学生・研究生によるブログ

学生・研究生による学びと発見のブログです。

目など

楽しむ どんな状況でも楽しむ気持ちは本当に大切だと感じる。 そうでなければその瞬間が勿体無い。 そこから学べる事は必ずある。 最近いい経験が出来ています。   気を使わせない お気持ちは感謝。 ただ自分が弱い人物になる訳にはいかない。 淡々と目の前の事に向き合うのみ。 甘えを持たず、誇りを持って仕事に臨もう。   捉える 反応をある程度でも捉えて鍼を置くと全然動き方が違う気がします。 具体的には自身の腎経の穴を使ったのですが、切経で捉えた感覚がいつもより深く感じれた気がします。 術後は腹の形も変化し、教えて頂いた事の復習にもなって大変勉強になりました。     目 弁病論治になりがちなので気をつけたいところだけど、腎虛になるとパンダ目になりやすい傾向にあると思う。 金匱要略の桂枝加竜骨牡蛎湯の文章も参考になります。 以前先生の患者さん(新患さん)で施術後人が変わったように雰囲気が明るくなった人を思い出しました。

舌を考察②

前回の続きです。 寺子屋で患者様の舌を見せて頂きました。 受けた印象は白滑苔淡白胖大でした。 このケースでの白苔に関しては、以前書いた風寒邪の欬嗽から穴性を学ぶ②で院長からコメントで教えて頂いた様に重要視しない事にしました。 この時に舌色や舌を潤す津液をよく観察するべきとも教えて頂いたのでむしろこちらを見るべきなのでしょう。   《中医臨床のための舌診と脈診》 P40 滑苔 「滑苔は寒証・湿証を示す。 陽虛のために水湿の運化ができなくなり寒湿や痰飲が内生したり、寒邪により陽気が鬱阻されて水湿が停滞したり、湿邪が停聚して痰飲が発生するなどの機序で引き起こされる。 臨床的には、陽虛による痰飲水湿の内停がよくみられる。」   以上から、前回の記事と合わせて何らかの要因で陽虛になっているのでは?と思いました。   参考資料 中医臨床のための舌診と脈診 神戸中医学研究会編著 医歯薬出版株式会社  
六甲山

血の運行

血の運行について
毎朝見る光景。自然と空の様子が目に映ります。

側・舌

側 豊中院で先生の身体をみさせて頂いた。 先日寺子屋でここを見といてくださいと言われた部分に反応があった。 中に差し込んでいる様な形。 背候診の時もついでに触って様子を伺う。 停滞している印象。 少陽枢機不利が原因かと思った。     舌 今日患者さんの問診、切経などさせて頂いた。 その患者さんを含めて思う事。 舌を見て、 「子供の様な舌だな。」 と思う方がちらほらいる。 このあたりは持って生まれたものではなく、臓腑の現れ方として共通するものがあると思う。 水の溢れ方も特徴的。

おばあちゃん(95歳)と鍼

祖母(95歳)に鍼をしてあげて欲しいと、母から連絡がありました。 3年ぶりに施設に行ってきました。 傾眠状態が続き、食事、歩行は自力でできず、ADLは全介助。 両手を腕組みした状態で蹲ったような姿勢でした。 2ヶ月前から急に拘縮が悪化したようです。 担当の按摩師さんと電話で話したところ、 主動筋と拮抗筋を軽く摩った後、 声をかけながら他動介助運動すると伸ばせるそうです。 四肢共に正常関節可動域まで動かせると教えてもらいました。   体がいつも冷たいと職員さんや母からも聞いていましたが、 午前中に按摩師さんがマッサージをしてくれたのか 思っていたより顔色が良く四肢末端も温もりがありました。 ガチガチに固まった体。 人の手に触れらてもらえることは大切ですね。     今日の目的は祖母に鍼をすること。 傾眠しているので問診、舌診できず、 車椅子に乗った状態で、硬く組まれた腕が邪魔して脈診もかろうじてできる程度、腹診はできません。 四診総てが叶わない時もある。 「どんな体勢からでも診れること。」 「寝ることのできる状態でなくても、鍼を打てるように。」 事前に下野先生に相談し、アドバイスをいただいていたので少し落ち着いて取組めました。   下肢を切経しながら指を角度を変えながら当てて 反応があった所に鍼をしました。 寝て鍼をすることが当たり前だと思っていたので、車椅子に乗った人への施術は初めてでした。 背中は車椅子の背もたれに当たり、 鍼ができなかったので肩甲骨下角を軽擦してみると、 「ああ、気持ちいい」 と傾眠していたのに目を開いて大声を上げました。 祖母がどうなりたいのか、 問診ができず分かりませんでしたが、 ずっと顰めっ面をしていた、 これがサインだったと気づきました。 緊張が続いて不快だったんだなと。     脈が引き締まり、ほんの少し自発運動が起きました。 鼻水、涙が出て、手足はじんわり発汗していました。 偶然で起きたことにはならいように 反応のあった所と体の変化を結びつけ考察したいのですが中々難しい。   制約の中での施術は非常に勉強になりました。 ありがとう、おばあちゃん。 鍼をするため、定期的に祖母の元に通います。

痛証

  痛証 ワクチン3回目摂取後から内腿が痺れ始め、次第に足先が痺れて痛くなり始め、段々広がってきたという方の体を見させて頂いた。   お腹を見せて頂くと副次的な原因により心が圧迫されている様に感じる。   ベースとしては脾腎の虚もあると感じた。   脈はやや浅めの位置で硬くなっている。   腕にはゴリゴリがついてしまっている。   ここを動かす事ができれば痛みの方は落ち着くのではと思われた。   その方、コロナワクチンの後遺症を目的に日本で考えられた漢方薬を飲まれているそうです。 配合意図はわかるけども邪気論だけだと動かない様子が見てとれました。   また、この方の身体を診る時も決して「ワクチンの後遺症」という情報に惑わされてはいけないと感じました。   舌の考察 前回に比べ状態がだいぶ状態がいいと思います。 表面の膩苔がとれ、点刺が減り、張りも出て発色も良くなり舌下静脈の怒張も落ち着いている。 舌の所々に見られる剥げも無くなった。   一見綺麗に見えるけども色が薄い。 少し柔らかい感じと舌を出し切れていない感じもあり、正気の弱りがあると感じる。  

舌の考察 2023/11/8

胖嫩舌 舌体が浮腫んでいて力がない感じで、弱々しい雰囲気。 前回よりも舌が膨れて、全体的に苔に覆われ湿潤してテカリも見られる。津液の巡りが悪く停滞している。 この時期は、サンドイッチや揚げものが多く野菜不足で、食生活が偏っていたせいかもしれません。口の周りにも吹き出物が出て肌荒れが目立っています。顔の皮脂も多めです。   舌質は胖大、あせた紅。 舌辺に歯痕がみられる。どちらかと言うと胖嫩気味。 舌中は無苔でやや乾燥気味に見える。舌尖は赤く無苔です。 舌根は膩で、舌辺はうっすらではあるが黄苔が見られる。 風邪の後の空咳がしばらく続いていたのが、反映されているのかもしれません。 ちなみに脈は 中位で細微弦 沈位で滑 でした。
緑地公園の桜

症状の記録として②

2021/03/18 前回記した不眠の症状について、この数日で動きが見え始めたので経過を記録 ・夜間覚醒時に自汗、煩悶などを伴う激しい熱感あり(発症当初はこの連続だった) ・依然として目覚めてしまうが状況に変わりはないが、暴れるような熱感はなく  落ち着いている(しばらくすればまた眠れる) ・落ち着いている、が再度入眠できない。仕方なく起きて活動を開始する(昼間眠たくなる) ・朝方に目覚めて、そういえば夜間1度か2度起きたなと思い出す (夜間に「また起きてしまった」と考えは抱かず精神的な負荷が少ない)  ・それまで長く眠れても3時間くらいだったのが、5時間半くらい眠れる  何より起床時の安心感というか体の充実感が違う 日ごとに見ると、一進一退で改善に向かっているのか分からず 精神的にもしんどく感じる期間がありながら、 大きなスパンで経過を振り返って見ると、点が線に繋がり緩やかなカーブで 調子を取り戻していることが分かる 刻々と変わる 移り変わる 同じでない 急性の症状だけでない、 こうした緩やかな症状においても 細かく見れば変化の仕方はダイナミックであることを体験的に認識 教科書的には陰虚の時には舌苔が少なくなって現れるとある 自分の体を通してみた時、 紫舌にびっしりとついた膩苔に黄苔が載ることが多い普段の状態が 朝まで問題なく眠れた朝には、膩苔はなく程よく潤った舌体には歯痕も少なかった

舌診(07)

受付のNさんに舌の研究の為にご協力頂きました。 即答にて快諾いただける皆さんに感謝しております。 表 裏 舌質 舌色:淡紅舌 舌形:嫰・胖大・点刺 舌苔 苔色:白黄苔 苔質:全体・薄苔 全体的に苔が少なく薄いのと、舌尖・舌辺に対しての点刺がみられる。 それより、各所に少なからず熱化の可能性をみます。 舌の出し方に力が無いように思える。 舌裏を観るときに舌の薄さが気になる。 舌態の力なき姿と薄さより生気の弱りを感じます。 臓腑配当は控え、舌象に注視し経過を観察したいと思います。

はじめに。

鍼灸学校に通う西です。 想いが募って数日前に一鍼堂に伺い その夜 振り返って 無知な自分に慌て心もがきました し これからもその繰り返しでしょうが 想いだけはまだちゃんと生えてくるので 東洋医学の世界で 何にもなれないかもしれないですが 前進が見えなくても泳いでいけるように 日々傾けていけたらと思っております。 宜しくお願い致します。 ーーーーーーーーーーー 東洋医学について、学校の東洋医学概論の授業や教科書で触れてきましたが、まだまだ落とし込めておらず。ひとまず東洋医学の基本用語や作用などの理解に努めようと、入門書をちょこちょこ読み進めております。 そしてブログに何を書こうかなと思案する中で、先に記した文を読み返してみたら 自分の気持ちの様がまるで陰陽のようでしたので、陰陽について少し。 ーーーーーーーーーーー 陰陽は、中国の古代哲学思想にもとづいた概念で、「事物はすべて陰と陽の対立する性格をもつ2種に分けることができる」という観点から分類されている。この観点から学ぶべきことは、すべての事物のなかに促進と拮抗という対立した面が存在しつつ統一されているということである。 同じ陰陽でも使用する状況によって数種の異なった概念を意味するので、十分な認識が必要である。 〈陰陽の相互関係について〉 ・対立と互根 陰と陽は相反する属性で成り立っている。この対立した組み合わせは、どちらか一方だけでは成立しない。このような陰陽の相互依存を互根という。 ・対立と制約 陰と陽は対立するものであり、互いに制約し合っている。陰は陽を制約し、陽は陰を制約している。このような制約によって平衡を取ることができる。 ・消長と転化 陰陽の量が増えたり減ったりすることを陰陽消長という。陰陽が消長を繰り返すためには、陰または陽が増加や減少を続けるのではなく、ある一定のところで増加は減少に、減少は増加に転化しなければならない。転化がなければ消長の結果、陽または陰しかなくなってしまう。これを防ぐため陰は極まれば陽に、陽は極まれば陰となるのである。 ・可分 陰陽に分けられることを可分という。陰陽は条件によって細分化することができる。絶対的な陽や陰というものは少なく、相対的に陽や陰となることが多い。 陰陽の平衡が保たれていれば正常。 陰陽の平衡が保たれなくなっている状態が病。 人体にも陰陽の法則がある以上、治療においても陰陽の考えを用いることが不可欠である。 治療においては、人体に起こった陰陽のバランスを整えることが原則である。 ーーーーーーーーーーー なにぶん自分の言葉で考えを構成するまでの力がありませんので、インプットしていて、より腑に落ちていく箇所を挙げています。 参考文献 『中医学入門』 神戸中医学研究会 『新版 東洋医学概論』 医道の日本社 『やさしい中医学入門』 関口善太 『現代新国語辞典』 学研 西