学生・研究生によるブログ

学生・研究生による学びと発見のブログです。

生理物質の色

初めまして、高山将一と言います。 血にはなぜ色が存在するのだろうか。 血というのは脾で水穀、営気、津液から生成されたものであるが 脾で作られた後、心が全身に送ると共に、なぜか心は血に赤色を与えるのである。 なぜ心は血を赤色に染めたのだろうか。 なにか利点があって色をつけたのだろうか。 私の知る生理物質には、他に気や津液、精、神があるがこれらには、色があるのだろうか。 僕が建てた仮説は、これが血であったり、気であったり、津液だよっていうのを全身の組織にわかりやすく受け止めてもらうために 色をつけてるのではないのではと考えた。 津液は涙や、汗、鼻水と考えられているがこれらはそれといった色がなく無色透明である。 でも風邪になると鼻水が黄色くなったりする、これは私たちに今風邪だよっていうのを知らせてくれているのかもしれない だから血にも何かしらの理由があって色をつけているのだと思う。 今の私には気というものは見えないが、もしかしたら気にも色がついているのかもしれない。 イメージ的に気の色は黄金であって欲しい、もしかしたら人によって色が違うかもしれませんね。 もしくは、気には6個の作用ががあるのでそれぞれの作用によって色分けされているかもしれません。 そうなると気が見えるという人たちには人間がレインボーに見えてちょっとおしゃれに見えているかもです。 私が気というもを見える様になったらまた報告したいと思います。

気になった事を色々と

  《標本》 色んなパターンを思考してみる。   例えば、方剤では「芍薬甘草湯が腓返りに効く」とされる。   以前勤めていたところは整形外科の処方箋がバンバン来るので反応聞いてみると確かに症状は緩和されている。   しかし、効かない人やいつまでも服用する人も発生する。   全く効かない一つのパターンとして存在したものが「脾胃が弱って痩せ細っている人」   《現代語訳 黄帝内経素問 P375》 「食物が胃に入って消化されると、一部分の精微な気は肝臓に送られ、そこで浸みこみ溢れた精気は筋に滋養を与えます。」   ここから脾胃の弱りから肝が関わる腓返りが発生すると想像すると、じゃあ※太衝を使って肝血を増やしたとする。   でも発生した肝血虚が副次的なもの何だったら繰り返し起こる事になる。   方剤でも抑肝散の構成をみると 〈柴胡・甘草・川芎・当帰・白朮・茯苓・釣藤鈎〉   説明では、 《中医臨床のための方剤学 P428》 「健脾薬の配合は、脾の健運を通じて肝の陰血を補充し、柔肝する目的である。」   元々脾胃が未成熟である乳幼児の処方であった事を考えると、本は脾胃であると考えられる。   ※まだ刺して治した経験がないので、穴性学の知識で仮定しています。     《自身の治療変化》   ここ最近の治療で体がまた変わってきた事を感じる。   自身がほんのり感じていた右の違和感に変化あり。   治療後の自分のお腹を触る。   右の邪が溜まっている部分が熱くなっている。   きっとしっかり治っていってるんだなと嬉しくなる。   そういえば、臍の形も変わったな。   変化を感じた箇所   太白周辺が赤みを帯びている   何か走ったなと思う箇所の付近にある経穴 腎経…兪府 胆経…京門、風市、帯脈、環跳、頭臨泣 脾経…血海、三陰交、商丘、大包、四白 肝経…曲泉   色々あるが使われた手数はとても少ない。   《電車の中で》 電車に乗っていると こちらが逃げたくなる様なかなりの圧を感じる人がいる。   おそらく警戒心の様なものなのかな。   自身が投影されている部分もあるのかも…   患者さんの体を触るときも気をつけたい。   《臍》 神厥で起こる様な変化は果たして神厥に限った話なのかな。   他の経穴にも起こるのかもしれない。   そうなってくるときっと本に乗っていない様な色んな見方ができる様になるかもしれない。   それが合っているかどうかはまずはきちんと診れる様になった先にある話だけれど。   参考資料 「中医臨床のための方剤学」    東洋学術出版社 神戸中医学研究会著 「現代語訳 黄帝内経素問 上巻」 東洋学術出版社 南京中医学院編  

気鬱

こんにちは高山です。 気鬱について書こうと思います。 生き物は全身に気が流れていて、いろいろな活動に使われていますが、 この気がスムーズに流れなくなってしまう状態を気鬱といいます。 イメージ的には、ホースに水が流れていて、そのホースに何かが詰まって上手に水が流れない感じ。 そして、気鬱になると、気がいくべき場所に行かない状態になるのですから、あらゆる症状が出てくるのではないかと思います。 心に気が渡らなければ、精神に異常が出たり。 脾に気が渡らなければ、代謝異常を起こしたり。 頭に気が昇らないと、頭がボーっとしたり。 あらゆる器官が気をエネルギー元に活動を行なっているので、当然たくさんの病的症状が顕著になってくると考えます。 ではなぜ、気鬱になってしまうのでしょうか、これもたくさん理由があると思います。 一つ目が肝鬱気滞。 これはよく聞きます。 肝は気の流れのバランスを整える役割がありますが、この肝が虚してしまうと、この機能が失われます。 そうすると、気の流れに異常をきたし、よくあるのが、 胸脇部の痛み、太息、など そこから、衝任脈へ波及し、月経痛が現れる。 二つ目が、感情による気鬱。 思い悩んだり、考えすぎたりしても気の流れが悪くなるようです。 自分はよく思い悩むことが多々あるのですが、 その時は、確かに頭がボーってしたり、体が普段よりだるくなります。 そして、三つ目が痰です。 痰というのは、どろどろねばねばした塊で、この痰が気の流れを滞らせるようです。 これだけでなく他にも気を滞らせる原因があると思います。 でも、一つ目、二つ目と三つ目の気鬱の形態の違いが見られます。 肝の疎泄と、感情の異常はホースと水で例えると、 ホースに流れている水の勢いが弱ってしまっているイメージが思い浮かびます。 痰の形成による気鬱は、ホースに石が詰まってしまって、水の出が悪くなっているイメージがあります。 この考え方であるならば治療のアプローチも変わってくる気がします。 そして、気鬱の病理の変移に気鬱が火に変わるとあるのですが、これもすごく興味深いなと思います。 これは五行的に考えて、肝が心になんらかの影響を与えて、火を生み出したのかなと考えました。 気鬱になった人が全員火に変化するという事もないと思いますので、それは体質からくるのものなのかなと思いました。 自分はよく、火が昇ったように上半身が熱くなるので、この体質に当てはまるのかなと思いました。 そう考えると自分はもしかしたら気鬱傾向が強いのかもしれません。 気鬱を、解消できる方法も考えていきたいと思います。

寺子屋で

3月23日(水) 患者さんの舌の観察をしました。 患者さんにお会いする前に、先生の許可を得てカルテを見せていただき、主訴から舌の状態を想像しました。 歩くと息が切れて疲れやすいということから、見た目は弱々しく舌色は淡白舌で舌体は痩せて小さい、 気虚のイメージで考えていました。 実際は、 全体的に絳紫色を帯びた地図舌、ところどころ凸凹と丘のような形状がみられ、舌下静脈の怒張あり。 細身ではありますが弱々しい感じは全くなく、はきはきしたキャリアウーマンという印象でした。 息切れして疲れやすい⇒気血が不足している⇒淡い舌色と思いこんでいましたが、 実際の色は紅が強く熱を帯びていた。 舌下静脈の怒張から瘀血があるため気血のめぐりが悪くなり、 それが息切れや疲れやすさの原因になっているのか。その瘀血はどこからきているのか? 地図舌や凸凹な形状は何を表しているのか? 次回、経過がわかればまた考察します。

腰の弱点

=========================== 2021/09/27 『腰の弱点』 自分の腰部における弱点、第2-3腰椎周りで相変わらず左右差が大きいことを再確認。左側に力なく、右側に張る・凝る・隆起する。左の空虚な感じは、怖さを伴う。 上がりがちな重心と結びつけて意識したことが無かったが、関連しないわけがない。 また、人それぞれにそうした癖をもってバランスを取っている状況、その中にあるからだを診せてもらっていることを留意できるように。 =========================== 2021/09/28 この枠の中で考えておけば良いんじゃないか、ここは場に合わせておけばまとまるんじゃか、前回の流れを踏襲しとけばいいんじゃないか。 考えているようで全然考えていない。 =========================== 2021/09/29 『むら』 1本目の置鍼の前と後で、反応の変化を追う。脈状で沈位に経気が行き届いたのをみる。舌診では、舌裏が色褪せた状態から巡っているときの明るさを帯びた色調に変化していた。 先輩から、観察した内容について問われた時に、脈のみの変化だったとそのとき答えたのはなぜか。 符合する情報としない情報 何をもって採用して、しなかったのか 大事な点を詰めることを怠る =========================== 2021/09/30 『寺子屋で』 舌を観察して各々考えを述べる 述べ合う。交わされる言葉の内容が換わり始めた。 学校でのことを振り返ると、こういう場は持つことができていなかった。体の所見の情報を拾う感覚を養うための基礎が完全におざなりなものになっていた。 =========================== 2021/10/01 『感情』 怒るとき、身体の感覚に向けられる意識はたちまちに粗雑になる。下方ではなく上に向かう、突き上げる。度がキツいと鼓動は速くなりさらにその体勢を助長する。感情は全身反応。 疏泄を担う肝の気機を狂わす種となる。いまはこの切り口で読むのがしっくりとくる。

短気

11月は鍼灸学校の定期試験があったため、ブログをお休みしていました。 無事試験が終わり、クリスマスや年末で浮かれた気分になり勉強がおろそかになりそうのですが、 あと1年ちょっとで国試も控えているかとおもうと、気を引き締めないといけないなぁと感じる今日このごろです。 最近は年のせいか1年があっという間に感じます。 先日、学校の東洋医学の授業だったか本で読んだかで、「短気」という言葉が出てきて、 気が短く怒りっぽいという意味で捉えていたので、なんか意味が合わないなと思い調べてみたら 短気は“呼吸が浅く、深い呼吸ができない状態”(中国医学辞典 基礎編 陳 有昭 編著 p477より引用) 中医学では短気は息切れという意味なんですね。 怒りっぽくなっているときは呼吸も浅くなっているだろうし、短気はどちらの意味にしろ体によろしくないですね。 「短気は損気」を肝に命じて、イライラしないよう気をつけます。

重心

=========================== 2021/09/23 『重心』 先日自分の立ち姿を写真に撮ってもらった際、その腰の入っていない具合が、重心が下りていない様が、露骨に写し出されていた。脈診のときに指導された内容にも通じる。生活態度から諸々見直す必要あり。 =========================== 2021/09/24 「鍼治療を受けて」 初めのて治療をうけた時は(数年前)は見つけた反応に名前をつけようとしていた。たらだの表面をぞわぞわ動くそれを衛気の動きなのかと考えたり… いまは、からだのうえに今回はどんなことが起きるのかを待っている間が貴重な時間で、予想とか期待とか、なくなってきた。 置鍼中のからだの動きは、何週か似た展開のこともあるが結局は、新しいものに切り替わる。 =========================== 2021/09/25 「先輩から」 具体的に書けませんが、忘備録として。 “それ”では単に経絡の操作になってしまうー ありがとうございました。自分のやっていることに対する客観的な視点が少し補なわれた気がします。 =========================== 2021/09/26 「七情」 学生の頃から、そして今も疑問に思っている。そんな極めて強い作用でなくたって常に影響を受けているだろうと考える。5種(7種)の分類を、それで取りこぼすもの置いても優先するのにどんな背景があるのか。そして何より、感情とセットになっている信念との話抜きにして語れないのではないかという点。 いまの疑問を疑問としてー

姿勢

先週、臨床実習で手三里、中脘、足三里計5箇所に各5壮を5分以内でお灸をすえるというテストがあり、 そのときに先生から ベッドサイドの奥側にお灸するとき腰が引けているので見た目もよろしくなく、患者さん役の生徒のお腹に腕があたっていたよと指摘を受けました。 もう2年生も終わりにさしかかっているのに、時間内におわらせることとお灸をうまくひねることしか考えておらず 自分の視野のせまさに少々情けなさを感じながら、指摘されたことを寺子屋で下野先生にお話し姿勢を見てもらいました。 やはり私は体幹が弱く腰が引けているとのこと。そういえば脈をとるときも私は脇が開き気味です。。 普段から体幹を意識して、練習するときも先生やクラスメイトや家族に姿勢もみてもらうようにします。 どうしても手技に注目しがちですが、患者さんへの細かい配慮も重要なので学生の間に寺子屋と学校で たくさん学んでいこうと思います。

夢魇

知人が金縛りになったきっかけで昨年から金縛りについて調べています。 不眠の類と考えましたが、病因病機が見つけられず、ようやく金縛りについて書かれた書籍を見つけました。 「夢魇」とは、悪夢のこと。 例えば何かに押し潰されるなどして、驚いて目が醒めることが多い。 いわゆる金縛り状態になることもある。 心火熾盛を原因とすることが多い。 (針灸二穴の効能 呂景山著) 心火熾盛とは、心神が内擾すると心神不寧となる。 心は舌に開竅し心火上炎だと口舌に瘡が生じる。 (中医針灸学の治法と処方 : 弁証と論治をつなぐ邱茂良, 孔昭遐, 邱仙霊 編著 p.225)   「夢魇」というキーワードを見つけたものの、書籍を見つけられずネット検索してみました。 中医认为梦魇发生是患者体质虚弱、贫血,疲劳过度、及抑郁、生气、发怒等情志因素导致气血不和,神明失调所致。 (中医では、夢魇は患者の虚弱体質、貧血、過度な疲労、抑鬱、怒り、怒りなどの情緒的な要因が、気血不和、神明失調によるものだと考えている。) 【弁証】 肝胆鬱熱、肝胆上亢、心肝血虚、心虚胆怯、痰熱内擾、気血凝滞 (鬼压床的中医辨证及临床验方より 李士懋氏による臨床験治から抜粋) ちなみに、「夢魇」は中国の俗語では「鬼圧床」ともいうそうです。   先日、知人を診せていただきました。 【現病歴】 長年不眠。2年前にインフルエンザに罹患して以来、間欠的に金縛りの症状が出現した。 強いストレスや過労の後は頻繁に起こる。 睡眠薬を服用しないと眠れない。 【問診】 考えて思い悩むことが多い、情志抑鬱、繰り返す悪夢、入眠困難、眠りが浅い、心悸、耳鳴、頭痛、咽頭痛、のぼせ、頸部の脹痛、倦怠無力、手汗、勝手に手を握る、歯を食い縛る、視力減退 【切経】 褪紅舌 歯痕舌 黄膩苔 舌裏は細脈が多く舌下静脈怒張  脈 細 数? 心窩部の詰まり 太渓穴の左右差、左霊道穴上方1寸に虚、合谷穴と太衝穴の圧痛、神道穴の詰まり、膈兪穴の隆起 顔色不華、頬紅潮、上肢の熱感、掌は汗をかくが冷たい、爪甲不栄、仰臥位で下肢の外転が強く小指がつく   収集がつかなくなってきたので、書籍から幾つかのヒントを得ました。   不寐証は病であるが一様ではない。ただ邪生の二字で知りつくすことができる。(中略)不寐の病は主として気血や臓腑失調のものである。(中略)気血を調和させ臓腑の機能を正常にさせることが主な原則となる。 長期に渡って鎮静安眠薬を服用している患者は、薬の関係で精神不振、倦怠、無力感(中略)といった虚に類似した証候が出現する場合がある。弁証を行う場合には、こういった証候を弁証ほ根拠とすべきではない。 (中医鍼灸臨床発揮 李世珍...

陰から

=========================== 2021/11/03 『陰から』 陰から現れてまた陰に戻っていかれる。治療中に交わす言葉がすぐそこから出ているのに、まるでそこにはない感じ。置鍼の時間に入ると、処置によりたらだの上に立ち上がる動きが鮮明で、他のものが全部取っ払われてしまっているよう。場が変えられている。 自分が感じていることの一部を、今日ふいに、院長に尋ねる機会を得た。普段だったら聞いてみることもしないこと。最近仕事でも色々なことがあるなか、普段と違う精神状態にあったのか、あるいは治療を受けた後だったからか。自分の不躾な尋ね方にも関わらずいくつも返してもらえた。 =========================== 2021/11/04 『見直す機会』 同じ人の体でも短時間・短期間でここまで大きく振れるものなのか。 陰陽互根、陰陽転化、頭では理解しているつもりでも、患者さんのからだのうえの現象として捉えるときに、無意識に、ただ寒か熱かと対立して配置する概念として持ち込んでいることを自覚する。