を休めているとき、朝方 起き抜けの時間帯に、度々現れる。 これもまた変わっていき、鈍化するかもしれないし、もっと別なものに変わるかもしれない。 感受性が高まる背後にあるものは一体何か。 ひとまずいま感じていることを記録したい。 からだの調子は良い、かといってからだに不調がなくなったわけではなく、 不調の波がくれば強い首コリや腰の弱さなどがしんどくて違和感を覚える。 それでも感じ方の種類が違うというか、 痛みや違和感に対して以前の様に嫌わなくなったというか、 身体のうえに生じる感覚を受け取るのに抵抗、邪魔していたものがひとつ落ちたのか、 その分 中が静かになったように感じる。言葉で捕まえるのが難しい

閃めく経絡

以前から気になっていた本を読んでます。図書館で借りれました。 「閃めく経絡」ダニエル・キーオン著 私は今まで東洋医学について記した本で、西洋人が書いた本を読んだことがありませんでした。振り返れば、ほぼ日本人か中国人で、韓国人は1人か2人くらいでしょうか。なのでとても珍しく感じました。ちなみにこの本はアマゾンでも好評価です。 著者はどんな人なのかと見てみたところ、救急診療専門医のイギリス人で、中国に留学して鍼灸を学ばれていたようです。 なので、もともと現代医学に明るく、特に発生学が得意なのか、その知識の上で鍼灸を学ばれて感じたことを掘り下げ、分析して想像した内容になっているのかなぁという印象を受けました。 著者は、「発生学からの知識に数学を取り入れて、鍼灸がどのように作用するか理解するようになる方程式を作り上げる。それは無限に複雑で美しい形であると同時に洗練された単純性を表したものになる。」ということを記しています。 今まで東洋的な言い回しに慣れてきた私には、いかにも西洋的な文面だなと感じざるおえませんが、このような考え方で西洋医学はここまで発展してきたのだろうとも思います。 まだ、この本を半分くらいしか読んでいませんが、著者は「気」とは何か、なぜ「経絡」がこのような配置になっているのかを、人体がどのように発生し、どのように作用しているのかを理解すれば明らかになると考え、発生学の見地から答えを見出そうとしています。 この後の展開が楽しみです。   近年、西洋圏でも東洋医学が盛んに学ばれ、人気があると聞いています。そうなることで、この著者のような人も増えてきて、今までになかったいろんな切り口で考えられるようになり、東洋医学もより発展していくかもしれません。そしてそうなればいいなとも思います。

夢魇

知人が金縛りになったきっかけで昨年から金縛りについて調べています。 不眠の類と考えましたが、病因病機が見つけられず、ようやく金縛りについて書かれた書籍を見つけました。 「夢魇」とは、悪夢のこと。 例えば何かに押し潰されるなどして、驚いて目が醒めることが多い。 いわゆる金縛り状態になることもある。 心火熾盛を原因とすることが多い。 (針灸二穴の効能 呂景山著) 心火熾盛とは、心神が内擾すると心神不寧となる。 心は舌に開竅し心火上炎だと口舌に瘡が生じる。 (中医針灸学の治法と処方 : 弁証と論治をつなぐ邱茂良, 孔昭遐, 邱仙霊 編著 p.225)   「夢魇」というキーワードを見つけたものの、書籍を見つけられずネット検索してみました。 中医认为梦魇发生是患者体质虚弱、贫血,疲劳过度、及抑郁、生气、发怒等情志因素导致气血不和,神明失调所致。 (中医では、夢魇は患者の虚弱体質、貧血、過度な疲労、抑鬱、怒り、怒りなどの情緒的な要因が、気血不和、神明失調によるものだと考えている。) 【弁証】 肝胆鬱熱、肝胆上亢、心肝血虚、心虚胆怯、痰熱内擾、気血凝滞 (鬼压床的中医辨证及临床验方より 李士懋氏による臨床験治から抜粋) ちなみに、「夢魇」は中国の俗語では「鬼圧床」ともいうそうです。   先日、知人を診せていただきました。 【現病歴】 長年不眠。2年前にインフルエンザに罹患して以来、間欠的に金縛りの症状が出現した。 強いストレスや過労の後は頻繁に起こる。 睡眠薬を服用しないと眠れない。 【問診】 考えて思い悩むことが多い、情志抑鬱、繰り返す悪夢、入眠困難、眠りが浅い、心悸、耳鳴、頭痛、咽頭痛、のぼせ、頸部の脹痛、倦怠無力、手汗、勝手に手を握る、歯を食い縛る、視力減退 【切経】 褪紅舌 歯痕舌 黄膩苔 舌裏は細脈が多く舌下静脈怒張  脈 細 数? 心窩部の詰まり 太渓穴の左右差、左霊道穴上方1寸に虚、合谷穴と太衝穴の圧痛、神道穴の詰まり、膈兪穴の隆起 顔色不華、頬紅潮、上肢の熱感、掌は汗をかくが冷たい、爪甲不栄、仰臥位で下肢の外転が強く小指がつく   収集がつかなくなってきたので、書籍から幾つかのヒントを得ました。   不寐証は病であるが一様ではない。ただ邪生の二字で知りつくすことができる。(中略)不寐の病は主として気血や臓腑失調のものである。(中略)気血を調和させ臓腑の機能を正常にさせることが主な原則となる。 長期に渡って鎮静安眠薬を服用している患者は、薬の関係で精神不振、倦怠、無力感(中略)といった虚に類似した証候が出現する場合がある。弁証を行う場合には、こういった証候を弁証ほ根拠とすべきではない。 (中医鍼灸臨床発揮 李世珍...

病因について(1)

人が病を持つに至る過程について考えたいと思います。 健康な状態からどの様に悪化していき病に至るのか? いわゆる病因について・・ ---病因の分類--- 〇三因方(三因極一病源論粋) ・外因     六淫、疫癘 ・内因     七情 ・不内外因   飲食不節、労逸、房事過多、外傷 〇現在 ・外感病因   六淫、疫癘 ・内傷病因   七情、飲食不節、労逸、房事過多 ・病理産物その他の病因  淡湿、瘀血、内生五邪、外傷 現実の病因については複合的に絡みあい、時間軸も重ねれば、 外因、内因など複数の要因が影響し合っているように思います。 病証から考えれば、キッチリと分ける事は出来無いのかもしれません。 人は思っているより強く、我慢や対処を常にされているのだと思います。 そして、悩みを持つに至るのかと・・ そこで、気になったのですが親からの影響は無いのか? 『素問 奇病論篇第四十七』 帝曰.人生而有病巓疾者.病名曰何.安所得之. 岐伯曰. 病名爲胎病. 此得之在母腹中時.其毋有所大驚.氣上而不下.精氣并居.故令子發爲巓疾也. 人、生まれながらにして巓疾(てんかん)を病む者あり、病名を何と言うか? いずこの所に之を得たるか? 病名は胎病となす。 此れ之を母の腹中に在りし時に得たるなり。 その母大いに驚く所ありて、気上がって下がらず、精気屏居(集中)す。 故に子をして発して巓疾とならしむ。 病因についての理解を時間軸で考えた場合に、今までより以上に長軸で考える必要がありそうです。 参考文献 『素問』明・顧従徳本 『図説 東洋医学〈基礎編〉』学習研究社 『新版 東洋医学概論』医道の日本社 稲垣英伸

脈診(02)

四季の脉(瀕湖脉学) 春弦夏洪、秋毛冬石。 四季和緩、是謂平脉。 太過実強、病生於外、不及虚微、病生於内。 四時百病、胃気為本。 脉貴有神、不可不審。 春は弦脉、夏は洪脉、秋は毛脉、冬は石脉。 四季に和緩して、これを平脉という。 太過し実強は病が外より生じ、不及し虚微すれば病が内より生ずる。 四時の百病は、胃気を本となす。 脉貴は神を有し、詳しく知ろうとしないという事はあってはならない。 (゜-゜) 院長はじめ、先生方にご教授をうける中において、脉中を問われることがあります。 正直、悶絶しますが、詳細を感受するのに精一杯であったりします。 四季に脉があり、個体差があり、 脉が強くなるという事だけが、治療後において正とは限らないように思います。 【参考文献】 『中医脉学と瀕湖脉学』たにぐち書店 『大漢和辞典(第三巻、P1101「審」)』大修館書店

異名同穴①

一穴で異なった複数の名称をもつものをいう。経穴名は古い伝承から生まれたものであるが、 明らかにもともと異なった名称があったものと、伝承中に誤って伝えられたものなど、 成書によっていくつかの異なった名称が記載されている。異名同穴には次のようなものがある。 ①1つの異名のあるもの 穴名         異名 頭の竅陰穴  :   枕骨穴 陰市穴    :   陰鼎穴 維道穴    :   外枢穴 陰胞穴    :   陰包穴 会陽穴    :   利機穴 解谿穴    :   鞋帯穴 関衝穴    :   関沖穴 間使穴    :   鬼路穴 下膠穴    :   下窌穴 曲差穴    :   鼻衝穴 氣衝穴    :   羊屎穴 玉堂穴    :   玉英穴 肩膠穴    :   肩窌穴 丘墟穴    :   坵墟穴 期門穴    :   肝募穴 侠白穴    :   夾白穴 肩井穴    :   膊井穴 下脘穴    :   下管穴 下廉穴    :   手の下廉穴 迎香穴    :   衝陽穴 下関穴    :   幽門穴 強間穴    :   大羽穴 曲鬢穴    :   曲髪穴 懸鍾穴    :   絶骨穴 後頂穴    :   交衝穴 合谷穴    :   虎口穴 巨闕穴    :   心募穴 五会穴    :   頭五会穴 五處穴    :   巨處穴 神庭穴    :   髪際穴 神道穴    :   臓兪穴 腎兪穴    :   高蓋穴 支溝穴    :   飛虎穴 志室穴    :   精宮穴 照海穴    :   陰蹻穴 至陽穴    :   肺底穴 上髎穴    :   上窌穴 上廉穴    :   手の上廉穴 少沢穴    :   少吉穴 少府穴    :   兌骨穴 小商穴    :   鬼信穴 商陽穴    :   絶陽穴 商曲穴    :   高曲穴 次膠穴    :   次窌穴 水分穴    :   分水穴 前谷穴    :   手の太陽穴 清冷淵穴   :   清冷泉穴 束骨穴    :   刺骨穴 大迎穴    :   髄孔穴 大包穴    :   大胞穴 大杼穴    :   背兪穴 大椎穴    :   百労穴 大巨穴    :   液門穴 大横穴    :   腎気穴 地倉穴    :   会椎穴 中衝穴    :   中冲穴 中緒穴    :   下都穴 中封穴    :   懸泉穴 中庭穴    :   龍頷穴 輙筋穴    :   神光穴 地機穴    :   脾舎穴 天衝穴    :   天冲穴 天鼎穴    :   天頂穴 天牖穴    :   天聴穴 天膠穴    :   天窌穴 天池穴    :   天会穴 天谿穴    :   天溪穴 手の三里穴  :   鬼邪穴 乳根穴    :   薜息穴 乳中穴    :   當乳穴 脳空穴    :   顳顬穴 魄戸穴    :   魂戸穴 扶突穴    :   水穴 風門穴    :   熱府穴 腹哀穴    :   腸哀穴 僕参穴    :   安邪穴 目窓穴    :   至栄穴 幽門穴    :   上門穴 兪府穴    :   輸府穴 陽白穴    :   揚白穴 陽池穴    :   別陽穴 陽交穴    :   足髎穴 梁丘穴    :   跨骨穴 蠡溝穴    :   交儀穴 列欠穴    :   童玄穴 霊墟穴    :   霊墻穴 顱息穴    :   顱顖穴 或中穴    :   惑中穴 和膠穴    :   和窌穴 学生の頃、経穴の覚え方として意味を考えて理解するようにしていました。 例えば ”至陽穴(督脈上、第7胸椎棘突起下方の陥凹部)”ですが、下から上がって膈に当たる所、 つまり「下焦からみて上焦との境目の横隔膜にたどり着いた所」なのかなと。 (この高さにある同列の経穴は”膈兪””膈関”) ”至陽穴”の異名として”肺底穴”とあり、これは上から下に向かって膈に当たる所、 つまり「肺臓から見た場合に横隔膜という底に突き当たる所」という事なのでしょうか。 下から見た場合、上から見た場合の別名があるのが面白いと思います。 歴代の治療家、地域、治療穴の用途の違いによって違いが表れているようで、 経穴の特性を覚えるいい手助けになりそうです。   【参考文献】 『鍼灸医学事典』医道の日本社 『新版 経絡経穴概論』医道の日本社

針先、切経、治療報告

切経 経まずは形を追ってみた。 その後、手を当てる時にしっかり当たれば深さと方向が感じられた様な気がする。 また、その他の関連部位と反応を繋げても勉強になりました。 みるときの心の状態、大切だなと感じました。 変な緊張感は不要。 自分を作らない。 また、日常の訓練として、全てにおいて距離感を大切にしたい。   鍼先 学校で鍼を受けました。 よくあるパターンだったのでそこからどう動くのかは経験済みだったので自分でリカバリーできるか試してみた。 ただ自分のリカバリーする為の治療でも失敗を沢山しているので同じ穴でもやり方は変えてみた。 針先から伝わる感覚がいつもと違い、以前失敗した時と脈の前後の反応も違うのでここからどう動くか。 処置が今日なので明日以降どう変化するか楽しみです。   日曜鍼を受けて 結論から書いていくと翌日以降は調子が良くなって施術を受けさせてもらって良かったなと思いました。 お腹が弱ると自身の体感として猫背気味になるのでそのへんもピンとしましたし、翌日のある変化が起こったあとは脈も均等でした。 学校の授業での鍼などもあり、純粋な前後の状態を確認してもらえなかったのが残念なくらいです。 前後変化としては、その日はとても口が渇き、冷たいものを飲みたくなる現象と睡眠が浅いと言った状態になりました。 翌日、倦怠感があり何となく湯船に浸かったら変わるかなと思って入浴しました。 しばらく浸かっていると急にお腹が膨れて汗がひき、一瞬の不安感、吐き気が出た後、排便したくなり急いでトイレに駆け込むと排便と共に状態が良くなると言った経過でした。 その後の反応や施術後の変化を見ると選穴は合っていたはず。 後の反応は必ず起こり得るものなのか、もしくはコントロールできるものなのか。 自分が治療する時のために頭の隅に置いておこう。
毎朝見る光景。自然と空の様子が目に映ります。

側・舌

側 豊中院で先生の身体をみさせて頂いた。 先日寺子屋でここを見といてくださいと言われた部分に反応があった。 中に差し込んでいる様な形。 背候診の時もついでに触って様子を伺う。 停滞している印象。 少陽枢機不利が原因かと思った。     舌 今日患者さんの問診、切経などさせて頂いた。 その患者さんを含めて思う事。 舌を見て、 「子供の様な舌だな。」 と思う方がちらほらいる。 このあたりは持って生まれたものではなく、臓腑の現れ方として共通するものがあると思う。 水の溢れ方も特徴的。