学生・研究生によるブログ

学生・研究生による学びと発見のブログです。

何気ないひと言

先日、久しぶりに寺子屋の実技練習に参加しました。 先生が何気なく仰った一言や、行動に、 ぼんやりと、悶々としていた事、 見落としていた!と気づいた事。 ちょっと視野が拡った感じで ワクワクします。 1年前、数ヶ月前、数日前なら 先生の言葉がよく分からなかったかもしれません。 日々臨床に出て、疑問に思ったことがなければ、 今日得た気付きはなかったかもしれません。 些細なことでも 次から現場で活かそう! 勉強会や実技練習に参加すると、 モチベーションに繋がります。 分からない事、できない事を嘆くより、 それも楽しんでいけるくらい 肩の力を抜いていて歩んで行こうと思います。

脾の運化について

今回は、五臓の脾の働きのひとつ、運化について整理しました。 脾は中焦にあって 気や血を生み出す働きを担う。 脾は運化を主る、と表される。 どのようにして気血を生むのかーそれは毎日の食事を通して行われる 運化の意味はー運ぶこと、変化させること 脾の運化にはざっくりと次のふたつの側面から成る。 飲食物を消化・吸収して得られた水穀の気をからだ全体に運ぶ(運化水穀) そして、飲食物の消化・吸収・運搬を通して、からだ全体の水の流れを調節する(運化水液) 脾が弱ると消化・吸収が正常に行えなくなる、気や血が足りなくなる。 そして、運化水液の働きが弱り、からだに停滞する。 食べることで体が作られ維持される、 それは生きる為の土台になる。 別の視点では、 エネルギーや栄養を運ぶ働きを担う脾胃が元気だからこそ、 そのほかの臓腑もしっかりと働ける。 そして、臓腑や器官に必要な水液が届けられる(排出が行われる) ー「後天の本」「気血生化の源」 肺は呼吸を通して、気という、より軽いものを扱う。 脾は運化を通して、地の気や水液をからだ全体に送り巡らす。 階層は違えど必要不可欠なふたつが、上焦と中焦で働いている。 どのように関わり合いながら機能しているのか、 今後、深めていきたいと思います。 ____________________________________________ 【参考文献】 『中医学ってなんだろう』東洋学術出版社
六甲山

中焦・脾胃の働き

中焦・脾胃の働きについて

舌の考察 2023/11/15

舌の表側 少し歯形痕が見られお疲れの様子だが、質感もみずみずしく、ハリがありそれなりの回復力がありそうな感じ。でも無理は重ねられない。 舌の裏側 舌の色が赤いところと白いところがまだらになっている。気血の密度が低く偏っている。写真の映り方のせいなのか、右側に比べて左側の半分の方が色が薄く見える。気血の偏在なのかは不明。 脈 浮:緩 中沈:微弦滑 舌質 淡紅 胖大 舌苔 厚微黄 舌の表側 舌辺の歯形が目立つが、舌の奥の舌面が滑らかな膨らみがなくボコボコして形が保てていない。慢性的な気虚のせいで形が損失している。五臓の弱りが舌全体に現れ、舌尖の色にも疲労感が伺える。 舌の裏側 舌は分厚く胖大で津液が停滞して、汚濁が溜まりやすく苔の色や質に反映されている。気血の不足のせいで舌裏の鮮やかさに欠ける。希薄な印象。 生理3日前だったせいか、顎の吹き出物が目立って増えてきていた。顎下なので下焦を表すのかもしれない。普段から生理痛はあまりない方だが、塊は目立つ。気虚のせいで推動作用が弱く、痛みは起こさないが、力不足で停滞を起こし塊ができやすいのかもしれない。  

練習会にて

先日、寺子屋生だけの練習会でのこと。 お互いを治療し合いました。 その際、上巨虚に鍼をしたのですが、受け手の側の人が置鍼の間、身体の中で起こるその刺激の行方を追っていたみたいで、足から徐々に昇って骨盤の辺りが腰も含めて温かくなったと言っていました。 その後、続いて公孫に鍼をしたところ、腰までの広がりが、首の辺りまで登ってきたそうです。自身で鍼を受けるのはそういう意味でもすごく勉強になるとも言われていました。 実際、自分自身では感じることができない感覚なので、私もその話を聞いて勉強になりました。 今まであまりそういう感覚の話は聞いてこなかったので、寺子屋でお世話になるようになってから、そんなものなのだなと知るようになり、一般の患者さん側にも普通に感じる人は感じているんだと認識するようになりました。 いつか私にも感じられるようになるといいのですが、やっぱり持って生まれた体質的な要素が大きいのでしょうか、今のところ不明です。

心に汗をかくと涙が出る

私はいつも電車で通勤しています。 先日、朝の通勤時に本を読んでいたら、たまたま文章の感動シーンとぶつかってしまい、不覚にも涙と鼻水でデロデロになってしまいました。 この頃はコロナ禍で常時マスクをしているので、鼻水はあからさまに見えずに済んで助かりましたが、マスクの中はひどい状態でした(笑) その時、何故急にさっきまで何ともなかったのに、一瞬で涙と鼻水が溢れるんだろうと不思議に思い、ちょっと考えてみることにしました。 涙と鼻水(涕) 五行色体表で考えると 木と金→肝と肺→魂と魄 もしかすると感動などで心(神)が乱れて正常心を保てなくなるのを防ぐため、魂と魄が代わりにその感情を浄化させるために涙や鼻水として体外へ排出するのではないかと考えました。   七情が臓気を損傷し、心神が乱され、異常反応が現れれば、それとともに魂病が出現する。魂魄は依存し合い、分離することができないので、また両者の異常が同時に存在することがよくある。〜中医病因病機学〜   という一文を見つけました。やはり涙と鼻水はセットになりやすい、切っては切れない関係のようです。  

4月のこと。

4月から臨床現場で問診、切経をさせていただく ことになりました。 先生が「5分で帰って来てください」 と仰っても、 患者さんのペースに嵌ると易々とタイムオーバー。 寺子屋の日の問診は 初日は2人、翌週は4人、今週4人。 え?問診はひとりじゃないの? と内心焦りながらもやるしかない。 先生からの「愛ある鞭」です。   その後、証立てをするようにと ご指導いただいていますが、 興奮して全くまとまりません。 問診、切経「だけ」だと思っていましたが 体力の消耗がとてつもなく激しいのです。 恥ずかしながら、問診と問診の合間の 考察中、寝てしまいました。 【4月の反省と課題】 1週目: ただ症状を聞いてるだけ。 突っ込んで聞かないといけないこともある。 2週目: 自分を衛ること学ぶ。 切経の手の形の工夫を学ぶ。 3週目: 主訴に引っ張られ思い込んではならない。 本質が見えなくなる。 無心で5分短期決戦は集中できる。   色んな先生の言葉が寺子屋で飛び交います。 言葉で聞いていて分かった風になっていても、 自分で実際に体験しない事には分からんのだなぁと思うのです。 めちゃくちゃ緊張します。 緊張状態やと上手くいったためしがありません。 院長が「楽しんで」と仰っても 果たして、そんな日が来るのだろうか? 自問自答することもあります。 しかし、臨床を見学させていただくと 楽しくてたまらない。 そして、毎度毎度へこたれていても 身体がもちませんから、 学ぶ時、遊ぶ時、寝る時…と メリハリをつけて、 心身共に解放する時間を作っていきます。     最近、通勤電車で 「老中医の診察室」 著:柯雪帆 を読んでいます。 先生たちが症例検討したり、 治療過程やカルテが記載され、 非常に興味深くワクワクします。 一鍼堂の臨床見学でも芽生える気持ちと同じです。 私もこんな風に寺子屋の仲間と 症例検討できるようになりたいなぁと思います。 先ずはひとつひとつ、 与えて下さった機会を大切に。 失敗を恐れず現場を「楽しむ」気持ちを 数%ずつ増やしていけばいきたいです。

重心

=========================== 2021/09/23 『重心』 先日自分の立ち姿を写真に撮ってもらった際、その腰の入っていない具合が、重心が下りていない様が、露骨に写し出されていた。脈診のときに指導された内容にも通じる。生活態度から諸々見直す必要あり。 =========================== 2021/09/24 「鍼治療を受けて」 初めのて治療をうけた時は(数年前)は見つけた反応に名前をつけようとしていた。たらだの表面をぞわぞわ動くそれを衛気の動きなのかと考えたり… いまは、からだのうえに今回はどんなことが起きるのかを待っている間が貴重な時間で、予想とか期待とか、なくなってきた。 置鍼中のからだの動きは、何週か似た展開のこともあるが結局は、新しいものに切り替わる。 =========================== 2021/09/25 「先輩から」 具体的に書けませんが、忘備録として。 “それ”では単に経絡の操作になってしまうー ありがとうございました。自分のやっていることに対する客観的な視点が少し補なわれた気がします。 =========================== 2021/09/26 「七情」 学生の頃から、そして今も疑問に思っている。そんな極めて強い作用でなくたって常に影響を受けているだろうと考える。5種(7種)の分類を、それで取りこぼすもの置いても優先するのにどんな背景があるのか。そして何より、感情とセットになっている信念との話抜きにして語れないのではないかという点。 いまの疑問を疑問としてー

心血虚証

心の血不足によって血脈が空虚になり、身体を滋養することができなくなる。 心血が不足すれば「神」にも影響が出る。 思慮過多、心労過多、目の使い過ぎ、血の生成不足(脾胃の失調からくる)などが原因。 心悸、怔忡、胸悶、眩暈、健忘、不眠多夢、顔面蒼白などの症状が現れる。 心血虚が痩せやすいのは、脾胃からの影響を受けて血の生成不足が起こり、 身体が栄養を吸収できないため。(舌もやせてくる) 心血が不足し、神を滋養できなくなると落ち着かなくなり、不安になる、心悸怔忡がおこる。 (眩暈や健忘が現れるのは血が少なくなり、髄海を養えないため)   - - - - - - - - -  - - - - - - - - - -...

肺の物語…

こんにちは、 クリステンです。 今日は雨で、学校のテストもあったので少し疲れています。 せっかく寺子屋なのでこの時間を充実にしたいのに、気づいたら文字を眺めているだけ頭に入ってこない。もったない。 でも、こういう日はありますよね。 “今日はがんばりすぎたらダメという合図のかな...” 先日の下野先生くださったアドバイス→ 「臓腑経絡学」を4回にサラっと読んで、5回目に熟読すること。 ただ、文字を読んでいても、頭に入ってこない今日ですので、何か工夫が必要。 →家に帰った後は絵として描いてみよう。 (絵を描くのが私にとってはリラックス手段ですし、視点を変えると何かの気づきやヒントが出てくる時もあります) ① 肺蔵象と経絡:肺 私のイメージだけですが、 「肺」は上品で美しい気配りの良い母親のように見えます。 デリケートでありながらも、皆を養って守れる女性ならでの強みを持つ。 「華蓋」ともいう、もっとも高位に位置、八葉っぱを有する花のような形をし、 上焦・陽中の陰・牝の臓である。 脾胃から水穀精微と自然界からの清気を受け取って、 それらに生み出された宗気・衛営気と津液を皆にくまなく宣発し、潤う。 衛気を主り、衛の気が充実となれば、 腠理が正常に開閉でき、体表を温め養い、 皮毛を潤沢に保つ。 そうなると、皆を外邪から守られる。(体表を防衛) 鼻に開竅する。香りを知る 魄を蔵し、本能的で感覚に関係が深い。 濁を排出。水液代謝。 (母親って、普段はデリケートで柔らかい人でも、日々弁当を作って、掃除する。カゼなどを引いていても自分より子供達の養うことを先にする。子供が危険な状態になると、ものすごい力を発揮し、全力で守る。というイメージ) 「メモ」 ・外邪や上逆の影響を受けやすい。 ・「表証で軽いものであれば、裏証症状はほとんどみられないが、唯一咳がでることがある」(←臓腑経絡学。これについて意味をもっと詳しく調べていきます)。 《肺と肝》 なぜか、描いた絵には、肝が蓮の花になっていました。 本では、肺が「蓮のような」と書いてあるけれど、 あまり考えずにこうなりました。 肺は西を属し、牝の臓。肝は東に属し、牡の臓。 私の頭の中、肺はお嬢さんであれば、肝はその主人である。 (心は君主) 日本人とは違うかもしりませんが、私にとって蓮の花は美しくて、たくましいイメージしますので、どちらかというと男性らしい。 ____ 肺の役割や、肺ー肝、肺―腎・肝―心の関係について、たくさんの話はありますが、 今日の物語・絵はここまで。 また次回。 参考した本: